2017.10.06.Fri. 2ヶ月前 木本カナタ

【ネタバレ】『Fate/stay night』HFルート完全ストーリーまとめ!これが聖杯戦争の真実!

遂に劇場アニメ化する『Fate/stay night[Heaven's Feel]』。今回はそんなHFの原作ストーリーをざっくりと最初から最後までネタバレしていきたいと思います。ネタバレを避けたい方は注意してください。

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『Fate/stay night[Heaven's Feel]』とは

桜ルートと呼ばれるFate/stay night最後のシナリオ

FGOやアニメなどで人気を博するFateシリーズ。『Fate/stay night』はそんなFateシリーズの記念すべき最初の作品です。奈須きのこさん原作のノベルゲームで冬木を舞台にした第5次聖杯戦争を描いています。「Fate(セイバールート)」「UBW(凛ルート)」「HF(桜ルート)」の全3シナリオで構成されている『Fate/stay night』

そんな3つのシナリオの最後のルート、桜をヒロインとしたHFが遂に劇場アニメ化! ということで、今回はそんなHFのストーリーをざっくりと最初から最後までネタバレしていこうと思います。本当に最初から最後まで書いてしまうので、ネタバレを避けたい方は注意してください。

第5次聖杯戦争開幕!基本情報と分岐点をプロローグでおさらい

プロローグ

では早速、そんな『Fate/stay night[Heaven's Feel]』のプロローグ部分から紹介していきます。舞台は冬木市。そこに暮らす衛宮士郎は魔術のことをちょっと知っているだけの一般人で、この作品の主人公。自殺まがいの修行を毎日行ってたり、サバイバーズギルト抱えていたりしますが、この時点ではまだ普通の高校生です。……普通って何でしょうね……。

そんな彼がある日、夜の学校の校庭で双剣を持った赤い影「アーチャー」と槍を構えた青い影「ランサー」の対峙する場面を偶然目にしてしまったことにより、物語は始まります。人間離れした強さで戦うコスプレ姿の2人。それを目撃してしまった士郎は、口封じのためにランサーにその命を狙われてしまうことになります。

運命の夜

それから、実際に殺されたけど生き返ったりペンダント拾ったり、何やかんやあった末、士郎は自宅で再びランサーと対峙。自宅の蔵の中へ逃げ込みますが、その程度で槍兵が止まるはずもなく……。最早ここまで、と思われたその時、蔵の中をまばゆい光が満たします。そして、一陣の風とともに現れた少女「セイバー」と出会うのでした。

現れるなりランサーを退けたセイバー。続いて、そんなランサーを追ってアーチャーとそのマスターの「遠坂凛」も到着し、彼女たちからこの騒動についてようやく説明を聞けることに。――ちなみに、完全に余談なのですが、この際セイバーに見惚れていたアーチャーは地味に重傷を負い、戦線離脱。ここが凛ルートとの分岐点だったします。

マスター講義~遠坂&言峰~

とりあえず自分のことを襲ってきたサーヴァントという存在について、凛ちゃんから大まかな説明を聞いた士郎。しかし、「魔術師同士の殺し合い」に参加するなんて認められない彼は、より詳しい説明を聞くため、凛ちゃんと共にこの戦争の審判をしている監督役のいる教会を訪ねることに。そこで超うさん臭い神父「言峰綺礼」と出会います。

言峰から「願いを叶える聖杯」「それを奪い合う7騎のサーヴァントとのマスター」「拒否権はない」「悪い人が聖杯を取ったら世界が大変」「10年前の大災害は聖杯のせい」などの勧誘――もとい聖杯戦争のルールの説明を受けます。そして士郎は「悪い魔術師が聖杯を取らないようにするため」参加を決意。こうして、聖杯戦争の火ぶたは切って落とされました。

VSバーサーカー戦

しかし、聖杯戦争は曲がりなりにも魔術師同士の殺し合い。正真正銘命がけで、参加すれば命の保証はありません。事実、初戦が行われたのは、士郎たちが教会を出て間もなく。彼らは、帰る途中でもバーサーカーのマスター「イリヤスフィール」に遭遇し、襲われてしまいます。

圧倒的な強さのイリヤ&バーサーカーペアに本調子ではないセイバーとアーチャーでは歯が立たず……。士郎はセイバーを庇い重傷を負ってしまいます。何とか一命は取り止めましたが、早急にバーサーカー対策が必要になった士郎と凛。誰かさんのせいでアーチャーは重症だし、このままやってもどちらも勝ち目は薄い。ということで、凛ちゃんは士郎に共闘を持ち掛けますが……。

士郎、まさかの共闘拒否

HFではなんと、この共闘を拒否! この選択肢こそ、セイバールートと桜ルートのシナリオの分岐ポイント。HFでは、凛ちゃんの協力を拒否した士郎がセイバーと2人聖杯戦争に挑みます。これにより、前2つのルートでは大人しかった彼女が「遠坂さんの代わりに私が先輩を守らなくっちゃ」と、若干エネルギッシュに。

更に、彼女がやる気になったことで、これまで達観していた間桐臓硯も動き出してしまい……。――というわけで、前置きが長くなりましたが、ようやくここからHF本編のネタバレスタートです。

