2017.12.04.Mon. 2ヶ月前 ししなみ

【Dグレ】神田ユウの魅力を徹底解説!衝撃の過去と現在をチェック!

2016年7月にアニメが放送され話題を呼んだ漫画『D.Gray-man』。その中に登場する神田ユウは、刀型の武器「六幻」を持って戦場に立つエクソシストです。作品内の人気投票で第1位を獲得した経験のある彼の魅力を、25巻までのネタバレも込みで解説していきます!

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『D.Gray-man』神田ユウとは?

『D.Gray-man』は、星野桂によって描かれた漫画作品です。2017年11月現在、季刊誌である「ジャンプSQ.CROWN」にて連載されています。2006年にオリジナルの展開も込みで1〜16巻までの内容がアニメ化され、その10年後の2016年に17〜23巻までの内容がアニメ化されて大きな話題を呼びました。

舞台は仮想19世紀末。世界救済を目的とした組織「黒の教団」と、世界を終焉に導くことを目論む「ノアの一族」とが対立し、戦いを繰り広げています。神田ユウは黒の教団に所属するエクソシストで、ノアの一族、そしてノアの一族が造り出した機械兵器・AKUMAと戦っています。

神田は、物語が始まった当初は18歳でしたが、現在は19歳になりました。身長は181㎝で、体重は64kg。誕生日は6月6日(特殊な生い立ち故に、黒の教団が「彼が目覚めた日」を誕生日として設定しました)。好きなものは勝負・一刀両断。食べ物は蕎麦が好きで、蕎麦打ちの特技を持っています。ここからは、そんな神田ユウの魅力を、25巻までのネタバレも込みでご紹介していきます!
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神田ユウの魅力1:孤高を好む一匹狼

神田は刀型の武器で戦いますが、それを扱う彼自身もまるで「抜き身の刀」のような性格をしています。黒の教団から指示された任務を除けば、神田は基本的に1人でいることを好み、他人と接触する際には厳しく、冷淡と思えるような態度をとります。

それ故に団員とトラブルを起こしてしまうことがありますが、長い間一緒にいる団員に対しては、ある程度態度を軟化させてもいる様子。長い間苦しみ続けた過去との決着をつけてからは、まるで「抜き身の刀」「鞘」を取り戻したかのように、他者に対する思いやりも時には垣間見えるようになりました。

仕事に対する姿勢は昔も今も極めてストイックで、他人にも自分にも甘さはありません。森での鍛錬を日課にしていて、基礎的な筋力トレーニングはもちろんのこと、剣術のトレーニングも行っています。夜の鍛錬を行ったあとは、部屋に戻ることが面倒になり、そのまま森で眠ってしまうこともしばしば。

神田ユウの魅力2:人気声優・櫻井孝宏&佐藤拓也が声を担当!

2006年に放送されたアニメでは、櫻井孝宏が神田ユウの声を担当しました。櫻井孝宏は『コードギアス 反逆のルルーシュ』の枢木スザク役や、『ベルセルク』のグリフィス役などで有名な声優です。神田ユウを演じていた際には、ちょっと高めで硬質な声が印象的でした。ちなみに、この時ラビの声を担当していた鈴村健一とは共演作が多く、特に仲が良いことで有名です。

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2016年に放送されたアニメ『D.Gray-man HALLOW』では、佐藤拓也が神田ユウの声を担当しました。佐藤拓也は『カードファイト!! ヴァンガード』の櫂トシキ役や、『ジョジョの奇妙な冒険』のシーザー・アントニオ・ツェペリ役などで有名な声優です。神田ユウを演じていた際は、男らしさを感じる低音が印象的でした。ちなみに、神田ユウの幼少期は、『カードファイト!! ヴァンガード』の先導アイチ役や『アイドリッシュセブン』の和泉三月役などで有名な代永翼が演じました!
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神田ユウの魅力3:元帥クラスの戦闘能力とイノセンス

