2017.04.08.Sat. 21日前 メロンパン山中

【孤独のグルメ】地上最強の飯テロ漫画に更にハマる4つのポイント

話題が話題を呼び、ついには『飯テロ』なんて造語までをも生んでしまった孤独のグルメ。そんな最強過ぎる飯テロ作品の楽しみ方を、4つの視点から徹底攻略!作品の楽しみ方が、より一層深まること間違いナシですよ~。

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サラリーマンによる飯テロ漫画 孤独のグルメ とは

「ぬおおおお!5kgも増えちまったああああ!」・・・・いきなり驚かせてしまってすいません(汗)。なんのことかと申しますと、これは先日私が体重計に乗った時の出来事。そうです、その犯人こそが、この『孤独のグルメ』。漫画を読んでは腹が減り、そして深夜にドラマを観ては腹が減り、時を構わず食べるという家畜状態。

おかげで、ぽっちゃり感が増してイイ男ぶりが台無し。(←ウソ)いやはや、恐るべき飯テロ作品。私のボディに対し、確実に破壊活動を展開しております。かつて、エロテロリストなんてタレントがおりましたが、その比じゃない見事なテロっぷり。で、肝心のその作品内容ですが・・・ひと言で言いますと、“独身サラリーマンが単に飯を食う漫画”なんです。

いえいえ、冗談でも何でもありません(汗)。本当に飯を食っているだけなのです。なのに、その独特の世界観が、見る人を惹きつけてやまない不思議。主人公である雑貨輸入商・井之頭五郎は、食べるの大好き人間でありながらも、決して高級店などには入らない謎設定。それどころか、街の大衆食堂の前でウロウロし、悩みに悩み抜きながら入る店を決めるという怪行動を連発。

作品を見た多くの人が、「まるで俺かよ!」とツッコミたくなるような優柔不断ぶり。そうなんです、初めての店に入る時、人は皆迷いに迷うのです。度胸がいるのです。しかし、それがまた楽しい!入店後もメニュー選びから何から迷い放題。そんな状況を、豊かな心理描写で描くのがこの作品の見どころ。まさに『葛藤』というキーワードが、この作品の裏テーマかも知れません。

孤独のグルメは海外でも大人気!

実を言いますとこの孤独のグルメ、日本だけの人気ではありません。もはや、日本だけの人気にしておくには、あまりにも面白すぎるのであります。食いしん坊は世界中にいるのです。と、いうことは、この作品の世界観に共鳴出来る人間も、世界中に存在しているということ。ちなみに、上の画はフランス版。なんか雰囲気がありますよね。

何を書いてるのかさっぱりわかりませんが、フランス語特有のオシャレ感がステキです。元々、作画を担当した谷口ジロー氏はフランス語圏を中心に人気があり、当地の芸術賞を受賞するほどの著名な漫画家。そのようなこともあり、フランスでは当たり前のように売られている作品とのこと。しかししかし!フランスだけではありません。その飯テロぶりは、世界中に広がっています。

2015年1月時点でイタリア、フランス、スペイン、ブラジル、台湾、韓国、ドイツで翻訳版が発売されており[2]、久住昌之が自身のブログで言及した所によれば、イタリアでは10万部が売り上げられたという。また、中国、ポーランド、デンマークでの出版も決定している[2]。

出典: ja.wikipedia.org

ヨーロッパでは昔から日本のアニメ番組が放映されていたせいもあり、漫画にもかなりの関心があるとの話。そんなこともあってか、アジアやフランス周辺だけでなく、北欧や東欧、それどころか日本の裏側ブラジルまで大規模に展開。世界中の人たちと、この飯テロに悩まされる体験を共有出来るかと思うと、なんだかワクワクして来ますよね!


① 孤独のグルメ 井之頭五郎による「食事の流儀」

『葛藤こそ裏テーマだ』と申し上げてはしまいましたが、その葛藤を生んでいるのが井之頭五郎独特の流儀。「自分流に楽しむ」と言えば聞こえはいいですが、実際そこにあるのは独り善がりという名の楽園。誰にも縛られず、入りたい店に入り、食べたいものを食べる。ひとり飯だからこそ可能なその振る舞いに、思わず共感してしまう人も多いことでしょう。例えば・・・

自分なりの食事に対する信念をいくつも持っており、これに則って食事を楽しんでいる。例えば食い合わせを気にしたり、同じ食材を使った料理を選ばないように注意したりし、その選択を「うんうんバランスいいぞ」などと自賛することも多いが、いざ食べ始めてみるとメニューの食材のダブり(豚肉炒めと豚汁、卵焼きとおでんの卵、ポテトサラダと肉じゃがなど)に気づき、度々後悔している。

出典: ja.wikipedia.org

メニューを見て延々と悩むのも、他人の注文が気になるのも、すべては自分の中でプランを組み立てるための布石。それ以外にも食べる順序や組み合わせなどの譲れぬこだわりがあり、それは他人に見せるほどのものではない・・・だからこそ、ひとり飯は最高なんだ!という思想が、根底に流れちゃっているのです。その結果、思わぬハプニングがあるのも、この作品の魅力だったりして。


② 話題沸騰! 孤独のグルメ ドラマ版も注目!

