2017.09.21.Thu. 29日前 kuobta ma...

映画「スタンド・バイ・ミー」あらすじ&結末ネタバレ あの頃の青春をもう一度

映画「スタンド・バイ・ミー」のあらすじを4つのパートに分けてネタバレ込みで紹介します。またパート毎には筆者の解説を入れていきたいと思います。映画「スタンド・バイ・ミー」のあらすじをザックリと知りたい人などはぜひ読んでいって下さい。

このエントリーをはてなブックマークに追加
0
コメント 0

映画「スタンド・バイ・ミー」とは

映画「スタンド・バイ・ミー」は1986年アメリカ公開の映画で、スティーヴン・キングの短編集「恐怖の四季」の中の秋の物語「THE BODY」が原作となっています。監督はロブ・ライナー、脚本はブルース・A・エヴァンス、レイノルド・ギデオンの2名が務めています。

アカデミー脚色賞、ゴールデングローブ賞作品賞、監督賞にノミネートされた作品である他、主題歌であるベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」は今なお歌われ、聴き継がれる名曲となっています。

そんな映画「スタンド・バイ・ミー」にはウィル・ウィートン、リヴァー・フェニックス、コリー・フェルドマン、ジェリー・オコンネルなどが出演しています。
ちなみに本作にはあのアメリカのテレビドラマ「24 -TWENTY FOUR-」シリーズのジャック・バウアー役でお馴染みのキーファー・サザーランドも出演しています。

不良グループのリーダーであるエース・メリル を演じていますが、めちゃくちゃイケメンなので、ぜひ映画「スタンド・バイ・ミー」を視聴の際にはエース・メリルに注目してみて下さい。

映画「スタンド・バイ・ミー」のあらすじを紹介

その2日間は少年たちを大人にした

それでは、ここからは映画「スタンド・バイ・ミー」のあらすじを4つのパートに分けてネタバレ込みで紹介していきたいと思います。まだ映画「スタンド・バイ・ミー」を観たことが無い人でザックリとあらすじを知っておきたい人はぜひ読んでいって下さい。

またパート毎に筆者の解説が入れてありますので、既に映画「スタンド・バイ・ミー」を視聴済みの方も、映画をより深く知るキッカケとして本記事を楽しんで貰えたら幸いです。

ただ、まだ映画「スタンド・バイ・ミー」を未視聴の方や、久しぶりに視聴しようと思っている人でストーリーのネタバレが嫌な人は、この後書かれていることで気分を害する可能性がありますので、その点は事前にご了承頂いた上で読み進めて頂けたらと思います。

映画「スタンド・バイ・ミー」ストーリーネタバレ1:4人の少年は死体を目指して2日間の旅に出る

小説家のゴードン・ラチャンスは車の中で佇んでいる。彼の脇には新聞が置いてあり「弁護士クリス・チェンバーズ刺殺される」の見出しが上になっている。ゴードンの乗る車の脇を少年たちが自転車で走り去っていく。

そして、少年たちを目で追ったゴードンは「私が初めて死んだ人間をみたのは12歳の時だった。あれは1959年の夏、随分昔になる。だが私にはつい昨日のことのようだ…」と回想を始めるのであった。
オレゴン州キャッスルロックの田舎町に住むゴードン・ラチャンス(ゴーディ)は木の上に組み立てた秘密基地で友人のクリストファー・チェンバーズ(クリス)セオドア・ドチャンプ(テディ)たちと時間を過ごしていた。

テディは耳に大きな火傷を負っている。父にコンロに押し付けられたことが原因である。クリスはグループのリーダー的存在でゴーティの親友である。また彼の父はアルコール中毒で兄は不良であったため、自他ともにクリスは不良になると信じている。

そして、彼らにはもう1人の友人がいる。3人の秘密基地にバーン・テシオ(バーン)がやってきて3人にこう言うのであった。「ねぇ、死体を見に行きたくないかい?」
バーンはある日、不慮の事故で自分がどこに隠したか分からなくなってしまったヘソクリを見つけ出すため、自宅の床下で穴を掘っていた。その時、バーンの兄ビリー・テシオとその友人のチャーリーが床上である話をしているのを聞いてしまう。

