【鬼才】米津玄師の歌もダンスもイラストもできる多才っぷりを紹介する

米津玄師は2013年にメジャーデビューして以降、CMや美術展とのタイアップ、ライブイベントと引っ張りだこで、2015年末には第57回日本レコード大賞にて優秀アルバム賞を受賞するまでとなった。

そんな知る人ぞ知る彼の驚くべき鬼才振りを紹介していく。

鬼才・米津玄師

出典:http://reissuerecords.net

知る人ぞ知るアーティストとしてじわじわ人気を伸ばし、音楽だけに留まらない様々な方面を賑わい立たせる鬼才、米津玄師。彼が新しく作品を発表する度に、新たな驚きが受け手側を魅了し続けている。

その才はどの分野まで伸び拡がっていくのか。また、そのルーツとはどこに見られるのか。それを今回は紹介していこうと思う。多くの才に溢れ、彼特有の感性が生み出す独特の世界観を持つ米津玄師の全てを解き明かす事は未だ成し得ない事かもしれない

だが、この記事から知る事・出会う事を、彼を解き明かすなんらかの一歩にしてみてほしい。

米津玄師の分野にとらわれない活躍!

出典:http://reissuerecords.net

彼の音楽を耳にする機会が少し前から多くなったように思える。喫茶店などの飲食店のBGMで流れれば、ショッピングモールなどの店内BGMでも流れ、ラジオで紹介されて曲がかかることもあった。

彼の曲は、彼独特の感性によって生まれる特有のリズムに、一見一聴しただけでは掴み切れないだけの世界観を持つ歌詞、それらに淡々としながら吶々としながらも温かみのある感情と色を持った歌声が合わさっていくことでとてつもない魅力を溢れ出させている。

米津玄師の曲はその曲単体だけでも十分に人を惹きつけ魅了するものなのだ。しかし先程も述べたが、その魅了を超える“話題性”が彼を鬼才たらしめているのである。ジャケットなどに使われているイラスト、MVの映像、また、歌手以外での発表作品、これらこそがその“話題”の中心になるのである。

では次は、これらそれぞれにクローズアップしていこう。

イラストレーターとしても活躍!

コラボで活躍!

iPhoneケース買った #usj #米津玄師 #スヌーピー

haruki ikedaさん(@celeste_haru)が投稿した写真 –

こどもの頃から将来の夢は漫画家だった僕にとって、こういう形で偉大な漫画家さんたちと関われることを光栄に思います

出典:http://natalie.mu

彼は自身に関わる作品に必要なイラストやデザインは彼自身が手掛けている。リリースされたシングルアルバム問わずそのジャケットは自らデザインしているし、販売するファングッズも彼が手掛けたものである。

これらの曲や彼自身にかっちりとハマる世界観を昔から描き続けているからこそ、その世界に惹き込まれるのだ。そしてやってくるのがルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」とのコラボだろう。

公式イメージソングとして「ナンバーナイン」を制作し発表しているが、彼はこのコラボに際して、曲だけでなく展示へ向けて特別に描き下したイラスト及びそのグッズも制作している。その際のコメントは以下の通りである。

上述の展示は曲と共に参加していたが、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」15周年企画”やり過ぎコラボ”では、スヌーピーをモチーフにイラストにて参加している。それほどまでに立派なイラストレーターでもあるのだ。

MV(ミュージックビデオ)でも活躍!


そして彼が描くのはジャケットやグッズデザインには留まらない。彼の曲のMV(ミュージックビデオ)も全てでは無いものの彼が自ら描いているものもある。正直、これだけでも十分鬼才として証明され理解してもらえたと思う。ただこれだけで終わらないからこその米津玄師とも言える。言えてしまう。彼はMVでも見せたような細かく緻密な書き込みまで行いつつもどこか雑把な雰囲気もあり素朴さに親しみを感じる絵柄で独特の雰囲気を醸し出している。

絵描きで活躍!

出典:http://reissuerecords.net

次はその雰囲気を特に感じさせるだろう。なんせ、そのイラストによる作品集に今度は曲が着いては来ないのだから。絵本である。これは公式のHPで読むことができるが、彼が創作した物語に彼が絵をつけて作られている。

読んでいて何を当たり前の事を!と思うかもしれないのだが、その独特かつ詩的な書き口と物語に、上述の様な描かれ方をした画が合わさって何枚もを連ねた作品になっていると、なんともシンガーソングライターが一人で作ったのだとは信じ難い程の雰囲気になっているのである。

例えば、その道の人がある歌手に、その歌唱は自身の作風に似通っていると声をかけ、その歌に絵を付けた事から生まれたユニットが「米津玄師」だと言われても何ら不思議になぞ思わないだろう。

そう思わせる腕前が、先程載せたコメントにあったような漫画家が子供のころからの夢だったというのを納得以外の何物でもなくさせているのだろう。そしてその最たるものが彼が刊行した『かいじゅうずかん』という単行本だ。

これは彼が月刊誌にて掲載していた連載をまとめたもので、その連載とは彼が想像し創造した架空のかいじゅうを画と文字とで表現紹介してきたものである。これだけの浅くない才が彼の本業以外に存在していることになる。

なんと羨ましい事だろうか。一つくらい分けてはもらえないものだろうか。

米津玄師のダンスが天才的



さて、先ほどはMV(ミュージックビデオ)やジャケットに描かれていた彼のイラストについて語っていたが、今度もまた、MVについてである。と言っても、今度は3次元映像の方になる。

小見出しを見る限り察している方も多いだろうが、今度はダンスである。踊ったのである。踊れてしまっていたのである。これが話題になったのは5枚目のシングルを発売を前にMVが公開された時の事、このMVで踊って見せているのが米津玄師本人なのだ。

彼の踊り方は万人に一人の芸術性を持っている。

さらに頭が良い。そして無邪気だ。

がむしゃらに踊ったときは身体のコントロールが効かないほど踊ってしまう。だが人を引き込む力「魅力」がそこに存在する。

身体のうねりが流れとなり、腕を通り米津玄師の綺麗な指先へ流れこむ、惚れ惚れするほど美しいと思いました。

うまい踊りとは… うまい踊りとは…

私の中で彼のことをいうのではないだろうか!!

