2017.04.28.Fri. 8ヶ月前 japon

ブラック・レインは逸話の宝庫?映画を更に楽しむための5つポイント

日米ロケ合作、大物俳優総出演の一大アクションムービーで、いまだ伝説の映画ブラックレイン。現在の日本人俳優がハリウッド映画出演という流れは、この映画がきっかけと言っても過言ではありません。そんなスーパームービーを更に楽しむ5つのポイントが知りたい!!

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ブラック・レインとは?


アメリカと日本の刑事がギクシャクしながらも協力し、ヤクザ組織よりも破天荒で凶暴な男を追う物語はニューヨークから始まり、ほとんどは大阪が舞台です。<b>監督はリドリー・スコット</b>。<br><br>この監督の映像には<b>独特の近未来感と混沌とした東洋が入り混じった世界感</b>があり、近未来映画<b>ブレードランナー</b>などが有名です。日米豪華キャストが近未来的な異空間に放り出されます!<br><br>そこは大阪であり日本では無い不思議な舞台感覚も見所の一つです。アジアのどこかの国で、もっと治安が不安定で貧富の差が激しく、<b>危険な架空の都市が今見ても芸術的でカッコイイ!</b>

アメリカと日本の刑事がギクシャクしながらも協力し、ヤクザ組織よりも破天荒で凶暴な男を追う物語はニューヨークから始まり、ほとんどは大阪が舞台です。監督はリドリー・スコット

この監督の映像には独特の近未来感と混沌とした東洋が入り混じった世界感があり、近未来映画ブレードランナーなどが有名です。日米豪華キャストが近未来的な異空間に放り出されます!

そこは大阪であり日本では無い不思議な舞台感覚も見所の一つです。アジアのどこかの国で、もっと治安が不安定で貧富の差が激しく、危険な架空の都市が今見ても芸術的でカッコイイ!

ブラックレインの意味

アメリカで暴れまわる日本人・佐藤という存在。この狂気の塊はまるで、かつてアメリカが日本に落とした原爆のようなもので、その後は真っ黒い雨が自然現象として降る。警告のように。

義理人情を欠いた日本人・佐藤は、戦後が産んだ黒い雨そのものの様だ。しかし、古き良き日本を象徴する全く真逆な存在として松本刑事(高倉健)が、物語に対比して絡んでいく。

その黒い雨は止むのだろうか?もしかしたら佐藤では無く、ニック(マイケルダグラス)自身の心が自ら降らしているのでは?そんな見方も出来るブラックレインというタイトルです。

ブラック・レインのあらすじ

ニューヨーク市警の刑事(マイケル・ダグラス)と同僚は、レストランで食事をしていたところ、片隅のスーツの男達が揉めはじめると、<b>あっと言う間に一人が刺殺されてしまう。</b><br><br>男達は<b>日本のヤクザ</b>で刺殺した男・佐藤(松田優作)を逮捕するも、先に日本国内で指名手配されていた為、<b>日本まで護送するも佐藤の仲間の罠にはまり身柄を取り逃がしてしまう。</b><br><br><b>逮捕への恨みから佐藤はなぶり殺しの復讐を決行</b>。これをきっかけにマイケルダグラスと高倉健は本格的に佐藤逮捕に本格的に乗り出し、<b>ストーリーは衝撃のクライマックスへ!!</b>

ニューヨーク市警の刑事(マイケル・ダグラス)と同僚は、レストランで食事をしていたところ、片隅のスーツの男達が揉めはじめると、あっと言う間に一人が刺殺されてしまう。

男達は日本のヤクザで刺殺した男・佐藤(松田優作)を逮捕するも、先に日本国内で指名手配されていた為、日本まで護送するも佐藤の仲間の罠にはまり身柄を取り逃がしてしまう。

逮捕への恨みから佐藤はなぶり殺しの復讐を決行。これをきっかけにマイケルダグラスと高倉健は本格的に佐藤逮捕に本格的に乗り出し、ストーリーは衝撃のクライマックスへ!!

