2017.07.28.Fri. 3ヶ月前 hasegawa

天才・庵野秀明のこれまでの仕事まとめ!意外な作品にも関わっていた?

「新世紀エヴァンゲリオン」や「シン・ゴジラ」の監督として知られる庵野秀明。しかし彼が一監督としてだけでなく、マルチな才能を発揮し第一線で活躍し続けている事は意外と知られていません。今回はそんな彼の幻のデビュー作から意外な活動までご紹介。庵野秀明の天才ぶりをとくと堪能しましょう!

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サブカル界が生んだ天才監督・庵野秀明氏とは?

庵野秀明は、映画監督、プロデューサー、アニメーターと幅広く活動する人物です。

新世紀エヴァンゲリオンシン・ゴジラ等の監督として知られる人物ですが、先に挙げた通り、活動範囲は監督だけにとどまらず、若い頃はアニメーターとして多くのアニメに参加し、非常に高い作画技術を持ったアニメーターとしても有名です。

特にアニメーターとしては、ロボット等のメカニック爆発シーン等の作画が非常に得意であり、彼が作画を手掛けたシーンは現在でも語り草になるほどなのです。
そんな彼のキャリアは、自主制作アニメより始まります。

彼が主要メンバーの一人であるDAICON FILMでは、大阪で開催されていたSF大会のオープニングアニメーションや同人特撮作品などを製作し、当時からプロに目を付けられる程高い評価を得ていました。

いわば、庵野氏はサブカルチャー界の出身であり、サブカル界期待の新星であったとも言えます。
そんなDAICON FILMは、後にアニメ制作会社・ガイナックスの母体となり、創設時からの古参メンバーとして、トップをねらえ!ふしぎの海のナディア新世紀エヴァンゲリオンといった数々の有名作品の製作に携わることになります。

現在では創成期から携わったガイナックスの取締役から退き、アニメ制作会社・株式会社カラーを設立しその代表取締役に就任、現在では新劇場版エヴァンゲリオンの新作を制作中です。

次項からは、マルチな才能を発揮する彼の仕事ぶりについて紹介していきましょう!

どれだけ知ってる?庵野秀明氏の作品一覧

この項では、庵野秀明氏が監督を務めた作品を主に紹介します。といっても全ては紹介しきれませんので、あくまでも代表的な作品の一部を紹介といった形になります。これだけでも、庵野氏の万能っぷりが分かるかも?

TVアニメ・OVA作品

初期の代表作「ふしぎの海のナディア」では総監督・脚本・絵コンテ・作画監督を、「新世紀エヴァンゲリオン」では監督・メカニックデザイン・脚本・絵コンテ・原画とフル稼働!少女マンガ原作の「彼氏彼女の事情」では監督・音響監督・脚本・絵コンテ・構成。スポ根SF「トップをねらえ!」では監督・脚本・画コンテ・設定・原画とこちらもフルで参加。知る人ぞ知る「Re:キューティーハニー」では総監督・演出・原画を担当していました。

デビュー当初からしばらくはアニメ界にて監督業、また作品によっては作画監督を務めておりました。特にエヴァンゲリオン、トップをねらえ!での多忙ぶりには驚きです……両作とも全く新しい切り口のSFを提示し大人気を博した傑作となっています。

実写映画

庵野秀明氏の演出手腕はアニメだけでなく、1998年の「ラブ&ポップ」から「式日」「キューティーハニー(実写版)」など実写映画でもいかんなく発揮され、数作監督や脚本を務めています。そして昨今の大ヒット特撮「シン・ゴジラ」でも総監督、脚本、編集等を手がけました。

どれも観客を選ぶ作品という側面はありますが、カルト的な人気を誇るものばかりです。

庵野秀明の自主製作作品も要確認!


「DAICONⅣ オープニングアニメーション」で作画監督、原画を。「帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令」でも総監督、合成、主演で参加。帰ってきたウルトラマンについては、庵野氏の名前を知らしめるターニングポイントとなった作品ですので、次項にて詳細に解説いたします。

……いかがでしょうか?ざっと挙げただけでこれだけの作品があります。また、アニメーターとして参加している作品も多岐に渡り、彼の仕事ぶりはここでは紹介しきれません。有名作はもちろん、何この作品?と思えるような作品もあるかと思います。これを機に観てみるのも面白いかもしれないですね!


色んな意味で伝説の「帰ってきたウルトラマン」

さて、ここでは庵野秀明氏の名を広めるきっかけとなった自主製作作品帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令について紹介したいと思います。

帰ってきたウルトラマンといえば円谷プロダクション製作の国民的ヒーローシリーズ・ウルトラシリーズの1作でありますが、本作はそれとは完全に無関係であり、ウルトラシリーズの大ファンである庵野氏がファンとしての愛を全開にした結果勢いで作ってしまった同人作品なのです!

凄い情熱(笑)、というか著作権とか諸々に関しては割とおおらかな時代だったのですね(笑)

現在では円谷プロに許可を取った上、ガイナックスから同作のDVDソフトが発売されており、そちらで視聴することが出来ます。
自主製作でありながら、人間のエゴをえぐり出すような心理的描写細部までこだわったメカニックの描写凝った演出等々、後の庵野氏の作風がいかんなく発揮された作品であり、とてもアマチュアが製作した作品とは思えない仕上がりには驚きです!

