2017.09.20.Wed. 3ヶ月前 omura

【映画 ナルト】劇場版完全まとめ!感動と興奮の全11タイトルを一挙紹介!

劇場版 NARUTO -ナルト- 全11タイトルを、あらすじや見どころを踏まえてすべて解説します。そして劇場版NARUTO -ナルト- シリーズは、原作とは違うオリジナルな世界観を持っている話が多いので、そちらの魅力もしっかりと紹介します。あんな名言やこんな名バトルの数々に、ファンならずとも唸ってしまうこと間違いなしです!

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劇場版アニメ「NARUTO」シリーズの世界へようこそ

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『NARUTO-ナルト-』1999年から2014年まで週刊少年ジャンプで連載されていた岸本斉史による、バトルアクション漫画作品です。00年代では『ONE PIECE』と並んで、週刊少年ジャンプを代表する看板作品だったので知らない人は少ないでしょう。

アニメ放映は80ヵ国以上でされていて、単行本の累計発行部数は全世界で2億部を突破しています。まさに日本を代表する漫画作品ですね。今回紹介するのは 『NARUTO-ナルト-』 の劇場版全11作品です。興行収入は最高で26.2億円という成績を残していて、日本国内では『名探偵コナン』や『ONE PIECE』の劇場版にも、引けを取らない人気がありました。

それでは『NARUTO-ナルト-』劇場版全11作を、1作目から11作目までストーリーと見どころを交えて解説していくので、みなさんも劇場版 『NARUTO-ナルト-』 を鑑賞して、スペクタクルでドラマチックな世界観のトリコになってください。

劇場版 NARUTO -ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!

劇場版の記念すべき1作目は、『劇場版 NARUTO -ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!』です。同時上映は、『劇場版 NARUTO -ナルト- 木ノ葉の里の大うん動会』2004年8月21日に公開されて、興行収入は13.7億円と大ヒットを記録しました

ストーリーはカカシ率いる第7班が、超ワガママな映画女優・富士風雪絵を護衛するというもの。彼女が主役を演じる大ヒット映画「風雲姫の大冒険」シリーズの完結編が、一年中氷に覆われた“雪の国”で撮影されることに。

しかし肝心の雪絵は“雪の国”には行かない、と駄々をこね皆を困らせます。少々強引ながらなんとか雪絵を“雪の国”へと連れて行ったナルトたちだったが…。というもの。

劇場版の初期作ということもあり、サスケが里を抜ける前の話になっているので、第7班が全員揃っているんですよね。この後の映画からはサスケが里を抜けてしまって、第7班としては登場しないので、純粋に第7班として、サスケとナルトが共闘している映画はこれだけです。

これだけでも見所としてかなり大きいのですが、もちろん若かかりし第7班の、雪の国でのアクションシーンはスピード感があり、サクラの桜吹雪、サスケの千鳥、ナルトの螺旋丸、カカシの体術、それぞれに見せ場があって格好いいです。霧隠れの里の敵の忍者も、デザインが秀逸でキャラが立っていました

直ぐに諦める性格のヒロインと、絶対に最後まで諦めないナルトの忍道が、キャラの対比とか関係性も含めてよかったです。ナルトのお姫様に対するセリフが、主人公らしくてカッコいい。1作目にしてかなり完成度の高い作品になっています。

劇場版 NARUTO -ナルト- 大激突!幻の地底遺跡だってばよ

劇場版2作目は、『劇場版 NARUTO -ナルト- 大激突!幻の地底遺跡だってばよ』です。2005年8月6日に公開されて、興行収入は11.8億円と大ヒットを記録監督、脚本は1作目と同じく川崎博嗣が担当しました

ストーリーは“火の国”と“風の国”の国境の森。ナルト、シカマル、サクラの3人は、ある村に迷子のペットを届ける任務に当たっていた。ところがその最中、謎の少年騎士テムジン率いる部隊の襲撃を受けてしまう。激しい戦闘の末に、バラバラとなってしまった3人。

そして、壮絶なバトルを繰り広げていたナルトとテムジンは、そのまま2人一緒に崖から転落してしまうのだった。一方、取り残されたシカマルの目の前には、巨大な移動要塞が出現する。シカマルは事態を把握するため、単独で要塞に潜入するのだが…。というもの。

