中島みゆきの『歌詞が心に刺さる』名曲ランキングTOP4!

長きに渡り、ミュージック界を牽引しているトップアーティストの中島みゆきさん。彼女がこの世に送り出した数多くの名曲の中から、特に心に刺さる名曲を、私なりに選んでみました。

中島みゆきのプロフィール

出典:http://www.yamaha-ma.co.jp

出生名\t中島 美雪

生誕\t 1952年2月23日(64歳)

出身地\t北海道札幌市

学歴\t 藤女子大学 文学部国文学科 卒

ジャンル\tフォークソング ニューミュージック J-POP

職業\tシンガーソングライター ラジオパーソナリティ

担当楽器\tボーカル ギター

活動期間\t1975年 –

レーベル\tポニーキャニオン / AARD-VARK

(1975年 – 1999年)

ヤマハミュージックコミュニケーションズ

(2000年 – )

事務所\tヤマハミュージックアーティスト

出典:https://ja.wikipedia.org

皆さんは中島みゆきを聴きますか?進んで聞こうとしなくても、中島さんの曲を耳にしたことが無いという方は、おそらくいないのではないでしょうか?1975年に『アザミ嬢のララバイ』でデビューしてから41年。

ドラマの主題歌から挿入歌、CMソングはもちろんの事、他のアーティストへも数多くの楽曲を提供し、長きにわたりミュージック界を牽引してきた女性トップアーティストです。

それなのに「中島みゆきが好き」と言うと、「ネガティブ」とか「暗い」とか言われることが多いのはいったいどういうことなんでしょうね?もし皆さんがそんな先入観を持っているとしたら、今すぐかなぐり捨て是非とも本当の“みゆきワールド”を知って頂きたい。

彼女がこの世に送り出した多くの詩に込められたメッセージを感じて頂く為に、心に刺さる名曲を厳選してお届けします。

第4位 「Nobody Is Right」

出典:http://www.yamahamusic.co.jp

過去にearth music&ecologyのCMでも使われたこの曲ですが、歌詞がとにかく衝撃的です。人が誰でも感じたことがある、それでいて言ってしまうことをためらってしまう感情とでもいいましょうか。

職場のパワハラで悩んでいたり、なんとなくいつも友達のいいなりになっちゃうような人は特に心に響くと思います。“争う人は正しさを説く、正さゆえの争いを説く、その正さは気分がいいか、正さの勝利が気分いいんじゃないのか”という詞。

絶対的に正しく完璧な人などいない、誰でも間違えたり失敗したりするものです。なのにそれを許せない人って結構いると思いませんか?自分に自信を持つことは大切ではあるけれど、自分の言うことはすべて正論だと信じ込み、自分中心に世界が回っているかのような人。

以下、earth music&ecologyのCM動画がありますので、ご紹介します。

自分だけが正義と思い込む人に、“つらいだろうねその1日は、嫌いな人しか出会えない、寒いだろうねその1生は、軽蔑だけしかいだけない”と続きます。これ究極の嫌味でしょうか?いや違うと思います。

詩で、その自己中でありながらそれに気付かず、周りの人を傷つけている人達へ警鐘を鳴らしているのだと私は思うのです。そして人の事ばかりでなく、そう思ってる自分自身にもその警鐘は鳴らされているのです。

だからこそ、自分がいつも正しい側に立っているのではないのだと、自分にとって耳が痛いような意見も、ちゃんと聞ける人でいたいなぁとこの曲を聴くたびに思うのです。

第3位 「空と君のあいだに」

1994年に大ヒットした『家なき子』の主題歌であったこの曲。主演は安達祐実で、「同情するなら金をくれ!」という劇中のセリフが流行語大賞にもなったので、リアルタイムで見たことが無い世代も主題歌と共に知っているのではないでしょうか?