テレビドラマ版も深夜番組ながらも異例の大ヒット。私の体重をこれ以上増やさないで欲しいのですが、2017年の4月8日深夜からSeason6がスタートということで、未だ止みそうにありません。思うに、このドラマは松重豊という役者を確保出来た時点で、成功したも同然だった気がしてなりません。それには、こんな話も・・・

松重の主役起用は、プロデューサー吉見健士が強く望んでキャスティングした[8]。久住は、Season1以前にも長嶋一茂を主演としたドラマ化のオファーがあったが断った[9]。ドラマ化の企画は当初フジテレビへ持ち込んだが一蹴され、仕方なくテレビ東京へ持ち込んだ[10]。

出典: ja.wikipedia.org

も~、長嶋一茂じゃなくて本当にヨカッタ!いや、誤解の無いように申し上げておくと、長嶋一茂が役者として良いか悪いかが問題ではないのです。良家の子息であることが知れ渡っている彼が、街の大衆食堂に入って「うーん、こりゃウマイ!」なんて言うハズが無いのです。つまり、ドラマに説得力が無くなってしまうんですよね(苦笑)。世界観にハマらないのであります。

更に言うならば、物語の多くが井之頭五郎の“心の声”で進行する本ドラマは、その特殊性もあって主演を務める役者の演技力が非常に重要。実際の現場は周りの喧騒こそありますが、主役本人は準サイレント状態。その中で、松重は無声での井之頭五郎を見事に演じ切っており、それがまたこのドラマのクオリティをググッ引き上げているのです。

意外なのは、下戸で大食いの主人公・井之頭五郎に対し、主演の松重豊は酒飲みの小食というまさかのコントラスト。これもまた、ドラマ版の魅力でしょうね。身長188cmもある大男の松重が、実は無理して食べまくっていると思いながらドラマを見る。意地悪なようですが、間違いなく楽しみ方のひとつでしょう(笑)。


③ 孤独のグルメ ドラマCDも発売されていた!

そんな孤独のグルメですが、なんとドラマCDまで発売されています。ドラマCDと言いますのは、原作を音声ドラマ化してCDに収録しちゃってるヤツのこと。しかも声優は、あの小山力也。そうです、皆さんご存じジャックバウアーなのであります!それだけに、ジャックバウアーのパロディーと思しき“おまけ”まで収録されている心づくしの逸品。

しかも、挿入されている音楽は、原作者である久住昌之氏の完全オリジナル。音楽活動もしている久住さんだけに、作品の世界観にピッタリの楽曲を提供してくれています。Amazonなんかでもズラリ星がついておりまして、かなり評価の高い仕上りであることに間違いはナシ。原作漫画に忠実な作りにしてあるのも嬉しいことで、原作ファンにはぜひとも聴いて頂きたいですね!


④ うおォンまるで名言製造工場だ!-孤独のグルメ名言集

孤独のグルメと言えば、その名言はもはや名物のひとつ。ほぼ各回でいくつもの名言が飛び出し、それは我々ファンを歓喜させるに充分過ぎるもの。おかしな話です。だって、ただ飯を食っているだけなのに、次々と名言が飛び出すというのですから(笑)。それだけ井之頭五郎にとって、食べるという行為が尊いものだということなのでしょうね。

それだけに、たくさんありすぎるところではありますが、私の個人的な趣味を交えていくつかご紹介してみようかと。基本的に、『漫画版で訪れた店にはドラマ版で訪れない』という不文律があるようですが、どうやら名言は違う様子。その多くは両作品にまたがって発せられており、漫画版のファンもドラマ版のファンも満足出来る工夫がなされているようですよ。


これは孤独のグルメファンなら誰もが知っている名言です。作品における象徴的な場面と言って良いでしょう。焼肉屋へ入り、白飯が来る前にバクバクと肉を食べ出す五郎。言っておきますが、五郎は白飯が大好きなのです。なのに、食べ始めちゃってるところが、この名言の伏線。もう、完全に先走っちゃってるのであります。

