2017.09.30.Sat. 4ヶ月前 たてよこナナメ

【ネタバレ】『Wake Up, Girls!』第1期完全ストーリーまとめ!仙台から始まった7人の少女たちの軌跡!

仙台を舞台に七人のアイドルの活躍や苦悩を描く物語、Wake Up, Girls!。2017年10月に新章の放映も控えた本作。このWake Up, Girls!はただのアイドルアニメではない。現実世界とアニメの世界での物語をリンクさせる画期的な試みや、震災復興へのメッセージといった、他のアイドルアニメにはない独特な要素が盛り込まれている。そんなWake Up, Girls!の劇場版および第1期のストーリーについて解説していく。

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『Wake Up, Girls!』はどんな作品?


この記事で紹介していく<b>Wake Up, Girls!(以下、WUG)</b>。本作は、<b>宮城県仙台市を舞台に、島田真夢(しまだまゆ)、林田藍里(はやしだあいり)、片山実波(かたやまみなみ)、七瀬佳乃(ななせよしの)、久海菜々美(ひさみななみ)、菊間夏夜(きくまかや)、岡本未夕(おかもとみゆ)の七人の少女たちがアイドルを目指す物語</b>である。<br><br>最近のよくあるアイドルアニメのように思われる本作。しかし、<b>アニメの世界の出来事と現実世界の出来事をリンクさせる試み(ハイパーリンク)</b>や<b>東日本大震災に関するメッセージ</b>といった、<b>他のアイドルアニメにはない独特な個性や魅力を持つ作品</b>である。<br><br>今年の10月より、<b>テレビアニメ新章の放映を控えた本作</b>。新章を観る前に、これまでのWake Up, Girls!がどのような歩みを辿ってきたのか…<b>劇場版ならびにテレビアニメ第1期をネタバレ的に解説しながら、彼女たちの軌跡を振り返って行こう!</b>

この記事で紹介していくWake Up, Girls!(以下、WUG)。本作は、宮城県仙台市を舞台に、島田真夢(しまだまゆ)、林田藍里(はやしだあいり)、片山実波(かたやまみなみ)、七瀬佳乃(ななせよしの)、久海菜々美(ひさみななみ)、菊間夏夜(きくまかや)、岡本未夕(おかもとみゆ)の七人の少女たちがアイドルを目指す物語である。

最近のよくあるアイドルアニメのように思われる本作。しかし、アニメの世界の出来事と現実世界の出来事をリンクさせる試み(ハイパーリンク)東日本大震災に関するメッセージといった、他のアイドルアニメにはない独特な個性や魅力を持つ作品である。

今年の10月より、テレビアニメ新章の放映を控えた本作。新章を観る前に、これまでのWake Up, Girls!がどのような歩みを辿ってきたのか…劇場版ならびにテレビアニメ第1期をネタバレ的に解説しながら、彼女たちの軌跡を振り返って行こう!

【青葉の記録】七人のアイドルの出会い(劇場版)

最初は6人。センター不在の寄せ集めアイドルたち

仙台にある弱小芸能プロダクション、グリーンリーヴズ・エンタテインメント。この会社の社長である丹下順子は、その思い付き任せでテキトーで強引な性格ゆえ、とうとう最後の所属タレントに逃げられてしまう。

そんな中でやさぐれながらテレビを観ていると、国民的アイドルグループ、I-1clubのパフォーマンスが画面に映っている。“お金のニオイがプンプンする…” I-1 clubを見た丹下は突如として、仙台でアイドルを開発することを思いつく

そして丹下は気弱なマネージャー、松田耕平に“とっとと美少女捕まえてらっしゃい、このクソ虫!”と無茶ぶりな命令をする。かくして、丹下の思い付きからグリーンリーヴズへのアイドルのスカウトが始まったのだった。

そして、オーディションに集まった6人の少女たち。仙台で芸能活動をする七瀬佳乃。素人のど自慢で優勝する歌唱力を持つ片山実波。光塚歌劇団に憧れる久海菜々美。メイド喫茶でバイトする岡本未夕。オドオドした雰囲気の林田藍里。なんとなくでバイト感覚の菊間夏夜