真アサシン&間桐臓硯参戦!イレギュラーだらけの聖杯戦争

パトロール初日でライダーと遭遇

凛ちゃんの協力を拒否した士郎とセイバー。しかし、未熟な彼らには聖杯戦争でどのように行動してよいのか、それすらも分かりません。早速途方に暮れた士郎は、言峰の助言なども受けつつ、とりあえず夜の街のパトロールを行うことに。自分を囮にして、出てきたサーヴァントを倒せばよい、という行き当たりばったりな作戦でしたが……。

なんと、初夜にしていきなり人を襲っているライダーと慎二に遭遇します。慎二が士郎の説教に応じるはずもなく、早速戦闘になるライダーとセイバー。しかし、慎二がマスターで魔力供給もろくに受けられないライダーがセイバーに敵うはずもなく……。ただの一太刀でセイバーはライダーを圧倒。その日は慎二を見逃すという形で決着をつけ、初戦を勝利で飾ります。

パトロール2日目キャスターを討伐

続いて、2日目の夜。昨晩と変わらず町のパトロールをする2人は柳洞寺に足を運びます。しかし、そこには本来いるはずの山門の門番がおらず……。呆気なく本堂へ足を踏み入れえる2人。そこで、自分のマスターの亡骸と共に宝具の短剣を構え、血まみれになっているキャスターと遭遇します。

混乱しつつも「キャスターがマスターを裏切り、殺した」と結論付けたセイバーはキャスターへ容赦なく切りかかり、キャスターも自暴自棄になりながらそれに対抗します。しかし、キャスターでは対魔力Aを持つセイバーに手も足も出ず……。セイバーは一撃でキャスターを仕留めてしまいました。こうして、多くの謎を残しつつも、呆気なくキャスターのサーヴァントが脱落します。

不穏な影と体調を崩す桜

サーヴァント2騎に圧勝し、大活躍の2人。これは間違いなく最優のサーヴァントですわぁ。――しかし、そんな彼らの華々しい活躍に暗い影を落とすあやしい動きが。まず、桜が徐々に体調を崩し、彼らがパトロールを始めて3日目の夜に倒れてしまいます。なので、その日はパトロールを休んで桜の看病に当てた士郎。

その次の日。士郎は遠坂と休戦協定を結び、情報交換をすることに。そこで不審な話を耳にします。なんと、セイバーが倒したはずのキャスターが、いまだに活動していると言うのです。死者が蘇って活動を続けるはずがありません。その情報の真偽を確かめるため、放課後商店街の中華屋へ行くよう遠坂に言われた士郎でしたが……。

「――食うか?」

そこで待っていたのはあろうことか言峰神父でした。しかも、滝のように汗をかきながら美味しそうに麻婆を頬張っている……。どうやら、待ち人は遠坂ではなく言峰だったようです。色々とツッコミたい点は多いですが、それらを何とかスルーして情報交換をする2人。

そこで、「敗退したはずのキャスターが未だに現界していること」「士郎がパトロールをしなかった夜、柳洞寺でランサーが敗退したこと」「ランサーのマスターは言峰だったこと」などの衝撃的な情報を耳にする士郎。その他、間桐臓硯の恐ろしさについても教えてもらったり、何故か再び言峰に麻婆を勧められたりしながら、その場を後にしました。――「食うのか?」

死したサーヴァントを操る臓硯

そして、その日の夜。いつも通りパトロールに出た2人は、情報通り死んだはずのキャスターとそれを操る臓硯、そんな彼らに対峙する凛とアーチャーたちに遭遇します。臓硯は「令呪」も考案した聖杯戦争のエキスパート。その経験と技術を駆使し、キャスターの死体を傀儡にして無理やり操っていたのです。英雄を愚弄する蛮行に激怒するセイバーとアーチャー。

2人は協力して再びキャスターを倒し、臓硯へとどめを刺そうとしますが……。その直前、突如公園に不気味な「影」が出現し、そのあまりの不気味さにその場にいた全員が動きを止めてしまいます。そして、その直後――影は、無差別に彼らへ襲い掛かり、その攻撃から遠坂を庇った士郎はその場に倒れてしまった上、この騒動で臓硯を取り逃がしてしまいました。

改めて同盟を結成する士郎と遠坂

死したサーヴァントを従える臓硯。そして、サーヴァントも襲う謎の「影」。次々と不測の事態の起こる聖杯戦争。「影」襲われたものの何とか目を覚ました士郎は、早速その「影」の調査に乗り出すことに。何やかんやあり、この調査に遠坂も協力することになりました。ちなみに休戦協定もそのままで、最早完全に協力関係です。

初めの敵宣言は一体……。まあ、心の贅肉たっぷりな凛ちゃんだからね、仕方がないね。この調査のため、士郎とセイバーはまだ不審な点の多い柳洞寺へ。遠坂とアーチャーは「影」について何か知っている様子の間桐臓硯の調査に間桐邸へ乗り出すことになりました。

柳洞寺で臓硯&アサシンペアに遭遇し…

そして、その夜。柳洞寺へ足を運んだ士郎とセイバーは、そこで髑髏の面を付けるアサシンのサーヴァントの襲撃を受けてしまいます。アサシンの策略により、分断される士郎とセイバー。セイバーは士郎を守るため、アサシンのサーヴァントと1対1で戦いますが……。

