2018.04.14.Sat. 1ヶ月前 RA

【ヴァイオレット・エヴァーガーデン】名言&名シーンBEST20! 感情を持たない少女が出会った美しい言葉と世界を振り返る

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。それは、私たちが住む世界の美しさを、私たちがいつしか忘れてしまったその美しさを、思い出させてくれる物語でした。心に残ったシーンは数知れず。そんな『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の、特に美しかったシーンを、少しだけ振り返ってみましょう。2018年の冬に観たあの光景を、忘れないために。

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目次

• "愛"とは何か、ヴァイオレットとともに改めて考える
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第20位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第19位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第18位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第17位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第16位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第15位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第14位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第13位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第12位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第11位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第10位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第9位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第8位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第7位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第6位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第5位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第4位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第3位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第2位
• 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第1位
• 新作の制作も決定! またヴァイオレットに会える日まで・・・

"愛"とは何か、ヴァイオレットとともに改めて考える

「これを見たときの、こういうの、何というのでしょう」――今観ているのは、本当にアニメなのか。2018年1月から放送された『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、その圧倒的映像美によって、視聴者を魅了しました。

物語のテーマに据えられたのは""。口にすると軽々しく響くその言葉はしかし、それ以外の言葉では表しようのない、複雑な意味を持っています。"愛"とは何か、説明してくださいと言われたとして、答えられる自信はありますか?

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、その問いに挑みました。"愛"という言葉を知らない、からっぽの少女とともに。その少女の名は、ヴァイオレット。彼女が"愛"を知る過程を、20のシーンで振り返りましょう。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第20位

「お客様がお望みなら、どこでも駆けつけます」

「お客様がお望みなら、どこでも駆けつけます。自動手記人形サービス、ヴァイオレット・エヴァーガーデンです」――自動手記人形と呼ばれる代筆屋として働くようになってから、雇い主への挨拶代わりにヴァイオレットが用いるセリフです。

放送前から知られていたセリフのひとつですが、初登場はやや遅め。ヴァイオレットが自動手記人形になるまでを描く序盤3話を経たのち、第4話で初めて聞くことができ、それ以降はほぼ毎回のように発してくれます。

外国だろうと辺境だろうと戦地だろうと、文字通り「どこでも」駆けつけるヴァイオレット。さまざまな人たちの手紙を代筆することで、ヴァイオレットは"愛"を知っていきます。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第19位

ホッジンズがヴァイオレットに「燃えてるよ」と語るシーン

かつて、その異常な戦闘力を買われて"武器"として秘密裏に軍へ編入され、戦ってきたヴァイオレット。戦争が終わり役目を終えた"武器"は、ホッジンズ元中佐の経営するC・H郵便社で働くことに。しかし"武器"には、人々が前提として持っているものが欠けていました。それは、適宜休憩をとってもよいなどの一般常識、あるいはもっと重大な何か。

そんなヴァイオレットに、ホッジンズは話します。「これから君は、たくさんのことを学ぶ」「知らないほうが、楽に生きられるかもしれない」「君は、自分がしてきたことで、どんどん体に火がついて、燃え上がっていることをまだ知らない」と。自分の体を確認し、否定するヴァイオレット。しかしホッジンズは「燃えてるよ」と言います。ヴァイオレットがその意味を知るのは、ずっと後のことでした。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第18位

「知りたいのです! "あいしてる"を、知りたいのです」

ヴァイオレットが郵便社の窓を拭いていると、一人の男性が声をかけてきます。彼は、代筆を頼みに来た客でした。ヴァイオレットの代わりに応対したのは、自動手記人形のカトレア。男性が幼馴染に宛てた手紙の最後に、カトレアはさも当たり前の、そしてうってつけの言葉かのように『愛してる』と綴りました。・・・しかしそれが、元"武器"には分かりませんでした。