六者六様の個性や動機を持って集まった少女たち。かくして、最初はこの6人でWake Up, Girls!としての活動が始まっていくこととなる。しかし、丹下曰く「核がない。センターに立てるオーラを持った娘が欲しい」とのこと。

そして、またも丹下の無茶ぶりを受けスカウトを続ける松田。そんな松田が、途方に暮れながら児童公園のベンチで横になっていると、ある少女に出会ったのであった。

公園でブランコを漕ぎながら歌っていた少女…その少女の名前は島田真夢。その少女は、他の少女たちにはない、思わず惹きつけられるようなオーラを持っていたのであった

それもそのはず。彼女、島田真夢は、先述した国民的アイドルユニット、I-1clubの初期メンバーであった。そこでセンターも務めていたにも関わらず、多くの謎を残したまま卒業してしまった、正真正銘のアイドルであったのだ。

その後、松田は幾度となく島田真夢に声を掛けるも、激しく拒絶されてしまう。それほどまでに、強く拒絶する理由は何なのか…かくして、松田は島田真夢獲得のために奔走することとなっていく。

社長逃亡!?早くも立ち込める暗雲…

その頃、6人のメンバーは日々のトレーニングに加えて、路上ライブの日々を送っていた。しかし、スーパーマーケットの搬入口や仙台駅東口でのほとんど注目されない路上ライブの繰り返しに無力感を感じ、嫌気が差し始めるWUGの面々

そんな中、とうとうWUGのデビュー曲が完成する。 曲名は『タチアガレ!』。丹下社長にかつて世話になったことから作曲を快諾した2人組ユニット、Twinkleの制作によって、やっと出来上がったデビュー曲であった。

デビューライブの日取りも決まり、いよいよデビューへ向けて盛り上がるWUGの面々。しかし、そこで予想だにしない事件が起きるのであった…。

デビューライブが2週間前に迫ったある日のこと。松田が事務所を訪れると、大量にプレスされた『タチアガレ!』のCDと共に、“愛するダーリンが緊急事態なので、しばらく仙台を空けます。” との丹下からの書き置きを見つける。

なんと丹下は、CDのプレス費用やデビューライブの会場使用料が未払いのまま、資金を持ち逃げしてしまったのであった。未払いの料金が払えず、活動資金がない以上は、今後の活動のしようがなくなってしまう。

デビューの白紙も含めて、今後の進退に関して考え始めるWUGの面々。土砂降りの雨も相まって暗い諦めムードになり始めた時、突如事務所の扉が開かれた。その扉を開いた人物とは…?

“アイドル、やらせてください!”寒空のデビューライブ

事務所の扉を開いたのは、島田真夢であった。藍里と高校の同級生である真夢は、藍里から今後のWUGの活動を続けられなくなることを聴いていた。そして、アイドルを諦められずに涙する藍里を見て、かつての自分の姿を重ねる

そして、過去に自分がアイドルとして歌い踊っていた姿を見て気づくのであった。自分に嘘をついていたこと、自分はやっぱりアイドルをやりたかったこと…。そのことに気づいた真夢は、降りしきる雨の中、事務所を訪れたのであった。

そして、事務所を訪れた真夢は、声高に述べるのであった…“アイドル、やらせてください!”と…。かくして、WUGに新たに島田真夢が加わることとなった。

そして、雪の舞う寒空のクリスマスイブ。元々予定していたライブ会場は使えないため、急遽、勾当台公園で行われるメタルバンドライブのステージを借りての飛び入りライブ。当然、衣装もなければ、彼女たちを目当てに来る観客もいない…

そんなアウェイな雰囲気の中、バラバラの制服を着て最初で最後かもしれないステージに臨む彼女たち。スカートがひるがえることも構わず、出し惜しみなく、精一杯歌い、踊り、ステージをやり遂げたのであった。

そして、まばらな拍手の中、彼女たちのステージに心を打たれた1人の男性からアンコールがかかる。“Wake Up, Girls!の明日はどっちだ!?”…WUGの今後に一縷の望みを見せた所で、劇場版は終わり、テレビアニメへと続くのである。