その中でも特撮シーンは出色の出来であり、怪獣バグジュエルマットアローの戦闘シーンなど、なんと当時プロの作品でもほとんどお目にかかる事のなかったCGまで一部登場するのです。本当にアマチュアが撮った映像なのでしょうか?

そんな映像描写に圧倒されていると、物語後半についに主役のウルトラマンが登場!!
・・・なんでここまで凝っておいて、ウルトラマンはこうなのか(笑)上手い事オチがつきましたとさ。因みにこのウルトラマン、フィギュアが登場するなどそこそこの知名度があります。


以上、庵野氏にとって伝説の作品帰ってきたウルトラマンについて紹介しました。アマチュア時代からその才能をいかんなく発揮していた庵野氏の天才ぶりの片鱗が、伝わったでしょうか?

新たな伝説を刻んだ「シン・ゴジラ」

2016年に公開され、君の名はと並ぶ大ヒットを記録したシン・ゴジラ。2004年公開のゴジラ FINAL WARS以来12年振りの国内制作版ゴジラという事で大変注目されていた本作の監督を庵野氏が担当しました。


本作最大の特徴と言えば、「現実(ニッポン)対虚構(ゴジラ)」のキャッチコピーに代表されるように、ゴジラを巨大な災害に設定し、そんな巨大災害に立ち向かう政府の戦いを描く怪獣映画史上類を見ないリアルな描写です。

リアリティ向上のため、従来の映画では必要不可欠であるはずのドラマ描写をとことん削り、さながらドキュメンタリーを見ているような感覚が新鮮で、ドラマティックな要素をことごとく廃しながらも映像作品として面白い!という不思議なバランスで成り立っています。

とても挑戦的な作風と言え、ドラマを削ってもやり方次第で面白い作品に仕上がるという良い例を示してくれました。
そして、そんなリアリティに説得力を持たせているのが庵野氏こだわりの演出。国産のゴジラ作品では初めてフルCGで描写されたゴジラや自衛隊との戦闘シーン等の特撮場面をはじめとし、ドラマではなく映像で見せるという、庵野氏の強いこだわりが存分に味わえる作品に仕上がっています。

君の名はと共に2016年度大きな話題を集めた本作、観た事のない方は是非一度観てみることをおススメします!一度観たという方も、画面から伝わる庵野氏のこだわりを感じ取りながら再度観てみてはいかがでしょうか?

ジブリ・宮崎駿との深ーい繋がり

庵野秀明氏と交友関係の深い人物の一人として、かの名監督・宮崎駿氏がいることをご存知でしょうか?

庵野氏はアニメーター時代、スタジオジブリ採用時に持参した大量の原画が宮崎駿氏に評価されたことで、風の谷のナウシカのクライマックスである巨神兵登場シーンの原画に抜擢されました。

そこから、宮崎氏と庵野氏の師弟関係ともいえる交友関係が始まりました。


一時は庵野氏がジブリの作品に対して「トトロ以降はつまらなくなった」と語ったり、宮崎氏がテレビ版のエヴァンゲリオンに対し「三分と見ていられない」と痛烈に酷評するなど、不仲説もささやかれた二人。

しかしエヴァンゲリオン旧映画版制作時、精神的に追い込まれた庵野氏は宮崎氏に「もう逃げたい」と相談した際には、「そんなに逃げたいのなら逃げろ!責任とかかまっている場合か、逃げちまえ!」と語ったと言われているなど、宮崎氏は庵野氏を良き弟子として気にかけているようです。

逆に深いつながりだからこそ、互いの作品を辛口評価しあったりすることが出来るのでしょう。


人生の先輩後輩として、また同じクリエイターのライバルとして、仲の良し悪しを超越した不思議な関係を築いている二人。作品を手厳しく批評しあっても、培われた信頼や敬意は失われていないのがよくわかります。これからも彼らの活動からは目が離せませんね!


声優までやっちゃった!?

庵野氏とジブリの古くからの関係は先に挙げた通りですが、そんな縁も手伝ってか、2013年公開のジブリ映画風立ちぬにて主人公堀越二郎の声優まで務めたことは当時話題となりました。

実は当初、庵野氏は「零戦が飛ぶシーンがあるなら描かせてほしい」と、作画スタッフとしての参加を打診していました。

しかし宮崎氏は堀越二郎の声を決めるにあたり「早口」「活舌がいい」「凛としている」といった要素、また「存在感があるから」という事から、なんと庵野氏に声優として出演するよう打診をかけたのです!

当初はかなり困惑した庵野氏でしたが、宮崎氏との縁もあり出演を受諾したのでした。


公開当時は庵野氏の独特な演技もあって「リアルで自然」といった好意的な意見から「下手、棒読み」といった否定的な意見まで賛否が分かれる結果となりました。

しかし、エヴァンゲリオンの監督が声優を務めた!という事で大きな話題となり、また庵野氏の声が世間によく知られていないという事から、先入観を無くすといった試みは成功し、作品の知名度を上げるのに貢献しました。


声優としては殆ど素人に近い庵野氏の演技。下手と取るか、独特な味のある演技と取るか、あなたはどっち?


サブカル界の帝王!庵野秀明

以上、サブカル界が生んだ鬼才・庵野秀明氏の仕事の数々を紹介しました。エヴァンゲリオンやシン・ゴジラといった有名作から、自身が声優を務めてしまった作品まで、繰り返しになりますが多彩な仕事ぶりはただただ驚きです。

精力的な活動を続ける庵野氏、これからの仕事ぶりも楽しみですね!
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