ヴァイオレットはホッジンズに、自動手記人形の仕事をしたいと言いに行きます。理由を問われると、「知りたいのです! "あいしてる"を、知りたいのです」と答えました。それが、自分を使ってくれたギルベルト少佐の、最後の言葉だったから。それが、どういう状態を意味するのか、理解できないから。心を持たないと言われていた元"武器"の、初めての意思表示でした。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第17位

「裏腹」についてヴァイオレットに話すカトレアのセリフ

自動手記人形見習いになったヴァイオレットは、ひょんなことから代筆を担当することに。依頼者の女性には気を引きたい男性がいるようで、彼の気持ちを試すための「気品のある、ロマンチックな手紙」を依頼しました。ところがヴァイオレットの書いた手紙は、およそ気品やロマンチックとは程遠い、あまりにもストレートな言い回しのものでした。

それを見ていたカトレアは、ヴァイオレットを喫茶店に連れ出します。「言葉には裏と表があるの。口に出したことが全てじゃないのよ。人の弱いところね。相手を試すことで、自分の存在を確認するの。・・・裏腹よね」と話すカトレアですが、ヴァイオレットにそれはまだ理解不能だったようです。ところで、このときのヴァイオレットを少しでも笑ったあなたは、本当に言葉の「裏腹」を理解していますか?

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第16位

「ルクリア、手紙を書きましょう」

自動手記人形養成学校に通い始めたヴァイオレットですが、学科の成績はずば抜けて優秀だったものの、文章が「手紙とは呼べない」と全く評価されません。一方で、よくペアを組んでいた級友のルクリアの卒業が決まります。

ルクリアはヴァイオレットに、大戦で両親が亡くなったこと、唯一の家族である兄も戦場で片足を失い酒に溺れていること、生きて帰ってきただけでも嬉しいのに、それを伝えられずにいることを明かします。そこでヴァイオレットは、手紙を書くことを提案しました。

機械的な文章しか書けなかったヴァイオレットが「良きドール」への一歩を踏み出す、印象的なシーンです。書いた手紙は『お兄ちゃん 生きていてくれて、嬉しいの。ありがとう』だけの短い文面でしたが、ヴァイオレットが紡いだルクリアの想いは、確かに届いたようでした。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第15位

「私、良い手紙、書きました」

母親による嘘の依頼で地元に呼び出されたヴァイオレットの同僚・アイリス。腕を骨折している彼女に、ヴァイオレットが同行します。結婚を押しつけようとする母親に、アイリスは猛反発。セッティングされた事実上のお見合いパーティーを台無しにしてしまいます。

八つ当たりしてくるアイリスに、ヴァイオレットはドールになった理由を教えました。素直に言えないことも手紙なら届けられるとヴァイオレットに言われたアイリスは、パーティーの招待客へのお詫びの手紙と、そして両親への手紙を、ヴァイオレットに依頼しました。

帰りの汽車の中で、アイリスは「良い手紙だった」とヴァイオレットに伝えます。片言で「私、良い手紙、書きました」と、実感が伴わないらしいヴァイオレット。アイリスの花言葉「良き便り」にもかかった、美しい瞬間でした。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第14位

「良い、結婚日和です」

第4話と第5話の間で、ヴァイオレットはどうやら多くの経験を積んだようです。かつて敵国だった2つの王国、その王子と王女の間で交わされる公開恋文。王女側を担当することになったヴァイオレットは、誰もが称賛する美しい恋文をしたためます。

ところが王女は、王子から返ってきた、同じく美しい恋文にどうにも納得がいかない様子。王女は、飾られた言葉の裏に隠された、王子の本当の気持ちを知りたかったのでした。それを知ったヴァイオレットは、ある行動に出ます。

ありのままの言葉で、ありのままの気持ちを。偶然王子側を担当していたカトレアと結託して、ヴァイオレットは二人自身に手紙を書かせるようにし、二人を結ぶことに成功しました。感慨深げに呟くヴァイオレットの、小さな微笑みが温かいシーンです。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第13位

