2017.03.25.Sat. 7ヶ月前 木本カナタ

『Fate/Apocrypha』がアニメ化決定!小説原作の聖杯大戦をネタバレ込みで徹底解説!

Fateのスピンオフである『Fate/Apocrypha』遂に2017年にアニメ化することが決定しました。そこで今回はアニメ化に向け、Fate/Apocryphaの魅力を紹介していきたいと思います。ただ、ストーリーの都合上、ネタバレを多分に含むので初見の方は注意してください。

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Fate/Apocrypha(フェイト/アポクリファ)とは?

総勢14騎+ルーラーの大迫力聖杯大戦

まず、そもそもFate/Apocrypha(フェイト/アポクリファ)とは何なのかについて紹介します。タイトルにもなっているアポクリファ外典とも言い、キリスト教などで聖書の正典に加えられなかった文書のこと 意味する言葉です。なので、タイトルはFateの外典という意味で、要はFate/stay nightのスピンアウト小説です。

7騎VS7騎という、普段とは違うチーム戦のド迫力聖杯大戦が描かれています。著者は東出祐一郎さん。FGOでも1部ストーリーの1章オルレアン3章オケアノスなどを担当していたことで有名です。原作は小説で全5巻。

舞台は第三次聖杯戦争から派生した並行世界

ただ外典といっても、同一の世界で展開されるわけではありません。舞台はFate/stay nightの世界から派生した並行世界。第三次聖杯戦争でアインツベルンがアヴェンジャーでなく、ルーラーを召喚したことによって分岐しています。なんと、いつも大ポカをやらかすアインツベルンがこの世界では大健闘!召喚したルーラーを用いて優勝一歩手前まで活躍します

しかし、そこからはいつものアインツベルン。寸前のところでナチス軍に大聖杯を奪われてしまいました。その際奪った大聖杯をユグドミレニア家が活用し、魔術協会から離反することで物語が始まります。ユグドミレニア家VS魔術協会の聖杯大戦勃発です。

各陣営「赤」と「黒」のキャラやサーヴァントを紹介

続いて、各陣営のキャラクターを紹介していきます。ただ、アポクリファはサーヴァントだけでも全部で14騎+αいるので、主要なキャラだけピックアップして紹介します。また、アポクリファのストーリーの都合上、紹介するだけでネタバレになるキャラが結構いるので注意してください。

ルーラー「ジャンヌダルク」

ジャンヌダルクは今回の聖杯戦争の管理者として召喚されたルーラーのサーヴァントで、この作品のヒロインです。本来なら完璧な状態で呼ばれるはずでしたが、予期せぬトラブルがあり、レティシアという現代に生きる少女の体を借りて、デミサーヴァントとして召喚されました

ルーラーは聖杯戦争が根底から破綻する可能性のある場合に呼ばれる存在です。そのため、彼女もそんな問題の解決と排除のため聖杯大戦に乗り込みます。その性格は基本的に中立完全な公平無私で、役割のためなら自分が傷つくことも辞さない聖人です。しかし、そんな彼女が戦場であるホムンクルスと出会い……。ちなみに、実はかなりの大食漢

ホムンクルスの少年「ジーク」

黒の陣営によって生成されたホムンクルスで、この作品の主人公です。本来は、他のホムンクルス同様、聖杯戦争のためにただ使い潰されるだけの存在でしたが「生きたい」と願い、培養器の中から自分の意思で逃亡。数奇な運命が回り出すことになります。

作中では色々あって、令呪を使用することで3分間だけ「ある英霊」に成り代われるようになります。要はウルトラマン。元設定では、制限時間が近づくと胸の光がタイマーの様に点滅したのだとか。当然、ボツ。そりゃそうだ。

黒のライダー「アストルフォ」

彼は黒の陣営のライダーで、この作品のもう1人のヒロインです。性別についてはツッコンではいけない。……いや、いやらしい意味ではなくて。真名はアストルフォ。シャルルマーニュ十二勇士の1人ですが戦闘能力はお世辞にも高いとは言えません。本人もそれを自覚しており、作中では数多の宝具を駆使してかき乱すトリックスターとして活躍します。

また、頭もちょっと「アレ」で、月まで理性がぶっ飛んでると言わしめるバーサーカーです。その行動は正に天真爛漫で制御不能。ある意味、黒の陣営を一番追い詰めたのは彼であり、味方にするには一癖も二癖もあるサーヴァントです。でも、作中最も活躍したのも彼なため、その辺は一長一短。カワイイは正義

