2017.04.16.Sun. 2ヶ月前 miki

新世紀エヴァンゲリオン6つの基礎知識!登場人物や新劇場版など今更きけない情報を紹介!

『新世紀エヴァンゲリオン』は、1995年に放送されたテレビアニメであり、社会現象になるほどの人気を誇った作品です。序盤は謎の怪物「使徒」に対して、謎の「人型汎用決戦兵器エヴァンゲリオン」で戦うロボットアニメだと思われましたが、終盤から一変。独特の深い心理描写や、現在の地上波では放送できないような際どいシーンがたくさんありました。ここでは、そんな歴史に残る日本のテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』について語っていこうと思います!

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新世紀エヴァンゲリオンとは


『新世紀エヴァンゲリオン』は、1995年にテレビアニメとして放送され、社会現象となった超人気アニメです。監督は『ふしぎの海のナディア』などで知られる「庵野秀明(あんのひであき)」氏で、制作会社は主に「ガイナックス」です。

本作は、序盤こそ謎の怪物「使徒」と戦うロボットアニメだと思われましたが、終盤に近づくにつれ物語は一変。人間の深い心理描写を描き、多くの謎が張り巡らされた問題作として話題になりました。そして、本作の魅力はキャラクターにもあり、特にヒロインである「綾波レイ」は多くの男性ファンを獲得し、萌えキャラの先駆け的存在となりました。

基礎知識①「新世紀エヴァンゲリオン」ストーリー


本作は、「セカンドインパクト」と呼ばれる、人類に大打撃を与えた災害から15年後の世界が舞台です。「第3新東京」に住む主人公の「碇シンジ」は、久しぶりに父親「碇ゲンドウ」に呼ばれ、「NERV(ネルフ)」と呼ばれる武装組織に向かいます。ゲンドウは「NERV」の最高司令官です。

しかし、そこに「第3使徒サキエル」という怪物が現れ、町はパニックに。政府の一般的な兵器は使徒の「A.T.フィールド」の前に全く通用せず、使徒の殲滅は「NERV」とゲンドウに委ねられます。「NERV」に向かう最中に出会った「NERV」幹部の「葛城ミサト」と共に、本部に向かうシンジ。しかし、本部についた途端ゲンドウの口から発せられた言葉は、「エヴァンゲリオン初号機に乗って使徒を殲滅しろ」という残酷なものでした。

ヒロインが重傷で登場という前代未聞の展開

突然の出来事に混乱するシンジ。いきなりエヴァに乗って使徒と戦えと言われても、もともと気が弱く争いなんて好まないシンジは、ゲンドウの命令に嫌だと激しく反抗します。久しぶりに父であるゲンドウに呼ばれて楽しみにしていたシンジは、思わぬ形で期待を裏切られ、ゲンドウに絶望と憎悪をぶつけずにはいられませんでした。

しかし、大破した「エヴァンゲリオン零号機」から、傷だらけになった少女「綾波レイ」が降りてきた時、負傷しても尚エヴァに乗って戦おうとする彼女の姿に、シンジは自問自答します。その時のシンジの有名な台詞がこれです。

逃げちゃダメだ

「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」。この言葉を唱え続けたシンジは、ついに「エヴァンゲリオン初号機」に乗って使徒と戦うことを決意します。気弱なシンジも、さすがに可憐な美少女が傷ついてなお戦おうとする姿に、男である自分が引くわけにはいかないと思ったのでしょう。

これまでのロボットアニメは、気が強い熱血少年やメカニックに詳しい少年が主人公であることがほとんどでしたが、この「碇シンジ」に関して言えば、争いを好まず、できるなら誰かに代わってもらいたいというような無責任な所があります。しかし、それが反って人間らしい魅力を放ち、エヴァやシンジの人気を引き上げた要因の一つであったのかもしれません。

初戦は勝負に負けて試合に勝った

「第3使徒サキエル」との初戦を、なんの訓練もなしにシンクロ率41.3%という高水準で初号機を動かし始めたシンジ。しかし、善戦はしたものの、戦いの最中で初号機の稼働はストップ。サキエルの餌食になる所でした。しかし、やられるかと思った所、初号機は再起動。コントロール不能の暴走状態となり、圧倒的な強さでサキエルを殲滅します

