竹内結子のおすすめ映画7選!デビュー作は死体役?

年齢を重ねるごとに、ドンドン“いい女”になってきた竹内結子さん。出産や離婚で人生経験値をあげ、演技派女優としても成長していますよね。今回は、数々の映画の中から厳選してきたものを、一緒に見ていきましょう。

死体役から始まった女優への道

呪いのビデオテープ「リング」

今では関連作品が、続々出ている映画「リング」。鈴木光司原作のホラー映画です。1998年公開なので覚えている人は少ないかもしれません。「黒髪の貞子が、テレビから出てくる。来る~♪ きっと来る~♪」と聞くと思い出せますか?

都市伝説を取材している、テレビディレクター浅川玲子(松嶋菜々子)が手に入れた1本のビデオテープ。この「呪いのビデオ」を見た人は、1週間後に必ず死亡する。この呪いを解くには、「呪いのビデオをダビングして他人に見せる」という生贄を捧げなければいけなかった。

玲子は偶然この行為をして助かっていたが、最愛の息子、洋一(大高力也)がこのビデオを見たことを知る。洋一を救うための犠牲として、自分の両親を差し出すことを決めた玲子だった。

あれ?どこに出てたの?

実は、冒頭部分2、3分で死んじゃってました(汗)。「呪いのビデオ」最初の犠牲者。口を大きく開き、白目を剥いた苦悶の表情で死んでいるところを発見される、死体役です。

竹内さん自身は極度の怖がりで、当時「私は本当にこんな風に呪いで死んでしまうのでは」と悩んだといいます。 「電源オフ状態のテレビ画面を怖がったり、暗い部屋では眠れなかったり… 事務所の社長に相談したりしていました」と振り返っていました。

高校生役なのでお葬式の遺影が制服姿なんですが、ほっぺがプックリ弾ける若さ全開の遺影なんですかわゆいですよ(笑)

この「リング」は、無名の人たちが続々と大出世する映画としても有名です。松嶋菜々子さん、中谷美紀さん、佐藤仁美さん、松重豊さん。そして竹内結子さん。 いい映画に巡り合えるのも、実力のうちですよね。

その後の活躍ぶりをご覧ください!

いま、会いにゆきます

2004年公開:市川拓司原作によるファンタジー恋愛小説。通称「いまあい」。家族愛に気付かされるラブストーリーです。

6歳の息子と2人で生活を営む巧(中村獅童)。1年前に病気で亡くなった妻・澪(竹内結子)が残した言葉「1年後の雨の季節に戻ってくる…」という言葉が気になっていました。

1年後の梅雨のある日、その言葉通りに死んだはずの澪が2人の前に現われます。生前の家族の記憶、自分が死んでしまったという記憶が、すべて失われた状態での3人の生活を描いた物語。

27歳という若さで、幼い息子を残し病死してしまう。悲しい母親役…。なんですが、この作品はタイムスリップというファンタジー要素が入っており、澪を不幸な母親として書かれていない物語になっています

家族の絆を根底に、あったかい気持ちにさせてくれる所が好感持てる映画でしたね。ORENGE RANGEが歌う「花」も映画にマッチした曲になっていて、大ヒットしています。

澪は未来へジャンプした

映画を見た後に、タイムスリップの複雑さで「ちょっと、分からなかった」という感想を聞きました。時間軸が絡む映画って、頭の整理がたいへんですよね(笑)

この物語のキモは、澪が過去の自分だったという事です。まだ巧と付き合ってもいない20歳の澪が、車との接触事故のショックで、9年後へジャンプ。そこには、好きだった人との愛の結晶、かわいい息子が笑っていた。

この息子を見る竹内さんの目が、とても印象的なんです。愛おしい、心から愛を感じる仕草。目じりがグッと下がる暖かい笑顔。全身でほわーっとする、優しいお母さんでした

「ずっと幸せだった」と澪に締めくくりをさせている所が、父子家庭の悲劇ではなく、全体的にポジティブになっている映画でした。見た後に、なんとなく幸せを感じませんでしたか?

黄泉がえり

2003年公開:死んだはずの人が、帰って来る。想いがもたらす奇跡を描いた作品です。

黄泉がえり現象を調査するため、故郷である現地へ帰って来る平太(草彅剛)。ここで幼馴染の葵(竹内結子)と再会を果たします。葵は、平太の親友の婚約者でもあった。が、平太は心の中では、今でも葵を想っていました。

ここまで聞くと、複雑な三角関係のようですが、平太の親友は海の事故によって亡くなっています。黄泉がえり現象に期待し、亡き婚約者を待つ葵。恋心を隠し、その葵を支える平太。RUIが歌う「月のしずく」が切なく涙を誘う映画です。

竹内さんは、心の中で変化していく気持ちを、うまく表現できる役者さんですね。婚約者を想っていたのに、平太に心が動いてしまう。複雑な女心が、伝わってきました

「シックス・センス」や「君の名は。」を見た時に、思い出した映画です(笑)