何よりも驚くべきは、この詩はドラマの中に出てくる犬、“リュウ”の目線で書かれた詩だということです。このドラマは家庭内暴力を受けている小学生の“すず”が、様々な困難に立ち向かっていく話で、その“すず”の側にいつも“リュウ”がいます。

君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる”と言うのは、まさに一途に“すず”を思う“リュウ”の気持ちが歌われているのです。そんな“リュウ”の気持ちを思いながら曲を聴くとまた違った切なさが感じられると思いますので、ぜひ聴いてみてください。

こちらは歌手の綾香さんがカバーされたものをご紹介します。

“リュウ”の目線で・・だけでなく、2番には“君の心がわかるとたやすく誓える男になぜ女はついていくのだろう、そして泣くのだろう”と、好きな女性に思いを伝えられない男性の歯痒さも重ねて書かれています。

このように、そういった男性心理も含みつつの、たとえ犬であろうとも、“すず”をそこまで思えば、こんな心理になるのでは・・と思わせてしまうところが“みゆきワールド”なんです。

ここにいるよ愛はまだ、ここにいるよ、うつむかないで”と何があろうと彼女を受け入れる覚悟が、まさに無償の愛ですよね。

第2位 「荒野より」

こちらも2011年に放送された「南極大陸」というドラマの主題歌です。こうしてみると主題歌率ホントに高いですよね。こちらもドラマとマッチした力強い歌ですが、歌詞もとっても深いです。

失ってから気付く大切なもの・・誰にでも経験があると思います。それを詩にして切々と、力強く訴えてくるこの歌。冒頭の“望みは何かと訊かれたら、君がこの星に居てくれることだ 力は何かと訊かれたら、君を想えば立ち直れることだ

なんでしょうか、この胸の苦しさは・・・。想う君はきっと側にはいないのでしょう。そして自分は決して幸せな暮らしをしているとは言えないのでしょう。でも、君がこの世にいることで自分は救われているのです。

中島みゆきさんの公式に歌がアップされていましたのでご紹介します。歌と画像を合わせて見ると本当に胸に沁みますね。「孝行をしたい時分に親はなし」といったことわざも何度も耳にしているのに、私自身現実にはなかなか実行できていません。

親だけでなく、大切な人、大切なもの、それらがいつまでも自分の側にあるものと慢心してはいけないのですね。そして、もし失ったとしても想い続けることも出来るのだと、その人の幸せを思うことで自分も力をもらえるのだということを、この曲から教わった気がします。

第1位 「糸」

そして、私の一番のオススメは何と言ってもこの曲、「糸」です!有名な曲なのでご存知の方も多いと思いますが、とにかくもう歌詞も曲もいい!特に好きなのは、この曲の中に出てくる『仕合せ』と言う言葉

これはよく歌詞として使われる『幸せ』とは違い、人と人との出会いとか、めぐり合わせという意味なので、良い出会いも悪い出会いも両方含んでいるのです。“しあわせ”一つをとってみても、詩に込められた深い思いを感じまなかすよね。

中島さんの凄いところは、言葉ひとつひとつの選び方にあります。詩は自然に耳に入って流れていくので、その時には気付かないことが多いのですが、後で読めば読むほど深く込められた想いに驚くことがしばしばあります。

それでは、クリス・ハートさんがこの曲をカバーして歌っていますので、歌詞をじっくり聴いてみてくださいね。

“縦の糸はあなた、横の糸は私”、そんな二人が巡り会うとき、本当の意味で幸せだと言える出会いはどのくらいの割合であるのでしょうか。出会いがすべて幸せに繋がることなどあり得ないことだと誰もがわかっていることです。

利用されたり、騙されたり、出会った事を後悔するようなこともあるでしょう。けれど、人と関わらずに生きていこうとすれば、その人には決して幸せな出会いも訪れないのです。

「糸」には、そんな様々な出会いも、運命として受け入れることへの潔さが書かれていると思うのです。

まとめ

さて、完全に自分の思いだけで突っ走ってしまいましたが、皆様に伝わったでしょうか?多分私の拙い文章では、中島さんの魅力のほんの一分も伝わらなかったのでは・・と歯ぎしりする思いです。

まずは、いろんな先入観を無くして「中島みゆき」を聴いて欲しいと思います。この「時代」はもう40年以上前の曲ですが、いつまでもサビつかない素晴らしい歌だと思いませんか?

今回4曲しかご紹介できなかったことが、とても残念です。実は「宙船」「地上の星」「ファイト」「誕生」「命の別名」「世情」と全部で10曲ご紹介するつもりでした。それでも、飽き足りませんが・・・。

彼女の詩は決して暗いだけでは終わりません。その詞の中には、必ず光が灯っている場所があるのです。それをご自身で見つければ、あなたも“みゆきワールド”の虜になることを約束いたします。

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