宮沢賢治の感動名言ベスト20選!そういう言葉を、私は言いたい…

みなさん宮沢賢治はご存知ですか?みちのく東北は岩手県出身の詩人・童話作家です。世間に評価されたのは没後の話で、本人はなんら普通の暮らしだったそうですが、キラリと輝く感性やパワーが、その言葉達にはありました!

今や英訳され世界で愛される宮沢賢治

「銀河鉄道の夜」や「注文の多い料理店」などの童話、「雨ニモ負ケズ」などの詩は有名です。宮沢賢二がイーハトーブと呼んだ岩手の自然とは気になりませんか?行きました!

その時の岩手は、空の雲が低くも広く、地平線の向こうの夕立を、夕日が照らしていました。独特な空気感を感じる自然は雄大美で、昆虫などもやはり岩手だけの種類がいるそうです。

当時、小説家中原中也も、無名な宮沢賢治の才能には注目していたそうです。そうやってジワジワと話題を呼び、古本屋の片隅にしかなかった本が、世界へ出版されたのですね。

世界全体が幸福にならないかぎりは、個人の幸福はありえない。

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極論で究極です。当たり前の事でもあり、心のバランス的にはよくも悪くもかもしれません。確かに日本の歴史の先端に今現在がある。意味では、世界の犠牲あって一国があります。

皆さんもご存知のように、地球のどこかでいつも紛争が起きています。世界平和は人類が戦争をはじめてしまってから、一日も無いと言っても過言じゃなく、残酷にも一人は無力です。

ですが、病んでいる場合じゃありません。小さな事を喜べる心を無くしたら、到底、平和には及びません。問題は自分勝手な狭い世界で浮かれず、忘れ無い強さじゃないでしょうか?

真の幸福に至れるのであれば、それまでの悲しみは、エピソードに過ぎない。

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前述の世界感につながるように、今までの時代がエピソードでこの先、革新的に幸福な世界平和の時代が、あれば我々も先祖様も、いくらか救われるんじゃないでしょうか?

老いて腐った木は朽ち果て、やがて地面の栄養になり新芽を息吹くように。新しいパワーの時代がいつか来ればいいですね。小さな個人の人生でも、よくこれはありますよね。

もう「悲しみ=エピソード」と思っていいんじゃないでしょうか?絶対いい事はあるし、クヨクヨ悲しんだり、気にしてるよりは、まんざら間違ってないんじゃないでしょうか?

どうも、ちょうどよく働くことほど、体に良い事は無いですな。

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ごもっとも!人間らしい一言です。精神衛生的にもこれが一番正しいし、この文体からして自然と共存した働きぶり、つまり生態系を邪魔しない頃の人間の生業感がまたいいですね。

牧歌的で、のほほんと平和です。しかし現代人は、サービス残業、ブラック企業、精神疾患、過労死、すべてコンピューターの管理社会。その陰で自然破壊が進行中という時代。

そろそろ時代的に脱却するか、個人でサバイバルするかしないといけませんね。いつまでも個人の健康を考えてくれない大企業の良いなりになっていてはいけないという、警告かも?

僕たちと一緒に行こう。僕たちはどこまでだって行ける、切符を持っているんだ

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この切符とはなんの事でしょうか?生命力であり、可能性であり、希望や愛や心ではないでしょうか?つまり、誰でも持っているもので貴方であり僕であり人類みんなの事です。

人はよく、そんな事は不可能だ。と、言います。計算高く利口でも諦めたら終わりです。しかし馬鹿は承知で諦めなかったら。。?何でも可能性はあるんです。人も変わります。

頑張る人を見ている人って世の中、どこにでも必ず居ます。最初は様子を伺ってた人も応援してくれたりするんですよね。世の中って面白い!絶対諦めなかったら未来に続くんです!