【ステージを踏む少女たち】悪意と逆境の中で…

健康ランドで水着ライブ!?ゴロツキプロデューサーの罠

デビューライブが終わり数日経った年明け。今後の活動に関して各々で思いをはせながら模索するWUGの面々。そんな中、デビューライブを見て、WUGの活動のマネジメント協力を名乗り出るプロデューサーが現れる

彼の名は須藤。この辺りではいろいろ仕掛けていて有名なプロデューサーとのこと。予期せぬ幸運に、今後の活動への期待を高める松田とWUG。しかし、この須藤が、とんでもないエロオヤジ、そしてゴロツキプロデューサーなのであった

須藤が持ってきた仕事…それは健康ランドでの水着を着てのライブ、水着での撮影会、そして水着での接客であった。セクハラを受けながらの仕事に耐え切れず、未夕は“こんなことするくらいならやめます!”と帰ってしまう

しかし、マネジメントの経験不足のために、セクハラめいた仕事からWUGを守ることのできない松田。須藤の成すがままかと思われたその時、現れたのはなんと、蒸発したはずの丹下社長であった。

偶然にも健康ランドに来ていた丹下社長は、逃げ出す未夕を見つけて事情を把握し、須藤をボコボコにする。そして、“二度とWake Up, Girls!に近づくんじゃないわよ!”と脅しつけ、WUGを救うのであった

蒸発した理由の説明はそこそこに、いなくなった未夕を連れ戻すように松田に命令する丹下社長。手分けして未夕を探すWUGと松田。未夕がいたのは、かつてのバイト先であるメイド in 仙台であった

未夕は健康ランドでの一件を通して、須藤の言う通り、アイドルとしてやっていくためには覚悟が足りなかったのではないかと考えていた。自分が気持ちがよかったのは、気心の知れたお店のファンの人たちに優しくされることだったと…

再びバイト先のステージに立つ未夕。そこで常連のファンにWake Up, Girls!の未夕に期待していると励まされる。その励ましの甲斐あって、自分もみんなを励ますことができるようにWake Up, Girls!で頑張ると宣言するのであった

島田真夢ありきのユニット?WUG向けられる芸能界の悪意

丹下社長の手腕もあり、ローカル情報番組のレギュラーや、地元ラジオ局の帯番組かつ冠番組といった仕事が入るようになったWUG。その甲斐あってか、東京のテレビ局からWUGをドキュメント番組で取り上げたいとのオファーが来る

「ブレイク寸前!大注目地方アイドル!」との番組タイトルに浮き立つ丹下社長と松田、そしてWUG。しかし、この突然のオファーにはWUGに対する、そして真夢に対する壮絶な悪意に満ちた本音が隠されていたのであった…。

いざ取材が始まってみると、佳乃や夏夜といったメンバーへの質問はそこそこに、淡々と進んでいく。それに違和感を覚える丹下社長と松田。そして、真夢への質問の番になった時、波乱が起きたのであった。

かつて真夢がI-1clubを脱退した理由に関して、根掘り葉掘り尋ねる取材者。その質問に表情を曇らせる真夢。見かねた松田は、今回の取材の趣旨は、あくまでWake Up, Girls!についてではなかったのかと詰め寄る。

すると、取材者の口からこの取材の趣旨に関して、とんでもなく下衆くて汚い真相が語られたのだった…。

この取材における本当の番組タイトルは、『都落ちアイドル 仙台奮闘記』。本来の趣旨も、“全国ネットで島田真夢が騒がれれば、アンタたち(WUG)にとってオイシイんじゃないの?”といったものだった。例のごとく、取材者に鉄拳を食らわせて取材を切り上げる丹下社長。

島田真夢ありきのユニット…その言葉に動揺を隠せないWUGの面々。I-1club脱退に関して心無い憶測が飛び交う中で、そのことを語ろうとしない真夢。真夢を取り巻く悪意に、“芸能界で生きていくってこういうことなのかな…”と表情を曇らせるWUGであった。

“素人臭くてごめんね”I-1clubとの圧倒的実力差

再びtwinkleの作曲によって2曲目の持ち歌、『16歳のアガペー』が完成し、2度目のライブを行うことになったWUG。しかし、そこで未夕が“MUNB~~~!(マジウソ!?んなバカな!の略)”と声を上げる。

