2017.01.01.Sun. 12ヶ月前 よたか

鉄と火薬が導く平和への旅!ヨルムンガンド各話の名言&名シーン24選!

若い女性武器商人ココ・へクマティアルが、元少年兵のヨナを私兵として雇って自身の分隊に加え、世界中に武器を売り歩く物語です。各話毎におススメを1シーン、全部で24シーン分を紹介いたします。

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目次

• まず、ガンアクションを十分に楽しんでください
• 第1話 君は銃を捨てられるか?
• 第2話 火に油注いでるだけだぜ。燃えてるのは人の命だ。
• 第3話 うちは殺し合いなんてやらない。やるとしたら一方的な殺し。
• 第4話 今時、聖人だってアサルトライフルで武装し、神の愛を説きながらぶっ放す。
• 第5話 恐怖は、恐怖は君をどう変化させる?
• 第6話 66億もいるんだから、増え過ぎだよ。人間。
• 第7話 武器に関わるとろくな事がない
• 第8話 ロボットが人を殺す時代が来たっていうことだ。アシモフが見たら泣いちゃうかもしれない。
• 第9話 とてもキュートな少年兵 見慣れましたどこの戦場にも彼らがいる
• 第10話 騎士の剣は何を切ったかにより切れ味を変える。君がどうしようもないナマクラになるのを私は許さん。
• 第11話 ボスってのは常に笑っているべき。じゃなかったっけ?
• 第12話 こんな世界もうイヤだ!
• 第13話 人は必ず死ぬのに戦わないの? 何の為に生まれて来たの?
• 第14話 敵より1秒遅ければ味方を見殺しにし、1秒先んずれば命を救う。
• 第15話 復讐なんてこれっぽっちも ただただ国を思って働いてきた
• 第16話 ココのとこを辞めた次は僕のとこ来いよ。
• 第17話 色んな奴に襲われて、銃で守らないとならないココが一番おかしい。
• 第18話 人だって十分変化しやすいだろ。
• 第19話 ワイリの授業だけはちゃんと受けるようにしないと、やばい感じ。
• 第20話 勘の良いものは、おぼろげながらもその姿が見え始めたかもしれない。
• 第21話 全てが傾いているかもしれない世界で、秩序ってなに?
• 第22話 情報とは高価なものである。
• 第23話 情報の世界の神になった 怪物の段階をひとつ飛ばして現世界最強の存在
• 第24話 僕は、世界もココもイカれていると思うよ
• まとめ:ヨルムンガンドは発動させても良かったの?

まず、ガンアクションを十分に楽しんでください

世界(リアルワールド)から見ると、日本は異世界なのかもしれない


ヨルムンガンドの一番の魅力はリアルな銃火器を使った戦闘シーンと、各国の軍関係者や武器商人たちのやり取りです。そして『この世界に平和は訪れるのか?』というテーマを投げかけています。

「僕は武器商人と旅をした」という、ヨナ(ジョナサン・マル:cv:田村睦心)のモノローグから始まる物語は、武器商人の部隊に入って世界中の紛争地帯を渡り歩く少年の物語です。

世界中の紛争地帯や、外国の街角の戦闘を見て行くうちに感覚が麻痺していきます。そして、2期で日本が舞台になった時に、あらためて日本人の感覚が世界とズレていた事に気がつく事でしょう。

それでは、ヨルムンガンドの世界をお楽しみください。

第1話 君は銃を捨てられるか?