その話の内容はブラワーという3日前にブルベリー積みに出かけたまま行方不明となっていた少年のことであった。ビリーたちは偶然にも汽車に跳ねられたブラワーの死体を発見してしまい、そしてその死体を見て見ぬふりをすることを2人の間の取決めとしていたのであった。

このバーンの話を聞いた3人は、ブラワーを自分達で見つけ出すことができれば英雄になれるとしてクリスとテディは大盛り上がり。そして、話はあれよあれよと進み4人はブラワーを探す2日間の旅に出ることになるのであった。

【解説1】回想から始まる物語

本パートは12歳の少年たちがブラワーという少年の死体探しに出る旅を物語るうえでの動機と登場人物の紹介が行われている部分になります。

このパートは最初の部分が魅力的で、小説家のゴードン・ラチャンスが新聞の「弁護士クリス・チェンバーズ刺殺される」の見出しから親友の死を知り、そして脇を通っていった少年たちをみて自分とクリス・チェンバーズの少年時代の回想に入っていきます。

とても綺麗で無駄のない入りで何度みても素晴らしいなと思ってしまう部分になっています。


映画「スタンド・バイ・ミー」ストーリーネタバレ2:少年たちは衝突を繰返し大人になっていく

ゴーディには悩みがあった。両親にとってもゴーディにとっても最愛の存在であるゴーディの兄デニーが交通事故で亡くなってしまったのである。この事故により、ゴーディの父と母はすっかり生きる希望を失っていた。

クリスにも悩みがあった。それは兄アイボール・チェンバーズの存在である。クリスは札付きの悪である兄とその兄が属している不良グループを嫌っていた。しかし、歳の差もあり、兄たちには逆らうことができず、怒りやストレスは彼の中で消化するしかなかったのである。

そんな様々な悩みを抱えたまま少年たちはブラワーを探す旅に出た。線路を辿りながらスタートした旅路は30キロメートルという長さであった。そして、彼らの旅は最初から困難の連続だった。
まず、彼らは誰も食料を持ってきていなかったのである。そのことで旅の序盤から彼らは揉める。そして、ゴーディの提案により4人のお金を持ち寄って旅路の途中のクズ鉄置き場の近くにある雑貨屋で買い出しをすることになるのであった。

買い出しをすることになったのはゴーディだった。コイントスのゲームで負けた結果だった。ゴーディは買い物中、雑貨屋で店の店主に兄の話をされ、ゴーディは兄のいた一風景を思い出す。その思い出は決してゴーディにとって良いものではなかった。

ある日の家族の食卓。父と母は兄に首ったけでゴーディの言うことは全く耳に入っていない。しかし、兄だけはそんな弟を気遣うように弟が創った小説の話を家族に振り、ゴーディを褒める。ゴーディにとっては胸中複雑な思い出であった。
デニーが買い物から戻って来るとクズ鉄置き場には友人の姿はなかった。何故ならそこの管理人がクズ鉄置き場に帰ってきていたからである。管理人は獰猛な犬チョッパーを飼っていることで有名で、彼らはその犬の難から逃れるために先に逃げたのであった。

しかし、ゴーディは運悪く雑貨屋からクズ鉄置き場に戻ってきたところを管理人に見つかってしまう。ゴーディは必死で仲間たちが呼ぶ方向に走り、そこにあるフェンスを乗り越えてなんとか管理人と犬から逃れることができた。
そして、ゴーディたちはフェンス越しに犬を馬鹿にする。そしてこのことに激怒した管理人をもテディは侮辱するのであった。業を煮やした管理人は精神病院に入院しているテディの父親を「イカレオヤジ」などと罵る。

このこと対し、父に殺されそうになりながらもノルマンディの英雄である父を尊敬していたテディは激怒するのであった。しかしだからといって彼らにはどうすることもできなかったのである。