なんと、2度目のライブの日程が、I-1clubの仙台シアターのこけら落とし公演とドン被りしていたのであった。I-1club一色に染まる仙台の街。街を見渡せば、広告も、駅前の巨大モニターもI-1clubづくし。

そんな雲行きが怪しい中、2度目のライブに向けて方向性を模索するWUG。安穏としていられない状況にめげることなく、地道なレッスンや宣伝活動を続ける彼女たちであったが…。

そんな中でのレッスン中、デビュー曲の『タチアガレ!』、そして新曲の『16歳のアガペー』の作曲者であるtwinkleの2人が、WUGの陣中見舞いに訪れる。そして、練習を見せて欲しいと言う。

練習を見たtwinkleは、“なんかゴチャっとしていた”と評する。練習を重ねてはいるものの、まだどことなくまとまりに欠け、ちぐはぐな印象のWUG。そしてtwinkleは問いかける。

“ちゃんとケンカ出来てる?言いたいこと言い合った方がいいよ?同じユニットなんだから。” その言葉を受け、佳乃は真夢に対する逡巡を自覚するのであった。

迎えたライブ当日。予想通り、I-1シアターは満員御礼で盛り上がりも最高潮の様子。一方で、地道に宣伝活動をしてきたにも係わらず、WUGのライブには人もまばら

そして、肝心のライブでは、ミスを連発し、期待していたパフォーマンスが出来ないという散々な有様だった。ファンの数とパフォーマンスの質…両面においてI-1clubとの圧倒的な差を痛感するWUG

後日、丹下社長の突然の思い付きでI-1シアターへ連れ立たれるWUGの面々。I-1clubのパフォーマンスを観て“負けて当然だ”と自覚する。そして、WUGの活動に対して新たに決意を固めるのであった

【素晴らしき仲間たち】新プロデューサー、早坂相が与えた試練

天才?変人?敏腕音楽プロデューサー、早坂相とは?

WUGのライブ終了後、丹下社長にWUGのプロデュースを申し出る人物が現れる。その人物の名は早坂相I-1clubのプロデュースも務め、世界中に名をはせるほどの天才音楽プロデューサーであった

仙台を訪れた際、WUGのライブを観て興味を持つ。曰く、“僕の手に掛かれば、どんなおイモちゃんでも三ツ星レストランに出せる料理になる”とのこと。非常にクセ者感を漂わせた人物である。

既に頂点にのぼったI-1clubにはインスパイアされなくなったようで、ノーギャラでおイモちゃん(=WUG)のプロデュースをしたいと述べる。かくして、早坂にWUGのプロデュースを任せることとなったのだが…。

WUGの全権委任!早坂相のドSなレッスン

早坂がノーギャラでWUGをプロデュースする条件として提示してきたのは、「WUGに関する全権を自分に預けること」であった。早坂に全権を預けられたWUGには、今まで以上に厳しく、スパルタなレッスンが課せられることとなった

基礎体力をつける為のオーバーワーク上等な筋力トレーニング、加えて第2・第4土曜日には1日3回のステージパフォーマンス、極め付けは否定・毒舌・罵倒の嵐。これまでにはない厳しいレッスンに、メンバーたちはヘトヘトになっていく…。

一方、早坂はWUGに藍里は必要ないと考えていた。“はっきり言って才能ないと思う”…レッスン終了後、そして散々な出来であった週末ライブ終了後と、早坂は藍里に追い打ちをかける。そして、次のレッスンの日、藍里は姿を現さなかった。

“戻ってきてよ、藍里っ!”林田藍里、切り捨ての危機!

早坂はWUGに対して、藍里を切ってレッスンを続けるか、全員クビになるかの選択を迫る。突然の無理難題に動揺し、ぶつかり合う6人。ぶつかり合った結果、“7人いてこそのWUGだ”という結論に達した彼女たちは、手分けして藍里、早坂のもとへ向かう。

藍里の実家を訪れる真夢と佳乃。そして、自分がWUGの足を引っ張っていると落ち込む藍里を説得するのであった。“戻ってきてよ、藍里っ!”佳乃の涙ながら、そして生の感情をぶつけた説得に心を動かされた藍里はWUGに戻ることを決意する

一方、早坂の説得に向かった残りのメンバー。早坂が出したクビ撤回の条件は、クレーンゲームでむすび丸を3つ獲得すること。見事条件をクリアし、藍里の残留を勝ち獲ったWUGには、今まで以上の一体感が生まれ始めていた

【ここで生きる】脱退騒動?そして大ゲンカ!WUGに訪れた新たな波乱!