シロウコトミネ

シロウコトミネは赤のアサシンのマスターであり、この聖杯大戦の監督役。ただ、聖杯戦争の監督役が素直に審判をするはずもなく……。「コトミネ」という性からも分かる通り外道神父の関係者で、今作品の黒幕です。監督役として派遣されながら初手「裏切り」という外道戦法を取って、赤の陣営を乗っ取りました。願いは「恒久的な世界平和」

そして、これはとても重要なネタバレなのですが、なんと彼は人間ではなくサーヴァント天草四郎!……まあ、FGOやってる人なら誰でも知っていることなのですが、発売当時は「シロウ」と言う名前もあり、色々と話題になったりしました。ちなみに、黒い肌はただの日焼けらしいです

赤のアサシン「セミラミス」

そんなシロウのサーヴァントは赤のアサシン。真名は「セミラミス」。世界最古の毒殺者で、今回の聖杯戦争でも赤のマスターたちに毒を盛るなどして活躍。謀殺に長けています。また、「二重召喚」というスキルを有し、アサシンでありながらキャスターの能力も持っており、赤の陣営の要として活躍しました。

聖杯への願いは「唯一の王として、この世界に君臨する」こと。シロウとはわかり合っているわけでなく、ただ利害が一致しているから協力しているだけ。少しでも隙を見せればマスターでも裏切る……と本人は豪語していますがどう見ても彼にデレデレ。可愛いツンデレ女帝です。

獅子劫界離

獅子劫界離は、唯一シロウの手を逃れた赤のマスターです。フリーランスの魔術師であり、戦闘に特化した死霊魔術の使い手。「勝てれば手段なんてどうでもいい」と答える赤のセイバーに同調する等、見た目通り豪快な人です。ただ、意外にも本人は強面なことを気にしているのだとか。

某人形師の愛用しているクソ不味い台湾のタバコを持っており、作中でたびたび吸っています。どうやら、彼女に会ったことがあるそうです。願いは「一族の繁栄」。自分にかかった「子を為せない」という呪いを解くために聖杯を求めます。魔術にとしてはお人好しすぎる子ども思いなマスターです。

赤のセイバー「モードレッド」

そんな彼のサーヴァントは、Fateではすっかりお馴染みモーさんことモードレッド。女扱いすれば切れるが男扱いしても怒る。父上を褒めると怒るが貶しても拗ねる。という、とても扱いにくいサーヴァントですが、今回のマスター獅子劫とは息ピッタリ。お似合いのコンビとして聖杯大戦を駆け抜けます。

そんな彼女の願いは「選定の剣へのチャレンジ」ですが……。傍若無人な彼女ですが、作中で様々な人々に出会い変わっていくことになります。――と、以上主要なキャラ紹介でした。今回は分量の都合でカットしてしまいましたが、アポクリファにはまだまだ魅力的なキャラクターがたくさんいます。特にケイローン関係はとても熱く、良い人ばかりなのでおすすめです。

【ネタバレ注意】気になる聖杯大戦のストーリーと見所を徹底解説

サーヴァント総勢14騎+αの大迫力聖杯大戦

さて、ここからはそんな数多のキャラたちが活躍する本作の魅力について紹介していきます。初めの魅力は、何といっても7騎VS7騎の大迫力聖杯大戦!チーム戦のため、本来の聖杯戦争では敗退してしまう様なバーサーカー、キャスター、といった味方の支援に特化したサーヴァントたちも大活躍です

普段の一対一では見られないサーヴァント同士のチームプレイも楽しむことができます。また、チーム戦だからか他の作品に比べて、バーサーカークラスが弱いサーヴァントの強化に使われたりと本来の用途で使用されているサーヴァントが多く、そこも魅力的です。驚くことに、どっちのアーチャーもちゃんと弓を使っています。すごーい!