本来、アサシン如きセイバーの敵ではありません。事実、戦いは終始セイバーが圧倒。しかし、士郎を助けたいと焦るあまり、セイバーは彼らの用意した罠にはまってしまい……。アサシンへとどめを振るった直後、突如出現した黒い「影」に捕まってしまいます。身動きの取れなくなったセイバー。そこへ、アサシンの宝具も襲い掛かり……。

剣士との別れ

セイバーと分断された先で、士郎も間桐臓硯と対峙していました。しかし、熟練した魔術師である臓硯と半人前の士郎では戦力差は明らか。到底敵うはずもありません。故に、士郎は相棒であるセイバーを呼び、駆け付けるのを待ちますが……何故か彼女はいつまでたっても姿を見せません。最早、ここまでと思われたその時……。

そこへ突如ライダーが駆け付け、士郎のピンチを救います。どうやらライダーはマスターから「士郎を死なせてはいけない」という指示を受けてきたようです。彼女は前回とは打って変わり、圧倒的な強さを見せて、臓硯とアサシンを追い払ってくれました。

敵がいなくなってすぐ、士郎はセイバーを探しますが、そこには彼女の姿はすでにありません。彼女が敗北したことを悟る士郎。――こうして、士郎とセイバーの聖杯戦争は呆気なく幕を閉じてしまいました。

間桐桜の秘密と雨の下の誓い【鉄心エンド】

セイバーのいなくなった聖杯戦争

しかし、セイバーが消えたからと言って、士郎の戦いが終わるわけではありません。暗躍する臓硯。サーヴァントさえ襲う謎の「影」。サーヴァントを失った士郎でしたが、正義の味方としてこれまで通り、遠坂と協力して今回の聖杯戦争の問題を解決することを誓います。――が、そんな矢先、衛宮邸で休んでいた桜に慎二の魔の手が迫ります。

セイバーにライダーをやられた慎二は、あれからずっと彼へ反撃する機会を伺っていたのです。桜を人質に士郎を脅す慎二。士郎は桜奪還のため、再びライダーと対峙します。その結果、遠坂の協力もあり、何とか桜を連れ戻したものの、桜はその際に慎二の用意したある薬品を浴びてしまい、昏睡状態に陥ってしまいました。

桜の秘密と暴走

慎二が桜に浴びせたのは、体内の「刻印虫」を活性化させるという薬品です。実は桜こそ「ライダー本来のマスター」であり「間桐の正当な後継者」でした。慎二には令呪の効果でライダーを貸していただけだったのです。「刻印虫」は、臓硯がそんな桜を監視するために体内へ仕込んだ使い魔で、宿主の魔力を糧に活動をしているのだそうです。

この「刻印虫」が活性化したことにより「ライダーの現界+刻印虫」分で桜の魔力は完全に足りなくなってしまいました。桜を助けるには、その足りなくなった魔力を他人から吸い上げるしかなく、その量は膨大なものです。このままでは、桜のせいで多くの死人ができてしまいます。ちなみに、刻印虫は桜の体内に定着しており、取り除くことは不可能です。

「正義の味方」と「桜の味方」

「人々を救うために桜を殺すか」「桜を救うために多くの人々を見殺しにするか」許された選択肢はこの2つのみ。この選択に苦悩する士郎。正義の味方を志す士郎にとって正しい選択は間違いなく前者です。そもそも、士郎は聖杯戦争の犠牲者を出さないためにこの戦いに参加しました。ならば、今まさに犠牲者を出そうとする桜は殺さなければいけない悪です。

しかし、それでも士郎にとって桜は……。奥歯をかみ砕くほど悩んでも、その答えはでません。――そんな時、士郎の前にイリヤが姿を見せました。彼女は、今にも泣きそうな顔で悩む士郎を「シロウが何したってシロウの味方をしてあげる」と、励まします。好きな子を守るのは当たり前、と語るイリヤの言葉に士郎は、はっと我に返り……。

レイン

「桜の味方になりたいんだ」と、今までの自分を捨て去り、桜たった1人の味方になる決断をします。しかし、その決断が辛いものであるのは、士郎だけでなく桜も同じです。「自分のせいで多くの人や、先輩を傷つける」その罪悪感で押しつぶされそうになっていた桜。

それでも、士郎はそんな彼女を強く抱きしめ……。「――だから、俺が守る。どんな事になっても、桜自身が桜を殺そうとしても――俺が、桜を守るよ」。雨の中、そう誓います。こうして、士郎は正義の味方を志していた自分と完全に決別し、桜の味方になったのでした。

【鉄心エンド】について

ちなみに、Fateは選択肢によって士郎が死んだりバッドエンドを迎えたりしてしまうゲームです。上記のイリヤの前での誓いでも「……正義の味方を、張り通す」「桜の味方になりたいんだ」という2種類の選択肢が用意されています。

このもう1つの選択肢は、士郎が切嗣の意思を継ぐシナリオです。こちらでは、正義のために士郎が心を鉄にし、桜を殺すことになります。前2つの√で正義の味方としての生き方を貫き続けてきた彼。ある意味その完成形とも言える内容です。

作中でも「これも1つの結末」と述べられており、ファンの間でも【鉄心エンド】と呼ばれ、親しまれています。――ちなみに、FGOのボブはこの【鉄心エンド】の士郎が「ある女性」に出会い、最終的に歪んだ姿なのでは? と考察されていたり……。色々な意味で感慨深いバッドエンドです。