まるで獣のごとく暴走状態は、エヴァが普通のロボットアニメではないということを早い段階で視聴者に見せつけ、興味をひく要因となりましたね。さらに、初戦を完全な勝利に収められなかった所も、エヴァがそれまでのロボットアニメとは違う所でした。

基礎知識②新世紀エヴァンゲリオンの登場人物たち

「碇シンジ」弱気で消極的な初号機のパイロット

「碇シンジ」は『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公で、とても消極的で気が弱い少年です。そのため、基本的にはエヴァに乗ることを好んでおらず、ちょっと嫌なことや恐い思いをしたら、エヴァから離れたがる弱さがあります。

責任よりも自分の気持ちを優先してしまう所があり、エヴァに対するモチベーションに波があるキャラです。しかし、中盤は一時的にエヴァのパイロットとしての自分を前向きに捉え、シンクロ率でレイやアスカを上回ったことがありました。

内向的で、常に自身と自問自答しているキャラクターです。それまでのロボットアニメの常識を覆すようなタイプで、熱血漢だったり器用なタイプでは決してありません。「エヴァンゲリオン初号機」のパイロットであり、性格に反してパイロットとしては優秀です。

「綾波レイ」最も有名で最も愛された萌えキャラ


『新世紀エヴァンゲリオン』のヒロイン。基本的に無口で無感動、必要最低限の行動しかしない、大人しい美少女です。「萌えキャラ」の先駆け的存在で、90年代には、「綾波レイに恋をしている男性は日本中に100万人はいる」、と言われていた程の人気キャラクターでした(現在でも人気ですが)。

「エヴァンゲリオン零号機」のパイロットであり、後方アシストが得意なタイプですが、いざという時は体当たりで戦っていくアクティブな側面もあり、エヴァに乗っている時だけは、普段は見せない険しい表情をみせます。

「惣流・アスカ・ラングレー」強気で高飛車なもう一人のヒロイン


『新世紀エヴァンゲリオン』における、もう一人のヒロイン。レイとは打って変わって、アスカは非常に好戦的な性格でプライドが高く、常に挑発的な発言と上から目線な所が特徴です。

エヴァのパイロットとしての自分こそが全てでしたが、中盤シンジにシンクロ率を抜かれた辺りから調子が狂い始めます。そして、「第15使徒アラエル」戦の精神攻撃により、完全に人格が崩壊。生ける屍と化してしまいます。

「エヴァンゲリオン弐号機」のパイロットであり、性格が反映された体当たりな戦術を得意とします。

基礎知識③エヴァシリーズとは

エヴァシリーズとは、使徒に対抗するために建造された「人型汎用決戦兵器」であり、使徒と同等の力である「A.T.フィールド」を内蔵した、いわば「人の手で制御できる使徒」のようなものです。それは、「科学の力で生み出した使徒」とも呼べる存在ですが、その詳細は謎に包まれていて、どのような材質やシステムでエヴァが建造されているのか説明できる人物は、一部の製作者たちくらいでしょう。

そんな謎に包まれているロボットであるエヴァですが、作中では主にメインキャラクター3人が搭乗する「エヴァンゲリオン零号機」「エヴァンゲリオン初号機」「エヴァンゲリオン弐号機」の3体が活躍します。

基礎知識④未知の敵、使徒とは

使徒は最初の使徒である「第1使徒アダム」から生まれた存在で、「第2使徒リリス」を除き全てがアダムの子です。使徒はアダムに還り人類を消滅するために、アダムのいる「第3新東京」を目指します(しかし、本当にいるのはリリス)。そして、アダムやリリスと使徒の接触が達成されることで、人類滅亡の引き金「サードインパクト」が引き起こされるのです

「NERV」はこれを阻止し、自らの望む形にシナリオを進めるため、エヴァを建造。使徒を殲滅させることに尽力をつくしています。そのシナリオは「人類補完計画」と言われ、人々が魂の状態に戻ること、もしくは不完全な人間が完全な一個体として結合することを目的とした計画で、これの達成のためには、使徒とその魂を破壊しなければならなかったのです。