ココ・へクマティアル


第1話の戦闘シーンのすぐ後に、ココ(cv:伊藤静)がヨナに掛けた言葉です。武器が嫌いなヨナへの問いかけであると同時に、初見の視聴者への『自己紹介』ともとれるシーンです。

武器商人の発言と考えれば結構意味深です。ヨナに対する言葉であると同時に、武器がなくならない全世界へのメッセージでもあります。「ソイツ(銃、武器)を持つことの頼もしさを誰よりも知っているから

そしてココは「私は武器商人。君とソイツの付き合い方を教えてやる」と言って締めます。この物語のオープニングに相応しいセリフです。

第2話 火に油注いでるだけだぜ。燃えてるのは人の命だ。

ポルック少佐配下の兵士


パイプラインの利権を奪い合って小競り合いしている、ポルック少佐(cv:小杉十郎太)の部下がココについた悪態です。ポルック少佐はレーダーユニットをココから購入するために、監視の兵士をつけて電話を掛けに行かせますが、兵士の意図は若干違ったようです。

このあとココたちは逃げる時に兵士たちを殺さなかったので、無事に戦場から脱出する事ができました。小さな戦場では上官の命令より、兵士同士の仲間意識が優先される事を利用したココの作戦です。

日本人のイメージする統率のとれた戦闘行為と、この作中で描かれる戦闘行為との違いを意識させたシーンでした。

第3話 うちは殺し合いなんてやらない。やるとしたら一方的な殺し。

レーム・ブリック


殺し屋オーケストラに襲撃されて、マシンガンを撃ちながら突進するヨナを制止したレーム(cv:石塚運昇)のセリフです。戦場で使い捨てにされる少年兵の闘い方を否定し、「そして忘れろ少年兵を」と言ってヨナを諭します。

レームは常に冷静で、闘うべき時には少女でも狙撃します。このシーンのヨナに対する態度から、レームは人を殺す事もある兵士でありながら、どちらかというと戦闘行為に対しては否定的な意見を持っているような気がします。

レームの考えはこのセリフに集約されています。「捨て身の突撃が必要な状況は、訓練に訓練を重ねたテクニックで補え

第4話 今時、聖人だってアサルトライフルで武装し、神の愛を説きながらぶっ放す。

ココ・ヘクマティアル


街中での銃撃戦のペナルティーとして私兵をホテルに軟禁され、1人になったココは警察署の玄関でいいしれない恐怖を感じます。そして『動けない』と思った瞬間にヨナを見つけて思わず声をあげます。

嬉しさのあまり口が軽くなったココはヨナに語り続けます。「この世界は優しい君に優しくない」「人は子供たちの未来よりも、戦争が好きだ」「(もっとも多く銃を持っている人間は民間人だ

そして最後にココは「優しさより信じられるのが、こんなモノ銃弾とは寂しい限りだ」と言って締めました。ココがヨナをひとりの人間として頼りにしている事がよくわかるシーンです。

第5話 恐怖は、恐怖は君をどう変化させる?

キャスパー・ヘクマティアル


ココのところへヨナが来た経緯を、ヨナの回想シーンを使って説明します。所属していた基地内で一緒に暮らしていた孤児のマルカ(cv:飯野茉優)を地雷原で殺されて、怒りに任せて基地を全滅させたヨナに対し、キャスパー(cv:松風雅也)はある程度の理解を示します。

そしてヨナに興味を持ったキャスパーが、水だけでコンテナに閉じ込める時にヨナに言ったセリフです。数日後キャスパーは3人の孤児の安全と引き換えに、ヨナを手なずけました。

マルカ1人を殺された事で、直接関係のない兵士まで巻き添えにして殺してしまった事を、ヨナが後悔しているような描写があります。ヨナが自分の運命を受け入れたシーンです。

第6話 66億もいるんだから、増え過ぎだよ。人間。

天田南博士(ドクターマイアミ)


おもちゃメーカーの南アフリカ工場にいるロボット技術者で、開発した技術がほぼ軍事利用されてしまう天田南博士(cv:豊口めぐみ)のセリフです。本当に人が死んでもいいと感じているのか、自分が開発したモノで人が死んでいった虚無感から出た言葉なのかこの時点では掴みきれません。

個人的に、天田南博士は武器開発に関わる自分を誤摩化すために、蝶に夢中になっている気がします。だから、天田南博士を巡って近くで戦闘が起きてしまっても、天田南博士は意識的にスルーしたのではないでしょうか?