セイバーオルタ襲来!アインツベルンの森の激闘

イリヤに協力を求めアインツベルンの森へ

桜の味方をすると誓った士郎。これはつまり、桜を殺そうとする「臓硯」や「遠坂」と対立するということです。しかし、彼らの戦力は絶大。臓硯にはアサシンが、遠坂にはアーチャーがついています。桜もライダーを従えていますが、魔力不足のため満足に使うことはできません。そこで、士郎は始めに自分たちに協力してくれる仲間を増やすことに。

その候補として挙がったのがイリヤです。この交渉のため、士郎は1人でアインツベルンの森へと赴きます。その道の途中遠坂と遭遇して、いっしょに城へ行くことに。……あんたら、敵対してたんじゃなかったのか……。ここでも心の贅肉たっぷりの凛ちゃんです。

剣士との望まぬ再会

仲良く一緒に城へ行く2人。しかし、アインツベルン城に辿り着いた彼らが目にしたのは衝撃的な光景でした。それはバーサーカーが「ある敵」と戦闘を行っている光景。バーサーカーと対立しているのは漆黒の姿の小柄な「剣士」。――そう、臓硯によって死体を操れ、属性も反転した「セイバーオルタ」です。圧倒的な力でバーサーカーを圧し続けるオルタ。

バーサーカーも必死の抵抗を見せますが、最後には士郎の時と同じく黒い影に捕まってしまい……。最強の守護神は、遂に敵の手に落ちてしまいました。それを見た士郎は、凛とアーチャーと共に素早くイリヤを保護。臓硯達から逃げるように森の中を駆けますが……。

再び襲い来る「影」と腕を失う士郎

しかし、イリヤを連れて彼らから逃げるのは容易なことではありません。アサシンに追いつかれる4人。更に、そこへあの不気味な「影」も姿を現し絶体絶命。この「影」の攻撃によって、アーチャーは体を貫かれ、イリヤを庇った士郎も片腕を失ってしまいました。

このままでは2人は、じきに死んでしまいます。ならば、とアーチャーは死ぬ間際に「彼の腕を士郎に移植する」という賭けにでることに。本来「英霊の腕」なんて、移植すればただでは済まず、瞬く間に命を落としてしまうでしょう。しかし、アーチャーと士郎の場合は話が別です。そうして、士郎はアーチャーの腕を受け継ぎ……。

移植された「アーチャーの左腕」

結果として、士郎はなんとかその命を繋ぎ止めました。彼の活躍により、イリヤも無事です。しかし、これで残りのサーヴァントはアサシンとライダーのみ。桜は衛宮邸にいる今でもほぼ臓硯の管理下にあるため、これで実質聖杯戦争の決着は着いたようなものです。あとは、桜が臓硯の手に渡ってしまえばそれで終了。

けれど、それでも生き残った士郎と遠坂は臓硯に抗い、彼の勝利を阻止するために戦い続けることを誓います。彼らは唯一サーヴァントが残っている衛宮邸でイリヤを保護し、流れで何故か遠坂も同居。そこで、4人協力して臓硯への対抗手段を模索することに。

束の間の日常と「影」

結託した士郎、遠坂、イリヤ、桜、おまけでライダー。幸い、衛宮邸に立てこもっていれば、臓硯も桜には簡単に手が出せないようで、束の間の平和な日々が流れます。しかし、それも仮初。表面上は平和に見えるものの、じわじわと取り返しのつかない事態が進行していました。

まず、あの「影」が活動を活発化。毎晩町を徘徊し、人々を「食べて」まわるようになりました。その被害者は日に日に増え、数日後には小さな住宅街を飲み込んでしまうほどに。それに同調するように桜の容態も悪化。遂には日常生活さえ、まともに送れなくなってしまいます。彼らに残された時間はあまり多くありませんでした。

「影」の正体判明

そして、ある投書をきっかけにその日常も音を立てて崩れ始めます。それは「相談したいことがあるから間桐邸に足を運んでほしい」という、臓硯からの手紙でした。罠だと知りつつ、少しでも手掛かりになれば、と1人で足を運ぶ士郎。しかし、そこで耳にした情報は衝撃的なものでした。

曰く「あの『影』の正体は『間桐桜』」である。桜こそ、町の人々を襲う元凶なのだと語る臓硯。幸いなことに、桜自身にはまだ自覚がないようですが、それも時間の問題でしょう。彼女が自分を「影」であると自覚した瞬間、彼女の理性は飲まれてしまう。その前に桜を殺してしまうのが最善ですが……それでも士郎は、改めて桜を守ると誓います。

「影」に飲まれてしまう桜

しかし、桜の方は士郎ほど強くありませんでした。ひょんなことから、どこぞの野良AUOをつまみ食いしてしまった「影」。――「ぬ? ――貴様、よもやそこま、――!!!???」。これにより、聖杯としての機能はほぼ完成し、桜にはもう人間としての機能も理性もほとんど残っていませんでした。

自分の限界を感じた桜は、最後に臓硯へ直談判をしようと、単独間桐邸へと赴きます。しかし、そんな絶好のチャンスをあの蟲爺が見逃すもなく……臓硯の策略により、慎二をその手にかけてしまった桜は、最後の理性を手放し、完全に「影」へと落ちてしまいました。

