2016.12.22.Thu. 4ヶ月前 肉味噌太郎

アンジェリーナ・ジョリーを知るための映画9選!これを見ずしてアンジーを語るな!

現在ブラット・ピットとの離婚騒動真っただ中のアンジェリーナ・ジョリー!端正な顔立ちとナイスバディを持ちつつもスクリーンを縦横無尽に駆け巡るアクションが注目されがちの彼女だが、彼女の人生は常に映画とともにあったことが彼女の出演作を振り返るとよくわかる。そこで、彼女を人生を紐解く絶対に見ておくべきおすすめ作品を年代を追って紹介・解説!

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はじめに

@angelinajoliebw ❤️

Angelina Jolieさん(@angelinajolieofficial)が投稿した写真 -

プロフィール

 本名 アンジェリーナ・ジョリー・ピット。アメリカ合衆国の女優、映画プロデューサー、ファッションモデル。愛称は「アンジー」。芸能一家に生まれ14歳でモデルデビュー。

 18歳には映画初主演、その後アカデミー助演女優賞を受賞するほか様々な賞を受賞、ノミネートされる人気と実力を兼ね備えた女優と言える。その反面、ティーンの時期には自殺傾向のある鬱に悩まされたり、成人してからも実父との不仲3度の結婚、離婚を繰り返しているなど私生活ではそれなりに苦労が絶えない印象はある。

 また、慈善活動フェミニスト運動にもに熱心。養子を3人迎えており、ブラットピットとの間にも3人の子供をもうけ現在6児の母

ジーア/悲劇のスーパーモデル

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あらすじ

スーパーモデルとしてファッション界のトップに立ったジアだが、両親の不仲が原因で幼いころから愛情に飢えていた。愛情が深く独占欲が強い彼女ゆえ、恋人たちはその愛の重さに絶えきれず去っていく。彼女は寂しさを紛らわせるために、次第に薬物に依存するようになっていき…。

レビュー

 実在したモデルのジアを演じたアンジーが圧巻。華やかな世界のトップに君臨していたヒロインが、薬物依存症になって落ちていく姿を体当たりで熱演。ヌードも持さない大胆さ、微妙な心の変化など、彼女の女優としての底力を見られるこの映画を見なければアンジーは語れないというほど必見の1本

 ティーンのころからショービズ業界に身を置き、愛・嫉妬・羨望に揉まれ苦しみ、堕ちていくという役どころがアンジーのそれまでの生き方に驚くほどシンクロしているためか、20歳過ぎの美形女優の表現力をはるかに超えた魂のような演技を垣間見ることが出来る。

 ここからは推測だが、アンジーにとってはこの映画との出会いが…というよりも、自分自身を投影し全身全霊でぶつけられる役にこの映画で出会ってしまった事がアンジーの今後の人生を変えたのではないかとさえ思えてくるほどだ……。

狂っちゃいないぜ


あらすじ

NYの空を預かる航空管制官として異常なまでに緊迫の日々を送るニック。彼の職場に新任のラッセルがやってきた。自分がトップと自認していたニックだが、ラッセルは総てが彼の上を行く「できるヤツ」。その上、彼の妻メアリー・ベルは驚くばかりにセクシー! ある日ニックはメアリー・ベルと関係してしまうのだが──。

レビュー

 この映画でアンジーはというと…実は、ちょい役でしか出ていない。だが、この映画に出てくるアンジーは最高にホットでセクシー…そして不安定なのだ。観るもののの目を惹きつける彼女のパワーはこの映画の重要なポイントとなり、彼女がプロットポイントとなりこの映画がうねっていくことになる。

 アンジーの出番が少ないからといってこの映画を観ないのは損。単純に、スリリングでホットで面白い映画だ。観た方ならわかると思うが、タイトルは「狂っちゃいないぜ」だが完全に狂っていると私は思う。

 また、この映画の撮影の前に、映画「サイバーネット」で共演し、結婚したジョニー・リー・ミラーと離婚。そして、この「狂っちゃいないぜ」で夫婦役として共演したビリーボブソーントンと結婚したという点で注目である。


17歳のカルテ


あらすじ

探しに行こう心にできた隙間を - 埋めてくれる何かを。
自殺しようとしたんじゃない。消そうとしたの。

スザンナは自殺するつもりではなかった。
何かに苛立ち、何かが不安だった。
娘に手を焼いた両親は、精神病院への入院をスザンナに勧める。
そこで“境界性人格障害"と診断された彼女はエキセントリックな患者リサと出会う・・・。

