2017.05.22.Mon. 1年前 kuji

北斗の運命に導かれた男の生き様!蒼天の拳の名言&名シーン23選!【ネタバレ注意】

大人気漫画、「北斗の拳」の過去編でもある「蒼天の拳」は男なら誰もが憧れてしまうような台詞や場面がたくさんあります。そんな名言、名シーンを解説しながら紹介します。

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「蒼天の拳」とは?

「蒼天の拳」の作者は原哲夫でコミックバンチで2001年から2010年まで連載され、全22巻で完結している漫画です。

前作である「北斗の拳」の時代から遡ること数十年前、第一次世界大戦の真っただ中に上海で活躍した北斗神拳伝承者、霞拳志郎が主人公です。北斗神拳は中国で枝分かれしていて、北斗劉家拳、北斗曹家拳、北斗孫家拳と三国志にちなんだ分派になっていました。分派であるが、自分たちは北斗神拳よりも弱くはない、という武道家の誇りに掛けた命掛けの闘いを繰り広げます。

闘いを求める男の過去には様々な理由があり、どうしても曲げることのできない男の意地や生き様がその闘いの中で見えていきます。ただ単に自らの強さだけを求めるのではなく、友人のため、恋人のため、と人の思いが集約して強さの結晶にもなっているので、ただの格闘漫画ではなく、ヒューマンドラマでもあります。

「蒼天の拳」名言、名シーン23選!

「蒼天の拳」には、心を揺さぶるような名言や名シーンが盛り込まれています。それは死闘の最中であったり、人との出会いや別れであったり様々です。

そんな中から厳選してこちらで紹介しますが、名シーンはあり過ぎるので、選ぶのも悩んでしまいます。

第23位「こいつは煙草じゃない 葬式の線香だ」

ゴランとのリング上での戦いの場で霞拳志郎が言い放った言葉ですが、実力差があり過ぎるからこその余裕の一言でもあります。誰も止めることができないほどの強さのゴランをまるで赤子の手をひねるように扱える拳志郎は流石という感じです。

見ているだけですかっとさせてくれる場面でもあるので、どのようにゴランがやられるのかを思わず楽しんでしまいます。何人も殺してきたゴランですが、暗殺拳の達人である拳志郎が相手では全く歯が立ちません。

22位 劉宗武、杜天風に復讐を果たす

作品の中でも最強と言われる劉宗武ですがその過去は悲惨なものです。杜天風に両親を殺され、あえて生かされてしまったのです。これは屈辱以外のなにものでもないのですが、その後に北斗劉家拳に出会い技と力を得ることができました

相手は未だに汚い手を使って生き延びようとしている極悪人なので劉宗武の敵ではありませんでした。幼い頃のトラウマとも言える存在を自らの手で抹殺することができたのですっきりした!という感じにさせてくれます。

第21位 「死んじまえば所詮人間クソ袋よ」

この言葉の意味は、金をいくら持っていても人間が死ぬときは身分や金の量を関係なく同じであるということです。生きている間に自らの地位を上げよう、金を積み上げよう、と一生懸命になっていても死んだら墓場まで持っていくことができません

だからこそ荒っぽい言葉ではありますが分かりやすく表現した言葉であり、人は生きざまである、ということを考えさせられてしまいます。男なら格好良く生きろ!そう言っている気がします。

第20位 「俺はお前の朋友だ」

作品中に良く出てくる言葉なのですが、霞拳志郎が朋友と認める相手は一生付き合っていくという意味があるからこそ深い言葉でもあります。上辺だけの付き合いではなく、死ぬかもしれないという極限状態を互いに共有したからこそ生まれる友情ともとれます。

年齢や敵味方は関係なくそのような間柄にしてしまう霞拳志郎にはそれだけの魅力があり、強さがあるのですからまさに心で繋がってしまう絆を作ることができるんです。

第19位 霞拳志郎と愛新覚羅溥儀の決闘

溥儀が拳志郎を自分のものにしようとしたことで、拳志郎の怒りを買ってしまうのですが、溥儀の心境の変化に注目です。皇帝として何不自由なく暮らしていて、心の底から真剣に人と向き合ったことがありませんでした。

しかし拳志郎が本気で溥儀に向き合った時、死を覚悟して今までの自分を捨て去ることを決意します。例え拳志郎に殺されることになろうとも最後は男を貫こうとした姿が凛々しいです。人はきっかけがあれば変われるんだ!ということです。

第18位 「北斗神拳は女を殺さない!そして生き残る!」

張太炎と初めて手合せをした時のセリフです。気絶しそうな重傷を負いながらも女性を守りながら戦うというとんでもない状況になります。相手は雑魚ではないのに強気の姿勢を崩さず、血だらけになりながらもやり合う拳志郎の姿に魅かれます。

女性に対して強いこだわりを持ち、守るべき存在だということを知らしめているのが蒼天の拳でもあるので、拳志郎はそれに相応しい男であり、その生きざまを見せてくれています。

