2016.12.31.Sat. 12ヶ月前 wantan09

囲碁で描かれる少年の成長!ヒカルの碁の名言&名シーン20選!

囲碁についてあまり知らないという方が多かったにも関わらず、一代囲碁ブームを引き起こした『ヒカルの碁』。連載終了してから10年経った今でも『ヒカルの碁』の記憶は色あせません。この記事ではそんな『ヒカルの碁』の名言&名シーン20選を紹介していきます。

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目次

• はじめに
• 1.「私はまだ…神の一手を極めていない」
• 2.「オレは神様になるんだよ…この碁盤の上で」
• 3.「笑ったな。最後まで笑っちゃいけないんだぜ。勝負ってもんは」
• 4.「自分で打たなきゃ見えないんだ!知りたいんだよコイツとオレの差を!」
• 5.「力の差を言ってるんじゃない。目標に向かう意気込みの違いを言ってるんだ」
• 6.「恐れを、勇気に…そして、ぎりぎりまで踏み込む!」
• 7.「オレの幻影なんか追ってるとホントのオレにいつか足元すくわれるぞ!」
• 8.「自分にとって本当に怖い奴は、下から来るんだ。だからオレは塔矢行洋より塔矢アキラが怖い。下との戦いは死にもの狂いになる」
• 9.「おまえの強さは認めても、おまえにかなわないと思ったことはない!」
• 10.「打てるから……プロになるのをいつまでも諦められないのよね…」
• 11.「今 わかった。神はこの一局をヒカルに見せるために私に千年の時を長らえさせたのだ」
• 12.「ヒカルの持つ力に、私だけでなく、周りも気づき始めた。見える…ヒカルの頭上に輝いている、私にはない未来が…」
• 13.「碁が打てなくなるわけじゃないんだ、私にはこの身があるのだから」
• 14.「佐為がいた どこにもいなかった佐為が オレが向かう盤の上に オレが打つその碁の中に こっそり隠れてた。おまえに合うただひとつの方法は打つことだったんだ」
• 15.「碁は2人で打つものなんじゃよ。 碁は1人では打てんのじゃ。2人いるんじゃよ。 1人の天才だけでは名局は生まれんのじゃ」
• 16.「知りたかったキミの実力はボクの予想通りだ。まちがいないキミはボクの生涯のライバル」
• 17.「答えを出す 最後の決め手は 勝負勘だ」
• 18.「一歩一歩行くさ でも足は止めない 神の一手はオレが極めるんだ」
• 19.「道は長い  長い上にゴールもない  一生勉強なんだ」
• 20.「遠い過去と 遠い未来をつなげるために そのためにいるんだ」
• まとめ

はじめに

囲碁なんて馴染みのない人々に大きな影響を与えた囲碁漫画『ヒカルの碁』。この漫画から囲碁を打ちたいと思った方も多いのではないでしょうか。かくいう筆者もヒカルの碁から囲碁にハマっていった一人です。

物語は主人公・進藤ヒカルが見つけた古い碁盤に幽霊が宿っていて、ヒカルに乗り移ることからはじまります。その幽霊である藤原佐為は囲碁が大好きで、もっと囲碁を打ちたいから幽霊になっても成仏できずさまよっている囲碁中毒者。

最初は囲碁に興味を抱かなかったヒカルは佐為に影響されて、段々と囲碁にのめり込んでいきます。そして佐為とともに神の一手という最善の一歩先にある一手を打つことを目指すことになるのです。

 『ヒカルの碁』の少年たちの成長は多くの人をワクワクされました。ここではそんなワクワクするようなヒカルの碁の名言を紹介していきます。囲碁がわからなくても大丈夫!いつの間にか『ヒカルの碁』の世界にハマっていきますよ。

1.「私はまだ…神の一手を極めていない」

この佐為の言葉は物語の大きな軸になってきます。神の一手とはただの最善手ではなく、これ以上ない、芸術性すらある一手のことです。しかし、この神の一手はいい一局の中で生まれるものであり、相手がいないと打つことができません。

佐為にどうして幽霊になってまで囲碁を打ちたいのか聞いたヒカルは、この佐為の純粋な囲碁への思いを聞いて、心を動かされるのです。ヒカルが囲碁に興味をもった最初の一言とも言えますね。

2.「オレは神様になるんだよ…この碁盤の上で」

囲碁の世界に完全にハマったことがわかるヒカルの言葉。「新世界の神になる」という奇しくも同じ小畑健作画の漫画を彷彿させます。囲碁の碁盤の上では誰もが神様になって、世界という一局を作り出していくのです。