だとすると、ココとの約束を破って蝶を探しに行った事で、何人もの人が亡くなってしまったのは少し皮肉な感じさえします。

第7話 武器に関わるとろくな事がない

天田南博士(ドクターマイアミ)


ヨナたちが闘っている銃声を聞きながら、野営している天田南博士がモコエナ(cv:藤原貴弘)に語っているシーンです。かつて自分の作ったおもちゃのロボットがミサイルの弾頭になった時に『逃げられないと感じた』と言ったことから、すでに諦めてしまっているようです。

軍需産業に歯車として組込まれてしまい、どうしようもない状況から抜け出す為に、天田南博士はココの野望に手を貸したのだと思います。そしてココに『基礎理論は完成した』と置き手紙して伏線を張ります。

このエピソードの最後の、潮干狩りをしながら旅客機を見上げる表情さえも、意味ありげに感じてしまいます。

第8話 ロボットが人を殺す時代が来たっていうことだ。アシモフが見たら泣いちゃうかもしれない。

ココ・ヘクマティアル


偵察用として開発されたUAV無人航空機を売り込むココが、武装して戦闘も行えるようになった事をヨナに説明した時のセリフです。ロボット三原則を前提にした発言ですけど、ヨナには通じなかったようです。

案の定ヨナは「よくわからないけど、なんだかな」と返事します。ココも「それ私も一緒。なんだかね〜」と同調します。このシーンが注目される事は少ないのですが、もっと掘り下げてもいい部分です。

当初の軍用航空は熱気球や飛行船を使った偵察がほとんどでしたが、20世紀になって航空機が登場すると、すぐに爆撃機などの軍用機が開発されます。ドローンを含むUAVも明らかに同じ歴史を歩んでいます。

第9話 とてもキュートな少年兵 見慣れましたどこの戦場にも彼らがいる

マルグリット・メスナー(マギー)


ココたちは武器と一緒に医師団ODHをバルカン半島へ空輸する事になります。マギー(cv:高梁碧)はその医師団の中の女医で、ヨナと挨拶を交わしたあとでトージョ(東條秋彦:cv:箭内仁)に言った言葉です。戦場を渡り歩く中で見かける少年兵に心を痛めているのが伝わります。

この作品のテーマのひとつであろう『少年兵の存在』を意識させるシーンです。これまでの流れからヨナの事を、スーパーソルジャーで、チャイルドヒーローと勘違いしかけていたのですが、彼女のセリフで一気に引き戻されてしまいました。

第3話のレームとのやり取りから、変わっていくヨナをあらためて意識するエピソードでした。

第10話 騎士の剣は何を切ったかにより切れ味を変える。君がどうしようもないナマクラになるのを私は許さん。

ココ・ヘクマティアル


民兵組織バルカン・ドラゴンのリーダーであるドラガン・ニコラヴィッチ(cv:松本大)がレオン・リビエール医師長(cv:堀内賢雄)を連れて逃亡する時に、撃とうとしたヨナをココが制止した時のセリフです。

このセリフはココの本心なのでしょうけど、この時の状況判断として相応しくないような気がします。撃ち殺すのではなく足を止めるだけでも十分な場面ですし、生け捕りも可能なはずです。

この時はココの判断というより、ストーリーの展開上見逃したと考える方がしっくりします。スケアクロウ(cv:奈良徹)やショコラーデ(cv:小清水亜美)への電話や、対空砲火を受けながらの離陸はこのエピソードの見どころの1つです。

そして、戦場を駆け巡りながら周りを翻弄しやたら語るココに対し、マギーは「あなたもドラゴンなのでは?」と問いかけます。

第11話 ボスってのは常に笑っているべき。じゃなかったっけ?

レーム・ブリック


第6話のエピソード以降、南アフリカでの過去を思い出すようになったバルメ(ソフィア・ヴェルマー:cv:大原さやか)が姿を消した後、不機嫌になったココにレームが言ったセリフです。

南アフリカの平和維持活動で失脚し、軍を離れココのところへ来たバルメはココに対して良い印象を持っていませんでした。しかし時間を過ごすうちにココにとってバルメはかけがえのない存在になっていました。

その事をふとココが漏らした時に、レームは「口に出さねぇ方がいいなココ。兵隊は結構そういうのを気にして戦っているもんだ」と言って嗜めます。プロの傭兵としてのレームの心構えと、ココの弱さが見え隠れしたエピソードでした。

第12話 こんな世界もうイヤだ!