宇宙は絶えずわれらによって変化する

誰が誰よりどうだとか誰の仕事がどうしたとかそんなことを言つてゐるひまがあるか

新たな詩人よ雲から光から嵐から透明なエネルギーを得て人と地球によるべき形を暗示せよ

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なんか壮大な事を言ってますが、「まったく新しい気付き」を後生の未来の若者に頼んでいる詩です。人類の日常ゆえの小さなイザコザに振り回される事なく、気ついてくれと。

しかも、実行ではなく、アイデアでいいと言っています。誰かが真実の本当にいい方向性を示せれば、科学者や研究者は実行し、企業は利益になれば動き、時代になっていきます。

その源が、詩人の悟りやイメージだという事です。それには、ある程度の利益は不可欠でしょうが、利益追求の根本的姿勢を止められる「何か」が重要じゃないでしょうか?

ぼくはきっとできると思う。なぜならぼくらがそれをいまかんがえているのだから

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いい方向に、いい方法はないか、いいアイデアはないか、とアレコレ考えるのは無駄なくだらない悩みではありません成功へ挑戦する闘う姿勢であり、前向きな思考ですよね。

そして「きっと出来ると思う」という成功するイメージが大事なのは、スポーツ選手もトレーニングに取り入れている事から、いかに挑戦する人間の心理に重要かが解ります

越えられない壁を、超えるイメージから、それに近ずく為にアイデアを出し、失敗しどこを直せばいいのかが解り、力加減や助走のスピードなどに、具現化していくのです

けれどもここはこれでいいのだ、すべてさびしさと悲傷とを焚いて、ひとはとうめいな軌道をすすむ

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人は誰しも自分の内側の「さびしい」という感情を直視するべきで、目をそらさず一杯になる事でしか、「他人のさびしさ」も理解出来ません。または理解してあげられません。

そこまで出来る人間ではなくとも、少なくとも自分が動く事で、他人にさびしい思いをさせるなら絶対やらないでしょう。いたずらに孤独になる事はありませんが絶対必要な事です。

寂しさをよくよく感じた後は、自分自身が透明によく見えますし、天狗の鼻も折れます。恨みつらみでは無く、ありのままを受け入れ真っ直ぐの心で歩いていく元気にもなります。

イーハトーブ

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宮沢賢治を語るうえで欠かせないキーワードの一つであり、自身の思いが詰まった造語であることから、これも名言に違いないと思います。大自然と様々な世界を融合した理想郷と扱われています。

彼の偉大なところは、誰に評価されるまでもなく情熱を精力的に書面にぶつけ続け、数々の物語のなかに環境問題を先取りした、自身のイーハトーブという理想観を構築していくという完成度です。

彼は危機感を持っていた詩人なんだと思います。ここのまま行くと日本は危ないよ、と。それは若者達への労働環境であり心へであり大きな地球環境への警笛を岩手から発していたのでした

空がツンツンと光ってゐる。水はごうごうと鳴ってゐた。

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ツンツンとごうごうが、擬声語、またはフランス語でオノマトペと言われ、臨場感に溢れた表現方法の一つ。宮沢賢治の作品にはかなりの頻度でオノマトペが登場し、面白い特徴となっています

言葉によっては、一般的な擬声語を、逆さまにひっくり返してしまう荒技も魅せ、文章で遊び心が躍っているチャーミングな感じすらします。「ぱちゃぱちゃした小さなはだしの子」などです。

このような表現は、若い女性や子供の使う言葉として、お堅く格式ばった文学界では長年タブー視されてきましたが今現在では、時代が宮沢賢治に追いついたと言っても過言ではありませんよね。

けれどもぼくは、このひとをばかにしながら、この人のお菓子をたべてゐるのは、大へん氣の毒だ。 と思ひながら、やつぱりぽくぽくそれをたべてゐました。

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ぽくぽくと、お菓子を食べる様子。。文章の流れからいうと、おいしのかな?と、ちょっと思いながらの、躊躇も入り混じったような心の感じまでが伝わってきます。ぽくぽく恐るべし!

