2017.11.25.Sat. 2ヶ月前 RA

声優・水瀬いのりが演じるアニメキャラまとめ! チノやレムなど人気キャラが集合!

今のアニメを彩る声優の筆頭のひとり、水瀬いのり。その独特の可愛らしい声を武器に幼い雰囲気のキャラクターを演じるイメージがありますが、よくよく出演経歴をみてみると意外なキャラクターにも声を当てています。破竹の勢いが止まらない水瀬いのりがこれまでに演じてきたアニメキャラを、いくつかピックアップしてまとめました。

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水瀬いのりのプロフィール

水瀬いのりってどんな声優?

今20代の皆様が小学生の頃に観ていたアニメといえばたぶん『美少女戦士セーラームーン』や『名探偵コナン』、中高生の頃なら恐らく『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』あたりだと思います。ご自身のオタクとしての原点を、こうしたアニメに見出す人も多いことでしょう。

水瀬いのりは、先ほど挙げたようなアニメを観て声優を志し、その夢を叶えて現在まさに大ブレイク中の大型新人声優です。・・・いえ、"新人"などと呼ぶのもいい加減失礼かもしれません。本格デビューから4年以上が経ち、今では声優のみならず歌手業もこなす、声優界の期待の星です。

生年月日 1995.12.02
身 長 154cm
血液型 B型

出典: inoriminase.com
デビュー以来数々のアニメに出演し、今や水瀬いのりが出演しないクールなどありません。そんな水瀬いのりがこれまでに出演してきたアニメと演じたキャラクターを、ざっくりとご紹介していきます。

初レギュラー出演作は『恋愛ラボ』

水瀬いのりが本格デビューを飾ったのは、2013年のアニメ『恋愛ラボ』。生徒会でなぜか恋愛を研究する中学生女子を描くアニメですが、水瀬いのりは生徒会の書記であるドジっ娘1年生・棚橋鈴音役を演じています。

この頃から今と変わらない独特の可愛らしい声を聴くことが出来るのが、水瀬いのりの本当に凄いところ。「あ、水瀬いのりだ!」と一発で分かるこの声一本で、以降も多くの役に適応していきます。これはもはや、天性の才能というほかないでしょう。

さらに、『恋愛ラボ』でもちょいちょい聴けますが、何も可愛らしい声ばかり出しているわけではないというのもまた水瀬いのりの魅力。こちらもあわせてご紹介しますので、どうぞお付き合いください。

チノ/『ご注文はうさぎですか?』シリーズ

「こころぴょんぴょん」で大流行! ほのぼの日常アニメのメインキャラ

第1期オープニングのフレーズ「こころぴょんぴょん」でお馴染み、2014年・2015年のアニメ『ご注文はうさぎですか?』シリーズ、略して『ごちうさ』。ある意味で異様なほどの人気を誇った『ごちうさ』に、水瀬いのりもチノ(画像左上)役で出演しています。クールな性格の敬語キャラであり、姉を自称する主人公に対する妹キャラでもあります。

『ご注文はうさぎですか?』は、喫茶店・ラビットハウスに下宿する高校生の主人公と、そこのマスターの孫である中学生のチノとの出会いから始まる、心ぴょんぴょん系ほのぼの日常物語。洋風な雰囲気の「木組みの家と石畳の街」を舞台に、主人公とチノ、アルバイトの高校生やその友人、チノの友人や喫茶店の客など、さまざまなキャラクターが織り成す平穏な毎日を描いていきます。

表に出にくい感情の機微を的確に表現

大人しい性格で、静かに喋り、誰に対しても敬語などと、中学生にしては大人びてクールなところが目立つチノ。しかし、実際はコーヒーがブラックで飲めなかったり、野菜が嫌いだったりと年相応な一面もあります。表情の変化も乏しいですが、決して冷たいわけではなく、ただちょっと感情を表に出すのが苦手なだけ。そんな不器用なところもかわいいキャラクターです。

よく「無口キャラの声は簡単で誰にでも出来る」などという言説を耳にしますが、全くの誤解です。本当に何の感情も込めないのであればともかく、今書いたように、チノは感情の起伏がありつつも表に出せないキャラクターです。その感情の機微を、大げさ過ぎず、しかし確実に声に乗せるのは簡単なことではありません。それが的確に演じられているのは、水瀬いのりの実力あってこそといえるでしょう。

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丈槍由紀/『がっこうぐらし!』

明るく元気な天然キャラ!

