2017.07.03.Mon. 10ヶ月前 うめこ

【犬夜叉/完結編】2度目のアニメは超駆け足?完結の物語に迫る!

高橋留美子原作の「犬夜叉」は、日本テレビ系列のアニメで放送されていました。アニメは原作が未完ということもあり、いったん終了しますが、4年後に「犬夜叉・完結編」として戻ってきます。犬夜叉・完結編はすべての答えを出すシリーズとして放送されましたが、ストーリー展開が超駆け足!?犬夜叉の物語はアニメ上で完結したのか紐解いていきたいと思います。

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超大作アニメ「犬夜叉」とは?

日本テレビで放送されたアニメ版・犬夜叉は、漫画家・高橋留美子少年サンデーで、1996年から2008年まで連載していた犬夜叉は全56巻の超大作。

うる星やつららんま1/2など、現実と想像の世界が得意とする高橋留美子ワールドは、犬夜叉でも独特の世界観は健在です。

半妖怪の犬夜叉は中学生の日暮かごめが、自分の家である日暮神社の井戸に引きずり込まれ、500年前の戦国時代にタイムスリップしてしまいます。タイムスリップしてきたかごめは、犬夜叉の恋人で巫女の桔梗の生まれ変わりでした。

四魂の玉は妖怪の能力を高めることで、様々な妖怪たちが欲しがり、し烈な戦いを繰り広げる中で、四魂は砕け散って世界に散らばります。かごめがタイムスリップしたことで、50年間眠っていた犬夜叉は目を覚ましました。


四魂のかけらを四魂の玉としてよみがえらせることになります。最初は犬夜叉もかごめも喧嘩ばかりしていましたが、かごめを住んでいた世界に戻すためには、四魂のかけらを一つにするしかないということを知ります。

四魂のかけらを探している途中で仲間になった、法師の弥勒、退治屋珊瑚、子狐妖怪七宝とで力を合わせて集めます。宿敵・奈落も四魂を集めていることを知り、宿敵・奈落の暗躍を防ぐため戦いを続けるストーリーです。

犬夜叉のアニメは、原作の途中まで

アニメ版・犬夜叉は、2000年10月から2004年09月まで日本テレビで放送開始しました。全167話ありますが、原作の1巻から36巻の途中までのストーリーまでで終了してしまいます。

ストーリーの中盤以降になってくると、原作がアニメと追いつくことが多くなりました。第95話と第96話の間には、映画・犬夜叉「時代(とき)を越える想い」、第136話と第137話の間には映画・犬夜叉「鏡の中の夢幻城」を放送。

またテレビオリジナルのエピソードも入れるようになりましたが、奈落との決戦の段階ではまだ原作の終了のめどが立っていませんでした。そのため、アニメ版・犬夜叉はいったん終了することになります。

第167話のエンディングでは犬夜叉やかごめ、弥勒、珊瑚、七宝などの犬夜叉一味、、鋼牙、桔梗、奈落、神楽、神撫などの敵陣営などの主要キャラクターたちのその後を流しています。

最後のシーンでは犬夜叉の「どこまでも奈落を追うぞ!」。かごめの「これからも犬夜叉をよろしくお願いします」という言葉で、犬夜叉のアニメはまだまだ続くということを予感させての終了となりました。

犬夜叉完結編のアニメは原作の完結まで

犬夜叉完結編では、アニメ版・犬夜叉で放送されなかった第36巻の途中から第56巻と最終巻までのストーリーで構成されています。

魍魎丸の死は、他の重要なエピソードを入れるためか、それほど時間は割かずに序盤の第6話「魍魎丸の最期」までであっけなく終了します。


ストーリーの序盤第2話「神楽の風」では、敵対していた神楽が奈落を裏切り、それを知った奈落は心臓を戻し自由にさせます。自由になったと同時に、奈落に攻撃をされたことで致命傷を負うことになりました。

神楽は、白い花畑で一人死んでいくのかと考えていたところに、犬夜叉の兄である殺生丸が駆け付けてきました。殺生丸の武器・天生牙は、生命を蘇らせることができますが、神楽には間に合わず、殺生丸は最後を看取ります。