そしてチョットかわいい様な、そこに流れる恐らくシュールな、気まずい空気感を想像すると、ちょっとおかしいですよね!何だろう?ぽくぽくって。

それから彗星が、ギーギーフーギーギーフーて云つて來たねえ。

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皆さんの中で意味わかる方いますか??「云って来たねえ。」と言い切ってますから、そうとしか言いようがないんでしょうねぇ。。田舎で流れ星を見た事ありますか?凄く沢山見えます。

音は、まだ聞いた事ありませんが。。多分ですが、「ギーギーフーギーギーフー」は、長~い流れ星が、長~く見えたり消えたりしながら地平線に消えた感じじゃないですかねぇ?

ただディズニー映画に出てくる流れたあとが、キラキラ光る流星は、本当にあります。この目で見てビックリしました!それ系の流星の事を表現している可能性もあります。面白過ぎますね!

どっどど どどうど~

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風の音です。「どっどど どどうど~」リズム感すらありますねぇ。子供の頃、学校の先生が給食の時間のあと、(いま思えば授業外の熱心な先生だったんですねぇ)これを読んでくれました。

風の又三郎」です。その先生が、物凄くここの表現をドスを効かせて野太い声色で、表現していたのを思い出しました。ビクッとしたので憶えています。あの声で言われると。。確かに。

風なんです。しかも豪風です。吹き飛ばされそうな臨場感です。大人になった今でもバイクで風に突っ込む時など、フルフェイスのヘルメットの中では日常的に、こんな音が確かにしてます。

優秀な人間は議論や分析が先行し、それで終わってしまうことが多い。行動に移さねば意味がない

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頭がいいとどうしても、想定してしまいます。今現在の時代などは情報過多で、頭がいいと錯覚しがちで、事を起こす前から、結果という白けた事を言い出す風潮が嵐の如く吹き荒れていますよね。

そこには、現場の匂いや体温、汗を共にする仲間、失敗の意味、素晴らしさ、そこで見えた視点や希望、情熱の爽快感、何も入っていません。そういう泥臭い感じは、ネットには書いてません。

一部の優秀な人間の一番の欠点は、自分の事を優秀だと思いこんでいる点です。そして決して行動には移さない事を、移せなかった事と晩年に後悔するのです。強いのは理屈じゃなく経験です。

人の心を本当に動かすにはその人の体験から滲み出る行いと言葉しかない。知識だけでは人は共感を感じないからだ

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これは、半分以上が言葉の通りの理屈ではなく、生身に対峙した人間と人間の感覚じゃないかと自分は思います悲しい事かも知れませんが、よっぽど、お人よし以外は、人は他人を見ます。

できた人じゃない限り「お前に言われたくねぇよ!」という心の叫びがあるでしょう。目は口程に物を言うと言いますが、上司もそうです。尊敬出来るかどうか部下はジッと観察しています。

会社ですらそうなんですから、人の感情なんて、正に滲み出る魅力しかない訳ですべつに尊敬されなくてもいいんです共感や同志という同じ目線になれるか、なれないかは人間性ですよね。

我々ができることは、今を生きることだけだ。過去には戻れないし、未来があるかどうかも定かではない

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当たり前のようで、今を全力を出し切って本気で生きてる人。と、なると少ないんじゃないでしょうか?人は余命宣告など、突然、医者にされない限り、今の重要さに気付かないものです。

この今というものが何ものなのか、自分なりに考えると、どんなに奇跡的で美しいのか、もっと実感して幸福感で生きるべきだと気付きます。なのに不平不満や問題で頭のなかを一杯にしがちです。

もしかして、とても勿体無い生き方をしていませんか?いくら貯金しても時間は買い戻せません。将来、何十代になってからやろうとしてる事、ちょっと無理してやれるならやっておきましょう!