第17位 霞拳志郎と芒狂雲の戦い

最初の見せ場とも言える対決シーンです。北斗の分派の対決ということもあり並の武道家の戦いとは比べ物になりません。芒狂雲は操気掌という拳志郎の知らない技を繰り出し驚かせますが、初めて見る技にも柔軟に対応できるのが北斗神拳の強さでもあるのが分かるシーンです。

剛と剛の戦いがこの2人の対決の特徴であり、豪快さと清々しさの両方を感じさせます。

第16位 霞拳志郎と劉宗武 の花見

天授の儀を行う前に霞拳志郎と劉宗武は花見をするのですが、大きな桜を背景にとても絵になるシーンです。互いに相手を殺すつもりでこれから戦おうとしているのに、この時だけは友情にも似た温かく清々しい雰囲気が流れていました。

正に死を覚悟した者同士だから分かり合える空間ともいえます。花びらが舞い散る景色と酌み交わす酒の調和が絶妙で美しい場面にしか見えません。でも……これから殺し合いをするんだよな……と思ってしまいます。

第15位 「蒼天を思え!蒼天に願え!」

拳志郎が船出をする前に空を指差して霞羅門に向かって言ったセリフですが、何とも豪快な言葉です。解釈としては、悩んだときは空を見上げろ!広大な空から見たら自分の悩みなどちっぽけなものだ!ということですが、拳志郎が言うからこそ格好いいセリフになっているのでしょう。

蒼天という言葉がタイトルにも入っているようにキーワード的な言葉として強く残ります。

第14位 霞拳志郎と張太炎との戦い

張太炎は初対決から拳志郎を圧倒する強さを持っていました。必殺技もたくさん隠し持ち、最後の対決では出し惜しみなしで全力でぶつかっていきます。しかし相手を上回る成長速度の速さが拳志郎の特徴です。例え劣勢になっていたとしてもそこから学んで対応策をしっかりと見つけるのです。

相手の剛の技をいなす見切りの力は凄すぎる!と思ってしまいます。それでも張太炎の技の数や引き出しの多さは対決した相手の中でも一番かもしれません。一方で技を食らっても強い相手と戦えることに喜んでしまう拳志郎にも驚きです。

第13位 芒狂雲の最期

芒狂雲は強さを求めるあまりに師父を殺すなど魔道に入ったとされますが、拳志郎との戦いに敗れたことで、その本心を語ります。病の体であるがゆえにたった一つの望みを叶えたい!それは北斗最強になること!だからこそ、あえて非情にならざるを得なかったのです。

しかし拳志郎と命を賭け戦うことができて全力を出し切ったからこそ満足して最期を迎えることができました。拳志郎ともほぼ互角に戦い抜き、純粋な闘争だけを求めた相手だけに残念なシーンでもあり悲壮感の漂うシーンです。

第12位 彪白鳳の死

流飛燕の兄弟子である彪白鳳は、ナチスの凶弾によって倒れてしまいます。突然のことに驚きますが、それよりも流飛燕のことを大切に思う気持ちが死に際にしっかりと伝わってきます。

血は繋がっていないのに流飛燕のために幼いころから本当の兄のように守ってきた様子が回想でも出てくるので、流飛燕の悲しみまで感じてしまいます。登場シーンはそれほどないのに人情味があり強そうなオーラを放つキャラクターでもあったので、もう少し拳志郎との戦いも見て見たかったと思います。

第11位 ヤサカの覚悟

西斗月拳は、北斗神拳を憎み滅ぼすためにあるものだと思っていたヤサカでしたが、それも天授の儀の後に違うことを知ります。そして知ってしまうことで自分の今までやってきたことが無意味なものと理解し後悔します

だから最愛の人間を奪ってしまったエリカに自らの未来を託します。拳銃を渡すと、生かすも殺すも自由ということを明確にエリカに伝えたのです。しかしエリカは許し、ヤサカに西斗月拳の墓にナチスの遺産を持っていくように話します。非情なヤサカが少女のエリカに謝罪をするのがとても印象的なシーンです。

第10位 「イ爾已經死了(お前はもう死んでいる)」

「北斗の拳」からの定番の名言といえばこれですね。しかし今回は中国語バージョンになっています。しかもこの言葉を使ったのは1回しかないので、ある意味蒼天の拳ではレアなセリフとも言えます。

北斗神拳の技は触れられた瞬間に発動するのではなく、しばらく経ってから発動するのでこの言葉に繋がります。食らった人間は安心させといて、地獄に突き落とされる気分でしょうね。「北斗の拳」のケンシロウと「蒼天の拳」の拳志郎は全く性格が違うので放っている雰囲気がまるで違います。

第9位 ソフィーの死

ギーズの妹でもあるソフィーは、あまりにも辛い過去を体験してしまったことで記憶を失ってしまいます。それも拳志郎の手により記憶を徐々に取り戻すことになります。

これにはギースもとても喜び、過去が辛かった分だけこれから幸せになって欲しいと願いました。そんな喜びもつかの間、張太炎の仕掛けた爆弾に巻き込まれそのまま息を引き取ってしまいます。ギーズの張り裂けそうな思いが見ていて辛くなります。