2015年のアニメ『がっこうぐらし!』では、チノから一転、元気いっぱいな主人公・丈槍由紀(たけや ゆき、画像中央上)を演じています。高校3年生とは思えないほど幼い印象の強いこのキャラクターですが、それにもただならぬ理由が。明るく自由な性格の天然キャラですが、常に暗い影がつきまとう物語のなかでは、そんなキャラクターの存在自体が逆に不安を誘います。

学校内で生活することを目的とした部活・学園生活部に所属する、4人の高校生と1匹の犬を描く物語である『がっこうぐらし!』。勝手に帰ってはいけない・夜間の行動は2人以上でする・行事を大切にするなどといった独自のルールで日々の生活を楽しみつつ、たまにシャベルを振り回したり先生とお喋りしたりする、そんな4人と1匹の恐ろしいほど緩やかな日常が描かれていきます。

不穏な世界観での場違いな可愛さが効果的

パンデミックの発生により学校の外はどこもゾンビだらけというのが『がっこうぐらし!』本来の世界観。学園生活部の活動は実際には避難生活であり、由紀たちは常に命の危険に晒されています。心の支えであった教員・佐倉慈めぐねえ)を亡くして以来、まるでそこにまだめぐねえがいて普通に学校生活をしているかのように振舞っているのが、丈槍由紀というキャラクターの本当の姿です。

自らも心に大きなダメージを負いながら、努めて明るくあろうとする由紀。場違いなほど奔放なその姿は、水瀬いのりの可愛らしい声が当てられることで完成しています。また、その響きを残したまま演じられるシリアスなシーンも新たな感覚を視聴者に与え、物語と世界観のギャップを強く印象づけています。

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キラ星シエル/『キラキラ☆プリキュアアラモード』

フランス上がりのお嬢様系高飛車キャラ

大人気アニメ『プリキュア』シリーズの第14作目となる2017年のアニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』で水瀬いのりが演じるのはまたしても別ベクトルのキャラクター、今度はお嬢様系キャラであるキラ星シエル。高飛車な態度と豊富な才能、台詞の節々に登場するフランス語、画像のようなウィンク&ピースの決めポーズが特徴のキャラクターです。

『キラキラ☆プリキュアアラモード』は、伝説のパティシエたるプリキュアが、美味しいスイーツに宿るエネルギーである"キラキラル"を狙う悪の勢力と戦うという、シリーズ定番の構図で描かれる物語。独特の特徴としては、プリキュアが肉弾戦をせず魔法攻撃のみで戦うこと、全体的にポップな描写が意識されていることなどが挙げられます。

正体は妖精! 姿によって変わる声

当初は人間の姿で現れたシエルですが、その正体は妖精・キラリン。お菓子作りの修行によって人間に変身することが出来るようになったといいます。伝説のパティシエであるプリキュアへの憧れは人一倍、もとい妖精一倍。主人公たちプリキュアとの出会いから、悪の勢力に加担していた双子の弟との騒動を経て、シエルはキュアパルフェへの変身を果たします。

シエルとキラリンの実質一人二役を演じている水瀬いのり。人間の姿では低めの力強い声、妖精の姿では高めの可愛い声と、これまでのキャリアを活かした演じ分けがなされています。なお、キュアパルフェへの変身回である第23話をはじめとしたいくつかの回では、水瀬いのりが歌う「虹色エスポワール」が挿入歌として使用されています。

タプリス/『ガヴリールドロップアウト』

原点回帰のドジっ娘後輩キャラ


出典: gabdro.com

ここまで挙げてきたようにさまざまな種類のキャラクターを演じている水瀬いのりですが、2017年のアニメ『ガヴリールドロップアウト』では、一周して原点回帰したようなドジっ娘キャラであるタプリスを演じています。天使である主人公の後輩にあたるキャラクターで、メインキャラクターではないものの、何回かピンポイントで登場します。

修行のため天界から下界に降りてくるもネットゲームにのめり込み駄天使と化した天使の主人公と、その友人の天使や悪魔によって繰り広げられるドタバタコメディである『ガヴリールドロップアウト』。主人公以外にも、悪魔のようにイタズラ好きの天使、世話焼きの天使めいた悪魔、悪魔らしくあろうとしてことごとくスベっている悪魔など、属性と性格が一致しないキャラクターが面白い作品です。

同じ声なのにぴったり役にハマる!