ポイント① 松田優作の遺作映画

ブラックレイン撮影時には、末期癌になっていた松田優作。それを周囲に隠し通して撮影に挑んだと言うのですから、その役者魂は今現在も語り継がれ、数々の伝説を残した名俳優です。

人並み外れた映画愛で若い時からアメリカ映画に憧れ、日本映画界のレベルに警笛を鳴らし、撮影現場や俳優仲間との呑みの席でも、激情の温度差で周囲を圧倒し、尊敬されていました。

この映画の鬼気迫る悪役で日本の松田優作の名は一気に知れ渡り、世界の映画界からビッグ・オファーが次々舞い込みましたが、本人は間も無く天に召され伝説だけが残りました。

松田優作のブラックレイン

遺作となってしまった松田優作にとってブラックレインは色々と逸話があり、女優であり演技への厳しさで嫌われた時代から親友でもある桃井かおりに、スタント無しのアクションを報告。

桃井は嬉しい反面、悔しかったと語っています。マイケルダグラスは「彼には不思議な魅力がある」と言い、アンディーガルシアは今まで色んな仕事を見て来た中で、彼は一流だと言った。

女優ケイト・キャプショーも「彼は間違いなくカリスマよ」と惜しみない評価です。このように共演者が度肝を抜かれてしまった、それが松田優作の登場でした。なんと書類選考は落選!

ポイント② 豪華日本人キャストに注目!


<b>松田優作はカリスマ俳優</b>と世界に言わしめ、<b>高倉健は実直で古風な平刑事役</b>はもちろん驚くべき英語力で、世界を驚かせました。<b>若山富三郎のヤクザ</b>は、超リアルな迫力がありました。<br><br><b>松田優作の兄貴分として内田裕也</b>が紳士的に警察の目をあざむき、<b>極東日本の悪い輩として安岡力也や、あのガッツ石松</b>が国家権力に吠え、最近では<b>アウトレイジ・ビヨンドの神山繁</b>。<br><br>この頃からやはりの名脇役で大阪府警刑事部長役で。この映画出演からオファーが増えたという<b>國村準は、時代劇から名脇役まで大活躍</b>。こんな顔ぶれが観れるのはブラックレインだけ!<br>

松田優作はカリスマ俳優と世界に言わしめ、高倉健は実直で古風な平刑事役はもちろん驚くべき英語力で、世界を驚かせました。若山富三郎のヤクザは、超リアルな迫力がありました。

松田優作の兄貴分として内田裕也が紳士的に警察の目をあざむき、極東日本の悪い輩として安岡力也や、あのガッツ石松が国家権力に吠え、最近ではアウトレイジ・ビヨンドの神山繁

この頃からやはりの名脇役で大阪府警刑事部長役で。この映画出演からオファーが増えたという國村準は、時代劇から名脇役まで大活躍。こんな顔ぶれが観れるのはブラックレインだけ!

ポイント③ ブラック・レインには様々な逸話が!

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映画ブラックレインは、アメリカパラマウント映画社が日本円にして33億円をかけ、日米合作映画として制作し興行収入160億円を記録し大ヒットとなりました。

予算だけ見ても日本映画の30倍という撮影だけに、規模が破格で色々な逸話を産み出しました!これだけの俳優陣を集めるアメリカでのオーデションの頃から、既に何かの予感が。

豪華キャストになった事により、人と人の個性が奇跡的なぶつかり合いをし、科学反応していった面白さもこの映画にはあります!そのいくつかをランダムに見ていきましょう!

やはり日本人にとっては松田優作と高倉健

日本では昭和という時代が終わりつつあり、アクション映画に松田優作が出る意味でもブラックレインは衝撃でした。同じく<b>昭和任侠映画スター高倉健さん</b>が刑事役で共演という奇跡。<br><br>悪役・佐藤役オーデションは、200人を超える俳優の中から<b>圧倒的なインパクトで松田優作に決定</b>し、高倉健ですらオーデションを受けたという恐るべしアメリカ映画の世界。<br><br>この二人は撮影中も、尊敬し合える仲で普段、<b>人の写真を撮らない松田優作が、健さんのオフショットなどを撮り</b>また健さんは<b>友情の証として腕時計を贈る</b>という秘話。泣けます。<br>

日本では昭和という時代が終わりつつあり、アクション映画に松田優作が出る意味でもブラックレインは衝撃でした。同じく昭和任侠映画スター高倉健さんが刑事役で共演という奇跡。

悪役・佐藤役オーデションは、200人を超える俳優の中から圧倒的なインパクトで松田優作に決定し、高倉健ですらオーデションを受けたという恐るべしアメリカ映画の世界。

この二人は撮影中も、尊敬し合える仲で普段、人の写真を撮らない松田優作が、健さんのオフショットなどを撮りまた健さんは友情の証として腕時計を贈るという秘話。泣けます。

ハリウッドが驚いた日本のカリスマ達

それまで、日本映画や日本の俳優というのは松田優作さん曰く、「アメリカ人は日本映画は黒澤しか認めていない。そのイメージをいつか払拭してやる」と松田優作は周囲に言ってます。

オーデションで既にリドリー監督に「グレート!」と言わせ、撮影に入るとスタント無しでアクションをこなし、米撮影スタッフ全員が松田優作の魅力に取り憑かれていったカリスマ性。

ブラックレイン公開後、日本に凄い悪役が居ると噂は広がりました。一方、高倉健は日本のどこでも尊敬され、アメリカではブルース・スプリングスティーンぐらいだと言わせました!