無意識から溢れるものでなければ、多くは無力か詐偽である

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やさしいさと、自己満足の違い、または愛と、同情の違い恋と自己愛の違い、ざっとこんな例があるんじゃないでしょうか?すべては湧き出てくる気持ちで、理屈や理由がないのが純粋です。

やさしさも、自分の為にやっていては、押しつけがましい、ただのお節介で迷惑ですし、相手を想う気持ちが純粋にあってこそ、相手の心はホッとなります。つい手を貸してしまった訳です。

愛と同情をはき違えると、ひずみが生まれます。恋と自己愛の区別がつかない状態は、若いとありがちで気付いてないと相手をどんどん変えます。いずれ自分可愛さでは、何も生まれませんよね。

日照りの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き みんなにでくのぼーと呼ばれ 褒められもせず苦にもされず そういうものにわたしはなりたい

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雨ニモ負ケズ」という詩の一句ですが、この詩には実在の牧師さんがモデルになっています。雨の日も風の日も、村人の事を想い翻弄し、みんなの心の扉を開き、愛された奇跡を描いています

村ではキリスト教は激しい迫害や嫌がらせを受けましたそれでも決して村人を憎まず、愛を説いてまわったそうです。それが月日を重ね、苦楽を共にしていくうちに農民達は変わりました

牧師さんが村を離れるその日、どこからともなく農民達が集まりはじめ最終的には村中の群衆が駅に見送りに来たそうです。群衆は愛を理解したのでしょう。小さな村の奇跡の実話です

風からも光る雲からも 諸君にはあたらしい力が来る

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あたらしい力」本来、毎日のすべてがくれているんですね。問題は頭の中や心を研ぎ澄ませ、目の前の問題は別に、それを素直に感じれる自分がいるかどうかじゃないでしょうか?

その素直さは、子供の心の純粋さを見習うべきかもしれません。新しい毎日は驚きと発見に満ちて、二度と同じ日はやってこない奇跡の連続だと思える新鮮さを心に宿す大事さ

なかなか難しいようで、ほんの小さなちょっとの事です。同じ繰り返しに見えていた毎日も、通い慣れた路も、風も、店も、人もアレっ?と、自分自身をいい方向に導いてく力です。

新たな時代は世界が一の意識になり生物と成る方向にある

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いつの時代も過程でしかありません科学も法律も人々の概念も完成は無くどんどんと変わっていくものです。今のこの時代も一つの過程でしか無く、時代は変わります。

科学的にも人間の遺伝子は、世代ごとに少しずつ優秀な方向に進化していくそうです。しかし相変わらず、まだまだ個人主義なバラバラの進化をしている時代のような気がします。

時代をいい方向に向かわせる気を、なんとなくでも、みんなが持たなくては絶対よくなりませんよね。それが出来た時、「一の意識の生物」は新たな時代を築いていけるんでしょう。

性欲の乱費は、君自殺だよ、いい仕事はできないよ。

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乱費ですから、わかりますよね?あまりにもそればっかりっていうのは、心大丈夫?という訳です。性欲に限らずですが、狂う人は色情に狂いますからね。あっという間に乱費です。

宮沢賢治の女性観ですが、決して女嫌いではありませんので、こうも言っています。一瞬のほほえみや香りで十分。あまり出過ぎず、自分の趣味に付き合ってくれたら結婚してもいい。

性は自然の花だとも。他も多趣味で浮世絵採集から、中国の古文読書レコードもかなりの量を買っていたようで、イギリスのポリドール社の盤が多かったとか。気になりますねぇ。

まとめ

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37才という若さで、病気によりこの世を去った宮沢賢治。数々の名言や、完成度の高い物語、時代先取りの環境共生型社会のアイデア何故ここまで行けたのか?驚きばかりです

生前の宮沢賢治は、真面目一徹かと思いきや、レコードを好み、息抜きで遊ぶのも上手な面もあり、インテリには違いないでしょうが、決してカタブツではなかったようです

人を喜ばせるのが好きだから童話を作ったんでしょうし、創造力も豊かで、物事へのバランス感に優れた頭がいい人だったんでしょう。今まさに彼のメッセージを活かす時代ですね!

銀河鉄道の夜
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