まずこの映画はキャラクターが、NARUTOの世界観からすると異色な人ばかり出てきますテムジンという「ゲレルの結晶石」を持つ剣士で、この映画でカギを握る人物がいるのですが、NARUTOのキャラではほぼ見たことのない、中世ヨーロッパ風な甲冑と武器を纏って戦います

またハイド、フガイ、カミラ、ランケというオリジナルキャラも、ヨーロッパの古典文学に登場するモンスターや、同じくヨーロッパの伝説上の怪物様々なフィクション作品から、名前を引用しているキャラです。この人たちの技は正式な忍術ではなく、チャクラ以外のエネルギーを使っているので、やはりNARUTOぽくはないです。

見どころは我愛羅とカンクロウの戦闘シーンでしょう。かなり視覚的に楽しめる映像になっていますね。ただ全体的にはストーリーはあまり印象に残らないし、NARUTOである必要があるのかわからない場面も多いです。よって前作には劣りますので、及第点のそこそこの映画といったところでしょうか。

劇場版 NARUTO -ナルト- 大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ

劇場版3作目は、『劇場版 NARUTO -ナルト- 大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ』2006年8月5日に公開されて、興行収入7.8億円を記録しました歴代NARUTO -ナルト- 映画作品では、この映画が最低の興行収入でした。監督、脚本は都留稔幸が担当少年編三部作の最後の映画であり、最もファミリー向けの映画に仕上がっています。

ゲスト声優もアニマル浜口親子や、お笑いコンビ・レギュラーが出演していたりと豪華でした。ストーリーは、うずまきナルトが今回受けた任務は、月の国の王子とその息子の護衛というB級任務。カカシ、サクラ、ロック・リーと共に赴いた先には豪勢な旅団、豊満な王子とワガママ放題の息子が待っていた。途中合流したサーカス団との珍道中も賑やかに波も嵐も乗り越えて、ついに彼らは「みかづき島」に辿り着く。しかし楽園であったはずの彼らの国は、すっかり変わり果てていた……。というもの

「ナルト達がヒカルを導いていく」という、オリジナルキャラ・ヒカルに視点を置いて展開する物語や、忍術ありきではない世界観は、ともすればNARUTOらしさはあまりないかもしれません。ただし原作を知らない人でも楽しめるという点においては、ストーリー展開もシンプルで誰もが楽しめる映画になっています。

ただしどちらかといえばキャラの内面を重視したシーンが多く、バトルシーンやアクションシーンはあまりないので、迫力のあるアクションを期待している人からすると、肩透かしを食らう映画であります。前2作と違うのは、ナルトが自身が学んだことを少年ミチルに訴えかけるセリフが多くて、ナルトの精神的な成長を感じさせられます

絵コンテはかなり枚数を多く使っていて、動画が滑らかな印象を与えているのもこの映画の特徴です。数少ないバトルシーンは、臨場感あふれるカメラワークでとても楽しめます。リーの体術のシーンとかもカッコいいです。ちなみにアニマルというタイトルを使っていますが、それほど動物が出てこないのも突っ込みどころではあります。

劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝


劇場版4作目は、『劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝』です。2007年8月4日に公開され、興行収入は12.1億円と大ヒットを記録。アニメ第2期の劇場版としては、これが第1作目になります。監督は亀垣一、脚本は武上純希が担当

ストーリーは、かつて世界を破滅寸前に追い込んだ恐ろしき魔物。そして今、何者かの手により復活を遂げた――。今回ナルトに課せられた任務は、魔物に狙われた鬼の国の巫女・紫苑の護衛任務。“復活した魔物を封印する力”と“外れることのない死の予言”という2つの特殊な能力を持つ紫苑は、護衛についたナルトに告げる。

「ナルト、お前は死ぬ」。予言から逃れる方法はただひとつ、紫苑から離れること。しかし護衛の放棄は紫苑の死を意味し、世界の破滅へとつながる…。絶対に逃げられない“死の予言”にナルトは挑むが――!?というもの。

魍魎がテーマとして出てくるということもあって、全体的に雰囲気や映像が暗い映画です。映画の冒頭ではいきなりナルトが埋葬され、ナルトのお墓ができているシーンで始まり、 魔物に狙われている鬼の国の巫女・紫苑に、ナルトが死の予言をされたりと、ナルトが本当に死ぬのではないか?という予感を観てる人に感じさせます