レビュー

 アンジーが助演女優賞を受賞した本作品だが、その演技はまさに圧巻。表情一つで3つくらいの感情を表現しているようにも思える。
 人間の裏と表、本音とそれとは裏腹な天の邪鬼な態度、強くて魅力的であり誰よりもか弱く儚いそんな演技が凝縮されている。ジアで獲得した「役に自分を体当たりでぶつけていく」という荒々しい演技が、たった1年の間に4本もの映画に出演したことで技も加わったのではないだろうか。

 思い返すと最近では落ち着いた大人の女性の役が多いが彼女のキャリア初期において彼女が輝く役ほぼすべてが「セクシー」「自由」「魅力的」という特徴を持ちつつも必ず「圧倒的な弱さ」という特徴を持っていることに気づかされる。つまりアンジーの魅力、それはアンジー自身が持つ「パワー」と「弱さ」なんではないだろうか。

 まだ精神が成熟していないアンジーは若い頃は有り余るパワーを制御できずに自殺傾向のある鬱に落ちいったり、恋人とナイフで傷つけ合うような倒錯的な行為にハマッていったりしたが、そのパワーと弱さを役にぶつける術をこの映画で獲得したのではないかと思って「17歳のカルテ」をもう一度見るとさらにグッとくるものがある。

 ちなみに主演のウィノナライダーも同じように精神的に病んだことがあることで有名だ。そういう意味ではメンヘラ女優たちがこぞって作った最高のメンヘラ映画がこの「17歳のカルテ」である。メンヘラというのは悪ではなく魂の塊のように思えてくるこの映画は必見

トゥームレイダー


あらすじ

同名タイトルの大ヒットゲームをアンジェリーナ・ジョリー主演で映画化したアドベンチャー映画。トレジャー・ハンターのララ・クロフトが、失踪中の父の部屋から、古代秘宝のありかを示す鍵を手に入れ、その秘密を探る旅に出る……

レビュー

 「演技派のアンジェリーナが体を張ったアクションに挑戦。鍛えられたグラマラスなボディで銃を操り、敵をなぎ倒していく姿が爽快なスター映画。」という触れ込みで売り出したこの映画。今ではアンジーのアクションは定番だが、この映画以前は演技派という印象だったのも今では意外ではないだろうか?

 監督は「コン・エアー」のサイモン・ウエスト。不仲だった父親ジョンヴォイドと共演した点でも注目できる。

 個人的にはあまり好きな映画ではないが、やはりアンジーをトップスターにしたのはこの映画なので外せないだろう。ただ、仕事で疲れた時などに観るならこのハチャメチャさ何も考えなくてもいい爽快さはちょうどいいかもしれない。

 ちなみに不仲だったジョンヴォイドとの共演ということもあり復縁が噂されたがのちにアンジーは公式に自身の名前から「ヴォイド」という文字を消し去った。今まで自分自身で役にぶつかりに行っていたアンジーがある意味自分の感情とは一番遠いところで役を演じた映画なのかもしれない。

 この役のイメージボードを見て「知性のかけらもない筋肉バカ女」と一蹴し一度はこの役を断ったという話も面白い。

 また、私生活においては「トゥームレイダー」のロケ場所であるカンボジアにてその情勢に衝撃を受け、この撮影の後から慈善活動に活発になるのでいろんな意味でもこの映画はアンジーの人生を語る上では外せない一本となっている。

ポワゾン


あらすじ

19世紀後半のキューバ。コーヒーの輸出業で成功し巨万の富を手にしているルイス。愛などに興味を持たぬ彼は唯一手にしていなかった妻を迎えるにあたって、それが富の象徴だという理由だけでアメリカ人女性を選ぶ。しかし、花嫁募集の広告に応じてやって来た女性ジュリアを目にした瞬間、ルイスは彼女の美貌に心奪われてしまうのだった。事前に送られていたジュリアの写真と容姿が違っていても、彼女の“外見で女を選ぶような人間かどうか試したかった”という言葉に納得した。ルイスにとってその結婚生活は、ジュリアに謎めいた部分はあったにしても、幸せ以外のなにものでもなかった。が、そこへアメリカから私立探偵がやって来てジュリアの驚くべき正体をほのめかすのだった……。