「私は、風だ、自由の風だ」と言った最後のシーンでは、アニメ版・犬夜叉でも使用されていた、神楽らしいフレーズです。

犬夜叉完結編では、どこか寂しげな、神楽が浄化されたフレーズに変化しています。
アニメ版・犬夜叉では、話数や放送時間が余裕もありました。また、原作に追いつかないようにオリジナルストーリーなどを入れたことにより、ボリューム感が全体的にあります。

一方、犬夜叉完結編は、神楽の死桔梗の死など、宿敵・奈落との決戦へと向かっていくので深刻なストーリー展開が多くなりました。細かい描写やストーリーで重要度が高いエピソードを入れるために、簡素化したということが超駆け足の理由だったのかもしれません。

桔梗が亡くなる第8話「星々きらめきの間に」では、これまで桔梗と犬夜叉の関係に、どこか迷いがあったかごめの葛藤も描かれています。桔梗の死後は、犬夜叉よりもかごめのほうが力強い場面が多くなっていきました。
最終決戦で、宿敵・奈落が四魂の玉を手に入れたい理由は、桔梗への想いでした。かごめの矢で奈落を倒し、世界に平和をもたらします。

宿敵・奈落を倒したことで、かごめが奈落から生まれた、夢幻の白夜に切られていたことがわかりました。そのために、戦国時代と現代をつなげていた骨喰いの井戸が、どちらの世界でも消え、かごめは四魂の玉に閉じ込められてしまいます。

犬夜叉は閉じ込められたかごめを助けにいき、二人で力を合わせて四魂の玉を壊して、奈落の魂も浄化させて終わりを迎えます。




犬夜叉完結編はなぜ全26話だったのか考えてみる

2008年に原作が終了したことで、「アニメも再開するのでは?」とアニメ版・犬夜叉ファンは待っていました。しかし、実際にはなかなか放送のアナウンスはされません。

原作終了してから、1年以上経った2009年10月の犬夜叉完結編の放送となりました。2004年にアニメ版・犬夜叉に終了したので、4年以上が経過していたことになります。



主人公の犬夜叉役を演じている山口勝平さん、かごめ役のゆきのさつきさん、桔梗役の日高のりこさんなど、アニメ版・犬夜叉と変わらずに声優陣が演じます。

アニメ版・犬夜叉と、犬夜叉完結編の間にある4年というアニメ放送では、声優陣が変わらないということが、長い歳月を埋めていく重要なポイントになったと思われます。

2000年から2004年まで放送されていたアニメ版・犬夜叉では、視聴者がテレビを観ることが多い、ゴールデンタイムの19時から19時半の放送時間帯でした。

しかし、2008年頃からバラエティがテレビ界では台頭してきてきます。日本テレビもその流れに合わせ、2009年04月の春の改編期には、19時から20時まで長く親しまれてきたアニメ枠は廃止になります。

原作終了が2008年、ゴールデンアニメ枠の廃止は翌年の2009年春、その前に制作は開始しなければならないので、犬夜叉完結編の放送枠確保に影響が出たのが想像できます。



アニメ版・犬夜叉は、ゴールデンタイムのアニメ枠だったので19時から19時30分の30分放送でした。犬夜叉完結編は、日曜深夜2時20分から2時50分と放送時間も20分となり、アニメ版・犬夜叉と比べて10分も短縮されています。

アニメ版・犬夜叉では、子狐妖怪の七宝の「犬夜叉のツボ」というショートコーナーがエンディング部分にありましたが、犬夜叉完結編では廃止されています。時間短縮ということからも、原作のどのストーリーを選ぶのか制作者たちの頭を悩ませていた問題だったと思います。

犬夜叉完結編の最終回は話が回収されているのか?

犬夜叉完結編は、ゴールデンタイムから深夜枠へ放送枠移動や、話数や放送時間短縮など、制作側の制限ということもあり、駆け足感があったのかもしれません。

原作のエピソードの大幅カットはありますが、神楽の死や、桔梗の死、宿敵・奈落がどうして四魂の玉を欲しがったのかということまでアニメ化されました。そして、犬夜叉完結編の最終回では、犬夜叉が、骨喰いの井戸から出てくるかごめを迎えに行くシーンで終わりを迎えます。

4年ほどの空白の時間はありましたが、2000年から2010年まで放送された犬夜叉シリーズの完結を迎えたのは、犬夜叉ファンは感慨深かったのではないかと思います。

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