サザンと一味違う!桑田佳祐のソロ曲を10曲選んでみた

デビュー以来、続々とヒット曲を飛ばし続け、私達の青春を彩ってきた桑田佳祐。サザンオールスターズやKUWATA BAND、他のアーティストとの共演も話題に上りました。今回はソロを集め、ランキングを作ってみました。

桑田佳祐からの「君への手紙」


神奈川県茅ケ崎市出身の桑田佳祐さん湘南といえばサザン!のサザンオールスターズのリーダーです。同じバンド内にいる、原坊こと原由子さんが奥様なのも有名な話ですね。

桑田さんは数々の作詞・作曲をこなしていますが、その中でもエロ部分が上手く隠されている(?)のが桑田センスでしょう。日本語が英語に聞こえる(逆もあり)桑田節も、楽しくて素敵です!歌詞カードを見て、初めて納得する歌詞も多いですよね。

ただ、ソロになると、サザンで見せる桑田節はあまり顔を見せなくなります。ポップな曲調でも、メッセージを含んでいることが多いのでじっくり聞いていきましょう。

この「君への手紙」は、映画「金メダル男」の主題歌として、ウッチャンこと内村光良さんの依頼で書き上げたそうです。ウッチャンの手紙に対しての返事が「君への手紙」、粋ですよね。

第8位 真夜中のダンディー


桑田さんご本人が出演しているキリンの「JIVE」CMソング。

シンプルなギターサウンドで始まる、落ち着いた大人の雰囲気が漂う曲。渋くてカッコいい!の一言に尽きます。家入レオさんも、好きな曲として挙げる曲だそうです。

ダンディーという言葉が似あうようになる年。過去を振り返り、無知だったころの幸せ、知恵がつけば無邪気に笑うことなんてできない。大人の世界で、汚れてしまった現実を受け止めている、ダンディーな曲です

「愛しさを知るほどに 嗚呼 老いていく」世の中で生き続けるには、良いことも悪いことも知る必要がある。知ってしまうと、後戻りできない。何してんだ?今の俺は!とやるせない気持ちを歌っているように思えます。ほろ苦い「JIVE」のコーヒーがよく似合いますね

第7位 ダーリン


横浜という街を題材にした、恋の終わりを描いた曲です。さすが桑田さん、渋みが違いますよね。男の哀愁を取り入れながら、女心をくすぐる歌詞。素敵ですよね。

この曲は、2007年サザンの4回目の休業期間にリリースされました。約5年ぶりのソロ活動期に、開催されたコンサート『呼び捨てでも構いません!!「よっ、桑田佳祐」SHOW』。ここでも披露された、当時の新曲です。約2時間、歌いっぱなしだった桑田さんの口から出た新曲は、観客を大いに沸かせていました。

プロモーションビデオに引退前のセクシー女優、夏目ナナさんが出演しているのも話題を呼びましたね。

第6位 波乗りジョニー


コカ・コーラのCMソングになり、大ヒットしたシングル。初のソロでのミリオン突破を果たした曲です。

桑田さんが、学生時代から温めていた「波乗りジョニー」というフレーズに、肉付けしていったポップな作品です。最初にサビから作られ、後に他の部分を作っていくという、ちょっと変わった作成方法で作られたそうです。

「君を守ってやるよと、神に誓った夜なのに」「弱気な性(さが)と裏腹なままに、身体疼いてる」若いですね(笑) 経験ありますよね?そこのあなた!!そんな時には、水をかぶるんです。海に飛び込むんです!そして波乗りジョニーになるんです(笑)

「終わりなき夏の誘惑に、人は彷徨う」と、過去の恋人を想ってはいますが、性の誘惑も同時に疼いているどうしようもない男子がジョニーなのかもしれませんね。

第5位 悲しい気持ち(Just a man in love)

#keisukekuwata #justamaninlove

Takashi Sasakiさん(@grandsons.1999)が投稿した写真 –

桑田さんのソロ・シングル第1弾。桑田さんにピッタリな、アップテンポのポップスですね。昔の恋愛を思い出す時に、オススメな曲です。悲しい出来事が薄れ、楽しかったことを思い出せるようになったら、聞いてください

「涙にぬれて」「悲しみのMy heart」なんですが「いつかまた会えたならHold me close to you」なんです。恋しくて、あの日々に戻りたいけれども、戻れないのは分かっている「夢であえたら あの日に帰ろう」。

ね?爽やかに、昔の恋を思い出す時にピッタリですよね。ぼーっと聞いていると、自然に涙があふれてきますが、それは失恋の後悔ではなく桑田さんのマジックなのでご心配なく(笑)

第4位 東京


なかなか、一般受けしない重量感たっぷりのナンバーですよね(笑)。今までサザンやソロで見せていたコミカルさはなく、淡々と深い音で流れるメロディー。サスペンス映画の序章のようです

プロモーションビデオで、妖しく笑う小島聖さん。悪だくみを抱えていそうな刑事に中尾彬さん。なにかが起こりそうでハラハラします。「世の痛みに耐えて咲いてくれ」と、都会の闇を表す歌詞は、逸品だと思いませんか?