カレン・ロウ


陳国明(cv:土師孝也)を暗殺されたカレン(cv:加藤沙織)が逃走するバルメとヨナに追いつき拳銃でバルメを撃ってから叫んだ言葉です。カレンはこの後バルメに守られたヨナに撃たれて入院します。

バルメの部隊は陳に全滅させられ、カレンの部隊はバルメたちに壊滅させられ、カレンは失脚し、陳はバルメの単独テロで暗殺される、復讐の連鎖を嘆いた言葉であり「君は銃を捨てられるか?」と問いた第1話に対し「(銃を、武器を、捨てられないこんな世界はイヤだ!」と言わせたと考えると1期の締めくくりに相応しいセリフです。

これ以降の話は2期になります。オペレーションアンダーシャフト、殺し屋の依頼人、そしてCIAブックマンの登場、アールとの密会など、このエピソードには2期に続く多くの伏線が張られています。

第13話 人は必ず死ぬのに戦わないの? 何の為に生まれて来たの?

ヘックス


CIAのパラミリ(準軍事工作担当官)のヘックス(魔女の意:cv:久川綾)が同僚のCIA工作員に言った捨て台詞です。名シーンというよりも、2期がスタートして一番きな臭いセリフを選んでみました。

殺し屋から依頼者を聞いたココは、パラミリであるヘックスを警戒し、ヘックスは警告を無視してココの暗殺を決意します。アール(レナート・ソッチ:cv:小西克幸)はCIAの上司であるジョージ・ブラック(cv:磯部勉)に進言します。

このセリフも前向きな意味で使われた訳ではなく、むしろ同僚を脅している時に使われました。ココとこの物語に対する宣戦布告のようにも感じます。

第14話 敵より1秒遅ければ味方を見殺しにし、1秒先んずれば命を救う。

ジョージ・ブラック


情報源の家族を守れるかどうかの瀬戸際で、先に到着して家族を逃がしたジョージ・ブラックがイタリア軍に在籍中のアールに言った言葉です。今回はココに対する情を感じつつ、ジョージ・ブラックも裏切れないアールのエピソードです。

常に情報の大切さを訴えている作品ですので、このセリフについてもこの場面だけではなく、この物語のテーマそのものだと捕えてしまってもいいのかもしれません。このエピソードだけでも、そんな場面がたくさんでてきます。

CIAの動きを監視しているDGSE(フランス対外治安総局)、訓練中にジョージ・ブラックについて話をするアールとココ。そしてヘックスの動きを監視してヨナ殺害計画を知ったジョージ・ブラックは「子どもの命ひとつくれてやれ」とアールに告げます。

第15話 復讐なんてこれっぽっちも ただただ国を思って働いてきた

ヘックス


中止命令を無視してヨナ殺害を進めたヘックスが、ジョージ・ブラックから見放された事を知って口にしたセリフです。CIAからのサポートでヨナとココは助かりましたが、アールは銃弾が頭部を貫通して死にました。

ヘックスは911のテロで婚約者を失って、愛国心からテロリストたちを殺害してきました。でも東欧で戦った時に多数の部下を殺されて以降、ココを追い回すようになった事から、復讐を愛国心だと言い換えていたんだと思います。

愛国心だと言って、本音をカモフラージュしている人々に対する皮肉のような気がしてなりません。つまりこのセリフは、世界中で叫ばれている愛国心に対する警鐘ではないでしょうか?