囲碁の世界を勝負として捉えるだけでなく、新たな世界を作っていくと捉えたヒカル。将棋や、チャスは盤上に比べると囲碁の碁盤はとても広く、駒が最初から盤上にあるわけでもなく全て一から自分で作っていくのが囲碁。

これを面倒だと思う人もいますが、ヒカルは一から全て自分が作っていくことを楽しいと感じました。だからこそヒカルは囲碁の世界にのめり込むことが出来たのです。

3.「笑ったな。最後まで笑っちゃいけないんだぜ。勝負ってもんは」

中学の囲碁部での大会の第一回戦。まだ最後まで打ち切っていないのに、ヒカルの対戦相手はこの勝負は勝ったと過信して笑います。その笑いに対してヒカルはこの言葉を返すのです。

勝負はいくら実力があっても油断してはいけません。勝負は最後までわからないのが当たり前。その証拠に油断した相手はヒカルに逆転負けをしてしまいます。囲碁だけでなく、全ての勝負に言える教訓ですね。

4.「自分で打たなきゃ見えないんだ!知りたいんだよコイツとオレの差を!」

中学の部活での囲碁大会。アキラはヒカルと対戦したいという思いから自分の中学の囲碁部に入部するほどヒカルに執着していました。その執着ぶりをみたヒカルは佐為にアキラと打ってやれといいます。

しかし最初は佐為が打っていたのですが、ヒカルは段々と自分はアキラとどれくらい実力の差があるのかと気になって仕方なくなります。戦ってみないと自分と相手の実力差は正確にはわかりません。

これはヒカルがアキラとライバルになりたいと強く思ったからこその行動です。このときもしヒカルが自分で打たずに佐為に最後まで打たせていたら、ずっとアキラは佐為を追いかけていたままだったかもしれませんね。

5.「力の差を言ってるんじゃない。目標に向かう意気込みの違いを言ってるんだ」

ヒカルは本屋で海王中の囲碁部の部長・岸本に出会います。そして2人は碁会所で囲碁を打つことに。そこでヒカルはアキラとの違いを指摘されます。ヒカルはいずれアキラに追いつくというのですが、岸本はそんな決意ではアキラに追いつけないと断言

ヒカルと対局したいからとなりふり構わなかったアキラを見た岸本は、ヒカルの熱意の低さにがっかりしたのでしょう。どんなことでも意気込みの違いは大きな違いです。絶対にやり遂げるという熱意がないとどんなことでもやり遂げることは出来ません。

ヒカルは岸本の言葉に背中を押され、アキラを追いかけるために新たな一歩を歩み始めます。もしここで岸本に出会わなかったら、ヒカルはアキラに追いつくことはできなかったかもしれません。

6.「恐れを、勇気に…そして、ぎりぎりまで踏み込む!」

院生になり、今までがむしゃらに進んできたヒカルが踏み込んだ手を打つのを恐れるようになります。少し実力をつけた人物が恥を掻きたくない、負けたくないと言う思いから踏み込めなくなることはよくあることですよね。

それでも恐れを抱いながらも、勇気をもって踏み込めるかどうかが大きく成長できる人か否かの分かれ道だと思います。特にヒカルはライバルのアキラに追いつくために恐れを抱いて二の足を踏んでいるわけにはいけません。

7.「オレの幻影なんか追ってるとホントのオレにいつか足元すくわれるぞ!」

インターネットの最強棋士saiとプロ試験を決戦してまで対戦したアキラ。その戦いぶりにsaiはヒカルではないかという疑いを持つように。そんな時、ネットカフェにヒカルがいたと聞いたアキラはいてもたってもいられずいつものように突撃。

saiはかつてアキラと対戦した佐為です。つまりsaiはかつてのヒカルであり、アキラの勘は当たっていたことになります。一方でヒカルは佐為ばかり意識するアキラを面白く思いません。

ライバルとして思って貰いたいのに、自分のことは眼中にないのかと怒りを覚えたヒカル。だからこそ、ヒカルはかつて負けた佐為ばかりを見ていると、急激に力をつけている自分に負けるぞと挑発したのです。

8.「自分にとって本当に怖い奴は、下から来るんだ。だからオレは塔矢行洋より塔矢アキラが怖い。下との戦いは死にもの狂いになる」

圧倒的才能で一気に高みに登った倉田の言葉だからこそ説得力がある言葉。たしかに上にいる人はとても偉大ですし、恐れを抱くのは当たり前です。しかし、上ばかり見ていて下に足元をすくわれるということはよく聞く話。