第8位 ヤーマの死

シュケンとヤーマの愛が北斗神拳を生み出したのですが、シュケンは北斗神拳の存在を守るために兄弟子を皆殺しにし、最後はヤーマにまで手に掛けようとします。しかしヤーマを殺すことが出来ずに悩んでいると、ヤーマはシュケンの意思を汲んでか自ら命を絶とうと崖から飛び降りました

ヤーマのシュケンに対する愛が大きすぎる結末ですが、殺そうとしている相手のことをそこまで想うというのも凄いです。ヤーマは結局は死んではいませんでしたが、シュケンのことを愛していて恨んではいないということを勾玉に残していました。

第7位 潘玉玲の記憶が戻る

芒狂雲の手によって記憶を失った潘玉玲はまるで別人のようでしたが、玉玲のことを拳志郎は必死に見守り、記憶が自然に戻るのを待ちました。そんな拳志郎の待っている姿が健気で、時おり見せる悲しい表情が何とも言えません。

過去の玉玲の思い出や初めての出会いなどを回想するので、早く記憶が戻って!ともどかしくもなります。そしてはっきりと玉玲の記憶が戻った瞬間におめでとう!と思ってしまいます。

第6位 張太炎許される

ギースの妹を卑劣な手段で殺した張太炎ですが、拳志郎に敗れて本当の顔を見せます。自らの父を殺すために拳を磨き、非情になり、どこまでも強さを追及していたのですが、自らが黒く染まりすぎていたことで父には勝てないということも悟ります。

だからこそ、ギースに殺されることも望んでいたのですが、ギースは張太炎をあえて生かし、父と戦うことを今後の糧とさせます。最愛の妹を失っても武道家ゆえの志を理解し許せるギースに男を感じさせられます。

第5位 ギーズの死

物語に深く係わっていたギーズですが、流飛燕の手により死を覚悟しなくてはならない状況になります。しかしただで死ぬ訳にはいかないと、死を引き延ばしてでも拳志郎に会いに行きます

拳志郎に会い、自らの役目を終えたと思ったギースは拳志郎の演出により船の上で花火の上がる美しい夜景の中で死に際を迎えることができます。拳志郎や玉玲に温かく包まれるような最期だからこそ安らかな表情で逝くことができほっとしてしまいます。妹も救われない形で死んでギースまでも死んでしまうとは……と悲しくなってしまいます。

第4位 霞拳志郎と流飛燕の戦い

拳志郎と流飛燕の戦いは師父の代理戦争みたいなものでした。自らの流派を作り上げるために数々の犠牲を出し、エリカを守るために戦ってきた流飛燕だからこそどうしても勝ちたかったのです。

しかしそれを上回るのが拳志郎で、繰り出される技を真っ向から切り替えし、反撃をしていきます。結果敗北した流飛燕は自ら命を絶とうとしますが、エリカの声で留まってしまいます。死ぬことが筋だとわかってもエリカと会えなくなることは辛い……そんな葛藤に感動してしまいます。

第3位 流飛燕の死

ヤサカと対決することになった流飛燕ですが、西斗月拳は北斗神拳の始祖でもある拳法なので技の差で敗北を喫することになります。そこへ拳志郎が駆けつけるのですが、流飛燕は瀕死の状態でした。

エリカにだけは自らの死を悟られたくないと思った流飛燕は船に乗せられてそのまま海を漂い最期を迎えました。エリカを残して死んでしまう……そんなシーンは感動ものです。

第2位 「北斗の文句は俺に言え!」

これぞ、蒼天の拳の名言と言えるセリフです。弱い者をいじめる奴らに掛ける言葉でもありますが、煙草をふかしながら言い放つのが格好良すぎです!

この言葉を言い換えて「龍の文句は俺に言え!」などもありますが、コミカルに利用するところも面白いですし、いろいろ代用できてしまうから使いやすい言葉でもあります。拳志郎が使うからこそ映える名言です。

第1位 天授の儀の結末!

物語の最大の見せ場は、やはり天授の儀でしょう。北斗神拳伝承者としてふさわしいかどうかの戦いとなりますが、霞拳志郎と劉宗武が互いに命を賭けて繰り広げる死闘だからこそ胸を熱くさせられます。

何といってもクライマックスのシーンで拳志郎が劉宗武の拳を貫いて殴るところがテンションが一番上がる所でもあります。そして戦意喪失した劉宗武に殺す覚悟で拳を振り下ろそうとしますが、それを女人象が止めます。殺す必要はないという天の意思が粋な形で表れていました。

男の生き様が満載の「蒼天の拳」

前作「北斗の拳」とは全く違ったテイストで描かれた「蒼天の拳」には、やはり主人公である霞拳志郎の魅力があります。煙草をばかばか吸い、酒も飲み、時にはふざけて、友を大事にする。人間味が溢れているキャラクターであるからこそ名言、名場面が多いとも言えます。

そんな拳志郎を取り巻く人物も個性豊かで、それぞれの過去があるからこそストーリーに深みが増していきます。今からでも遅くありません。「蒼天の拳」を読んで男の生き様を感じて見てはいかがでしょう。

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