「"さびしい"という気持ちがどんな気持ちなのか、私には理解できないのです」

天文台の大図書館で古書の写本の補佐をすることになったヴァイオレット。その姿を見て、女嫌いを自称する職員の少年・リオンの心は妙に高鳴ります。ともに仕事をするうち、ヴァイオレットが元軍人だったことや孤児であることを知り、リオンは自分の境遇をヴァイオレットに打ち明けることにしました。父親は失踪し、母親は父親を探しに行ったきり帰ってこず、自分は寂しいのだと。

その"さびしい"というのが、ヴァイオレットにはよく分かりませんでした。自分も少佐を思い出しながら、何らかの特異な感情を抱くことは分かるのだけど、それが"さびしい"なのかどうかは理解できない、そうヴァイオレットは言います。ただ、考えてみてほしいのです。そもそも私たちは、"さびしい"に限らず、あらゆる感情がどのようなものか、本当に分かっているのかと。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第12位

ヴァイオレットが湖を歩いてみせようとするシーン

原作だと第1章に相当する第7話。原作を読んでからアニメを観た人にとっては、この回が最も待ち望んだ回だったことでしょう。妻と娘を立て続けに失い引きこもっていた戯曲家・オスカーの脚本執筆を、ヴァイオレットが助ける話です。

娘をモチーフにした物語を書くオスカーですが、終盤のイメージが上手くつかめません。そこでオスカーはヴァイオレットに、実際にそのシーンを演じてみせてもらうことに。傘を構えて湖のほとりに立つヴァイオレット。助走をつけて、跳躍――。

見開きいっぱいに描かれていた挿絵が、アニメでもそのまま・・・いや、それ以上に鮮やかなワンシーンとして再現されました。ちなみに、この挿絵は原作の公式サイトでも見ることができるので、ぜひ見比べてみてください。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第11位

「私は誰かの"いつかきっと"を、奪ったのではないですか?」

「君は死んだ娘の"いつかきっと"を叶えてくれた」とオスカーに感謝されたヴァイオレットですが、"いつかきっと"という言葉が、ヴァイオレットには重く刺さります。なぜなら、その"いつかきっと"を、ヴァイオレット自身がいくつも奪ってきたから。

"武器"として、誰よりも多くの敵兵を殺してきたヴァイオレット。少佐の兄・ディートフリートにも言われていたことですが、今は人と人をつなぐ手紙を書くヴァイオレットのその手は、かつて人と人を切り離すものでした。

ヴァイオレットはここでようやく、第1話でホッジンズに言われた「自分がしてきたことで、どんどん体に火がついて、燃え上がっていること」の意味を理解するのでした。そして程なく彼女は、少佐の未帰還を知ることになります。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第10位

「君は道具ではなく、その名が似合う人になるんだ」

物語中の現在から遡ること4年。並外れた戦闘力を持ち、それ以外は何も持たない孤児の少女。言葉も話せない"それ"を兄から半ば押しつけられるように引き取ったギルベルト少佐は、彼女に名前を与えました。"武器"や"道具"ではなく、その名が似合う女性に、"人間"になるようにと願って。彼女に与えた名前は、ヴァイオレット

ヴァイオレット(Violet)とはスミレのことですが、作中でも登場する紫のスミレの花言葉のひとつは「」。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という物語はまさしく、ヴァイオレットが「愛」を知り、「道具ではなく、その名に似合う人」に成長する過程を描いているのです。ちなみに別の花言葉には「あなたのことで頭がいっぱい」なんてものも。ヴァイオレットの頭は、少佐のことでいっぱいです。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第9位

「これが一番、"うつくしい"でした」

ギルベルトとヴァイオレットの部隊は着々と進軍を続け、敵国に占領されていた街を解放していきます。ある街で、少佐はヴァイオレットを祭りに連れ出すことに。ヴァイオレットに何か贈り物をしたい少佐でしたが、当のヴァイオレットは、自分が何を欲しがるのが適切なのかも分からない様子。そんなとき、ヴァイオレットの目にあるものが目に留まります。