アイドルは通過点?久海菜々美、脱退騒動!

7人が再び揃ったWUG。そんな彼女たちに早坂は全国のご当地アイドルが競い合う舞台、「アイドルの祭典」への出場を宣言する。そして、そのために書き下ろした新曲、『極上スマイル』を彼女たちに与えるのであった。

アイドルの祭典へ向け、気合を入れるWUG。しかし、そんな中で菜々美だけはメンバーと違う思いを抱いていた。オーディションの際、WUGの活動はほんの小手調べであり、経験を積み、成長してから光塚歌劇団を受けたいと菜々美は述べていた。

菜々美は松田を話があると呼び止める。そして、光塚音楽学校の受験に専念するために、アイドルの祭典には参加できないことを伝える菜々美。その突然の申し出に、慌てることしかできない松田であった。

リーダーvsセンター!ついに勃発!佳乃・真夢の大ゲンカ!

アイドルの祭典へ向けて、極上スマイルを練習するWUG。しかし、練習を観に来た早坂から、“練習時間がI-1clubの半分もない”“今のままでは予選落ちだよ”と酷評されてしまう。

“こんなんじゃ、I-1clubに勝てない!”…早坂の言葉に焦りを感じた真夢は、かつて自分がいたI-1clubを引き合いに出して、練習量を増やすことを提案する。しかし、その言葉は佳乃を逆撫でしてしまう

“何なの、辞めた理由?いい加減本当のこと、私達に話してくれてもいいじゃない!?”と真夢に迫る佳乃。佳乃と真夢が衝突し、不穏な空気が漂ったまま、レッスンは終わるのだった。

“私の秘密、聴いてくれる?”夏夜・真夢の過去とWUGの団結

夏夜の提案でWUGの面々は、夏夜の実家である気仙沼の旅館で合宿をすることになる。合宿での夜のこと。外で自主トレをする真夢を夏夜は海辺へと連れ出す。“私の秘密、聴いてくれる?” そこで夏夜は真夢に自分の過去を話し始める。

夏夜の故郷、気仙沼は東日本大震災で大きな被害を受けた地域のひとつ。夏夜は震災で大切な存在であった幼なじみを失ったことを真夢に語りだす。その記憶から逃げるように仙台へ来たこと、WUGにかける気持ちも同時に打ち明けるのであった。

“次は、まゆしぃの番だよ…” 自分の思いを打ち明けた夏夜は、真夢にI-1clubを辞めた理由を話してくれるように促す。夏夜の打ち明け話に応じて、真夢も初めて自分の過去を打ち明け始める。

真夢がI-1clubを辞めた理由…それは、I-1clubのゼネラルマネジャー、白木徹に反抗したことがきっかけであった。I-1club初期メンバーだった真夢には、結成当時から共に頑張ってきた黒川芹香という仲間がいた。

しかし芹香は、I-1clubの恋愛禁止の戒律を破ったためにクビになってしまう。そのこと対して白木に抗議したために、白木を怒らせてしまう。そして、でっち上げのスキャンダルに加え、センター争いに負けた結果として、自分もI-1clubをクビになってしまったのが真相であった

加えて、自分の芸能活動のために両親が離婚することとなり、不幸にしてしまったことも語られる。しかし、その芸能界に対するトラウマもWUGと一緒なら乗り越えられると思っていることも同時に明かすのであった。

そんな二人の話を、物陰では5人の仲間たちも聴いていた。全てを聴いた5人は姿を現す。真夢はと佳乃は、しっかりとお互いの本音を口にしあうことでようやく和解することが出来た。

そして菜々美。本音で語り合う真夢、佳乃の姿を見て決意する。“久海菜々美、ここに宣言します!Wake Up, Girls!の活動に本腰入れます!” 光塚音楽学校の募集要項をビリビリに破り、声高に述べる菜々美。