実力がすでにわかっている上よりも下の成長は未知数ですから、いつの間にか追い抜かれているかもと思うと本当に怖いですよね。本当に脅威に感じるものは上ではなく自分より下だと思っていた人物なのです。

9.「おまえの強さは認めても、おまえにかなわないと思ったことはない!」

越智と対局したときの伊角の言葉。越智の実力は認めながらも、自分はそれに劣っていないと自信を覗かせます。いつもは穏やかな伊角ですが、やはり彼も勝負師ですね。

相手が自分より劣っていると過信することはもちろん厳禁。しかし、自分は相手より劣っていると思ってしまったら、勝てるものも勝てません。勝負にはメンタルが大きな割合を占めており、驕りも弱気も勝敗に影響を与えます

伊角はメンタルが弱いことが弱点でした。実際、ヒカルに負けたのは伊角のメンタルの弱さからです。そんななか驕りも弱気もない状態で勝負に挑めたことでやっと伊角は本来持っている本当の実力を示すことができました。

10.「打てるから……プロになるのをいつまでも諦められないのよね…」

院生で作中とうとうプロになったのかわからなかった奈瀬の言葉。プロを目指しながらも、なかなかプロになれないもどかしさがわかる言葉です。いっそ全くいい囲碁を打てなかったらきっぱり囲碁を諦めれるのでしょうね。

もしかしたらもっといい囲碁を打てるのかもしれないという思いがあるから、プロの道を諦めきれない奈瀬に共感できる人も多いでしょう。誰もが夢をつかめるわけではありません。しかし、もしかしたらという希望を捨てきれない。

挫折を繰り返しながら進む人もいれば、立ち止まって諦める人もいます。ヒカルの碁は主人公だけでなく、脇役のもどかしい思いを丁寧に描いている作品。共感を覚えるキャラクターは人それぞれ違うのではないでしょうか。

11.「今 わかった。神はこの一局をヒカルに見せるために私に千年の時を長らえさせたのだ」

塔矢行洋と佐為の一局は佐為の勝利で終了しました。しかし、だれよりも身近で見ていたヒカルは佐為すら気づかなかった逆転の手、すなわち神の一手を思いつくのです。

その瞬間、佐為は自分がどうしてこうやって幽霊になってまで囲碁を打てたのか悟ります。それはヒカルを神の一手を追求する棋士にすることだったのです。

12.「ヒカルの持つ力に、私だけでなく、周りも気づき始めた。見える…ヒカルの頭上に輝いている、私にはない未来が…」

自分の役割が終わり、もう消えてしまうことを悟っている佐為はヒカルの才能が認められることは嬉しいのに、自分にはない未来があるのとへの嫉妬が抑えられません

いなくなる佐為と未来のあるヒカル。佐為も未来を歩きたいと思うのにそれが敵わないのです。この対象的な描写が切ないですね。

13.「碁が打てなくなるわけじゃないんだ、私にはこの身があるのだから」

saiに負けたことで行洋は囲碁棋士の引退を発表します。囲碁界の重鎮が突然引退するということで囲碁界は大パニックに。ヒカルは自分と交わした約束で行洋が引退するのではと責任を感じます。

しかし、行洋は囲碁棋士を引退したとしても囲碁を打てなくなるわけではないと前向きな言葉を返します。きっと行洋はsaiと戦ったことでもっと強くなりたいと思ったのでしょう。

実力を高めるために棋士をやめる。そして新たに挑戦したいという決意をした行洋。年をとると挑戦ではなく、安定を求める人が多いなか行洋の生き方は本当にかっこいいと思います。

14.「佐為がいた どこにもいなかった佐為が オレが向かう盤の上に オレが打つその碁の中に こっそり隠れてた。おまえに合うただひとつの方法は打つことだったんだ」

佐為がいきなりいなくなって、ヒカルは佐為ではなく自分が囲碁を打ったことが原因だと囲碁を打つことをやめます。試合も放棄し、友人にも心配されそれでもヒカルは囲碁を打つことはしませんでした。

そんなヒカルですが、家に来てくれた伊角に請われて囲碁を打つことに。その囲碁を打っていく上でヒカルはやっと佐為に会う唯一の方法を見つけました。ヒカルの打ち筋には、佐為がしっかりと残されていたのです

15.「碁は2人で打つものなんじゃよ。 碁は1人では打てんのじゃ。2人いるんじゃよ。 1人の天才だけでは名局は生まれんのじゃ」

囲碁は一人では打つことはできません。そしてまた天才は一人では生まれないのです。ヒカルにはアキラという生涯のライバルがいたのはとても幸運です。囲碁は打ててもあまりにも相手との実力があるとその局は良いものにはなりません。