出典: gabdro.com

基本的には真面目な性格なのですが、下界に降りてくる際に宇宙服のような重装備をしてきたり、下界の知識を吸収しようとしても今ひとつズレていたりと、どうにも抜けているところがあるのがタプリスのかわいいところ。登場機会こそ少ないですが、出てきた時はいつも強烈なインパクトを与えていきます。

主人公たちの後輩であるため常に敬語を使う、ドジを踏んで叫び声を上げるなどといった点は『恋愛ラボ』棚橋鈴音と通じつつ、元気良くはきはきと喋る点などは『がっこうぐらし!』丈槍由紀と似ています。特に声質を露骨に変えているような感じではないのですが、そのままの声でいろいろな役に適応するという水瀬いのりの特徴をよく表す好例のひとつです。

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スイムスイム/『魔法少女育成計画』

異色の魔法少女ダークファンタジー


出典: mahoiku.jp

『魔法少女まどか☆マギカ』以降魔法少女ものジャンルには革命の風が吹き荒れていますが、2016年放送の『魔法少女育成計画』もそのブームを形成する作品のひとつ。水瀬いのりはこのアニメで魔法少女のひとり、スイムスイムを演じています。チノのように感情表現に乏しい無口キャラですが、こちらは純粋な冷酷さをもっています。

『魔法少女育成計画』は、ソーシャルゲーム「魔法少女育成計画」に隠されていた力によって魔法少女になった16人のキャラクターが、選抜試験と称されたサバイバルゲームを戦う物語。自らの頭脳や魔法少女化で得た能力を活用し、互いに互いを殺し合っていきます。変身前の姿はさまざまで、中学生だったり大人だったり、さらには男性までいます。

ミステリアスな雰囲気と幼げな雰囲気を両立


出典: mahoiku.jp

スイムスイムの本来の姿は小学1年生の女の子、坂凪綾名(さかなぎ あやな)。全魔法少女中最年少でありながら、その冷徹な分析・判断力を駆使してサバイバルゲームの最終段階まで生き残ります。能力は"どんなものにも水みたいに潜れるよ"。正確には自身が水のようになる能力で、光と音以外のあらゆるものを透過できるようになります。

チノとは異なり、スイムスイムは感情を表現しないことが求められる役どころ。何を考えているのか全く分からないミステリアスさが水瀬いのりの演技力で、根底にある小学生らしい純粋さが水瀬いのり持ち前の声質で、それぞれ巧みに表現されています。水瀬いのりが演じているキャラクターの中では、かなり異色なほうではないでしょうか。

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チト/『少女終末旅行』

終末世界を旅する2人の女の子の物語

たった2人の女の子が終末世界を練り歩くという末期ものアニメ、2017年放送の『少女終末旅行』。楽観的な性格のキャラクターと冷静な性格のキャラクターが登場しますが、水瀬いのりが演じるのはその後者、おさげの黒髪が特徴のチトです。いつもボケをかます相方にツッコミを入れつつ、仲良く静まり返った世界を旅していきます。

一面雪に覆われ、人影はまず見当たらず、そこらじゅうに兵器が散乱し、文明の跡が垣間見え、巨大な建造物がいくつもある・・・『少女終末旅行』では、そんな世界をケッテンクラートなる乗り物に乗って旅する2人の少女、チトとユーリの姿が描かれます。ふたりの妙に緊張感のないやり取りと、静かで美しい世界の描写を味わうアニメです。

落ち着いたキャラクターもこなす演技幅、OP・EDも必聴!