お互いの本音を知ることが出来たこと、そしてアイドルの祭典という同じ目標に向かう決意が固まったことで、7人の心はひとつにまとまったのであった。

【登竜門】アイドルの祭典へ向かって…

WUGらしさって何だろう?東北ブロック予選へ向けての模索

アイドルの祭典の東北ブロック予選に出場するライバルユニットをチェックするWUG。その中でも強烈な個性を持つのは、秋田代表、男鹿なまはげーず。一見、色物ではあるが、だからこそ審査員に与えるインパクトはWUG以上のものがある。

そして、佳乃と真夢は、男鹿なまはげーずから直接の宣戦布告受ける。歌やダンスの上手いユニットが数多くいる中で、「Wake Up, Girls!らしさ」とは何なのか…予選に向けて模索する中、twinkleは“それはWUGを見た人が決めてくれるものだ”と助言する。

そして迎えた予選当日。地元ファンやメンバーの家族が見守る中、新しい衣装に身を包み『極上スマイル』を披露するWUG。これまでで最高のパフォーマンスを発揮したWUGは、見事に決勝進出を勝ち獲るのであった。

決勝のための新曲、『7 Girls War』

I-1clubの新曲として、『極上スマイル』が発表され、訳が分からず動揺するWUG。早坂曰く、極上スマイルに関しては、もっといい曲が浮かんだからI-1clubにあげたとのこと。そして、さらに難易度の高い新曲、『7 Girls War』をWUGに託す。

残された時間の少ない中、今まで以上にトレーニングに邁進するWUG。そして最後のレッスンの日、WUGは早坂に新曲を披露する。そのパフォーマンスに早坂は得意の毒舌を織り交ぜながらもギリギリの合格点を出す。

家族の応援を糧に決勝へ臨むWUG。リハーサルを終え、WUGはI-1clubと対峙する。そして、その完璧なパフォーマンスに呆然となる。緊張感の高まる会場。そんな本番を目前に控えた中、佳乃はステージで転倒し、足を捻挫してしまうのであった。

“Wake Up, Girls!の明日はどっちだ!?”ついに迎えた決勝!

佳乃の動きがおかしい。7人でなければ意味がない…足を痛めた佳乃に対し、真夢は棄権を提案する。そこに事情を知ったI-1clubのセンター、岩崎志保は専属トレーナーを連れてくる。そして、敵に塩を送る形で佳乃の足にテーピングを施し、ステージに立てるようにしたのであった。

そして迎えた本番。真夢を敵視するI-1clubのファンたちを前にアウェイな空気。しかし、WUGのパフォーマンスに魅せられ、やがて会場は緑色(WUGカラー)のサイリウム一色となる。“真夢、飛ぶ!” 佳乃はそう告げると、怪我を押しての精一杯のジャンプを披露する。

WUGはステージをやり遂げた。惜しくも、優勝は逃したものの、7人の顔には満足感に包まれていた。そして、仙台に戻ったWUGに東京の大手レコード会社からメジャーデビューのオファーが来る。“Wake Up, Girls!の明日はどっちだ!?” WUGの今後に希望を抱かせ、アニメ第1期は終演する。

幸せについての物語。まだまだ目が離せないWake Up, Girls!

以上の形で、Wake Up, Girls!の第1期を振り返ってきたが、いかがだっただろうか。第1期では、センターの真夢が、「幸せ」に関して思案する場面が多く見られる。そして、最終回では、“自分が幸せでなければ、誰も幸せに出来ない”という答えにたどり着く。

その「幸せ」というテーマを考えるにあたり、WUGの面々の様々な生き方自分にとっての幸せ、そして、このアニメで重要なメッセージが込められている東日本大震災も踏まえながら、Wake Up, Girls!を観ることで皆さまの琴線に触れる何かがあることを期待したい。

Wake Up, Girls!の物語はこれで終わらず、続・劇場版の前篇・後篇、そして今年10月から始まるアニメ新章へと続く。今後のWake Up, Girls!の発展・活躍と、その物語が1人でも多くの人の心に残ることを願いつつ、この記事を終わりたいと思う。

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