エクソシストは「神の結晶」とも呼ばれるイノセンスを武器として戦います。神田のイノセンスは、抜群の切れ味を誇る刀型の武器「六幻(むげん)」。基本的にスピード感のある近接戦闘を得意としますが、蟲型の剣気を放つ「界蟲一幻(かいちゅういちげん)」という技を用いれば、遠距離攻撃相手への牽制を行うことが可能です。

神田は驚異的な再生力を身体にもたらす呪符を施されているため、「禁忌 三幻式」という技によって、一時的に生命力を対価に爆発的な攻撃力を得ることも可能です。アルマ戦において、「六幻」に命を吸わせすぎた今では不安はありますが、まだ呪符の効力は残っているため、この攻撃方法はまだ可能であると考えられます。

「六幻」は元は装備型のイノセンスでしたが、23巻で結晶型に進化。これによって、神田はより強い力を制御することが可能になりました。10巻ではたった1人でノアを消滅させるほどの戦闘能力を見せ、24巻では既に元帥になれる実力があることが明かされました。これからの彼の活躍に期待が高まります!

神田ユウの魅力4:ティエドール部隊の「弟」

神田はティエドール元帥の弟子です。ティエドールは感受性豊かで涙もろい性格をしていて、弟子のことをまるで息子のように溺愛しています。ティエドール部隊には、他にも神田の兄弟子のマリ、(神田より年上ですが)弟弟子のチャオジーが所属しています(デイシャという弟子もいましたが、5巻でのノアとの戦闘で亡くなりました)。

ティエドールは任務中は神田のことを苗字で呼びますが、黒の教団に帰ってくると「ユーくん」と呼びます。彼が神田のことを息子のように可愛がろうとすると、神田は「あんたのそういう所が大っ嫌いだ!」と怒り、兄弟子のマリから「あきらめろ、神田。師匠はこういう人だ」と言われることも。とはいえ反発しながらも、なんだかんだティドールに対しては恩義を感じているようで、彼に対しては敬語を使っています。

神田ユウの魅力5:幼馴染のリナリーとの関係

神田とリナリーは、神田が10歳のとき、リナリーが8歳のときに、黒の教団の同じエクソシストとして出会いました。今でこそ男前な顔立ちをしている神田ですが、子どもの頃は今よりさらに女性的な顔立ちをしていたため、初めて会ったときはリナリーに女の子だと間違えられていました。小さいころから一緒にいたからこそ生まれる近い距離感や、幼馴染特有の慣れたやりとりが魅力の2人です。

リナリーにとって神田は、気のおけない存在であり、いざというときの逃げ場所のような存在でもあります。リナリーは過去のトラウマにより、ルベリエ長官がくると震えが止まらなくなってしまうことがあります。そんなとき、彼女は今も昔も神田の元に向かいます。リナリーの事情をよく知っている神田は、いつも何も言わずに彼女を傍に置いてくれます。その沈黙の優しさに、リナリーは救われ続けています。

神田にとっても、リナリーは気のおけない相手「リナ」という愛称で彼女のことを呼び、髪を結ぶものがなくなったときは「髪紐よこせ」とせっつくことも。10巻でリナリーが敵の方舟の中に落とされてしまったとき、離れていたにもかかわらず、神田は彼女のことを必死に追いかけました。気持ちの種類はどうあれ、神田がリナリーのことを放っておけない存在だと感じていることは確かでしょう。

神田ユウの魅力6:初めての友・アルマを斬った過去

ここからは、神田の過去の話に入ります。神田はエクソシストの中でも、第二(セカンド)エクソシストという特殊な立ち位置にいます。第二エクソシストとは、亡くなったエクソシストの脳の一部を器に移植してつくられた人造使徒です。

神田は黒の教団の研究所の中で、その事実を何も知らない子どもの姿で目を覚ましました。それからしばらくの間、イノセンスとシンクロするための過酷な実験を受け続けました。しかし、少しずつ脳の一部に宿った前世の記憶の断片を思い出すようになり、とうとう自分が産み出された経緯に気がついてしまうのです。