確かにチトとユーリのどちらもかわいいのですが、水瀬いのりが演じるのであればユーリなのではと思うところも一瞬あるはず。ところがいざ観てみると、チトにぴったり合っていると思わされます。きっと水瀬いのりであればどちらでも適応してしまうのでしょうが、こういう落ち着いたキャラクターも水瀬いのりの演技範囲内なのです。

ユーリを演じる久保ユリカと2人だけで録音ブースにこもり同じ調子で喋り続けるという、シンプルゆえに単調にもなりそうな役どころ。水瀬いのりは久保ユリカとともに、そんな淡々とした雰囲気を二人三脚で美しく演出しています。ふたりが歌うオープニング曲「動く、動く」およびエンディング曲「More One Night」も、世界観に沿った優しい歌声が聴きやすい曲です。

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ヘスティア/『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』シリーズ

「例の紐」でお馴染み、異世界冒険物語

チトを演じる際も低めの声を出している水瀬いのりですが、水瀬いのりにしては低い声を出すキャラクターとしてもうひとつ、2015年・2017年のアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』シリーズのヘスティア(画像左)役が挙げられます。こちらはもっとハツラツとしていて明るいキャラクターで、よく喋り、よく叫びます。

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』、略称『ダンまち』は、"ダンジョン"と呼ばれる地下迷宮のある街を舞台に、"ダンジョン"を攻略する冒険者である主人公と、彼を支える女神ヘスティアや、冒険のなかで出来る仲間たちの姿を描きます。もっとも、視聴者の興味は内容よりもヘスティアの「例の紐」に向いていたようです。

一人称が「ボク」のボクっ娘キャラで、主人公・ベルを溺愛しています。ベルが妙にモテるためたびたび嫉妬の炎を燃やす場面もありますが、ヘスティアの魅力はベルを支える一生懸命さにあります。神の身でありながらアルバイトをしたり、鍛冶屋に頼んで特殊なナイフを作ってもらったりと、ベルを支えるためならどんな努力も惜しみません。

『恋愛ラボ』『がっこうぐらし!』やこの後に紹介する『リゼロ』などでの演技とはだいぶかけ離れているため、そうした作品での水瀬いのりの印象が強いと、ヘスティアを水瀬いのりが演じていると言われてもピンと来ないほど。「『こういう役も演じていたんだ!』と意外に思われるような役者」になりたいという水瀬いのりの目標は、とうに達成されているのではと思います。

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レム/『Re:ゼロから始める異世界生活』

大人気異世界ものは水瀬いのりなくして成立しなかった?

さて、たいへん長らくお待たせいたしました。水瀬いのりなくしてこの作品の人気はなかったと言っても過言ではない、2016年のアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活レム(画像右)役のご紹介です。画像左のラム(声:村川梨衣)と双子のキャラクターながら、作品内の扱いは段違い。当初は冷たい態度のサブキャラクターでしたが、次第にメインヒロインの座に登り詰めていきます。

『Re:ゼロから始める異世界生活』、通称『リゼロ』は、突然異世界に転移させられた主人公が、転移時に得た能力"死に戻り"によって何度も死亡とやり直しを繰り返しながら、異世界で生きる道筋を切り開いていく物語です。レムの登場は第4話からで、レムが主人公を殺害するに至る展開も経つつ、第11話までには主人公に対し心を開くように。

誰もが心震えた第18話の演技!

第18話ゼロから」。襲いかかる敵対組織の魔の手から仲間を誰一人救うことが出来ず、自身も死んで絶望のうちに"死に戻り"した主人公・スバルは、二人だけで逃げようとレムに提案します。レムはそんな諦め腰のスバルを「スバルくんには似合わない」と説得し、スバルがレムにとっていかに「英雄」で、大事な存在かを語ります。

「ここから、始めましょう。一から……いいえ、ゼロから!」

出典: ncode.syosetu.com
原作でも圧倒的な人気を誇ったこのシーンに、水瀬いのりがその声で命を吹き込み、かくして第18話は名場面を原作以上に魅力的で美しく描き出す素晴らしい回となりました。水瀬いのりファンを自称する人が『リゼロ』を観ていないなどということがあれば、他のファンから「アナタ、怠惰デスね?」と言われてしまうこと間違いなしです。

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キャロル・マールス・ディーンハイム/『戦姫絶唱シンフォギアGX』

『シンフォギア』シリーズ3作目で聴ける水瀬いのりの暴力的演技!