リドリー・スコット監督の映像魔術へのこだわり

リドリー・スコット監督は、黒澤映画「七人の侍」の大ファンで日本でのロケを凄く楽しみにしていましたが、実際来てみると綺麗に整備された日本にイメージの相違を感じました。

もっと中国の市場の様なゴチャゴチャしたイメージが欲しく、ロケの第一候補はなんと新宿歌舞伎町。しかし道路を一斉封鎖にしての撮影許可はいくら待っても下りずロケ地は関西へ。

それでも、規模が大きい撮影許可は縛りがあり、アメリカ撮影とミックスされたシーンが実はかなり多く、光と影にこだわる演出は許可が下りたとは言え、警察指導との闘いでした。

ロケの関西ではブラックレイン・バブル現象

撮影中に、ロケ班の移動はほとんどがタクシーを使っていた為、ロケ地であった神戸と大阪のタクシー会社はだいぶ潤ったという逸話があります。その規模なんと?!常時100台待機。

エキストラも駆け出し俳優から一般人まで大量に採用しました。通訳も人手が足りなく、一時的ではあるにしろ、日本に居ながらにしてアメリカの会社に採用されるという珍事が起きました。

噂が噂を呼び、日本人スタッフ枠は争奪戦に発展する程の大判振る舞い。いいものを創るには、いい環境からというハリウッドの感覚は当時、経済効果になってしまったという逸話でした!

ブラックレイン・バブルは嵐のような勢いで去って行った

アメリカ映画にはユニオン規定というものがつきまといます。俳優達が自分の権利を守れるようにと作られた協会で、撮影中は色んなものを俳優達に用意しないといけないのです。

例えば一人につき一台のキャンピングカー。これでプライベートな時間が守られますが、当時キャンピングカーは台数が少なく、日本中からキャンピングカーを集めたそうです。

それに、いつでも食べられる温かい食べ物。これには関西という事もあり沢山の種類の屋台が集められました。それを見ていたデコトラ運ちゃん達までスカウトされ出演しています。

ポイント④ 【ネタバレ】ブラック・レインのラストは……

この映画の中で、日本人である佐藤(松田優作)という存在は、一番のネックになっています。切れ切れの狂気と静かな知性を同時に秘め、何を考えているか全くわからない恐怖です。

一方、主人公はアメリカから佐藤が目の前で起こした事件に関わり、同僚を殺された復讐の念もあります。監督とマイケル・ダグラスは2種類のラストを撮りアメリカで考えたそうです。

それは佐藤を殺すか、逮捕し服役させるか、です。この判断の基準になったのは主人公の心情分析と、やはり松田優作の台本を最早、超えた迫真の演技、存在感だと監督に言わせました!

ポイント⑤ ブラック・レインには2種類のクライマックスがあった

アクションも伴う物語の最大の鍵は、逃げる佐藤を追い詰めいかに終わらせるか?松田優作を泥々で検挙した高倉健とマイケルダグラスの三人が署に戻ると、ざわついた署が静まり返る。

松田優作は捕まりながらも、太々しくまさに大悪党といったオーラを放っています。同時にストーリーの軸なのが組織的日本人文化と個人主義アメリカ文化のぶつかり合いです。

最初は日本人を小馬鹿気味だったイケイケのアメリカ刑事が、事件解決へ向けて徐々に表情が変わっていき、最後は理解し合い大人の男達に友情すら芽生えてアメリカへ帰って行きます!

運命的な時代の奇跡映像ブラックレイン

ブラックレインの最大の魅力は、脚本を超えた奇跡やマジックが幾つも起こった事じゃないでしょうか?リドリー・スコット監督にしろ、豪華俳優にしろこのタイミングだった奇跡。

もはや他界してしまった俳優が多く出演し、しかもギラギラと躍動している映像を見ると、なおさらそんな想いがします。関西でのロケも現在ではもっと規制が厳しいでしょう。

松田優作の遺作となってしまいましたが、「俺はまだまだ、こんなもんじゃない。」世界に名刺を渡し去って行きました。映画ブラックレインは何度見ても新しい発見があります!

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