レビュー

 アンジェリーナ・ジョリー、アントニオ・バンデラス競演で贈る、ミステリアスで刺激的な官能ドラマ。1969年のフランス映画『暗くなるまでこの恋を』のリメイク作品。

 それまでは「パワー」で押し切る危なげな魅力が売りだったアンジーだがこの映画では一変。大人の色香を漂わせる魔性の女を熱演。恋愛の駆け引きが得意ではない私はアントニオバンデラスにめちゃくちゃ感情移入してアンジーの魅力にメロメロになってしまいました……。

 嘘か誠か、愛か憎しみか、同居する相反する感情をもった魅力的かつ弱い女性をアンジーに演じさせたら天下一品だなとつくづく感じさせる映画だ。しかも、それに若さだけでは出せない深みが加わっているのだからもはやこの映画のアンジーはアンジー無双状態

 細かすぎて伝わらない私のお気に入りのシーンは「アンジーに口を開かせてその口に唾を吐き捨てるシーン」だ。こんな上下関係の示し方があるのかという衝撃を覚えたのだけれども……と語りすぎるとネタバレになるのであとはご自身の目でご覧下さい。

すべては愛のために~Beyond Borders~


あらすじ

英国社交界で開かれたチャリティー会場。サラ・ジョーダンはそこで青年医師ニック・カラハンと運命的な出会いを果たす。途上国の現状をリアルに映し出した映像をバックに2人の10年にも及ぶ愛を描いたラブストーリー。

レビュー

 アンジー自身の人生に大きな影響を与えたであろう映画がこの「すべては愛のために」だ。

 話は壮大で恋愛から人類愛までそれこそ愛のために駆け抜けていった女性の話だ。カンボジアやエチオピアなどを舞台に難民戦争などを扱いつつも不倫などの大人の恋愛も描いている本作品だが、穿った見方をすれば多少風呂敷を広すぎた感はあるかもしれないが、そのまとまらなさこそがこの映画の魅力。愛だって難民や戦争だってどうにもならなさすぎる問題があって、理想と現実がある。そして、最後は感動のラスト。感動というと語弊があるかもしれないが、心に突き刺さる映画となっている。

 そして、この映画をおすすめする理由はカンボジアなどを舞台にしていてアンジーのこの映画以後の慈善活動に影響を与えたことは言うまでもないが、それ以上に言いたいのはこの映画ではアンジーの役の魅力が信念を貫く強さにあるというところだ。今までは強い役はあったとしても圧倒的な弱さが同居していたが、今回は弱さこそはあるものの「純粋さ」「強さ」が第一の魅力となっているのだ。意外とこれほどまでに強く魅力的なアンジーはこの映画以前にはあまり見られないのだ

 この映画の撮影が先か後かはわからないがこの撮影をしていたのと同時期にカンボジア人の養子を迎え入れている。この映画の撮影とほぼ同時期にアンジーはとなり、「愛」「責任」「強さ」を得ているのは偶然か必然か……いずれにせよ、この映画以降アンジーは役としての幅も慈善活動の幅も広げていくこととなり、この映画ででてきた国連難民高等弁務官事務所の特使にものちに任命され、養子をさらに2人を得ることになる。

Mr.&Mrs. スミス


あらすじ

スゴ腕の暗殺者という秘密を互いに隠し結婚した夫婦が、ミッション先でバッタリ出会って正体がバレてしまうという物語を描いた、ブラット・ピット&アンジェリーナ・ジョリー主演で贈るアクション・アドベンチャー。

レビュー

 言わずと知れたブラピとアンジーの馴れ初めとなる映画。何も考えずに見ることをおすすめする同作品だが、軍隊並みの部隊にたった二人で立ち向かい力技の真っ向勝負をしてしまうのは圧巻
 この映画の共演を機に二人は交際を開始、そして結婚。さらには3人の子供をもうけて養子の子と合わせて6人もの子供を持つことになるきっかけの映画がこれだ。アンジーはこれで共演者との結婚は3度目。共演者以外とはなぜ結婚しないのかと不思議になるくらい共演者とばかり結婚……。でも、今までのアンジーを振り返るとわかる気がしないだろうか?