第16話 ココのとこを辞めた次は僕のとこ来いよ。

キャスパー・ヘクマティアル


キャスパーが世話をしている3人の孤児の様子を見に行った帰りにキャスパーがヨナを部隊に誘いますが、キャスパーが嫌いなヨナは拒否します。そしてキャスパーは「わからんぞ人生何があるか」と言います。

そして、このやり取りは1期の伏線回収と新たな伏線となります。ココまで観てきて日本の平和は特別なんだとあらためて気づかされます。ランドセルを背負った3人を見たヨナは何を感じたのでしょうか?

もしヨナが3人に会ったら何と言ったでしょうか? ヨナの命がけの働きで生活している3人はヨナに何と言うでしょう? ヨナにとって3人はどういった存在なのでしょうか? イロイロな事を考えるエピソードでした。

第17話 色んな奴に襲われて、銃で守らないとならないココが一番おかしい。

ジョナサン・マル


ホテルの廊下を巡回中にヨナがトージョに言ったセリフです。日本人のトージョでさえ拳銃じゃこころもとないと言っているのに、民間人が銃を持たない日本の平和に期待していたヨナが、拳銃を持って護衛している事の異常さを訴えるシーンです。

想像でしかありませんけど、世界中の少年兵たちが日本の事を知ったら、期待感からやはりそう思ってしまうのかもしれません。この次のシーンで完全武装の準備をしているヨナのガッカリした表情がとても印象的です。

ジャカルタでのキャスパー襲撃のアクションシーンも見どころではあるのですが、平和に対する意識の差がこのエピソードでは一番大事なテーマだと感じてます。

第18話 人だって十分変化しやすいだろ。

東條秋彦


襲撃してきたSR班のリーダー日野木洋介(cv:中村秀利)を追って、バハマまでやって来たトージョのモノローグです。「武器がSR班の変質をもたらした」と日野木は言いますが、3話でヨナが「目の前に銃があったらだんだん心が荒れて……」と似た事を言っています。

日野木はトージョが抜けたあとに「組織の変質を止められなかった」とも口にします。SR班の隊員は武器を手にして戦いたいと願い、実戦で闘っているトージョが羨ましかったようだったとも言います。

トージョからすると、日本唯一のスパイマスターとして石のように固いと思っていた日野木の変化が信じられなかったようです。だけど、偽装結婚だと思っていた日野木に娘が居ることがわかって全てを納得したようでした。結局、日野木の言い訳けだらけのエピソードでした。

第19話 ワイリの授業だけはちゃんと受けるようにしないと、やばい感じ。

ジョナサン・マル


イラクの砂漠の真ん中で、エクスカリバーの襲撃を受けたココたちを相手の爆弾で退けたワイリ(ウィリアム・ネルソン:cv:乃村健次)を見てヨナが呟いたひとり言です。ヨナに恐がられたワイリは多少なりともショックだったようです。

全話を通して一番好きなエピソードで、プロローグの化学プラントの爆破など、回想シーンだけでも十分に楽しめます。その話をレームから聞いたヨナはワイリを警戒してしまったようです。

エクスカリバーに潜入していたナザル(cv:梅津秀行)が、イギリス高官の息子を拘束して立ち去る時に、ココが言ったセリフがしっくりくるエピソードでした。
この国の人間もなかなか逞しいね

第20話 勘の良いものは、おぼろげながらもその姿が見え始めたかもしれない。

ココ・ヘクマティアル


新工場落成後に、飛行場でココが天田南博士に別れ際に言った言葉です。この言葉の通り、ブックマン、スケアクロウ、カリー社長(cv:宝亀克寿)、アマーリア・トロホブスキー(cv:高島雅羅)などが一斉に動きはじめます。

そんな時、キャスパーは打ち上げた126個の人工衛星による衛生測定補助システムとコンテナ輸送をリンクさせた、ヘクマティアル・グローバル・グリッドというパッケージを発表しましたが、一部の人間からは「(知りたいのは)そっちじゃない」と言い切ります。

ヨルムンガンドと名付けられたシステムの全容を巡って、これからの動きが一層活発になって行くのを感じさせるエピソードです。

第21話 全てが傾いているかもしれない世界で、秩序ってなに?