それが、「少佐の瞳と同じ色」の、エメラルドのブローチでした。「これを見たときの、こういうのを、何と、いうのでしょう・・・」――商人の「美しいブローチ」という言葉で初めて、ヴァイオレットは"うつくしい"という表現を知ります。ギルベルトはこれまでヴァイオレットに、そんな当たり前の言葉も教えてやれていなかったのでした。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第8位

「君が自動手記人形としてやってきたことも、消えないんだよ」

再び現在。自分が「燃え上がっていること」を知り、自暴自棄に陥って部屋に閉じこもってしまったヴァイオレットに、一通の手紙が届きます。ヴァイオレットを心配した同僚たちが、復帰を待っているという気持ちを、あえて手紙で伝えたのでした。手紙の配達を手伝ったヴァイオレットは、自分が担当した依頼者たちのその後を知ります。さらに、ルクリアの兄から指名で依頼が。

ヴァイオレットはもう十分に、「その名が似合う」人になっていたのでした。それでも「私は、自動手記人形でいて、いいのでしょうか。生きていて・・・いいのでしょうか」と問うヴァイオレットに、ホッジンズは優しく答えました。「してきたことは消せない。でも・・・でも、君が自動手記人形としてやってきたことも、消えないんだよ。ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第7位

「お嬢様、優先順位を教えてください」

その美しさにただただ圧倒させられがちな『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。たまには、ほのぼのするシーンもみておきましょう。第10話、病気の母親をもつ少女・アンと、その母親の依頼で訪れたヴァイオレットとの、小さな絆が垣間見えるシーンです。

大好きなお母さんとわたしとの貴重な時間を奪わないでと、最初はヴァイオレットに反発していたアン。しかし、そうしているうちにアンはむしろ、ヴァイオレットの不思議な魅力に引き込まれ、いつの間にかヴァイオレットにべったり。

「お母さんが来るまで、なぞなぞして、一緒に踊って、おままごとして、虫を捕まえてー!」と無茶なお願いをしてくるアンに、「お嬢様、優先順位を教えてください」と冷静ながらきっちり応じるヴァイオレット。独特の雰囲気が、短いながら丁寧に表現されています。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第6位

「届かなくていい手紙など、ないのですよ」

アンは、母親が誰に宛ててどんな手紙を書いてもらっているのか、一切教えてもらえませんでした。「アンより大事なものなんてない」と言っているのに手紙を優先する、すぐに良くなると言っていたのにどんどん弱っていく。ついにアンは「お母さんは嘘ばっかり!」と叫び、母親を泣かせてしまいました。屋敷を飛び出したアンを、ヴァイオレットが追いかけます。

「どうして、手紙を書くの?」「人には、届けたい思いがあるのです」「そんなの、届かなくていい!」「・・・届かなくていい手紙など、ないのですよ。お嬢様」――アンが8歳の誕生日を迎えたとき、すでに天国へ旅立った母親から手紙が届きました。それは次の年も、そのまた次の年も。そう、届かなくていい手紙など、なかったのです。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第5位

「守って、あげられなくて、ごめんなさい・・・」

戦場からの依頼に、勝手に応じたヴァイオレット。到着したとき、依頼者・エイダンはすでに瀕死の重傷を負っていました。小屋にエイダンを寝かせたヴァイオレットは、両親と幼馴染に宛てた彼の言葉を受け止め、エイダンを看取りました。

後日、エイダンの遺した言葉を手紙にしたため、ヴァイオレットは彼の両親と幼馴染のもとへ向かいます。「息子を返してくれて、ありがとう・・・」と夫人に言われるも、ヴァイオレットの胸中には別の感情が押し寄せます。

「守って、あげられなくて、ごめんなさい・・・死なせてしまって、ごめんなさい・・・」、そう言って涙を流すヴァイオレットは、エイダンと少佐を重ねていたようです。そしてヴァイオレットは思いました。「もう、誰も死なせたくない」と。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第4位

「だって今も、愛しているんだもの」

過激派によるテロ未遂はあったものの、南北の和平調印式が行われ、戦争は正式に終わりました。来たる航空祭で空から撒かれる手紙。その内容に悩むヴァイオレットの前にディートフリートが現れ、自分とギルベルトの母親のもとへ連れていきました。

