ついに明かされる悲劇の無敵キャラゼレフの正体!その強さとメイビス・ナツらとの関係性に迫る!【フェアリーテイル】
真島ヒロの大人気少年漫画・フェアリーテイル。作品内最大の謎であり、謎の無敵キャラであるゼレフ。彼の過去と正体が明かされつつあるので、ゼレフの正体とメイビス・ナツ・イグニールとの関係をまとめてみました。ネタバレ注意です!




フェアリーテイルって?
ギルドの絆を描いたストーリー

フェアリーテイルは真島ヒロの作品で、2006年から週刊少年マガジンに掲載されている大人気少年漫画です。真島ヒロといえばRAVEの作者としても知られていますね。
フェアリーテイルという魔導士ギルドをメインに、ギルドの絆を描いていくストーリーです。キャラクターがとても多いですが、どれもとても魅力的なキャラばかりですね。
死亡フラグは多々立ちますが、主要キャラが死なないというのも安心して見ていられる作品だと思います!
最大の謎・ゼレフ
ゼレフの簡単なプロフィール

CV:石田彰
一人称:僕
性格:普段は穏やかだが、時に冷徹な部分がある。
歴史上最も凶悪だったとされる魔導士で、400年生きています。ゼレフ書の悪魔を作り出しており、呪歌(ララバイ)・デリオラ・マルドギール・Rシステム・エクリプスを作り出しました。
ゼレフの過去
始まりは天才魔導士だった

ゼレフはミルディアン魔術学院の生徒で、創立以来の天才ともてはやされました。しかし、実の弟であるナツが死んでしまい、ナツを蘇生させようと生と死の研究を始めます。
在学中に1人を生贄にすることで、1人の命を蘇生させることができるRシステムと、過去や未来を行き来する扉・エクリプスの研究を進めます。
しかし、それは全て弟の命を蘇えらせるための危険思想だと言われ、ゼレフは退学処分を受けます。「弟の命はもう戻らない」そう言われた瞬間、ゼレフは乱心します。
すると、気付けば学院の先生も生徒も皆死に絶え、植物も枯れていました。ゼレフはこの出来事を、「アンクセラム神がお怒りになった」と言っています。
弟の名前がナツ…偶然なのか、必然なのか…続きを見てみましょう。
ゼレフの力
アンクセラムの呪い

ゼレフは初登場の頃から異質な雰囲気を纏っており、ナツのマフラーが黒くなるなど、不思議な能力を見せていましたね。それは、ゼレフが「アンクセラムの呪い」にかかっているからです。
その呪いは、「命を尊く思えば周囲の生き物の命を奪い、魔法がうまく使えなくなる。命の重さを忘れることができれば、通常通り魔法が使える」という矛盾に満ちた呪いでした。
また、首を切り落とされたとしても死ねない体・不老不死の体となってしまいました。しかし、ゼレフは不老不死など全く願っておらず、切に死にたいと願っています。
死にたいという思いから、自身の体を破壊してくれることを期待して、次々とゼレフ書の悪魔を生み出しました。矛盾の呪い、そして死ねない体……まさに悲劇だと思います。
ゼレフとメイビスの関係
2人は愛し合っていた

メイビスといえば、フェアリーテイルの初代ギルドマスターであり、フェアリーテイルの窮地を度々救ってくれていますね。容姿はまさに少女であり、初代マスターとは思えません。
そんなメイビスに魔法を教えたのは、実はゼレフだったのです。メイビスだけでなく、フェアリーテイルの初期メンバーはゼレフと親交がありました。
フェアリーテイル3大魔法のひとつ・フェアリーロウを教えたのもゼレフでしたが、当時未完成だった黒魔法を使ったことにより、メイビスの体は成長が止まってしまいました。
一度はメイビスの前から姿を消したゼレフですが、再会したメイビスの体を見て確信します。メイビスの体は成長が止まったのではなく、自分と同じ不老不死の体になってしまったことを。
そして、自分と同じくアンクセラムの呪いにかかっていることを告げます。メイビスは「わたしの周りでは人は死んでいない!」と言いますが、それは戦争により命の重みの価値観がずれていることが原因でした。
そして遂に、メイビスは命の尊さを感じたことで人を殺めてしまいました。マカロフが産まれた時、マカロフという名前をつけ、マカロフの母親の手を握った時……死の捕食が起きたのです
メイビスはショックでそのまま森の中に消えてしまい、再びゼレフと再会します。メイビスはゼレフに「殺してほしい」と懇願しますが、ゼレフにもできません。
メイビスは本当の意味でゼレフの苦しみを理解し、ゼレフを受け入れます。2人の心に愛が満ちたとき……メイビスの心臓は時を刻むことをやめました。
ゼレフはメイビスをフェアリーテイルのプレヒトの元に届け、ゼレフは人を愛したことを激しく後悔し、同時に絶望します。プレヒトはメイビスからかすかに魔力を感じ、蘇生ラクリマに封じました。
メイビスの存在こそが、フェアリーテイル最大の秘密「ルーメン・イストワール」、正式な名前を「妖精の心臓(フェアリーハート)」という永久的な魔力となったのです。
ゼレフはこの妖精の心臓を手に入れるため、アルバレス帝国を作り上げ、イシュガル大陸を殲滅するため、攻め込んできました。
現在の週間連載でわかっているのはここまでですが、まさかメイビスとゼレフがそういった仲とは…意外でしたね。
ゼレフとナツの関係
実の兄弟だった