言峰とのイリヤ救出共同戦線

完全に「影」に侵食されてしまった桜は、まず臓硯の指示に従い、衛宮邸のイリヤを改めて攫います。聖杯を起動するためには、どうしても正規の聖杯であるイリヤが必要だからです。その際、遠坂も戦闘不能に陥ってしまい、最早動けるのは士郎のみ。完全に、臓硯の勝利に王手がかかってしまいました。

そんな折、なんと「イリヤを奪還するためなら協力してもいい」と言峰が協力を申し出てきました。不審に思いつつも、その申し出を受け入れる士郎。こうして、士郎と言峰は協力し、攫われたイリヤのいるアインツベルンの森へ再び赴きます。

アサシンとバーサーカーに追われ…

結論から言うと、イリヤの救出は物凄く簡単でした。桜も手中に収めた臓硯は完全に士郎達のことなど眼中になかったのです。例え、イリヤを取られても、再び攫うのなど容易。そう考えていたのでしょう。無事、イリヤを城から連れ出した士郎と言峰。彼らは逃げるようにアインツベルンの森を駆けますが、そこへ早速臓硯の手駒が放たれます。

追ってきたのはアサシンと「影」に吸収されてしまったバーサーカー。これに対し、言峰がアサシンの足止めをするため残り。士郎とイリヤはバーサーカーから逃げるために必死で走ります。しかし、それでもバーサーカーをまくことは出来ず、すぐに追い詰められてしまいました。

「――ついて来れるか」

迫りくるバーサーカー。最早逃げることはできません。対抗手段は1つ「封印されているアーチャーの左腕を解放し、彼の力を使うこと」のみです。しかし、それは諸刃の剣。英霊としての力は、人間である衛宮士郎には扱いきれません。一度使えば確実に人間としての衛宮士郎は英霊アーチャーによって擦りつぶされてしまいます。

それでも、ここで使わなければ桜を救うどころか、目の前のイリヤさえ助けられない。故に、士郎は覚悟を決めて、アーチャーの左腕の封印を解きました。――瞬間、英霊エミヤとしての知識と力が士郎になだれ込んできます。戦うどころか、封印を解いただけで意識が消えてしまいそうな奔流の中、それでも士郎はアーチャーの背中を追い……。

Nine Bullet Revolver

アーチャーの力で投影したのは、巨人の大剣。イリヤを護るため、かつての彼女の守護神であった彼の大剣をその技量ごとトレースし『是、射殺す百頭(ナインライブズブレードワークス)』として放ちます。音速さえも凌駕して放たれた一撃。――しかし、その一撃をもってしてもバーサーカーは止まりません。

更に一歩。死に体のバーサーカーへ最後のとどめを振り下ろしますが、その一撃さえも紙一重で回避する最強の英霊。目を失い、理性を失い、体は朽ち果て、命のストックもない体でいまだ健在。最早士郎に為す術もなく、勝敗が決したかに見えた刹那……。

突然、バーサーカーが少年の背後を見つめ、ピタリと動きを止めました。その瞳に映るのはイリヤの姿。その隙に今度こそ士郎はとどめを刺し、少女の守護神は少年に己の役目を託して静かに姿を消しました。

大空洞での決戦。贖いの花【ノーマルエンド】

決戦準備

何とか激闘を制し、イリヤを奪還した士郎。しかし、これで時限爆弾のスイッチが作動してしまいました。封印を解いたことにより「アーチャーの腕」の侵食が開始し、間もなく衛宮士郎の意識は消えてなくなります。

それは桜も同じでした。「影」の侵食が始まったことにより、彼女の人格は現在進行形で徐々に消えています。この人格が完全になくなった時、今度こそ「影」にその身を奪われ、聖杯として完成してしまいます。その前に、桜を殺すか、「影」を桜から切り離さないと、士郎たちに勝機はありません。猶予は残り半日。こうして、最期の戦いの準備が始まりました。

桜の「影」の正体とアンリマユ

ということで、最終決戦なのですがその前に、敵を知り己を知れば百戦危うからず、ということで、イリヤから聖杯戦争の秘密と正体について聞かされる遠坂と士郎。そこで桜の「影」の正体についても聞かされます。その正体はアンリマユ。第3次聖杯戦争の折、聖杯の中に混入してしまった異物です。

詳しい話はややこしいので省きますが、聖杯戦争の問題は大体こいつのせい。臓硯はこいつを制御するために、桜へ聖杯の欠片を埋め込み、彼女に小聖杯の機能を与えました。聖杯の中に潜むアンリマユは受肉するために、桜の体を「影」で乗っ取ろうとしています。かなり雑な説明ですが、サーヴァントの方に主導権があるFGOのデミサーヴァントみたいなものですね。

大空洞へ

こうして終盤にしてようやくラスボスの名前を知った士郎と遠坂。目的もはっきりした所で、彼らはアンリマユのいる大空洞へ足を運びます。こちらの戦力は士郎、遠坂、ライダーの3人。対してアンリマユの戦力はセイバーオルタと影に侵食された黒桜の2人です。ちなみに、臓硯とアサシンは黒桜によって直前に殺されました……あっさり。

しかし、2人だけでもセイバーオルタと黒桜はいずれも強敵で、通常は逆立ちしたって士郎達は勝つことができません。そこで彼らは策を用意し、セイバーオルタは士郎とライダーが。奥で控える影に侵食された黒桜を遠坂が相手取ります。こうして、最後の戦いの火ぶたが切って落とされました。