彼は踊りの天才だ!!!!

出典:http://www.m-on-music.jp

見ていただいたらわかるように、自身の歌に合わせてその世界観を表現しつつ、なお、しっかり踊っている。アニメーションダンスとサビの部分でのハウススタイルのステップが見受けられるが、その腕前は振付を担当した辻本知彦をして

と言わしめるほどである。かく言う私も聞いて楽しむはずである本人の曲そのものがBGMと化し、ダンスに魅入ってしまえる程に引き込まれ楽しんでしまっていた。

デビュー前からも才能を発揮

#ミク #マトリョシカ #音楽 #相互

平野 拓未さん(@hawawahawawa)が投稿した写真 –

米津玄師を語る上で外せないのはやはり、「ハチ」名義での活動だろう。ここでの活動には現在の彼のルーツとも言える作品ばかりなのである。彼はメジャーデビューする以前は動画投稿サイト「ニコニコ動画」にて、作品発表を行っていた。

作詞をし作曲をした楽曲を音声合成ソフトであるVOCALOID(ボーカロイド)に歌わせ、その楽曲のMVを手掛けた上で投稿していたのだ。ニコニコ動画から世に出た発表者は数多くいるが、米津玄師ほど全てをこなして、そう所謂「全部俺」で世に出た者はいないだろう。

たとえば、自身の曲を自分で歌ってみた人はいても、絵は借りていたりやPVは別の人が手掛けていたり、歌ってみてオリジナルのPVを描いてみた人はいても、曲は別の人が元々発表していたものだったりした。

そういうそもそも色々な事が出来る人達ですら絶対数が少ない中で、必要なそれら全てを自身で賄えてしまえるポテンシャルを持っていたのは彼だけだったのである。



ではそこに再生数などの業績、結果がついていなければ意味が無いだろうと思われるかもしれない。ただ、待ってほしい。そんな心配は杞憂でしかないのである。彼は削除された作品も含めて、21作品発表している。

その内100万再生を突破している作品が9つ存在し、最大で900万再生されている作品もあるなどメガヒットも生み出している。それらのメガヒット作はボーカロイド全盛期であった事もあるかもしれないが、歌ってみたや踊ってみたで数多くの投稿者にカバーされ、また、踊られている

ブームになったと言っても過言ではないほどなのである。

再ブームの起爆剤となった「ドーナツホール」


また、メジャーデビュー後に、前回の投稿作から2年9か月ものブランクを経て「ドーナツホール」という作品を投稿しているが、これもまた下火に入っていたボーカロイド・歌ってみた界隈に勢いをつけ、再ブームの火付け役に一役買うこととなった。

今後の活躍は……

2月まで待てないのです。#米津玄師 #orion #3月のライオン

さとうかな🦈さん(@knnn0819)が投稿した写真 –

先月、12月10日に単行本『かいじゅうずかん』が刊行され、また、先月12月8日に計5回のワンマンライブを終えたばかりである。近しい所でのスケジュールなどは未だ見えてこないものの、今年2月15日にNHK総合テレビアニメ「3月のライオン」の第2クールエンディングテーマとなった「orion」がNEW SINGLEとして発売が決まっている。



この辻本さんと同じくして近い将来の紅白出場を待望するファンも少なくないだろう。実際、このままいけば近い将来、見る事が出来ると思わせてくれるのだ。全国各地でライブも行い、フェスやイベントでも多く見かけるようになってきている彼はまだまだ成長の一途を歩んでいる

ということは彼の底は未だ見えていないという事である。毎年、CDも何らかの形で発表されているだけに、今年も彼の新しい“何か”に出会えることは間違いが無いわけで、そこをとことん解き明かして彼を突き詰めてみる事も出来れば、また新しい挑戦が気付かせてくれるものや驚きがあるのだろう。

まとめ

ニコニコなどのネット民なら割と「誰でも知ってる」アーティストがメジャーデビューをし、一般人をして「知る人ぞ知る」とまでなった存在はそうは居ないだろう。そんな米津玄師にはまだまだ多くの人にその多才さで鬼才ぶりで驚きを与え魅了し惹きつけ続けて欲しいと思う。

その先にまだまだ見せていない才による驚きが私達に与えられるのだろうと期待しワクワクしてしまうのだ。曲を作り、詩を書き、絵を描いて、色を付け、歌を歌い、踊りを踊る。

そのどれもがそれぞれ一つだけでも受け手を魅了するだけの魅力に溢れているという多才振り、またそのどれもが他と似通わない独創的で個性的な世界観を有している。正直な所、どれか一つ貰えないだろうかと懇願しようと思うほどにそれらが深い。

誰がこんなにもの才を与えたのだろうか、責任者に問いただす必要がある。責任者はどこか。

そしてそれらが合わさることによって生まれるモノは何として代えがたい唯一無二なのだと思うのだ。これからも生み出される作品に魅入る事だろう。そして、米津玄師の鬼才たる部分に執心させられるのだろう。

今後新しく見れるかもしれない才能にも注目しつつ、追いかけて行きたいものである。

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