ですがネタバレにはなってしまいますが、もちろんナルトは死にませんどうやって死の予言を乗り越えたのかも注目のポイントですね。あとはバトルシーンが面白いです。前作とは打って変わって、全編バトルシーンがたくさんあるので、ナルト達の忍術合戦が観たい人には堪りません

地形を活かしたバトルが多くて、いろいろなフィールドでナルト、サクラ、リー、ネジが沼の国の四人衆とバトルするので、いろいろな技を披露していてとても楽しいです。また最後のシーンは感動してしまうこと間違いなしです。

劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆


劇場版5作目は、『劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆』です。2008年8月2日に公開され、興行収入11.6億円と大ヒットを記録。アニメ2期の「疾風伝」になってからは2作目。監督、脚本は前作に引き続き、亀垣一、武上純希がそれぞれ担当しました。

ストーリーは、謎の忍者集団の奇襲を受けた木の葉隠れの里。立ち上がったナルトたち一行の前に現れたのは、木の葉チームメイトの一員だったサスケだった。一族を裏切った兄、イタチへの復讐(ふくしゅう)を誓ってから、木の葉隠れの里を後にしていたサスケ。かつての親友だった2人だが、闘いの火ぶたは切って落とされ……。というもの。

まずなんといっても映画初登場のキャラが多いです。日向ヒナタ、秋道チョウジ、油女シノ、サイ、ヤマト、自来也、大蛇丸、薬師カブト。それぞれ登場シーンは多くはないキャラもいるのですが、映画のストーリーや展開にいいアクセントを加えています。またサスケも1作目以来の久々の再登場をしています。

ただしサスケはもう木の葉の里を抜けている頃なので、大蛇丸に師事して復習を企てている時期のサスケです。そんなサスケがある理由から、ナルトと共闘することになるのですが、そこでの会話のやりとりや戦いのコンビネーションがとても良くてしびれます「ぜってー木の葉に連れて帰る」というナルトの想いが炸裂しているシーンです。

また今回の敵国である空の国の忍「空忍」も、原作には出てこない忍びであり、この映画にしか出てきません。サイと空忍のバトルシーンなんか短いですが、スピード感があってカッコいいです。また映画オリジナルキャラのアマル、神農もいいキャラしてます。アマルは可愛い。神農の八門遁甲全てを常に開放できるという、チートな能力も凄かったです。

劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者


劇場版6作目は、『劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者』です。2009年8月1日に公開され、興行収入10.2億円を記録監督はむらた雅彦、脚本は前作前々作から引き続き、武上純希が起用されています。連載10周年記念作品ということで、サスケを含めたカカシ班、アスマ班、紅班、ガイ班の13人が、劇場版で初めてオールキャストで出演

ストーリーは、世界は火、水、雷、風、土の5つの大国が、それぞれの忍者の力で互いに均衡を保ち、平和が築かれていた。ところが、そのうちの4つの国で、血継限界の持ち主である重要な忍が行方不明となる事態に。やがて疑惑の矛先は、唯一被害を受けなかった火の国に向けられる。

大国同士は互いに疑心暗鬼に陥り、第四次忍界大戦の危機が迫る。木ノ葉隠れの里では綱手の指揮の下、万一に備えて厳戒態勢を敷くとともに、真相の究明に乗り出す。一方、時を同じくして、カカシが木ノ葉の里を抜けたことが判明。ナルトたちの間に激しい動揺が広がるが…。というもの。

個人的には劇場版NARUTOシリーズで、ベスト3に入るぐらい素晴らしい作品です。5大国が関係しているストーリーでスケール感も大きいし、ナルト達と同期の忍びも見せ場がバランスよくあって、みんなが躍動している印象を与えてくれます。またカカシ先生の出番が多くて、カカシの仲間に対する信念が伝わってくる作品です。

アスマが暁との戦いで戦死した後の時期という設定なので、シカマルが木の葉の里のために頑張っているのも見所。ホントに1シーン1シーンどのシーンも面白いです。敵である壱、弐、参とのバトルシーンも各班のコンビネーションがかっこよくてワクワクします。ナルトと我愛羅の戦闘シーンも見応えあります。