テディは泣きながら、そしてその友人たちは錯乱するテディを無理やり運び管理人のもとを離れたのであった。
さらにゴーディたちに試練が襲いかかる。線路伝いに歩いていると目の前には大きな川がある。そしてその上を線路が通っているのだ。線路から川までは30メートルほどの高さがあり、飛びこんで無事にすむ高さではない。

ゴーディたちは誰も次の汽車が来る時間を知らなかった。だから渡っている途中で汽車が来てしまうと轢死体となってしまう可能性があったのだ。クリスは遠回りするルートを提案する。しかし、テディがこれに猛反対。結局4人は線路を渡ることにするのであった。

しかし運悪くゴーディたちが線路を渡っている途中に汽車が来てしまうのであった。ゴーディたちは必死に逃げなんとか轢死体とならずにすむのであった。
夜、寝静まる彼らの睡眠を邪魔したのはコヨーテの鳴き声であった。まるで女性の悲鳴のようなその鳴き声に恐れをなした彼らは、寝ている間1人の見張りをたてることにするのであった。

そして、クリスが見張りをしている時、ゴーディは悪夢でうなされ目が覚めるのであった。夢の内容は兄の埋葬が行われているシーンであった。そこでゴーディは父に「お前だったらな」と言われる。そしてそんな父の言葉でゴーディの夢は覚めるのであった。

クリスにうなされていたことを指摘されるゴーディ。するとゴーディは兄の葬式では泣かなかったが、本当は寂しくて兄に会いたいことをクリスに告白する。そしてクリスもまた胸の内にある苦しい思いを告白するのであった。
ゴーディはクリスに進学コースに来ないかと誘う。しかし、クリスは街で自分の家のことが悪く思われているから、自分もまた悪く思われて断られるという理由で無理だと答える。そして、クリスはミルク代をくすねた過去の話をし始める。

クリスはその件で3日の停学処分を受けた。しかし、実はクリスはミルク代をくすねたことを反省して返そうとしていたのだった。そして、クリスはサイモンという教師に事情を話してお金を渡していた。

しかし、停学処分の内容は変わることはなく、金も消えてしまった。クリスはお金はサイモンがスカート代に使ってしまったのだと考えているが、これを告白したところでロクデナシのアイボール・チェンバーズの弟の自分じゃ無駄だと言う
そして、先生の予想外の裏切りについてクリスは涙を流し、自分のことを誰も知らない街に行きたいと言う。ゴーディはそれを慰めるのであった。

【解説2】少年たちが抱える複雑な思いや悩み

本パートは少年たちの2日間の旅が始まるパートとなっています。実際に旅を始めてみると少年たちは様々な困難に見舞われます。しかし、そんな困難を時に揉めながらも解決していき目的地へと一歩一歩少年たちは近づいていきます。

また、本パートではゴーディやクリス、テディたちの抱える複雑な思いや悩みが明らかになります。まだ独り立ちできず親や兄弟が自分という存在の拠り所であり、また生活の拠り所であるがための12歳の少年たちの複雑な思いや悩み

そして、もしかしたら私達も12歳の頃に抱えていたかもしれない子どもの複雑な思いや悩みを映し出しているのが本パートのもう1つの側面であり、また本作の魅力かと思います。

映画「スタンド・バイ・ミー」ストーリーネタバレ3:死体を発見した少年たちの選択した行動

明くる朝、彼らは再び出発した。線路を伝って。目的地は目前であった。一方、クリスの兄アイボールが所属する不良グループもブラワーの件をバーンの兄ビリーとその友人のチャーリーから聞き、ブラワーを探しに行くことにしていた。

先にブラワーを見つけたのはゴーディたちであった。しかし、死体をみたゴーディは言う。「なんで死ななきゃなんないの」。この言葉を受けたクリスはゴーディと2人きりで話すことにする。そして2人きりになったところでゴーディは泣き出すのであった。