佐為は一人の天才でした。もし、佐為が行洋と同じ時代に生まれて切磋琢磨できていたらもっと名局が生まれていたのかもしれませんね。

16.「知りたかったキミの実力はボクの予想通りだ。まちがいないキミはボクの生涯のライバル」

アキラとヒカルの本当の意味での初めての対局が実現します。対局していく中でアキラはヒカルの囲碁のなかに佐為がいることを発見します。アキラは佐為をずっと追いかけていましたが、ヒカルの中にはその佐為が刻まれていました。

そして対局が終わり、ずっと追いかけていたアキラにヒカルはやっと生涯のライバルだと認められます。お互いに意識しながらもやっと二人は同じ地点に立ち、ライバルとして共に成長していくようになるのです。

17.「答えを出す 最後の決め手は 勝負勘だ」

これはどんな勝負にも言える言葉ですよね。この言葉は囲碁界に急に現れ急激に才能を伸ばした倉田の言葉。結局のところ勝負の最後の決め手になるのは勝負勘になるのです。

勝負においてどちらにするかと迷うことはどんな場面にもあります。迷いに迷って変な決断をするくらいなら、いっそ開き直って最後は勘でいこうと思ったほうが肩の力が抜けて実力以上の結果を発揮できるのかもしれません。

もちろん、最初から勘に頼るということではありません。それでは勝てる試合にも勝てませんよね。実力で選択肢を絞り込むことが出来たからこそ、自分は勘すらも味方につけるという自信を覗かせる言葉ではないでしょうか。

18.「一歩一歩行くさ でも足は止めない 神の一手はオレが極めるんだ」

ヒカルがアキラと碁会所で碁を打った後で言ったセリフ。ヒカルは北斗戦という若い囲碁棋士が日中韓で戦う大会にシードで出場が決まっているというアキラにズルいと突っかかります。アキラと予選で戦えないことがつまらないという不満からの言葉。

しかし、他の碁会所の人に佐為がいなくなって一度立ち止まったヒカルとアキラは違うと指摘されます。そんなヒカルはもう立ち止まらないと宣言。そして予選を地道に一歩一歩勝っていくことで北斗戦に出ることを暗に示すのです。

19.「道は長い  長い上にゴールもない  一生勉強なんだ」

プロ試験にギリギリの成績で合格し、いまいち棋士としてパッとしないと自覚していた本田。それでもどうにか実力をつけていこうと新たな挑戦をしていきます。囲碁の世界は一生勉強しないといけない厳しい世界です。

手探りでゴールのない道を歩くことはとても恐ろしいことですよね。一生勉強しないといけないなんて気が遠くなりそうですが、それでも本田はその道を歩きだしたことを改めて自覚し、頑張っていくことを決意します。

20.「遠い過去と 遠い未来をつなげるために そのためにいるんだ」

最終回のヒカルの言葉。韓国の代表選手・高永夏に佐為がバカにされたと思ったヒカルは高永夏に負けたくないと気迫の籠もった戦いを繰り広げます。しかし、あと一歩のところで敗退。悔しいと泣くヒカルに高永夏はどうして囲碁を打つのか問います。

この言葉はヒカルが佐為に出会ったからこその言葉です。遠い過去の人物である佐為の囲碁とヒカル自身の囲碁は繋がっています。ヒカルは佐為の打ち筋を自分の中に吸収し、きっと後世の人はヒカルの囲碁を吸収していくことでしょう。

しかし、この後高永夏は俺達はみんなそうだと答えます。つまり別に自分はお前と同じように過去の人間である佐為も尊敬し、囲碁を打っていると暗に示しました。そして囲碁を打つ人物は全員誰かから学び、それを後世に残すと答えたのです。

まとめ

ヒカルの碁の名言を紹介してきましたが、どうでしたか?将棋を題材にした漫画は数多くあるのですが、囲碁を題材にした漫画はなかなかありません。なぜなら読者もなかなか囲碁について興味を抱くことがないからです。

そんな囲碁漫画で、ヒカルの碁が人気を博したのは囲碁を打つ際の丁寧な描写と思わず引き込まれる話の魅力があったからです。対局中のそれぞれの思いが伝わってくるから囲碁に興味のない読者を引き込んでいったのです。

ヒカルの碁にはまだまだ紹介しきれない名言がたくさんあります。ぜひ漫画を読んでご自身で探してみてください。また、ヒカルの碁はアニメにもなっています。こちらの出来もすばらしいのでご視聴をおすすめします。

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