ちなみに、人類はリリスの子であり、厳密には18番目の使徒とされています。

基礎知識⑤複雑難解な設定に隠されたメッセージ

『新世紀エヴァンゲリオン』には様々なメッセージが散りばめられていますが、その一つに「碇シンジ」の名前があげられます。実は、「碇シンジ」の名前は実在する友愛団体「フリーメイソン」にちなんでいるという説があるのです。

「フリーメイソン」はもともと石工職人の集まりであり、画像の通り下向きの定規と上向きのコンパスの間にGという文字をシンボルとしています。下向きのコンパスは、「石」工が使う「定」規として、「碇シンジ」の「碇」という文字に相当します。そして、父ゲンドウの旧姓は「六分儀」であり、六分儀とは海で使うコンパスのことです。

そして、Gはゴッド、つまり「神の子」を表していて、シンジの母「碇ユイ」と「六分儀ゲンドウ」から生まれた子どもが神の子、つまり神児(シンジ)という意味なのです。

基礎知識⑥アニメ版、貞本版、新劇場版の違いは?

TVアニメ版では元祖エヴァが楽しめる


画質こそ古いですが、旧テレビアニメ版では、なんといっても「エヴァらしいエヴァ」を楽しむことができます。『新世紀エヴァンゲリオン』は、この旧テレビアニメシリーズが大ヒットして話題となった作品。新シリーズの「新劇場版」から入るのもいいですが、やはり旧作あっての新シリーズなので、「本物のエヴァ」をみたい人には旧テレビアニメをみることをおすすめします。

貞本版エヴァはわかりやすさが魅力


『新世紀エヴァンゲリオン』はテレビアニメ版だけでなく、「貞本義行(さだもとよしゆき)」氏が描いていた漫画版もおすすめです。まず、貞本氏はアニメーター兼マンガ家で、しかも『新世紀エヴァンゲリオン』のキャラデザをされている方なので、アニメそのままに近いビジュアルで作品を楽しめるのが魅力的です。

さらに、内容もテレビアニメ版よりもわかりやすく、曖昧さを嫌うという貞本氏の解釈のもと、テレビアニメでは語られなかった難解な部分をわかりやすく語ってくれている所が良いです。画像は漫画版の最終巻ですが、「セカンドインパクト」の影響で一年中夏のエヴァの世界で、シンジが冬服を着ています。これは、結末がテレビアニメとは違うということなので、気になる方はチェックしてみてください!

「新劇場版」キャラと世界観は近いが別作品

「新劇場版」は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』というタイトルで、「エ」が変形されていて「オ」も「ヲ」になっているなど、タイトルから既に微妙に違います。そして、登場人物の「惣流・アスカ・ラングレー」が「式波・アスカ・ラングレー」と名称が変わっていたり、新キャラクターとして「真希波・マリ・イラストリアス」が登場するなど、テレビアニメ版との相違があります。

そして、テレビアニメ版では1話しか登場しなかった人気キャラクター「渚カヲル」も、劇場版第3作目である「Q」では大活躍し、もはやメインキャラクターの域になりました。新劇場版は「序」まではテレビアニメ版と大きな相違はありませんでしたが、「破」と「Q」からは一変。まるでテレビアニメ版とは違う作品になりました。最新の映像技術でエヴァをみたい人におすすめです。

エヴァは時代を超えて熱狂させてくれるジュブナイルストーリー!

『新世紀エヴァンゲリオン』は、ただのロボットアニメではなく、深いメッセージ性や心理描写を描いた、老若男女問わず楽しめるアニメ作品です。やや難解なストーリーに初見では内容を理解することは難しいかもしれませんが、まずはその雰囲気を感じるだけでも共感したり、心に響くものがあると思います。

「綾波レイ」や「惣流・アスカ・ラングレー」などの魅力的な美少女も登場し、ハラハラドキドキさせてくれるシーンもあり、さらに純粋なロボットアニメとしても楽しめるので、非常に多角的な視点で物語をみることができる傑作です。まだご覧になっていない方は、(特に旧アニメ版)是非ご覧になってみてください!

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