桑田歌謡曲の始まりともいえる曲です。和モダンな、幻想曲がここに誕生!という感じですね。ちょっと、つかみにくい曲であったりもします。でも聞かせてくれる曲ですよ。

ちょっとブレイク 100万年の幸せ!!


この曲は作詞を「ちびまる子ちゃん」の作者さくらももこさんが担当しています。

流れるような旋律で、ゆるーっとさせてくれる、日曜日の夜に癒される曲ですね。さくらももこさんの歌詞が、壮大な人間愛になっているのに対し、桑田さんが肩の力をうまく抜いてくれる優しい作品に仕上げています。

時折聞こえる、原坊の声がまた良いんです。「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマという事で、アニメの桑田さんが可愛く描かれていますね。まるちゃんとたまちゃんが、河原を走っているシーンがちょうど良く合っていて和みます。

第3位 いつか何処かで(I FEEL THE ECHO)

とてもきれいなバラードですね。シンプルなメロディーラインにのせて、桑田さんの歌声が空いっぱいに広がるイメージが好きです。

これも、また失恋の曲ではあるんですが、去っていく彼女に対してのジメジメした思いではなく、サラッと寂しいよ。と伝えている大人の失恋ソングですね。

「今でも逢いたい気持ちでいっぱい」でも「そんな惨めな恋などしたくない」と、頑張って良い恋愛だった。と言えるように、努力しているように聞こえます。それでも、失恋の後の喪失感はどうしようもない。分かりますよね。

第2位 白い恋人達


コンコンと降る雪の中、あの日の思い出がよみがえってくる。もう、忘れたと思っていたのに、なんでこみあげてくるのだろう…。もう忘れないと、先を見ないと「心折れないように、負けないようにLoneliness」「辛い毎日がやがてWhite love」時が経てば、オレも立ち直るだろう。立ち直らなきゃいけないんだ!だけど「ただ逢いたくて、もうせつなくて、恋しくて…涙」

思い出って、ちょっとしたシチュエーションで思い出しますよね。屋台で買った、味の濃い焼きそば。北風が吹いていた時の、缶コーヒーの温かさ。車で行った赤レンガで、降ってきた雪。

そんな思い出を忘れようとしてきたけれど、やっぱり愛しくて会いたくなってしまう。せつない気持ちを歌い上げています。桑田さんもこんな思いをしたことがあるのでしょうか?たしか、原坊との交際スタートは、大学時代だったと思うのですが…。

第1位 Let’s try again~kuwata keisuke ver.~


東日本大震災復刻支援曲。チームアミューズによるミックスVer.もあります。

2011年、日本に大震災が起こりました。誰もが心に傷を負い、悲しみに突き落とされた事でしょう。いくら月日が経っても、色あせない自粛ムード。当然です。苦しみの中かから、這い出そうとしなかったのですから。

そんな時、桑田佳祐がやってきました。軽快な明るいリズムに乗って…。「振り向かず、歩き出そう、涙の虹を渡って」ここで、いいのかな?へこんでなくていいのかな?と戸惑いました。

「胸躍る、大好きなステージにみんなで駆け上がれ!」背中を押された私たちは、そこで初めて「笑ってもいいんだ。嬉しいって感じてもいいんだ。生きている喜びを表していいんだ!」と気づきます。

「新しい、夜明けを信じて、今こそ立ち上がれ!」と桑田さんに手を引っ張ってもらい、前を向けた気がします。復興支援という枠だけではない、人生への応援歌になっていますよね。泣きながらでもいいから、歩かなくちゃ!と、心に追い風を貰った名曲です

まとめ

2010年7月桑田さんが54歳の時、食道にガンが見つかりました。幸いステージ1という早期発見だったので、他への転移は見られなかったそうです。翌月に切除手術に踏み切るのですが、歌い手にとっては大変な決断だったと思います。

7月の末には自分のラジオ番組で「先のことも考えて手術を受け、治療を行っていきたい。」と自分の声でファンに報告していました。声が出なくなるのではないか?出たとしても、あの歌声を取り戻せるのか?ファンだけでなくご自分も不安だったことでしょう。

術後の経過も良かったようで、8月下旬には退院しました。しかし、お父さんやお姉さんもガンを患い、亡くなっています。「まだ完治じゃないんだよ。再発の可能性があるから気を付けないと」と復帰後のラジオで語っています。

復活!桑田佳祐

なんと、手術を受けた同年の大晦日「NHK紅白歌合戦」で復活を果たします。第一声は「あっ、どーも!」スタジオの嵐との掛け合いでは、下ネタを匂わす桑田節で応戦しました(笑)

「恥ずかしながら、帰ってまいりました。」とおっしゃる桑田さんの変わらない声に安心し、後ろに従えたバニーちゃんに「おいっ!NHKだぞ。」と突っ込んだ方も多いでしょう(笑)

その翌年に、大震災が起こってしまいました。桑田さんにとっては、怒涛の2年間だったと思います。そんな中、私たちは苦しみを共にしてくれる仲間、悲しみを分かってくれるアーティストとして桑田さんを迎え入れました。「Let’s try again」も、そんな桑田さんの歌声だから、素直に聴けた曲だと思います。

これからもサザンとして、ソロとして精力的な活動を願っています。あっ、無理しない程度でいいですから!

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