神田の他にも、もう1人、アルマという第二エクソシストの少年がいました。神田は人懐っこく純粋な性格のアルマとなかなかソリが合いませんでしたが、たった2人だけの同じ境遇の子どもとして、少しずつ友情を育んでいきます。しかし、アルマもまた前世の自分のことを思い出してしまい、黒の教団に対する憎しみが噴出研究所にいる人間全員を殺害し、神田のことも殺そうと試みました。

アルマと同様、神田もまた黒の教団に対して激しい憎悪を感じました。しかし、アルマと共に過ごした歳月を思い浮かべたとき、神田は「もしもアルマを連れてここから逃げ出せたなら、それを全て飲み込んでしまってもかまわない」と思ったのです。

しかし、神田はアルマに殺されかかったとき、逆にアルマを殺害しました。前世の記憶の断片を思い出した神田は、前世で愛した「あの人」のことが忘れられず、その人への慕情のためにアルマを斬り殺すのです。

神田ユウの魅力7:「あの人」への慕情の結末

9年後、「あの人」を見つける一縷の望みをかけてエクソシストとなった神田は、黒の教団によって秘密裏に意識のないアルマの身体が保存されていた事実を知ります。ノアの策略によって、「何故神田が自分を斬ったのか」という理由を知った上で、アルマは目覚め、AKUMA化。今の神田と変わらない年齢の姿で、再び神田と対峙します。2人はお互いを殺そうと凄絶な戦いを繰り広げますが、本作の主人公・アレンの能力によって、アルマの前世こそが神田の探し求めていた「あの人」であったことが明らかになります。

全てを知った神田は、今度こそアルマと共に黒の教団から逃げることを決意。アレンの協力によって、2人は黒の教団の手の届かない場所へと逃げのびます。神田はその場所でアルマの最期を看取り、夢うつつの中、アルマと「あの人」が手をとって泥に沈んでいく後ろ姿を目にするのです。

何故アルマはもう1度神田を殺そうとしたのか

神田が自分を斬った理由を知ったアルマは、本来なら神田を許すこともできたはずでした。それなのに、何故もう一度神田を殺害する道を選んだのか。それは、アルマがあまりに酷い「孤独」を感じていたからなのではないでしょうか。

あの時のアルマにはもう、心の拠り所にできるもの神田しか残されていませんでした。もしも自分が「あの人」だったと知ってしまえば、神田はしがらみから解放され、自分だけを見てはくれなくなる。そうなれば、自分は永遠に孤独になる。その恐怖と、前世の神田に対する前世の自分の感情とが混ざり合い、アルマは前世の自分の正体が永遠に知られぬように、神田を殺そうとしたのでしょう。

アルマ自身が罪に感じたように、アルマがしてしまったことも、しようとしたことも、けして許されるものではありません。しかし、時に行きすぎた孤独害毒になり得ます。孤独と絶望の中にあったアルマの抱いた願いを、誰も責めることはできないでしょう。

第2巻の表紙の伏線について

『D.Gray-man』単行本の8巻までの表紙は、実は各キャラクターの伏線に深く関係する絵になっています。D.Gray-manの画集『NOCHE』において、作者の星野先生は、「第2巻の表紙は神田には「あの人」という伏線があることを意識した。そして、彼には設定上「あやつり人形」というイメージがあるので、紐でくくって人形っぽく描いてみた」というようなコメントを載せていました。

改めて第2巻の表紙を見てみると、神田の後ろにいる仮面を被っている人物は、神田が名前も顔も思い出せない「あの人」だったのだとわかります。ファンブック『キャラグレ!』の星野先生のインタビューによると、第2巻が書かれた当時は、まだ「あの人」=アルマの前世という設定は存在せず、「あの人」は人造使徒である神田の心臓の本当の持ち主という設定でした。

その設定から考えると、神田は「あの人」とともに血管で縛られているように見えます。しかし、今の「あの人」=アルマの前世という設定から考えると、まるで「赤い糸」に縛られているようにも見えますね。神田が手を添えている六幻が足元をボロボロにしてしまっているのは、まるでイノセンス(=「神」の結晶=神の意思)が彼自身を自立から遠ざけ、黒の教団から逃げられないようにしているかのようです。