炸裂するオルタとライダーの宝具

対峙するオルタとライダー。ライダーはその俊敏性を活かし、オルタと真っ向から打ち合わず、絶え間なく動いて奇襲をかけます。更に、魔眼も発動し、オルタの動きを鈍らせますが――それでも勝敗は火を見るより明らかでした。圧倒的なオルタの力に、どんどん追い詰められていくライダー。それでも、士郎はそんな両者の戦いを見守りながら「あるチャンス」を待ち続けます。

追い詰められたライダーは最後の抵抗として何とかオルタの動きを数秒止め、その間に距離を取ります。宝具を発動させるためです。その動きを察したオルタも漆黒の聖剣を構えました。同時に発動する「騎英の手綱」と「約束された勝利の剣」。しかし、両者の実力差は明らかでした。ライダーの宝具は圧倒的に火力が足りません。――が、これこそ士郎の待っていた唯一のチャンスでした。

運命の夜との決別

ライダーの宝具に合わせて、あらかじめ用意していた「ある宝具」を投影する士郎。それは「熾天覆う七つの円環」。アーチャーの持つ最大の守りです。この盾に守られながら、極光の中を前進する「騎英の手綱」。そして――遂にはセイバーの身に届きました。吹き飛ばされるセイバーとライダー。しかし、セイバーは吹き飛ばされて動けない様子なものの未だ健在。

故に、とどめを刺すため、死に体のセイバーへ短剣を向ける士郎。そして――「あ――シロ、ウ?」――その刹那セイバーがぼんやりと士郎のことを見上げました。変わり果てたかつての相棒の姿を見て、士郎は……それでも短剣を振り下ろします。彼女との思い出も同時に断ち切るように。彼は「運命の人」をその手にかけ、それでも桜の元へ駆けだしました。

黒の杯と宝石剣

その頃、黒桜と遠坂の戦いも大詰めを迎えていました。無尽蔵の魔力で、サーヴァントにも匹敵する強さの使い魔を量産する黒桜。その魔力量は膨大で、とてもただの魔術師どころか、サーヴァントでさえ勝つことはできないでしょう。――それでも、圧しているのは遠坂でした。彼女が手にしているのは宝石剣。並行世界から無尽蔵の魔力を引き出す第二魔法の産物です。

士郎に投影してもらったそのカレイドスコープを手に桜の影を薙ぎ払う遠坂。お互い無尽蔵な魔力を用い、実力自体は拮抗しているのですが――決定的なのは、経験の差。遠坂は桜を殺そうと彼女に迫りますが……「あ、ダメだこれ」。――ここでいつもの遠坂のうっかりが。最期の最期で、最愛の妹を殺すことはできないと悟る凛ちゃん。寸前の所で、思いとどまり影に身を貫かれてしまいます。

アンリマユと契約を断つ桜

駆け付けた士郎が目にしたのは、倒れた遠坂と「影」に必死で抵抗する桜の姿でした。桜は遠坂が身を挺して自分を庇ったのを目にし、正気を取り戻したのです。あとは、桜から「影」を取り除けばすべて丸く収まります。

それを察し、必死に抵抗する「影」とそれを抑えつける桜。士郎は、そんな彼女へボロボロになりながら歩み寄り、ある投影を投影します。それは「破戒すべき全ての符」。すべての契約を断つ、キャスターの宝具です。この宝具の効果により、アンリマユとの契約を断った桜は、ようやく元の姿に戻ることができたのでした。

最後の投影

しかし、桜との契約を断っただけで、まだアンリマユは健在です。彼は聖杯に溜まった膨大な魔力で、今にも受肉を果たそうとしています。誰かが、大聖杯を破壊し、これを止めなければなりません。だから、士郎は気を失っている桜と遠坂をライダーに任せ、たった1人大聖杯の前へ歩み寄ります。

どうせ、士郎の体はすでに手遅れです。3度の投影によって「アーチャーの左腕」の侵食が進み、最早彼の中身は空っぽでした。それでも、桜のために、彼は大聖杯を閉じるため、最後の投影を始めます。投影するのは彼の知りうる限り最強の剣。その剣の一撃によって大聖杯を破壊して士郎はそのまま……。

償いの花

こうして、アンリマユと手を切ることのできた桜。体もすっかり元通りで、これまでの出来事がまるで夢の様です。衛宮邸で目を覚ました桜は、そのまま士郎のことを探します。しかし、自分のことを助けてくれた少年の姿はどこにもなく……。いつまでも、彼の帰りを衛宮邸で待ち続ける桜。そうして、いつしか季節は春になっていました。

けれど、やっぱり少年は帰ってきません。――なくしたもの、奪ったものはもう絶対に戻りません。それでも彼女は待ち続け、罪を贖うように花の種をまきます。そうして、春になって、種をまき、春になって、種をまき……いつしか家の中は贖いの花でいっぱいになって――「……遅いなあ先輩。これじゃわたし、おばあちゃんになっちゃいますよ?」

奇跡の果て。約束の花【トゥルーエンド】

【トゥルーエンド】について

というのがHFノーマルエンドの結末です。しかし、実はこの他にもHFにはもう1つトゥルーエンドというフィナーレが用意されています。――ということで、ここからは少し遡ってトゥルーエンド版のシナリオの紹介です。

分岐点は桜へルールブレイカーを刺した直後。ライダーに桜と遠坂を預けるところまでは同じなのですが、そこからちょっとした乱入者が現れます。それは――言峰綺礼アンリマユを守るように、彼が士郎に立ち塞がっていました。