ただ惜しむらくはもう少し、卑留呼のキャラを掘り下げてもよかったかもしれませんね。最後の卑留呼と木の葉の里のみんなでの戦いも素晴らしい全体的にとても完成度の高い作品です。

劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワー

劇場版7作目は、『劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワー』です。同時上映短編映画は、『劇場版 NARUTO -ナルト- そよかぜ伝 ナルトと魔神と3つのお願いだってばよ!!』2010年7月31日に公開され、興行収入10.3億円を記録監督は前作から引き続き、むらた雅彦が担当脚本は4作連続で武上純希が担当しました。

ストーリーは、綱手の命を受け、抜け忍ムカデを追うナルト。ムカデの狙いは、砂隠れにある廃墟“楼蘭”の地下深くに眠る龍脈。そして、解放された龍脈のエネルギーがナルトを飲み込んでしまう。意識を取り戻したナルトの目の前には、天空高くそびえるいくつもの塔。

彼は、栄華を極めた絶頂時代の“楼蘭”にタイムスリップしていたのだった。女王サーラの下、繁栄と平和を築いていた楼蘭だったが、謎の大臣アンロクザンが恐ろしい兵器を作っているという噂に揺れていた。その男の正体は、ナルトよりもさらに6年前の楼蘭にタイムスリップしていたムカデだったのだが…。というもの。

劇場版 『NARUTO-ナルト-』 シリーズで、初めてのタイムスリップものの映画です。過去における今はなき国である、楼蘭を舞台にするという設定がまず魅力的。オリジナルキャラのサーラが、アンロクザンことムカデに傀儡として利用されていたにも関わらず、ナルトの持っていたチャクラ刀で民のために頑張る姿もカッコいい。

もちろん今回の映画の一番の目玉は、四代目火影でありナルトの父である、波風ミナトがフィーチャーされているということナルトとミナトが絡んでいるシーンは、すべて感動するし泣けます。ミナトがナルトが息子だということに気付いて、「僕にもし息子ができたら…」のセリフなんて、原作を読んでいるファンなら号泣してしまいます。切なすぎる・・。

最後のナルトとミナトの共闘シーンも美しいです。2人で合体必殺技の太極螺旋丸を作るシーンでは、親子の絆に思わずやられてしまいます上忍である先生たち(はたけカカシ、猿飛アスマ、マイト・ガイ)の幼少時代の姿もかわいくて萌えます。敵にやられてはしまいますが、油女シビと秋道チョウザの戦闘シーンもありレアです。

劇場版 NARUTO -ナルト- ブラッド・プリズン


劇場版8作目は、劇場版『NARUTO -ナルト- ブラッド・プリズン』です。同時上映短編映画は、『炎の中忍試験! ナルトvs木ノ葉丸!!』2011年7月30日に公開されて、興行収入8億4000万円を記録監督は3作連続で、むらた雅彦が担当、脚本はミステリー小説家の東山彰良が担当しました。

ストーリーは、いわれなき罪により囚われた忍者ナルトは、脱獄不可能な監獄“鬼灯城”に送られる。城主の無為の禁固術“天牢”によって忍の力を奪われたナルトに、謎の囚人たちが近づいてくる。復讐目的で囚人として鬼灯城に潜入する草隠れの龍舌、無為の“腰巾着”を自称するいわくありげなマロイ。

果たして彼らの目的は?無実を主張するナルトは脱獄を繰り返すが、何者かに命を狙われる。陰謀渦巻く狂気の城に隠された悲しき真実が明らかになる時、誇りを賭けた忍たちの最期の戦いが始まる……。というもの。

脚本を『このミステリーがすごい!』大賞銀賞及び読者賞を受賞した、東山彰良が担当しているということもあり、これまでの映画とは違って全体的にミステリー要素が強く、かつテーマが重い作品です。これまで以上に登場人物も死にますし、雰囲気も暗くて心理描写もかなり多いので、やや大人向けの映画になっています。笑いの要素はほぼありません。

序盤から中盤まではシリアスな展開で、脇役の動きまで丁重に描かれています。作画も全体的にリッチ。雲隠れの里のキャラが何人か出てくるのですが、ここらへんは原作を読んでいないと把握できないかもしれません。木の葉の里の忍びたちは終盤のバトルで活躍します。ナルトが仙人モードになるまで、仲間たちが戦うところは里のみんなのコンビネーションが光ります

