ジョニー・デップの『薄化粧の素顔が拝める』映画7選

抱かれたい男No.1の異名を誇るジョニー・デップ。その裏では、数々の女性遍歴や妻へのDV疑惑など、耳を疑うような噂が流れています。今回は、映画を通してジョニー・デップの素顔を覗いてみましょう。

ターニングポイントはニコラス・ケイジ

皆さんはジョニー・デップが、バンドマンだった時代をご存知でしょうか?「The Kids」のリードギターとして、あのイギー・ポップの前座を務めた事もあるミュージシャンでした。日本で例えるならビートルズの前座を務めたザ・ドリフターズといったところでしょうか(笑)

ミュージシャンとして、成功への階段を駆け上っている途中に出会ったのが、後の大スターニコラス・ケイジでした。ジョニー・デップは、20歳の時メイクアップアーティストのロリ・アン・アリソンと結婚。

ロリの元カレであるニコラスと知り合い、俳優としての道を目指します。ロリは、いち早くジョニーの演劇センスを見抜いたのでしょうか?元カレを紹介するなんて凄いですね。

1984年には「エルム街の悪夢」で映画初出演を果たし、1990年には「クライ・ベイビー」で初主演を飾ります。日本で有名になったのは、同年公開の「シザー・ハンズ」からでしょうか。せつない物語でしたね。

#すき #ジョニーデップ #癒された

ゆきさん(@yuu5690)が投稿した写真 –

俳優活動の中、1985年には早々にロリと離婚。その後もジェニファー・グレイ、ウィノナ・ライダー、ケイト・モスなど有名どころとの交際が発覚しています。

1998年にはフランスの歌手ヴァネッサ・パラディと事実婚。2人のお子さんができました。2012年にはヴァネッサと破局。同年には、泥沼離婚したアンバー・ハードと出会っています。

アンバーとは、オーストラリアへの愛犬持ち込み騒動やDV・金銭騒動など世間を大いに賑わせてくれました。もともと、ジョニーは12歳で酒を覚え、14歳でドラッグに手を染めていた過去があります。その為、ちょっとした暴言でも、マスコミは過去に結び付けDVだ!と騒ぐのではないでしょうか?これも有名税なんですかねえ。

ニコラスとの交遊も続いており、2009年に財政的危機に陥ったニコラスを「6億円の支払いを肩代わりしたいんだ。俺がハリウットでキャリアを築けたのは、君のおかげなんだから。」と義理堅い面を見せてくれました

ネバーランド(2004)



2004年公開:まだ見ていない方は「ジャック・スパロウの格好でフック船長を演じているんじゃないの?」と思うかもしれません。そのお気持ちわかります。しかし、この映画は違います。この憑き物が落ちたような、好青年の顔をご覧あれ!

ファンタジー「ピーターパン」を書き上げる劇作家ジェームズをジョニー・デップは演じています。父親を亡くした貧しい一家と出会い、その子供の1人ピーターからインスピレーションを貰ったのです。

心を閉ざすピーターを、物語の中で自由に飛び回らせ、笑顔で遊ばせます。子供のための夢の国ネバーランド。ファンタジーの世界を心の中に持てば、現実にも夢は持てる、とピーターに希望を持たせます。

そんなジェームズも現実世界では、酷評を受けてばかりのつらい日々を送っていました。ピーターを元気付ける事で、自分も劇作家として一皮むけるというヒューマンストーリーです。

メイクや衣装、CGに頼らない地味な姿ですが「こんなシンプルな役も、こなせるんだ。」と演技の幅が分かる作品です。素直に、すごい!と思わせてくれますよ。

ツーリスト



2010年公開:セクシーな女優No.1と、抱かれたい俳優No.1の夢の共演。ミーハーな私はワクワクしながら公開を待ちました。サスペンスと色気を期待していたので、ちょっと物足りなさを感じてしまった映画です。

しかし、さすがハリウッド2大スターの共演!2人が出てくるだけで、ストーリーの薄さを吹き飛ばす、豪華さが生まれてきます。アメリカから傷心をいやす旅に来たツーリスト(旅行者)という事で、物憂げな大人のセクシーさがにじんでいるジョニー。美しいベネチアの街に負けない、アンジーの美しさ。うっとりしますよ。

この映画、実は、トム・クルーズとシャーリーズ・セロンで出演交渉されていたようなんです。スケジュールの都合などで、降板した2人の代わりに抜擢されたのが、ジョニーとアンジー。結果、ぴったりな配役になってますよね!口ひげに、ちょっと長めのウェーブヘアがセクシーなジョニーでした!

シークレット ウインドウ



2004年公開:スティーブン・キングの「秘密の窓、秘密の庭」が原作。ミステリー好きな私は、」スティーブン・キング作品というだけでゾクゾクしてしまいます(笑)

ジョニー・デップ+人格破綻者=奇抜な格好で登場!と短絡的に考えてはいけません。この物語では、きれいな姿で、内に秘めた狂気をどんどん増幅させていく怖さが募ってきます。

薄く伸ばしたひげに、輝く金髪。何気なく羽織ったカーディガン姿もカッコいい。訳が分からないトラブルに巻き込まれながら、苦悩するジョニーは、女性じゃ無くてもしびれるはずです。

この作品からお気に入りになった、タート製のフレーム眼鏡も、映画の「売れっ子作家」役にマッチしていますよね。今ではプライベートでも愛用しているそうです。

パブリック・エネミーズ



2009年公開:1933年大恐慌時代のアメリカで、活躍(?)していた銀行強盗、ジョン・デリンジャー。鮮やかな手口でスマートに行う犯行、弱者からは決して奪わないという、ねずみ小僧のような大スターでした。