数多くの魅力あふれるキャラクターたち

また、先ほどお伝えした通り、アポクリファには魅力あふれるキャラクターがたくさん登場します登場キャラは全員重要人物と言っても過言ではなく、誰1人として蔑ろにされることなく、1人1人丁寧に描かれていきます。俗に言われるやられ役のようなキャラがほとんどおらず、皆それぞれ思い思いの信念を持って行動しているのも本作の魅力の1つです。

展開の都合上、どうしても早期にリタイヤするサーヴァントやキャラはいますが、早期リタイア組はどれもインパクトが大きいため、印象が薄いなんてことはありません。どんな脇役でも蔑ろになることは決してなく、雑兵のホムンクルスに至るまで丁寧に描かれているので、とても読みごたえがあります。

天草四郎の人類救済

ただ、個性豊かなキャラたちの中でも、特に重要なカギを握るのが赤の陣営の天草四郎です。Fateと言えばやはり「正義の味方」。世界を救いたいと願った結果、歪んでしまったラスボスキャラが醍醐味ですね。天草四郎の人類救済は果たして間違っているのか?それとも……。その行方を、ぜひ見届けてください。

また、彼の計画は「冬木の大聖杯」「第三魔法」「恒久的世界平和」等、冬木組が好きな方ならピンとくるキーワードがてんこ盛り。特に「第三魔法」に関してとても重要な言及がある他、終盤の「アレ」がどのように映像化されるのかにも期待が集まっているため、コアな型月ファンも見逃せません

ジークの生き様

そんな信念と信念のぶつかり合いの中、ただ1人まだ何色にも染まらず生まれ落ちたのが主人公のジークです。ただ生きたいとだけ望んだ彼は、様々な人々の善意に触れて奇跡的な生を掴みます。しかし、聖杯戦争を駆け抜けることで、同時に以前ならば知らなくても良かったはずの人間の悪意にまで触れることになってしまいました

特に黒のアサシンとの対比が面白い。人の善意に触れて生かされたジーク人の悪意によって葬られてしまったジャック。生まれて間もない彼が、人類の善意と悪意に触れてどのように変わっていくのか?また、どんな結論を出すのかに注目です。

天真爛漫なアストルフォの活躍

――と、まあ、小難しい話はここまでにして、そんなことより作中で最もかわいいのがアストルフォきゅん性別なんてどうでも良い!かわいい!正直、この作品の魅力の5割が彼と言っても過言ではありません。英霊らしく、笑って泣いての大活躍。

映像化に当たって動いて喋る彼を見れる、というだけでこれほど嬉しいことはない。いや、本当にかわいいですし、ビジュアルを抜きにしても好感の持てるとても魅力的なキャラクターです。なので、アニメ放送の際にはぜひ一緒に彼を愛でましょう。――あっ、セレニケさんは帰ってどうぞ

ジャンヌの苦悩と恋煩い

アストルフォに加えてもう1人のヒロインジャンヌもかわいい!依り代のレティシアと合わせて2倍かわいい!作中では、何か小難しいことを考えている彼女ですが、そんなことはどうでもいい。かわいい!素敵!そんなかわいい彼女のたくさん見れるジーク君との日常パートは必見です。恋に悩むかわいい聖女が見れます。

アポクリファを読むと、どこまでも純粋で気高い彼女について行ったフランスの人々の気持ちがよく分かります。また、最終盤にはジャンヌファンクラブ会員第1号の奴も友情出演するのでZeroファンの方にもおすすめ。……アイツ、ジャンヌが登場する作品にほぼ必ずいるな。……聖杯なんていらないのでは?

お馴染みのキャラクターたちも登場

更に、Fate/stay nightの外典と言うことで、アポクリファにもファンお馴染みの彼や彼女らも少し登場します。特に「グレートビックベン☆ロンドンスター」こと、エルメロイⅡ世はこちらの世界でも大活躍。聖杯大戦の処理や悩ましい弟子たちにいつも通り胃を痛めています。そんなイフ世界の彼らの活躍にも注目です。

Fate/Apocryphaの原作小説やコミック版も好評発売中!

またFate/Apocryphaはアニメ化に伴い、マンガ版もコンプエースで連載中です。作画を務めるのはFGOで「乳上」ことランサーアルトリア等のイラストも描いている石田彰さん。2017年3月現在、コミックも2巻まで発売しているので、ぜひこちらも手に取ってみて下さい。

Fate/Apocryphaアニメは2017年内に公開予定!

そんなFate/Apocryphaは2017年に公開予定。大迫力の聖杯大戦がどのように映像化されるのか、今から期待が高まります。また、アキレウスやケイローン、セミラミスなど、アポクリファのサーヴァントはまだFGOに参戦していないキャラが多く、アニメと連動してどんな動きがあるのか、こちらも楽しみです。以上、Fate/Apocryphaについてでした。

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