2017.11.19.Sun. 27日前 みる

【文スト】泉鏡花の成長を振り返る5つの分析!探偵ヒロインは元殺人鬼だった!?

月刊ヤングエースで人気連載中の漫画『文豪ストレイドッグス』のヒロイン、泉鏡花。他漫画のヒロインとは一味も二味も違う鏡花の魅力を5つのポイントから振り返る!

このエントリーをはてなブックマークに追加
0
コメント 0

『文豪ストレイドッグス』のヒロイン(?)泉鏡花とは?

『文豪ストレイドッグス』のヒロイン的ポジションに位置する泉鏡花。14歳にして暗殺の才能を持ち、記憶力・判断力ともに優秀で、感情の起伏をあまり持たない少女だ。ポートマフィアで35人もの人間を暗殺したが、鏡花の望むところではなく、そこを敦に救われ武装探偵社の一員となった。

好きなものはうさぎと豆腐、嫌いなものは犬と雷と、好き嫌いはなかなか少女然としている。しかし、好んで食べる湯豆腐はなかなかの高級店のものであるなど、やはり普通の女の子とは一味違う

それでも「デート」という言葉に照れたりクレープなど甘いものが好きだったりと、普段が冷静で無表情気味な分、女の子らしい姿が一段と可愛らしく見える。そんな鏡花の魅力を、5つのポイントから振り返ってみよう!

『文スト』泉鏡花を振り返る【1】声優・諸星すみれさんのかわいい声で魅力倍増!

泉鏡花の声優は諸星すみれさん。アニメ放送時には17歳という若さで鏡花を演じている。感情の起伏が少ない鏡花だが、表情の面で分かりにくい鏡花の強い思いが声で表現されていることも多い

諸星さんの飾らない可愛らしい声色は、鏡花の14歳の少女らしい可愛さにぴったりだ。当初の儚げで切ない印象を持たせる鏡花も、物語が進むにつれ不安定ながらも強い面を見せる鏡花も、諸星さんの声で演じられることによって魅力が倍増している。

『文スト』泉鏡花を振り返る【2】携帯で操る殺戮の異能力「夜叉白雪」

鏡花の異能力「夜叉白雪」は、仕込み杖を持った女性の異形「夜叉白雪」を召喚する能力だ。夜叉の戦闘力は凄まじく、一瞬で物でも人でもたちまちに斬ってしまう。芥川には「殺戮に特化した異能」と言わしめたほどだ。

当初は鏡花の持つ携帯からの声にのみ従うという使い勝手の悪い異能力で、鏡花が自分の意思で夜叉白雪を操るためにはもう一台携帯を使わなければならなかった。しかし探偵社の入社試験に合格すると、「人上人不造(部下の異能力を制御する異能力)」を持つ福沢諭吉により、携帯無しでも夜叉白雪を操ることができるようになる
そもそもなぜ当初は携帯からしか「夜叉白雪」を操ることができなかったのか?実は、元々「夜叉白雪」は鏡花の母が持つ異能力だったのだ。鏡花の両親はある日、敵の身体操作の異能力によって鏡花を殺しそうになってしまう。両親は鏡花を殺す前に、自分たちを殺すことを夜叉白雪に命じたのだ。

亡くなる数日前に、鏡花の母は鏡花に携帯を渡していた。その携帯を媒介に異能力「夜叉白雪」を鏡花に譲渡する予定だったのだが、途中で母が死亡したために譲渡が不完全となり、携帯からしか操れなくなってしまっていたのだ。

鏡花はずっと「自分の異能力が両親を惨殺した」と思い込み、「夜叉白雪」を嫌っていた。しかし実際は、「夜叉白雪」は鏡花を守ろうとした両親の愛そのものだったのだ。真実を知った鏡花は、これからは自身の異能力と向き合っていくことができるだろう。

『文スト』泉鏡花を振り返る【3】元ポートマフィアの暗殺者!黒い才能に抗う生き方

ポートマフィアでは芥川の下につき、暗殺を行っていた鏡花。マフィアに拾われてからの半年間で殺した人数は35人にものぼる。いくら「夜叉白雪」が殺戮に特化した異能とはいえ、まだ14歳の少女が一度の失敗もなく任務を遂行できたのは異常なことだ。

鏡花には異能力だけではなく、元々暗殺の才能があった。それは暗殺業を営むほどの実力を持っていた親譲りの才能ともいえる。しかし鏡花の心は人を殺すことに疲弊していた。敦が鏡花に対して「君自身から何の感情も読み取れない」と言ったように、鏡花は心を閉ざしていたのである。

爆弾を身につけ、自分だけが犠牲になろうと列車から飛び降りた鏡花の「もうこれ以上一人だって殺したくない」という言葉が、彼女の本心だったのだ。初めて鏡花が本音を見せたこのシーンには、心を掴まれた人も多いだろう。
しかし、人を殺すことを拒む心に、鏡花の黒い才能は深く絡みついてる。鏡花は窮地に陥った際、咄嗟に人を傷つけることで切り抜けようとしてしまう。ヨコハマを舞台にポートマフィア対ギルド対探偵社の三つ巴で展開した「組合戦」ではその本質を思い知らされ、自ら光の世界を拒絶し逮捕されるに至った。