そこでヴァイオレットは、母親から息子への、心からの愛を知ります。「あの子は、生きてる。心の中で。だから決して忘れない。思い出すたびにつらくても、ずっと想って生きていくわ。だって、今も愛しているんだもの」

未帰還兵として、死亡扱いになっているギルベルト少佐。実際に亡くなっているのかは分かりませんが、ヴァイオレットが"愛して"いる限り、少佐はヴァイオレットの心の中で生き続けます。"愛"とはきっと、そういうものなのです。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第3位

「もう、命令は要りません」

ヴァイオレットが今まで生きていたのは、少佐に「生きろ」と命令されていたから。それが少佐の最後の命令だったから。そしてヴァイオレットは、命令がないと生きることすらできない、ただの"道具"でした。ただし、これまでは。

屋敷を後にしようとするヴァイオレットに、ディートフリートが言います。「ヴァイオレット! あいつのぶんも、お前は生きろ。生きて、生きて生きて・・・そして死ね。これが、俺からの最後の命令だ」と。しかし、ヴァイオレットにもはや命令は不要でした。

自動手記人形として働くなかで、たくさんの"愛"を知ったヴァイオレット。ヴァイオレットはもう、ひとりで生きていけます。"愛してる"がどういうことか、理解できるようになったから。おめでとう、ヴァイオレット・エヴァーガーデン

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第2位

ホッジンズが書いた飛行手紙

航空祭当日。ホッジンズは、未来に生まれてくるであろう自分の子どもに向けて、手紙を書いたようでした。いつの間にかゴミ箱から書き損じを拾っていたらしいカトレアが、ホッジンズの制止を無視しながら読み上げます。

『パパは君が生まれるのを待ってるよ。そして祈ってる。君がすくすく育つことを。幸せになることを。誰かを愛し、愛されることを。そして君が、君の子どもたちの生きる未来が、争いのない、幸せに溢れた世界でありますように』

メインテーマである"愛"に限らず、"成長"や"平和"といった、『ヴァイオレット・エヴァーガーデンという物語に込められていたメッセージが全て、この手紙の中に詰まっているのではないでしょうか。ここで流れるテーマソング「Violet Snow」も、心に響きますね。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』名言・名シーン 第1位

「私は、今、"愛してる"も、少しは分かるのです」

『親愛なるギルベルト少佐。お元気ですか。お変わりないですか。今、どこにいらっしゃいますか。困ったことはありませんか。春も、夏も、秋も、冬も・・・いくつも季節が過ぎましたが、少佐がいらっしゃる季節だけが、巡ってきません』

『私、最初は分かりませんでした。少佐のお気持ちが、何ひとつ分かりませんでした。でも、少佐にいただいた、この新しい人生の中で、少しだけですが、感じることができるようになったのです。代筆を通して、出会った方たちを通して、私は、信じています。少佐が、どこかで生きていらっしゃることを』

『だから私も、生きて、生きて生きて、その先に何があるか分からなくても、ただ生きて、そして、また会えたら、こう伝えたいのです。「私は、今、"愛してる"も、少しは分かるのです」

新作の制作も決定! またヴァイオレットに会える日まで・・・

「"愛"とは何か、説明してくださいと言われたとして、答えられる自信はありますか?」と冒頭で問いましたが、そもそも"愛"とは、言葉で完璧に説明できるものではありません。""に正解はないのです。作中で描かれた"愛"は、どれも同じで、どれも違うものでした。ただひとつ言えることがあるとすれば、どうやら"愛"は、人を人たらしめ、そして生かしてくれるもののようです。

新作の制作も決定した『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。ヴァイオレットがまた私たちに"愛"のかたちを見せてくれるその日まで、しばらくのお別れです。生きていれば、つらいことも、苦しいこともあるでしょう。それでも、"愛"がある限り、私たちは生きていけます。だから皆さん、いっしょに頑張りましょうね

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