士郎の前に立ち塞がる言峰

3度の投影により死に体の士郎。対して、言峰もその体を限界でした。先のアサシン戦で、黒桜にやられた言峰。その体には大きな穴が空いています。どちらももって数秒の命。この勝敗がどうあれ、彼らは命を落とします。それでも士郎は「絶対悪(アンリマユ)の誕生を否定するため」。対する言峰は「絶対悪の誕生を祝福するため」。本当の最後の戦いが始まりました。

彼らの体は互いに限界。己の拳が砕けるのも構わず殴る言峰。己の体が砕けるのも構わず守る士郎。絶対譲らぬ両者。これはお互い「相手を倒す」ための戦いではなく、「己の限界を賭けた」戦いです。そして――先に力尽きたのは士郎でした。力が入らず、膝をつく士郎。そこへ言峰がとどめを刺そうと拳を構えますが――それでも、と士郎は限界の体に鞭を打ち立ち上がり。

最後のマスター

――が、それでも言峰には届きません。両者の実力差は明らかで、体力も失った士郎。言峰は士郎へとどめの一撃を加えようと構えます――が、先に時間切れを迎えたのは言峰でした。士郎の頭を潰すまであと数センチという所で止まる言峰。その体は、すでに完全に崩壊していました。言峰は自分の敗北を悟り「おまえが最後のマスターだ」と、士郎へ語り掛けます。

「聖杯を前にして、その責務を果たすがいい」。そう監督役として士郎を見送った彼は、最後まで彼らしく、この世界から姿を消しました。そして、再び聖杯の前。士郎は大聖杯を壊すべく、最後の投影を試みます。思い浮かべるのは最強の剣――堕ちた騎士王の漆黒の剣です。愛する人を守るため、死に行く身体で大聖杯を道連れにしようとした彼ですが――

奇跡の果て

「ううん、シロウは死なないよ。だって、この門を閉じるのはわたしだから」と、そんな彼の目の前に1人の真っ白な少女が姿を見せます。彼女は死に行く彼の身代わりになろうとしているのです。壊れた頭で、必死に彼女を引き留めようとする士郎。だって兄貴は妹を守るものだから、と。しかし、それでも少女は止まりません。

寧ろ、少年の言葉に彼女は笑って答え「……ええ。わたしはお姉ちゃんだもん。なら、弟を守らなくっちゃ」。空っぽの頭で、それでも必死に彼女の名前を呼ぶ士郎。けれど、彼女は歩みを止めず……。最後に彼女は――じゃあね、と微笑って大聖杯の門を閉めました。そうして、彼女によって行使されるのは第3魔法の奇跡。空っぽの器の中で士郎は、それでも手を伸ばし……。

約束の花

月日は流れて春。ロンドンに留学していた遠坂は、久しぶりに冬木の町へ帰ってきました。訪ねるのは当然衛宮邸。衛宮邸の玄関でまず初めに彼女を出迎えたのはライダーでした。ライダーはあの戦いの後も桜のサーヴァントとして現界し続け、彼女の警護をしているのです。居間にあがれば変わらない懐かしい顔が揃いぶみ。藤村先生に、今ではこの衛宮邸に住んでいる桜。

――そして、元気な姿の士郎もいます。彼はイリヤの行使した第3魔法により、しっかり一命を取り止めたんです。アーチャーの腕の影響ももうありません。あれから2年。みんなすっかり元気を取り戻していました。そして、彼らは今年もみんなで約束のお花見へ。仲睦まじく約束の花を眺める彼ら――その輪の中で、桜と士郎も幸せそうに笑い合っていました。

映画『Fate/stay night[Heaven's Feel]』がufotable制作の3部作で公開!

ということで、ここまでHFのストーリーをネタバレしていきましたがいかがでしたか。HFはとても文量が多いので、長い上に要所のない駆け足なネタバレだったと思います。こんな中途半端なネタバレよりも、原作テキストは何倍も熱く、面白いので、興味のある方はぜひ手に取ってみてください。

また、記事内でも少し紹介しましたがHFには多くのバッドエンドなど派生シナリオが用意されています。ノーマルやトゥルーエンドだけでなく、これらも大変魅力的でおすすめです。特にオルタと士郎が殺し愛する「スパークスライナーハイ」は本当に最高です。そんなHFが遂に劇場アニメ化。こちらからも目が離せません! ということでHFについてでした。

こちらの記事もオススメ!

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16 ゲスト 2ヶ月前

>臓硯によって死体を操れ、属性も反転した「セイバーオルタ」です

臓硯に死体を操られてたキャスターと違い明らかに自我も人格もあり
何より臓硯の死後も活動してたセイバーオルタを
どうして臓硯に死体を操られてると解釈できるのかが不思議です

そもそもセイバーは真アサシンの宝具を防いで影に呑みこまれたから死.んでないのに……

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17 ゲスト 1ヶ月前

臓硯がHFでのみ暗躍してるのは士郎と接触して彼が切嗣から聖杯戦争について何も聞かされてないのを確認したのと桜が「黒い聖杯の器」として機能した始めたからです

臓硯がやる気になったから、臓硯は桜の中の凛への嫉妬を煽り始めたので
桜がやる気になったから臓硯が暗躍し始めたという本記事の説明は順番が逆です

桜が「この世全ての悪」と同調したのは他ルートよりも士郎と精神的な距離が近づいたため、その分、凛に士郎を奪われる事を恐れる気持ちも強くなったからです
これは当初は臓硯ですら「ありえぬ」と驚愕していた事態です