冒頭でも少し触れましたが、ゼレフには実の弟が居ました。しかし、生まれて数年でこの世を去りました。弟の名前はナツ。そうです、ゼレフの名前は「ゼレフ・ドラグニル」だったのです。
また、ナツの正式な名前は「エーテリアス・ナツ・ドラグニルEND」。ゼレフがつくりだした悪魔の中で最強の存在であり、まだ覚醒していないらしいです。
イグニールですらENDは倒すことができなかった…それは物理的な問題ではなく、愛情があったから倒せなかったのです。また、ゼレフが死ぬと、ゼレフがつくりだした存在であるナツも死ぬ…という話になっています。
ゼレフの持つENDの書を傷つけると、その傷はナツにも反映されていたので、間違いないでしょう。また、ナツこそがゼレフを殺してくれるという願いを込められていました。
ゼレフとナツが実の兄弟!そしてナツは実はENDだった!ENDの書の破壊を望むグレイと、どうなっていくのでしょうか??
ゼレフとイグニールの関係
友達だった

ゼレフはイグニールと友人関係だったことを、ナツの前で明かしています。ナツは昔から聞き分けが悪く、言葉も文字も全く覚えようとしなかったそうです。
そこでゼレフは友人であるイグニールに相談に行き、イグニールにナツを託したそうです。イグニールは人間を敵対視しない珍しいドラゴンで、薬草を採取している時に偶然知り合ったとか…。
イグニールはナツに滅竜魔法を教え、メタリカーナ達と共にある計画を進めていました。ドラゴンスレイヤーを育て、ドラゴンスレイヤーの体内に眠り、未来でアクノロギアを倒すという計画です。
身寄りのない子供を集め、ナツ・ウェンディー・ガジル・スティング・ローグをドラゴンスレイヤーとして育て、エクリプスによって未来に行きました。つまり、ドラゴンが突然消えたのではなく、時を超えていたのです。
ドラゴンスレイヤー達は400年前に生まれた子でした。ちなみにエクリプスは本来、入り口と出口となる時代にひとりずつ精霊魔導士が必要になります。
どちらもアンナとレイラという、ルーシィの遠い先祖と母親でした。エクリプスの扉を開けたことにより、結果的にレイラは亡くなったそうです。
イグニールとゼレフの関係も意外でしたが、次々と謎が明らかになっていきますね!
ゼレフのMADです。ぜひ、見てみてください!
皆もビックリ!!
Twitterの反応
最後に…
次々と伏線が回収されている

真島ヒロは激務と言われる週間連載を持ちながら、しっかりと睡眠もとり、しっかりと遊び、暇があれば落書きと称したイラストをネットにアップしています。
そして2話掲載という奇跡も、多々成し遂げています。(やりたいゲームがあるから多めにストックしておく→担当さんに見つかる→追加で掲載になる)凄いですよね…。
これだけの速筆なのに、しっかりと伏線が張られていて本当に凄いと思います!これからも読者がびっくりするような展開が続くことでしょう!
ゼレフと初代…切なすぎます。
やっと手に入れた幸せ、なのに…
どうしてゼレフは幸せになれないの


ゼレフって自分がってな部分もあるけど納得できる、そりゃあ400年も世界に拒まれ続けたらこんな感じになっちゃうよな、納得はしたけど切なすぎるな、最後はハッピーエンドでよかったわ、てか感動した


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メイビスもゼレフとおなじだったんだ…ユーリの奥さんはメイビスが殺しちゃったってことなの…??