 自分自身を役に投影し、スクリーンの中で魅力的に立ち振る舞う演じ方を「ジア」で体感したアンジーは成熟した今でもやはり役と自分を同一視してしまう傾向があるのかもしれない

 「スタニスラフスキーシステム」と呼ばれる役を自分自身のこととして理解して演じる演技法はアメリカでも有名なメソッドがあるのだが、もしかしたらアンジーもこれに似た方法で役を掴んでいるのではないだろうか?そうだとすると現実世界にまで影響を及ぼすほど役にのめり込んでしまうと考えるとちょっと恐ろしいと感じつつもそれが、アンジーのあの魅力なのだなと納得できる。

チェンジリング


あらすじ

ある日突然、消えた息子。5ヶ月後に帰ってきた彼は別人だった…。1928年、ロサンゼルス。魂で泣く本当にあった物語。シングル・マザーであるクリスティンの息子ウォルターが、突然失踪してしまう。それから5ヵ月後。警察から息子が発見されたとの朗報を聞き、念願の再会を果たす。ところが息子の名を名乗る彼は、彼女の見知らぬ少年で…。

レビュー

 アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた本作は個人的にはアンジーの映画の集大成だと思っている。

 この映画ではアンジーが培ってきた演技の「圧倒的な弱さ」「圧倒的な強さ」などすべてが組み糸のように折重なり、絡み合って、出てきた演技に思える。クリントイーストウッドという名監督の手腕もあるが、この映画を見たあとは心がうち震えるに違いないだろう。私は観たあと30分は本当に一言も喋れなかった覚えがある。

 この映画を包み込む果てしないほどの愛、祈り、不安、期待、失望、怒りは他の誰でもなくアンジーのものであり、アンジーの体を通じて、映像を通じて、それが私自身の愛、祈り、不安、期待、失望、怒りではないかと錯覚するほどだ。

 語りたいことは山ほどあるが、まずはご覧いただきたい。2時間22分あっという間に終わってしまうことだろう。

マレフィセント


あらすじ

主人公は、『眠れる森の美女』の悪役にして、邪悪な妖精マレフィセント。あのロマンティックなおとぎ話を“悪役マレフィセント"の視点で描き、これまでディズニーが封印してきた"禁断の秘密“を、史上空前のアクション・ファンタジーとして暴きます……

レビュー

 ディズニーアニメの多くは純粋さを盾に汚れなき世界を描くものが殆どだ。しかし、ディズニーの実写となるとここ最近はそのディズニーアニメの特徴を逆手に取った良作が数多く作られている。「魔法に魅せられて」がその代表作だが、この「マレフィセント」も同様だ。たとえ「眠れる森の美女」を知らなくても楽しめるようにもなっているのも面白い。

 この作品もあまり語りすぎるとネタバレになってしまうので試しに観て欲しいと言うしかない。

 そして、話の本筋とは関係ない注目ポイントとしてはアンジーの愛娘とアンジーが共演しているということだ。アンジーのこの映画での容貌は魔女。笑わなくてはいけないシーンで共演する子供たちがことごとく泣いてしまうということで愛娘が抜擢されたらしい。

 この映画の撮影時にはすでに6児の母。チェンジリングとは違った意味でもうすっかりと母になったアンジーの魅力が伝わってくることだろう。

おまけ


「最愛の大地」「白い帽子の女」

 おまけとしておすすめするのがアンジェリーナジョリー監督作品の「最愛の大地」「白い帽子の女」だ。

 「最愛の大地」はボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を背景に戦争弱者と呼ばれる人々を主題にした作品で初監督作品とは思えないほど骨太の作品だ。

 一方「白い帽子の女」はアンジー監督・脚本・製作・主演でブラピとの共演作品。過去の悲劇を引きずる、ぎくしゃくした夫婦を描いた作品これをきっかけに二人の仲が悪くなったとしか思えない作品だ。いや、脚本もアンジーだから脚本段階でもしかしたら仲が悪くなっていたのかもしれないが……。どちらにせよ夫婦最後の共同作業。ある意味必見だ。

まとめ

 長々とアンジーの人生と共に出演作品を振り返っていったがいかがだっただろうか?アクション女優の印象も強い彼女だが敢えてアクション作品は少なめに選出した

 こうやってみるとアンジーの人生が出演作品に強く影響され、その影響がまた次なる作品へと影響していっているのがよくわかったのではないだろうか?役者とは自分を売り物にする商売とはよく聞くが、これほどまでに自分の人生を映画に捧げている役者も稀有なのではないだろうか。

 一時は女優引退もささやかれた彼女だが、これからの活躍に期待してやまない。

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