犯罪者でありながら注目を浴びるジョンを、苦々しく見つめるのが、FBIの前身組織である司法省捜査局(BOI)の特別捜査官メルヴィン。ジョンを「パブリック・エネミーNo.1」に指定し、追い詰めていきます。

この映画は、実在した犯罪者ジョン・デリンジャーを主人公としたノンフィクション作品です。捜査官のメルヴィンも実在し、それぞれ写真も残っています。一見、刑事ドラマのようですが、人間の心理を突いたヒューマンストーリーでもあるでしょう。

「チャーリーとチョコレート工場」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」などの、コミカルなジョニーが好きな方は、賛否が分かれるかもしれませんダンディーでハードボイルド、男の世界を描いているのでカッコいいですけどね

リバティーン

#前田映画鑑賞記 #リバティーン(2005)

sayuriさん(@sayuri_maeda)が投稿した写真 –



2004年公開:イギリス製作の映画。17世紀に実在した、天才詩人といわれた伯爵を描いた作品です。

映画の冒頭では「始めに断っておく。諸君は私を好きにならないだろう。男は嫉妬し、女は嫌悪し、物語が進むと同時にどんどん私を嫌いになる」と語るところから始まっています。

詩の内容は下ネタばかりで、エロ詩人といわれていた事もあったようです。その証拠に、33歳で梅毒のため亡くなっています。女遊びのつけが回ってしまったんですね。

この作品でのジョニーは、放蕩者を演じている割に笑顔が少なく「やっぱり天才詩人は、人と感じ方が違うんだな。」と思わせる複雑な人物を、うまく演じ切っている作品です。

当時、不治の病だった梅毒に蝕まれ、顔も体もぐちゃぐちゃになりながら必死に生き抜いた姿がせつなかった。ジョニー・デップ色を消しながら、存在感はしっかり残す。さすが、演技派!と拍手を送りたい作品ですよ。

スリーピー・ホロウ



1999年公開:ティム・バートン監督としては、ジョニー・デップの奇抜さが、抑えられている作品です(笑)。アメリカの都市伝説「首なし騎士の伝説」が眠るスリーピー・ホロウ村。ここで起こった殺人事件を、捜査するために派遣された、イカボッド・クレーン捜査官を演じました。

この映画の見どころは、なんといってもティム・バートンのゴシック調の世界薄煙ただよう暗い森や、幻想的な村の風景、全体的にマットな質感の映像作りが素敵ですよね。

その映像美に、自然に溶け込むジョニー・デップは、ちょっとした仕草がきれいに映っています。ひげの無い、ツルっとした素顔もカッコいいですね。死体解剖時にかける眼鏡が、ティム・バートン作品だった事を思い出させてくれます(笑)

2人のタッグ作品は、他にも「シザーハンズ」「エド・ウッド」「チャーリーとチョコレート工場」「ティム・バートンのコープス・ブライド(声)」「スウィーニー・トッド(フリート街の悪魔の理髪師)」「ダーク・シャドウ」「アリス・イン・ワンダーランド」があります。監督はジョニーの奇抜な姿が好きなのでしょうか?

Dr.パルナサスの鏡



2009年公開:この作品は、熱い友情があったからこそ完成した映画です。背景からご紹介させてください。

2007年12月に主役をヒース・レジャーとして、ロンドンで撮影が開始されました。しかし、翌年1月22日彼は、突然この世を去ります。現場は混乱し、誰もがこの作品の公開を危ぶみました。

スタッフは「ヒースの遺作になってしまったが、この作品をお蔵入りさせてはいけない。」と前を向く決心をします。早速、監督はヒースの友人であるジョニー・デップへ連絡を取ることにします。ジョニーは「どんな事でも協力すると援護射撃をしてくれました。

ただ、現実問題としてジョニーは他の作品を抱えており、1人で代役をこなすのは難しい。監督は早速、ヒースの友人ジュード・ロウとコリン・ファレルにも連絡を取ります。

俳優として亡き友に捧げる行為が、遺作の完成だったのです。こうして、豪華俳優4人による共演は果たされました。皮肉な話ですが、このような事態がなければ4人の共演は難しかったでしょう。ちなみに、3人のギャラはヒースの娘マチルダに全額譲渡されたそうです。

カメレオン俳優ジョニー・デップ

「パイレーツ・オブ・カリビアン」ではカッコいいジャック・スパロウ船長を演じ、「チャーリーとチョコレート工場」ではコミカルな工場長、「アリス・イン・ワンダーランド」ではお茶目な帽子屋さん。

コメディー俳優かと思いきや「シザーハンズ」で泣かせ、「ブラック・スキャンダル」で震え上がらせ、「フェイク」で存在感を押し出してくる。まさに、カメレオン俳優!

いろいろな役を演じ分けられるのは、ジョニー・デップのなせる業!ですね。カッコいいだけではない、魅力ある男です。ナレーションや声優などもこなしている通り、声だけの演技だってピカイチです

ハリウッドニュースでは、スキャンダルも多く取り上げられていますが、いい事だってしてるんです。ジャックスパロウの扮装で小児病棟を訪問したり、高額な募金をしたり…。いい事ってあまり話題になりませんが、これもジョニー・デップの素顔の一つだと覚えておきたいですね。

ツーリスト(字幕版)
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