オリジナルキャラは草隠れの里の忍びたち無為が匣に無垢のことを願うシーン、無垢が最後に鬼燈籠を使い、竜舌に話し掛けるシーンには涙腺が緩んでしまいます。しかし中盤以降ネタが割れてからは、戦闘シーンが多くなるのですが、やや退屈で散漫な印象を受けてしまうので、あと何かが足りないような惜しい映画です。予告編が面白そうなだけにガッカリしてしまった人も多いでしょう。

ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-


劇場版9作目は、『ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-』です。2012年7月18日に公開され、興行収入は14.8億円と大ヒットを記録。監督は『幻想魔伝 最遊記』で有名な、伊達勇登が担当。 脚本は劇場版2作目以来、久々に宮田由佳が担当原案・原作は原作者の岸本斉史が自ら手掛けています

ストーリーは、かつて、謎の仮面の男によって九尾が解放され、木ノ葉隠れの里は壊滅寸前に追い込まれる。里のリーダー、ミナトと妻クシナは、生まれたばかりの息子ナルトに九尾を封印し、自らの命と引き替えに里を救う。それから十数年後、仮面の男が九尾の能力を狙って再び里に現われる。

仮面の男はナルトとサクラの前で謎の瞳術を使い、世界を作り変えてしまう。意識を取り戻したナルトとサクラは、里の仲間たちの性格が正反対に変わってしまったことに気づく。さらに、死んだはずのナルトの両親、ミナトとクシナまでもが生きていた。戸惑いつつも、両親と再会できた喜びに浸ってしまうナルトだったが…。 というもの。

まずはなんといっても、原作者の岸本斉史が初めて自ら、企画、ストーリー、キャラクターデザインを手がけたということで、 劇場版では最高傑作と言っても過言ではない、完成度の高い作品となっています。敵が暁や仮面の男ということで、特にストーリーにおいて原作の内容ともかなり密接にリンクして、サイドストーリーとして観ることができます最も強くNARUTO色が出てる映画がこれなんです。

家族や仲間との絆または友情がテーマになっています。今回の舞台は仮面の男に、ナルトとサクラが飛ばされた限定月読の世界この架空の世界での偽物の生活に浸りそうになりながら、家族への愛や誇りを思い出すという、分かりやすく明確なストーリー展開になっています。普段と逆の性格になっている木の葉の面々が出てくる、序盤のコメディ満載の展開も、初期のナルトを彷彿とさせてくれて楽しいですし、徐々にシリアスな雰囲気に持っていく展開も素晴らしい

死んだ筈のナルトの両親(ミナト&クシナ)が生きていて、2人とナルトが交流するシーンが秀逸です。終盤の黒ナルトとの直接対決は大きなハイライトシーンなのですが、ナルト対ナルトという映画でしかできない設定も、迫力のあるバトルシーンが息を呑みます。また今までの作品よりもバトルシーンまでの日常が長く語られ、キャラクターの心境の変化に重きが置かれているのも良かったです。

THE LAST -NARUTO THE MOVIE-

劇場版10作目は、『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』です。テレビ東京開局50周年記念作品でもありました。2014年12月16日に公開され、興行収入は日本国内で20億円、全世界では23億円と大ヒットを記録監督は小林常夫、脚本は小説家の経塚丸雄が担当。両氏とも初起用でした。また前作から引き続き、原案・原作は岸本斉史が自ら手がけています

またBD&DVDの特典のドラマCDには、『THE HOST-NARUTO THE CD-』という映画の後日談のエピソードも収録。こちらはホストクラブ中心の話となっていて、ナルトの世界観では異色のコメディタッチのストーリーになっているので、余裕のある方は特典付きDVDを購入してみては?