ところで、『リゼロ』ではたびたびレムがとんでもなく荒く暴力的な声で叫ぶシーンがあるのですが、個人的にはこの声が水瀬いのりの隠れた魅力だと感じています。そんな水瀬いのりの暴力的な叫び声は、悪役であるキャロル・マールス・ディーンハイム(画像右上)を演じている『戦姫絶唱シンフォギアGX』でより多く聴くことが出来ます。

2017年までに4作品が放送されているアニメ『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズ、その3作目にあたる『戦姫絶唱シンフォギアGX』。歌によって起動する特殊兵器・シンフォギアを扱う主人公たちのもとに、世界を破壊せんと目論む錬金術師であるキャロルと、キャロルが操る4体の自動人形(オートスコアラー)が襲いかかります。

水瀬いのりの濁声は70億の絶唱を凌駕する

オレ」を一人称として喋り、世界を壊すという目的のために主人公たちシンフォギア装者の前に立ちはだかります。最初は自動人形たちをシンフォギアと戦わせていましたが、戦局をみて自身も出撃。その戦闘力は圧倒的で、本気を出す際は大人の姿に変身して戦います。そんな蛮行の裏には、亡き父親の遺志の曲解がありました。

まさに画像のシーンの台詞、「何するものぞッ! シンフォギアアアァァーーッッ!!」で繰り出される濁った声が特に印象的です。オーディションの際には作品内での必殺技と歌の力になぞらえて「70億の絶唱を凌駕するフォニックゲインな方」が求められたそうですが、水瀬いのりの声の前では世界も壊れそうなものですね。

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成瀬順/『心が叫びたがってるんだ。』

まともな台詞が少ないキャラクターを見事に演じる

本記事の最後を飾るのは、水瀬いのりが主人公・成瀬順を演じた2015年の劇場アニメ『心が叫びたがってるんだ。』。幼少期のトラウマにより声が出せないキャラクターで、幼少期を描く導入部分以降はしばらくは呻き声や単語レベルの台詞が続くなど、声を当てるのが極めて難しい役どころ。それを水瀬いのりは見事に演じました。

『あの日見た花を僕達はまだ知らない。』のスタッフが再結集して制作された『心が叫びたがってるんだ。』、通称『ここさけ』は、ある男子生徒とのやり取りのなかで歌なら声を出せることに気付いた順が、学校で開催される地域交流会でやることになったミュージカルを制作していく物語。順をはじめ、4人の高校生の思いが並行的に描かれていきます。

その卓越した演技を称えられ賞も受賞

基本的にメールなどテキストを使って他人とやり取りをする順ですが、喋れないだけで感情は豊かなため、身振りや仕草に思っていることがすぐ表れます。ちょっとでも喋ろうとするとすぐ腹痛に襲われてしまいますが、怒りが爆発した時はそれも忘れて大声を上げることも。無口だけどおしゃべりという、変わったキャラクターです。

終盤近くまで台詞らしい台詞がほとんどないというこの何とも声優殺しなキャラクターを演じ切った水瀬いのりは、その功績を称えられ、2015年度の第25回日本映画批評家大賞アニメーション部門において新人声優賞を受賞しました。また、同じ年度の他の出演作品における功績とも合わせて、第10回声優アワードでは主演女優賞を受賞しました。

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意外な役も少なくない! 水瀬いのりの演技力に敬服

可愛らしい声が印象的な水瀬いのりですが、無口なキャラクターや悪役までこなすところには意外性を感じます。今回は時系列で並べたわけではありませんが、こうしてみていくと、年を追うごとに劇的に進化しているというのがよく分かります。

個人的にオススメなのはやはり、レムやキャロルで聴ける暴力的な声音。可愛い声とのギャップというのを差し引いてもなお半端ないインパクトなので、是非とももっとやってほしいと思います。

多くのタイアップ曲やアニメOP・ED曲はもちろん、去る2017年11月29日には5thシングル「Ready Steady Go!」も発売され、歌手としても勢いに乗っている水瀬いのり。とどまるところを知らない活躍を続ける水瀬いのりを、今後とも応援していきたいですね。

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