他ルートの桜は「汚れた自分には先輩と結ばれる資格はない 先輩が相応しい人に出会ったら身を引こう」と考えてました
HFでは士郎と両想いになった事で絶対に士郎を手放したくないと思うようになり
その欲望と執着、士郎に近づく凛への嫉妬が「この世全ての悪」との同調を強めてたんです

「この世全ての悪」は普段は桜の理性と自制心に抑えられてましたが、
桜が眠ってる時と士郎への想いや凛への嫉妬で桜の理性が弱くなった時は
桜を依代にした「影」という形で「この世全ての悪」の末端が出現してました

この辺は原作ファンの間では有名な設定ですよ

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18 ゲスト 23日前

桜ってセイバールートの時から凛が士郎に近づくの嫌がってますよ
自分の唯一の居場所を凛に奪われるかもしれない恐怖と嫉妬、それを抜きにしても
生粋の魔術師の凛が士郎に近づくのは魔術を嫌悪してる桜からしたら気に入らない事です
(Fate/hollow ataraxiaやタイガーコロシアムなどでは姉妹間のわだかまりが解けた上にライダーに普通の魔術を教わってるので、そういう感情はありませんが)

原作HFでも凛が士郎の家に来たという話を聞いて桜は険しい顔をしてます(劇場版では尺の都合でカットされましたが)

そもそも桜が士郎を守るためにライダーを動かしたのは士郎と凛が共闘関係になった後です
HFの桜が自分が士郎を守ろうと考えたのだとしてもライダーが士郎を助けに来たタイミングを考えたら
「セイバーがいなくなったから」が理由だと思いますよ

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19 ゲスト 19日前

プロローグを見ると、防御しきれなかったのも仕方ないよなぁって。

余談だが、プロローグでのセイバー召喚はアーチャーの過去回想
故に「その光景は地獄に落ちても忘れないだろう」という一文で締められ、事実、彼は英霊になり守護者となって摩耗してもその光景を覚えていた

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20 ゲスト 19日前

>圧倒的な強さのイリヤ&バーサーカーペアに本調子ではないセイバーとアーチャーでは歯が立たず……。

というか、あの戦闘にアーチャーは参加してないですよ
アーチャーは凛が治療のために先に屋敷に帰らせてます

作画・西脇だっとのマンガ版Fate/stay nightではアーチャーも一矢だけ援護の矢を放ってますが

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22 ゲスト 17日前

管理人がセイバーオルタを臓硯に操られた死体だと勘違いしたのは、
オルタが初登場時に真アサシンと仲間であるかのような会話をしてたからだろ

そもそも死体を操られてるんなら会話なんてできないし、
その後でセイバーオルタが『泥』の中に消えて言った事も
臓硯が真アサシンにしか「ここは任せたぞ」って命じてない事もスルーしたんだろう
ついでに黒桜誕生後、セイバーオルタは明らかに黒桜の言葉に従ってる事もな

劇場版[HF]では、こういう勘違いしてる人のために、
わざわざ聖杯の器の中で対峙するセイバーとセイバーオルタってシーンが入ったんだろうな

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23 ゲスト 3日前

>自分の限界を感じた桜は、最後に臓硯へ直談判をしようと、単独間桐邸へと赴きます

直談判って言うか、桜は臓硯と刺し違える覚悟だったんですけどね

だいぶ意味が違うと思いませんか?

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24 ゲスト 1日前

かなり雑な説明ですが、サーヴァントの方に主導権があるFGOのデミサーヴァントみたいなものですね。

依代の人格を破壊して乗っ取るんだから、実際はもっと酷いですけどね

FGOで例えるなら、神霊を人間に憑依召喚させる疑似サーヴァントを悪質にしたモノという方が近いと思います
イシュタルやパールヴァティーは神霊と依代である凛や桜の人格が融合して第三人格を生み出してましたが、アンリマユが誕生してたら桜の人格は完全に壊されていたわけですからね

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25 ゲスト 1日前

>しかし、桜の方は士郎ほど強くありませんでした

言峰と臓硯の二大黒幕がそろって桜の精神の強さに驚いてましたけどね

ギルガメッシュの魂は並のサーヴァント3体分、一般人なら十数万人分の魂に匹敵する強さで、そんなものを呑みこんでも理性と正気を保ってた桜の精神は驚異的なモノですよ
普通の人間ならサーヴァント一人分の魂にだって耐えられませんからね
(しかもギルが呑まれる前から、ランサーとキャスターを呑みこんでるし最終的にはセイバーとバーサーカーも加わる)

そもそも理性が崩壊して「この世全ての悪の影」に浸食されたのに黒桜になる程度で済んでるのがすごいです
その時点で「この世全ての悪」に精神を完全に破壊され乗っ取れていてもおかしくないのに精神が汚染され増幅した心の暗黒面が表に出たものの桜としての人格が残ってるんですからね

全てを周到に進め最後まで士郎たちを翻弄した臓硯のたった一つの敗因は桜の心の強さを甘く見たのと桜の心の闇を育て過ぎた事だと作中でもハッキリと説明されてます

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