2017.07.21.Fri. 3ヶ月前 kurosawa

【こどものおもちゃ】伝説の名作を7つのポイントで紹介!ハードなストーリーに驚愕…

『集英社・りぼん』にて連載された「こどものおもちゃ」は、学校のいじめや家庭の崩壊などの社会問題を当事者である子供の視点から描いていて、大変奥深い内容となっています。主人公の倉田紗南はとても明るい性格で、彼女を中心に色々な事情を抱える子供たちが登場します。笑いあり涙ありの素晴らしい大作コメディーです!

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不朽の名作「こどものおもちゃ」のあらすじ

芸能子役の怒涛のスクールライフ

少女漫画雑誌「りぼん」にて連載された「こどものおもちゃ」は主人公・倉田紗南(くらたサナ)のドタバタなスクールライフを描くコメディー漫画です。小学6年生の紗南が通う神保学校のクラスには猿山のボスこと羽山秋人がいます。

羽山は悪いリーダーとして学校でかなりの幅を利かせており、クラスの女子生徒や担任の先生を虐めることを主導していましたが、曲がったことが許せない紗南はそんな羽山と真っ向から対峙し、徐々に打ち解けあってゆきます。

明るく元気な紗南のおかげでクラスは平和を取り戻しますが、相変わらず孤独な闇を背負っている羽山を紗南は放って置けません。正反対のふたりが少しずつ互いを知ってゆく様や、数多くの友達たちとの関わりを描く、最高に胸を打つお話です。

「こどものおもちゃ」の注目ポイント①

天真爛漫な倉田紗南

「こどものおもちゃ」の魅力は何と言っても紗南の面白さにあるでしょう。少し複雑な家庭環境や多忙な芸能界で生活を送る中、学校でもパワフルな行動を見せつけてくれます。本作の元気印ですね。

常に笑顔を絶やさずニコニコしていて周囲、延いては漫画・アニメの読者・視聴者を元気にしてくれます。その魅力の一つに高い笑いのセンスコミュニケーション能力があると思います。子供ながらに人を分け隔てしない人格者です。

おっちょこちょいな部分もありますが、それもチャームポイントですね。笑いを誘う語彙力やボケ・ツッコミは見事としか言いようがありません。そして繊細な一面も持ち合わせます。芸能界で役を演じる紗南の優れた演技力など、紗南には目が離せませんね。

「こどものおもちゃ」の注目ポイント②

クールな悪ガキ羽山秋人

羽山にはゾクッとさせるような怖さと、人を束ねるカリスマ性があります。しかしそのカリスマ性は主に悪い方向で発揮され、時には人を傷つけることもありました。クールで孤独な羽山は、紗南とは対照的だと言えましょう。

そんな羽山ですが紗南とぶつかり合うことで心を改め成長を遂げてゆきます。悪魔の子呼ばわりされていた羽山のズレた家庭環境に紗南が介入し、そこから少しずつ心を開いた様子が見られます。しかし基本は無口&クールで、心を開いた紗南にもよく意地悪をします。

でも意地悪しないと関係性を築けない不器用な所が魅力にもなっていますね。紗南とは凸凹コンビと言ったところでしょう。何でも一人で背負いがちな羽山なので、本当に紗南に出会えてよかったと思います。

「こどものおもちゃ」の注目ポイント③

紗南と秋人の関係性

初めは対立から始まった二人の関係性も、時を重ね関わり合っていく中で次第に好意を抱くほどに変化し発展してゆきます。基本的には男勝りな紗南が羽山をグイグイ引っ張っていく形ですね。

紗南も羽山も十代前半とは思えない達観した面があって大人びてもいるせいか、羽山が突然紗南にキスをする場面などは逆に子供っぽく見えます。紗南からキス魔と呼ばれたり警戒されつつも、互いに惹かれあってゆきます。

紗南が本当の母親を探して悩んでいる時などは側に寄り添い、辛い紗南の心を慰める羽山の男らしさもありながら二人は青春を共にします。持ちつ持たれつの関係性が築かれていく流れは見事で、「こどものおもちゃ」の醍醐味です。