そこへ待望の白飯が登場!ここからが五郎の本領発揮。どんぶりを手に持ち、更に勢いを増すかのようにかっ込みながら肉を喰らうシーンでのもの。そうです、これは宣言なのです。肉と白飯を体内に入れ、燃えるようなエネルギーを生成しちゃってるぞ宣言なのであります。「うおォン」という発電所を連想させる咆哮が、実に印象的ですよね。


こちらは、静岡青葉横町の汁おでんの回で見せた名言。静岡おでんといえば、今や静岡を代表するB級グルメとしてその名を轟かせる存在。その静岡でも、いつものようにプランを練って食に挑もうとする五郎なのですが・・・しかしながら、メニューで使われている素材のダブリに気付かず注文し、テーブルの上がイモとマグロだらけになるというトホホな展開。

そんな時に発せられた名言が、このひと言。そうです、ウマイもん食ってる時に、反省もクソもないのです。そんなことをしているヒマがあったら、どんどん食らい付けば良いのです。ポジティブ思考と言えばそれまでですが、食材ダブらせの名人とも誉れ高い(?)五郎の開き直った発言と言えるでしょう。


これもまた、焼肉関連。ドラマ版ですと、Season2の第3話で登場する名言。五郎の流儀の一端が垣間見える名言であります。入った店でメニューを見渡し、様々なプランを練るのが井之頭流の食事。そこで見せる、あーでもないこーでもないという葛藤が、我々ファンの共感を生むんですよね。

確かに焼肉と言えば、肉の種類によって手間や焼く時間に違いが出るもの。それだけならまだしも、注文する順番によっては自身の満腹具合にも影響してきますからね。だからこそ、順序が重要。これは焼肉を心から堪能するための秘策であり、我々も大いに参考にすべき名言でしょう!


これも非常に有名ですよね。これ以上ない空腹状態となってしまった五郎が、もう精神的にどうにかなっちゃってる状態での名言。この文言からは、明らかな焦りを感じます。画を見ても分かるとおり、目がイッちゃってますもの。もしかしたら、我々も空腹時はこんな感じなのかも知れません(苦笑)。

そんな状況に対し、自分を正気にさせるひと言なのであります。めちゃくちゃ使ってみたい名言だと思いません?孤独のグルメに登場する数ある名言の中でも、私が一番口に出して言いたいセリフがコレ。いや、それどころか既に50回は使っております。お店選びで迷い過ぎて腹が鳴った時、あなたも使ってみてはいかがでしょうか。


どストライクです。何がどストライクなのか?と言いますと、私が大のカレー好きだからであります。世の中には、デブタレの皆さんを中心に「カレーは飲み物」という概念が存在しますが、私もそれを否定しません。これはドラマSeason4の第6話に登場したカレー屋での名言なのですが、私にとっては『心に刺さる』という表現がピッタシ過ぎる名言なんですよね。

そうなんです、カレーの誘惑は最強なのです。まさに魔性なのです!手元にいくつかメシの選択肢があった場合、そこにカレーがあれば確実に選んでしまうほど、人の心を支配する魅力に満ち溢れております。そんな、普段から感じていたことを、五郎が呟くというまさかの展開。カレー好きな人なら、きっとわかってもらえるに違いありません。


最後はこちら。Season4の第7話、台東区にある不思議なメニュー揃えの店での出来事。無国籍料理とでも言いましょうか、パスタやら生ハムがあったかと思えば、いぶりがっこやたいのカブト焼まであるという、謎のお店。ここであまりにも取り合わせの合わない料理を注文してしまい、その連携のマズさに思わず出てしまった名言。

連携云々は別としても、このような想いが頭を過るシチュエーションは確実に存在します。よくあるのは、迷いに迷った挙句注文したものの、「んあ~、やっぱし他のにしときゃ良かった」的な時。しかーし!如何なる理由があれど、男が一度決めたことに二言は無いのです。注文というのは、言わば不退転の決意なのです!そんな、自分に対しての戒めとして心に留めておきたい名言です。


空腹時は、誰もが孤独。

さてさて、4つのポイントからこの名作の更なる魅力をご紹介して参りましたが、いかがでしたでしょうか。飯テロとまで呼ばれ、多くの人々をクギ付けにしてきたその素晴らしき世界観は、まだまだ我々を空腹から解放してはくれないようです(笑)。この作品における裏テーマが『葛藤』であるとお話ししましたが、それと同時に空腹時の孤独さも重要なテーマであるように感じます。

その孤独から救済される瞬間がひとり飯であり、その自由さこそ最も幸せなひと時である・・・そんなメッセージが、この作品には込められているような気がしてなりません。“孤独なひとり飯”がしたくなったら、この作品にハマった証拠。旅先の食堂にふらりと入り、あなたオリジナルの名言を呟いてみるのも、乙な楽しみ方かも知れませんよ。


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