兄が死んだこと。父が兄ばかりに構っていて自分が父に愛されていないと感じていること。色んな抑圧していた思いが爆発した瞬間であった。そんなゴーディをクリスは慰める。しかし、そんな時間も束の間であった。
同じくブラワーを探しに来ていたアイボールたちもブラワーのもとにやってきたのであった。ブラワーの死体の取り合いで2つのグループは対立する。そしてゴーディとクリスは不良グループの脅しに最後まで耐え、不良グループを退散させるのであった。

兄たちに逆らえなかったクリスが兄たちに勝った瞬間であった。そして不良グループたちが去った後、彼らはブラワーを自分達が見つけたことにしない選択を取った。彼らは匿名で通報することにしたのである。

こうして彼らの2日間の旅は終わった帰り道は誰も口を開かなかったそして街に着いたゴーディは街を少し小さく感じたのであった

【解説3】街を小さく感じた

ゴーディたちがブラワーの死体を発見しキャッスルロックの田舎町に帰るパートです。本パートはゴーディが12歳の2日間の旅を終えてキャッスルロックの田舎町に帰ってきた時、街を少し小さく感じたと言っているのが印象的です。

東京に上京してしばらくして帰省すると故郷が少し小さく感じた経験をした人も多いのではないでしょうか?自分が住んでいた世界の小ささを実感し、そして自分は大人になってしまったんだと実感する少し寂しいあの感じ

きっとゴーディがキャッスルロックの田舎町に帰ってきた時に感じたものはそういうものなんだと思います。つまりゴーディは大人になったのかなと。そういう風に思わせてくれるパートになっています。

映画「スタンド・バイ・ミー」ストーリーネタバレ4:4人の少年たちのその後

この2日間以後、ゴーディとクリスはテディやバーンとは疎遠になっていった。その後、バーンは高校を出て結婚し、4人の子持ちで製材所でフォークリフトに乗っている。テディは何度も軍隊に応募したが耳と目のせいでとうとう受からなかった。

その後、しばらく刑務所に入り、出所後はキャッスルロック近郊で仕事をしている。クリスは街を出て進学コースに進み、大学で学び弁護士になった。しかし、ファストフード店での喧嘩の仲裁に入った際、ナイフを喉を刺されて死んでしまう。

そしてゴーディは書斎で小説を書いている。書いている内容はクリスのことである。そして最後にゴーディはこう書くのであった。「あの12歳の時のような友達はもうできない。もう二度と…」

【解説4】ゴーディは小説にする

本パートは少年たちのその後を語った短いパートになります。

少年たちは一緒な時を過ごし、そしてそれぞれ全く違う道を歩んでいることが分かるのが、なんだか心動かされるものがあります。このようなところが本パートの魅力かと思います。

ちなみに上記では語りませんでしたが、ゴーディは小説家になってこの12歳の思い出のことを執筆しています。子どももいて幸せそうな家庭を築いています。

少年の時のキモチが思い出せそうな気がする映画!それが「スタンド・バイ・ミー」

いかがでしたでしょうか?映画「スタンド・バイ・ミー」のあらすじを4つのパートに分けて紹介、解説してきました。筆者はこの映画は映画史に残る名作だと思っています。

それは少年の時の言葉にしがたい複雑な感情を見事に表現しているような気がするし、それ故に自分の少年時代を思い出せそうなキモチにさせてくれる不思議な作用がある映画だからです。

なので、まだ映画「スタンド・バイ・ミー」を観ていない方でノスタルジーに浸りたい人などはぜひこの映画を実際に観てみることをオススメしますよ。ということでお付き合いありがとうございました。
スタンド・バイ・ミー [SPE BEST] [Blu-ray]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2015-12-25)
売り上げランキング: 3,345
スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫)
スティーヴン・キング
新潮社
売り上げランキング: 12,882

ログインするとポストをお気に入り登録できるようになります

Twbird twitterで登録•ログイン

登録すると、 利用規約 および プライバシーポリシー に同意したことになります。

閉じる

このポストに関連するタグ

コメントを投稿する Fessan rotated

1004206
1
Fessan white 上に戻る