「こどものおもちゃ」の注目ポイント④

アニメで描かれる「こどちゃ」

「こどものおもちゃ」は1996年にテレビアニメ化されました。約二年間と長期にわたって放送されましたが、それだけ人気があり、愛されていたことがわかりますね。うさぎのマスコットキャラ「バビットくん」がツッコミを入れるのも印象的です。

アニメで活躍する紗南ちゃんは、漫画で読んでいたイメージをさらに飛び越えるが如く躍動してくれます。あちこちハイテンションで画面いっぱいに動き回り、ピッタリ合った声で、早口で難度の高い言葉もスラスラ言ってのけるので、リズミカルで楽しいです。

羽山の親友である佐々木剛(ささきつよし)君も、アニメでは一層ハジけていますね。優しい彼が我を忘れて怒りだす様子などもパワーアップして描かれていて、各キャラクターたちの魅力が引き出されています。

「こどものおもちゃ」の注目ポイント⑤

舞台は小学校から中学校へ

波乱の小学生時代を過ごした紗南たちも、いよいよ中学生になります。クラスが別れてしまった紗南と羽山ですが、新しい出会いもあります。新たに松井風花(まついふうか)という女の子が加わりますね。

大阪出身で関西色の強い子で、負けん気が強く男勝りな性格が紗南に似ています。そんな二人はすぐに意気投合し、友達になります。こどちゃはイケイケな女の子によくスポットが当たるように感じますね。

しかしそんな風花ですが、実は羽山と過去に因縁があり二人は急接近します。恋のライバル登場にハラハラドキドキしますが、最終的には羽山は紗南を選び、風花は身を引くという結末になります。

「こどものおもちゃ」の注目ポイント⑥

紗南が罹った「人形病」とは?

いつも陽気な紗南ですが、ある日「人形病」という心の病に罹ってしまいます。これは自分の感情と表情がシンクロしない病であり、紗南の繊細な心が引き起こした厄介なものです。最初に読んだときは紗南だけに驚きが半端なかったです。

唐突な羽山のアメリカ行きが、紗南自身の想像以上にその心を苦しめたようで、罹り始めの頃は、自分の症状に気が付けていませんでした。母やマネージャーの玲(れい)くんたち周りの人間はひどく心配です。

しかし、羽山や母、そして数多くの仲間の献身的な支えにより、紗南はとうとう病を乗り越えます。人形病あたりのお話はとても胸が痛む、過酷でハードな物語ですが心の持つ意味を垣間見させる深いストーリーです。

「こどものおもちゃ」の注目ポイント⑦

大作の最終回と続編に迫る

「こどものおもちゃ」は単行本10巻で最終回を迎えました。巻数の割に内容に厚みがあるのが凄みです。最終回では病から立ち直り元気になった紗南ちゃんの姿も見られ、見事ハッピーエンドで締めくくられましたね。

人が支え合う事にどれ程の力が込められているのかを教えてくれる、素晴らしい締めでした。羽山がロスへ行き、離ればなれになっても揺るがない二人の絆も描かれたので、ホッとした読者も多いはずです。

「Deep Clear」として、少しながら続編も描かれています。大人になった紗南と羽山は結婚して、ラブラブなのがわかります。子供も設けていて、時の流れを感じられる内容になっています。

少女漫画「こどものおもちゃ」は超絶面白い!

腹の底から笑えるコメディー漫画(アニメ)

「こどものおもちゃ」は、多感な子供の葛藤や悩み・不安を社会問題とリンクさせながら如実に描いているにもかかわらず、笑いが絶えない物語になっています。個性豊かな紗南が、明るい雰囲気を主導してくれます。

何よりも紗南が織りなすドタバタな青春に、誰もが目を奪われ関心を持っていかれる事でしょう。こんなに面白い女の子は滅多に他でお目にかかれません。そのことはお約束できると思います。

複雑な人間関係を描いていることから濃い内容の作品ですが、困難を乗り越える果敢な姿に感動し、コメディーチックな作風にたくさん笑顔をもらえるはずです。色褪せぬ名作なので、今の若い子にも是非読んでほしいです。


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