なくもんか

2009年公開:宮藤官九郎脚本。キャッチコピーは「これは泣ける喜劇か、笑える悲劇か!?」

下井草祐太(阿部サダヲ)の妻役・徹子で登場です。クドカン&阿部サダヲ、というのでどっぷりコメディーかな?と思っていましたが、意外にも複雑な気持ちで見終わる映画でした。

下町商店街の一角にある「デリカの山ちゃん」は総菜を扱う人気店。仙台に店を任され、忙しく店を切り盛りしてときに帰って来た、仙台の娘、徹子。
10数年前に家出をしたときにブクブクに太っていた体は、美しくスレンダーに。整形疑惑が生まれるような美人に変身した徹子は、祐太とゴールイン。不倫で授かった2人の子供と4人で暮らすようになった。

この作品では、先の2作品とは違う「キツイ女性」を見せてくれています。性格がキツイ・やっている行動がキツイ・10年前のデブっぷりがキツイ…。これまで、竹内さんは「ほんわかした、ちょっと抜け目のイメージ」がありましたが、チャキチャキした江戸っ子的な印象は、ここから出てきましたね

はやぶさ/HAYABUSA

2011年公開:小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトでの人間関係を描く映画。

この作品は、竹内さんの魅力が花開いた作品だと思います。今まで「かわいい女優さん」「さばさばした人」「大雑把な演技(いい意味で)」と、ちょっと演技派としては薄い印象でしたが、この作品頃から変わってきます。

「はやぶさ」をキャラクターとして作られた絵本。その物語を竹内さんの声で、優しく語っています。作品全体を通して、宇宙に関わっている人の熱い思いが、凄く伝わってくるんです。

個性派の俳優さんも数多く出演されているのに、自分の個性を抑えて「はやぶさの」功績をキチンと分かりやすく伝えてきます。その中心にいるのが、竹内さんでしょう。

ストーリーも良い映画ですが、丁寧に人物を演じた役者さん達が素晴らしいです!特に西田敏行さんと竹内結子さん。自分の魅力を隠すように、眼鏡姿で作業着を着て、髪を無造作に束ねた喪女のような姿で語り掛ける竹内さん。内に秘めた志が出ていて、かっこいいですよ!

ストロベリーナイト

2013年公開:姫川玲子シリーズとして映画化された、TVドラマから続くPG12指定作品。

フジテレビの刑事ドラマとして、2010年から続く「ストロベリーナイト。刑事ドラマに良くある1話完結というわけでもなく、深い闇が絡み合っていくドラマです。

篠原涼子さんの刑事ドラマでみるクールさ、織田裕二さんの青島で魅せた熱血漢、それにアンニュイな色っぽさがプラスされた竹内さんの姫川。男性陣の部下を支える、カリスマ性も出てきた作品です。

TVドラマから見続けてきた人には、最高のプレゼントになったのではないでしょうか?女性の憧れバリキャリの姫川が、2人の男性の間で揺れる。ここは女性にとって萌えポイントですよね。事件でハラハラ、暴力シーンでハラハラ、恋の行方でハラハラ。

竹内さんのサラッとした演技が、もどかしくてじれったい!刑事ドラマですが、恋愛要素も濃い映画です。復活してくれたら嬉しいですね。

ステキな金縛り

2011年公開:三谷幸喜脚本・監督作品。キャッチコピーは「証人はただ一人、落ち武者の幽霊。」深津絵里さんや西田正敏さんが常連の三谷作品。法廷サスペンスコメディーです。

ここまで、作品を列挙してきましたが、竹内さんって死んだ人の役が多くありませんか?この映画でも1人2役で出演していますが、1人は幽霊役です。「ええ。死人役多いわよ。それが何?」なんて言われちゃいそうですね(笑)

どの作品でも、どろどろした幽霊ではなく、サラッとした明るさを持った死人役が多いですよね。こんな幽霊なら会っても怖くなさそうです。むしろ会ってみたいです。

この後も三谷幸喜さんとは、舞台「君となら」やWOWOWドラマ「大空港2013」など、タッグを組んで作品を生み出しています。この映画がきっかけで、2016年大河「真田丸」が決まったのなら、三谷さんも竹内さんの魅力にはまった1人なのでしょう。芸能会には竹内結子ファンが多いそうですよ

気丈に頑張る私生活



1980年4月1日生まれ。(パタリロ殿下と同じ誕生日)埼玉県出身。若手の頃から第1線で活躍している竹内結子さん。昔から変わらないのは、ニコッとした時の柔らかい笑顔。すてきですよね。

インタビューを見ていると、さばさば感は昔から変わりませんが、今は周りへの気遣いも感じられます。“女”しすぎない所が、話しやすく打ち解けやすい魅力です。

「いまあい」で結ばれた中村獅童さんとの間には、かわいい子供も生まれましたが、残念ながら破局。女性関係や梨園の世界での苦労も、凄かったでしょう。でも、竹内結子の笑顔は健在です!

この、ほっとできる笑顔は、周りの人を安心させ引き付けます。可愛さや素朴さから出発した女優人生。そこから、恋愛や結婚、出産や離婚など人生経験をつんで、今の竹内結子は形成されてきたんですね。

芸能界からもファンの声が高い竹内さん。ますます目が離せませんね!

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