本編のストーリーは、月が地球に接近し、このままでは崩壊した月がいん石となり、残骸が落ちてくるという最悪の事態を迎えることに。調査を任されたナルトやサクラ、シカマル、サイ、ヒナタは、呪印が刻まれた地底空間にたどり着き、ある計画を知る、そんな中、大筒木カグヤの子孫であるトネリが現れ、ヒナタがトネリの手に落ちてしまい……。というもの。

原作の連載15周年を記念した「NARUTO新時代開幕プロジェクト」の一環として制作され、原作の第699話から2年後を描いており、さらに未来の話である第700話(最終話)に繋がる構成となっています。いわゆる「699.5話」という位置付けで、本編相当の作品として扱われています。つまり忍界大戦後の空白の期間に、何があったかを描いた作品ということです。

基本的にはナルトとヒナタの恋愛が大きな軸になっているので、他のキャラはちょい役だったり、引き立て役に徹しています。中でも重要人物はサクラでしょう。今作では、ヒナタを後押しし、ナルトに本当の気持ちを気づかせる役に徹しますなんでナルトとサクラがくっつかなかったの?と、原作の最終話を読んで疑問に思っていた、ファンに対する回答がこの映画です。

本作の黒幕である大筒木トネリは完全にヒール役。陰ながらナルトを応援していた、ヒナタの恋愛が成就して叶う過程の全てが、この映画そのものなのです。もちろんキスシーンにも感動。またラストシーンで2人の子供であるボルトとヒマワリがチラッと出てきて、結婚していることを示唆するシーンは胸にくるものがあります。

BORUTO-NARUTO THE MOVIE-


劇場版ラスト作は『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』です。2015年8月7日に公開され、興行収入は日本国内だけで26億円、日本を含む全世界では47億円を突破しました。これはナルトの劇場版シリーズで最高の興行収入となっています。監督は前作で作画監督だった、山下宏幸が担当脚本、原案、原作、総指揮は、岸本斉史が自ら務めています

ストーリーは、第四次忍界大戦から十年以上が経過し、木ノ葉隠れの里は平和な時代を享受する中で文明開化による発展を遂げていた。七代目火影として多忙な日々を送るうずまきナルトは、家族と過ごす時間が少なくなり息子ボルトとの溝が深まっていた。そんな中、任務から帰ってきたうちはサスケがナルトのライバルだと知ったボルトは父を超えるため、弟子入りを志願する。というもの。

日本アニメ映画史上でも、比肩する映画はほぼないのではないか?というぐらい、圧倒的に素晴らしい映画です。まさに感無量。序盤~中盤は父が多忙で構ってもらえないからこそ、見てもらいたいというボルトの活躍を中心に描き、終盤はナルトとサスケの圧巻のアクションシーンという構成になっています。

とにかく時代の流れを上手く描いているんです。あのやんちゃな悪ガキだったナルトが、今や火影の仕事に追われているんですよ?それだけでも感動してしまいますが、もうあんなキャラやこんなキャラまでナルト世代の同期の忍びが、みんな揃って家庭を築いていて子どもがいるんですナルトとボルト、サスケとサラダの親子の関係性というものを、主軸にしていることから、テーマは世代交代、親子の絆、ひいては木の葉の受け継がれし火の意志、ということがわかります。

岸本斉史本人が総指揮をしているということもあり、うずまきボルトという次世代の忍者について、描きたかったことが明確になっています。もう、ストーリー・作画・バトルシーン・音楽、どこをとっても圧倒的な完成度の高さ。ナルトたち世代の忍びのストーリーの完結。そしてボルトたちの世代へと移り変わっていく過程が、丁寧に描かれていて本当に素晴らしい作品なのです。

NARUTOからBORUTOへと受け継がれた火の意志

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NARUTOの原作漫画は2014年に、連載期間15年という長い月日を経て、めでたく700話で完結を迎えました。その後は岸本斉史本人による、公式の外伝である短期集中連載  『NARUTO -ナルト- 外伝 ~七代目火影と緋色の花つ月~』だったり、各種メディアミックス系作品・イベントがありました。 

これらはすべて「NARUTO新時代開幕プロジェクト」と冠されました。そして映画版を経て、2016年からは週刊少年ジャンプ本誌にて、BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-が連載中。現在は3巻まで既巻。主人公はもちろん、うずまきナルトの息子であるうずまきボルト。新時代のストーリーが展開されています。

原作者は岸本斉史自身が「自分はもう描ききったからやらないが、池本に任せるならいい」という理由から、岸本斉史のアシスタントを務めていた、池本幹雄が作画を担当しています。脚本は『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』に参加した、小太刀右京が担当。岸本斉史は原作・監修のみを行っています。ナルトからボルトへと受け継がれた忍道が、今後どのような物語を歩んでいくのか、みなさんもぜひチェックしてみてください。

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