ところで、神田が表紙のこの第2巻では、マテールという古代都市での神田とアレンの任務が描かれていました。外見の醜さ故に人から迫害された老人・グゾルと、イノセンスによって命を得た機械人形・ララのエピソードに、多くの読者が涙しました。

23巻で神田とアルマが逃亡し、アルマが息を引き取ったのも実はこの場所でした。星野先生は第2巻を描いた時点で神田の逃亡先をここにすると決めたわけではないそうですが、神田とアルマグゾルとララに重なって見えると思い、この都市を逃亡先として選んだそうです。

グゾルと「人形」のララが永遠の眠りについたこの場所で、神田がまるで「人形」のような生を歩まされたアルマの死を看取ったという名演出は、素晴らしいとしか言いようがありません。アニメ版ではアルマが眠るこのシーンで、「ララの子守唄」がBGMとして流されていました。

神田ユウの魅力8:アレンに借りを返す道を模索

アルマを看取ってからしばらく経った後、神田は黒の教団に戻ります。今度こそ本当に「神田ユウ」としてエクソシストになる決意をし、再びイノセンスを手に取ります。神田はいま、黒の教団の中枢に対する疑惑を深めながら、自分とアルマを助けてくれたアレンに借りを返す道を模索しています。そのために、神田は元帥となって黒の教団の中枢に入る決意を固めました。これからの神田の活躍に期待が高まります!

神田ユウの魅力9:かっこいい&意外に優しい名言の数々

「俺達は「破壊者」だ。「救済者」じゃないんだぜ」<第2巻・第16夜>

マテールでの任務の終わりに、神田がアレンに対して言った台詞。ララの最期の言葉を聞いた後、アレンは神田に「それでも僕は誰かを救える破壊者になりたいです」と返答します。神田とアレンの戦いへのスタンスの違いが率直に表れた名台詞。このやりとりは、21巻での2人のやりとりに繋がっているのではないかと考えられています。


「人は死ぬものだ。人で在る限りな」<第10巻・第95夜>

ノアの1人であるスキンと1対1で戦った神田が、スキンを戦闘不能にした後に言った台詞。本来であれば死後安らかな眠りにつくはずであったのに、黒の教団によって無理やり運命を捻じ曲げられて産まれた神田が言うからこそ、胸に刺さる台詞です。


「聞いてりゃいちいちめんどくせぇ。テメー何の為に教団に入ったんだよ」<第16巻・第152夜>

妹のリナリーのために悩み、珍しく弱音を吐いたコムイの背を蹴っ飛ばして神田が言った台詞。コムイとリナリーの兄妹は、お互いのことをとても大事に思っているが故に、気持ちがすれ違ってしまうことがありました。小さい頃からそんな2人のことを見てきた神田だからこそ言える、優しさの垣間見える台詞です。


「…礼を言う。アレン・ウォーカー。お前がいてくれて助かった」<第21巻・第199夜>

アレンが黒の教団から神田とアルマが逃亡する手助けをしてくれた際、神田がアレンに向けて言った台詞。神田は物語の序盤からアレンのことを「モヤシ」というあだ名で呼び、本名の方で呼ぼうとはしてきませんでした。しかし、ここで神田は初めてアレンの名を呼びます。第2巻で「俺達は破壊者だ」と言った男が、「それでも僕は誰かを救える破壊者になりたい」と言った男の命がけの行為に対し、心からの感謝を告げた瞬間でした。

己を生きる覚悟を決めた男の行く末を見逃すな!

ここまで神田ユウの魅力をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

主人公のアレンがエクソシストとして相手を「生かす」覚悟を決めた人間だとすると、神田はエクソシストとして相手を「壊す」覚悟を決めた人間です。2人の根底は「大事な人を壊した」という点において似ています。しかし、その後の目的と生き方の違いで対立をし続けてきました。

アレンの命がけの行為によって神田は過去との決着をつけ、今度こそ本当に「神田ユウ」としてエクソシストになる決意を固めました。そんな彼がアレンに借りを返す道を模索する中で、新たな自分として「壊す」覚悟とどう向き合い、成長を遂げていくのか。今後の展開での彼の活躍が楽しみです。

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