ココ・ヘクマティアル


飛行場で日野木と会ったココ一行は、バーガーショップで待っていたブックマンにこの言葉をぶつけます。ココがずっと語るので言葉のチョイスが難しかったのですが、これからやる事をブックマンに宣言したシーンです。

エレナ・バブーリン(cv:上田麗奈)の誘拐や、投資先から、CIA内では量子コンピューターではないかとあたりをつけ、次に狙うのはレイラ・イブラヒム・ファーイザ(cv:金田アキ)だと予想をします。

ココが描く新しい世界がもうそこまできている事を感じさせるエピソードです。対して武器商人として生きるキャスパーは「我々の都合で戦争をおこし、都合が悪ければ平和を守るのだ」と言い切ります。

第22話 情報とは高価なものである。

ココ・ヘクマティアル


南アフリカへ向う船室で、誘拐したレイラ・イブラヒム・ファーイザに対してココが言った言葉です。情報の大切さを一貫して訴えてきたこの作品らしいココの語りです。

このエピソードの前半で撃ち合いが情報戦になった時に、ヨルムンガンドを使ってナイトナインにズレた位置情報の偽戦術データを流して、部隊をサポートして作戦を完了させることができました。

このエピソードの最後にヨルムンガンドの全容を明かした時、発動時に70万の人が死ぬのを聞いたヨナはココに銃を向けて物語は最終局面に向います。この時のココの語りを見て、10話でマギーが「あなたもドラゴンなのでは?」と言ったのを思い出しました。

第23話 情報の世界の神になった 怪物の段階をひとつ飛ばして現世界最強の存在

ジョージ・ブラック


ココが仕掛けた罠にはめられた後にすぐに救出されて、輸送ヘリで帰還しているジョージ・ブラックのモノローグです。彼はこれが量子コンピューターのデモンストレーションであることに気がついたようです。

ジョージ・ブラックは『なぜ世界征服をしない』か疑問に思ったようですがココが21話で言った『新世界』とリンクさせて考えて彼なりの答えをだしたようです。そして、ジョージ・ブラックはココの作る新世界を見たいと思いはじめて、ココに手を出すのを辞めたようです。

そしてこのエピソードのラストで、キャスパーの仕事のやり方に対して、やり切れなさを感じているヨナの様子がよく伝わります。

第24話 僕は、世界もココもイカれていると思うよ

ジョナサン・マル


23話から2年後、キャスパーの元を離れたヨナは、ココたちの部隊と出会い「私と世界、頭イカれてるのはどっちだ?とココから聞かれた時のヨナの返事です。「それで本当に平和な未来が来るの?」と聞くヨナに対して、ココは「知るか未来の事なんて」と返します。

2年間の間に、第三次世界大戦が勃発しアジア、アフリカはもとより、欧州に至るまで戦火にまみえていた。このシナリオは若干乱暴な気もしますが、10年以内ならあり得るかもしれないと思ってしまいます。

そして、ヨルムンガンドを発動させたところでこの物語は終わります。ただ最も大事なテーマ、ヨルムンガンドが存在してもいいのかどうかの答えは出ていません。

まとめ:ヨルムンガンドは発動させても良かったの?

このアニメは、シーンだけを抜き出すとわかりにくいアニメなので、セリフを軸に各話順番に並べて紹介しました。



24話でココはヨルムンガンドを発動させてしまいましたが、果たして発動させてしまって本当に良かったのでしょうか? 情報戦を制する事が出来れば大量破壊兵器の類いは抑止できるかもしれません。

しかしその裁量を1人の人間が持っているのは、むしろ危険な気がします。形としては独裁者と変わりません。国家という枠を超えているのでもっと悪い状態なのかもしれません。

もし、完全にアナログ装備のレジスタンスが攻めてきたらどうするのでしょう? 何らかの近代兵器を使って応戦するのでしょうか? 多分力の差がありすぎて虐殺になるような気がします。

そういう意味で、ヨルムンガンドの是非を考える必要があったと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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