それでも、無人旅客機での太宰の言葉で自身が「なりたいもの」は探偵社員だと改めて気づかされた鏡花は、自身が犠牲になるのも厭わず、旅客機をメルヴィルの異能にしてギルドによるヨコハマ壊滅の手段「白鯨」にぶつけることで人々を救おうとする。その高潔な魂は探偵社員にふさわしいものだと福沢諭吉に認められ、鏡花は探偵社入社を果たしたのだ

福沢と鴎外が「死の家の鼠」の計略で共食いの異能にかかり、探偵社とマフィアが全面対立した際にはマフィアで培った知識や経験を活かして探偵社に助力している。鏡花は今、己の黒い才能を「人を扶ける」ことに使う、高潔な探偵社員であろうとしている最中なのだ

『文スト』泉鏡花を振り返る【4】マフィアに居るときも愛されていた?芥川龍之介や尾崎紅葉との関係

ポートマフィアに所属していた際、鏡花は芥川龍之介に怯えていた。芥川は鏡花に暗殺を強いていた人物であり、殺しの才能を持つ鏡花に「人を殺さねば無価値」とまで断言していたのだから当然である。しかし、芥川もただ非情ゆえに鏡花に暗殺を強いたわけではない

芥川は初めて鏡花と会ったときに、鏡花が己の生に価値を見ていない目をしていることに気づいた。それは昔の芥川と同じ目だった。芥川は、自身が太宰に拾われて生の価値を得たように、鏡花にも「暗殺者」という生きる価値を与えてやろうとしていたのだ

マフィアを抜け「探偵社員」として生きようとする鏡花に、芥川は「善かったな」と言っている。自分が与えた価値でなくとも、鏡花が生きる理由を見つけられたのならそれでいいのだろう。そこには確かに、芥川なりの鏡花に対する情が見られる。
こちらの記事もチェック!

マフィア五大幹部・尾崎紅葉は鏡花を溺愛している。首領・鴎外が探偵社の全員を鏖殺するよう命じたときでさえ、マフィアを抜け探偵社に属していた鏡花の助命を嘆願したほどだ。しかし鏡花の方は、芥川同様紅葉に対し怯えを抱いている。

紅葉もまた、鏡花を過去の自分と重ね合わせており、光の世界に憧れ結局何もかも失い闇へと戻った己のようになってほしくないと思っていた。そのため「もう居場所を求めて刃を振りかざす必要はない」と、鏡花にしきりにマフィアに戻るように説得していた。

しかし最終的には鏡花が光ある探偵社に所属することを認め、その門出を心から祝っている。鏡花が夜叉白雪と両親の顛末について真実を知ることができたのも紅葉のおかげだ。鏡花は恐れを抱いているマフィアにさえ、分かりにくいながらも情を注がれているのである

『文スト』泉鏡花を振り返る【5】恋愛未満?中島敦との関係

鏡花にとって敦は、自分を黒社会から探偵社へと導いてくれた恩人だ。そのためか、感情の起伏が少ない鏡花も敦のこととなると分かりやすくなることが多々ある。たとえば組合戦においては、谷崎兄妹と外出した敦を心配して迎えに来たり、敦が組合に連れ去られる際には必死に止めようとしたりと、敦のことを大切に思っていることが分かる

敦の方も、鏡花の方が知識や記憶力の面では上とはいえ、年下の女の子ということもあり鏡花のことを大事にしている。探偵社の先輩として仕事面でも鏡花を支えようとしているようだ。同居しているということもあり、敦と鏡花はだんだんと打ち解けた仲にもなってきている。
思春期の男女が互いを大切に思っていれば恋愛感情に発展しそうなものだが、このふたりの場合はそう一筋縄ではいかない。たとえば同居についても、普通なら十代の男女が同居ともなれば意識せざるを得ないだろうが、敦の方が最初に戸惑いを見せただけで、現在はふたりとも何も意識していないようだ。

休日にはふたりで街に出かけることも多い敦と鏡花だが、今のところ恋愛的な要素はほとんど見られない。敦も鏡花も孤児であり、特殊な環境で育ってきたため、恋愛感情を抱くこと自体がそもそもまだ難しいのかもしれない。

しかし鏡花については、敦に明らかに好意を寄せていると見えるモンゴメリへの当たりがキツく、嫉妬ととれるような場面も存在する。恋愛面は女の子の方が早熟だと言われるが、敦と鏡花の場合もそれは同じなのかもしれない・・・。
こちらの記事もチェック!

「向いているもの」ではなく「なりたいもの」になろうとする泉鏡花の成長!

鏡花が明らかに「向いている」のは暗殺者だ。しかし鏡花は、探偵社員として生きる道を選んだ。それはひょっとすると暗殺者として心をすり減らすことよりも大変なことかもしれない。それでも鏡花は、己の黒い本質に抗うことを決めたのだ。鏡花がこれからどのように己の本質と向き合い、折り合いをつけて生きていくのか。敦との関係の進展も含めて、鏡花のこれからに注目だ。

ログインするとポストをお気に入り登録できるようになります

Twbird twitterで登録•ログイン

登録すると、 利用規約 および プライバシーポリシー に同意したことになります。

閉じる

このポストに関連するタグ

コメントを投稿する Fessan rotated

1004700
1
Fessan white 上に戻る