ウィル・スミスの百面相が炸裂する映画6作品を厳選!

コメディー、シリアス、ヒューマン、幅広くこなすハリウッドスター、ウィル・スミス。ミュージシャンとしても2年連続でグラミー賞を受賞する活躍ぶり。そんなドル箱スターの、いろいろな顔が見られる映画を集めてみました。

ウィル・スミスって天才だと思う

俳優、ラッパー、映画プロデューサーと多彩な顔を持つウィル・スミス。実は、SATのスコアも高く、頭の回転も速い頭脳派です。それにプラスしてあの体!「天は二物を与えず」なんて嘘ですね。

MIT(マサチューセッツ工科大学)のプリ・エンジニアコースから入学を認められたウィル・スミス。ラップ活動に専念したいから。という理由で断りを入れたそうです。

MIT入りを断って続けたミュージシャン活動でも、花を開かせており、1999年には自身が主演した映画「ワイルド・ワイルド・ウェスト」の主題歌をチャートのトップに送り込んでいます。

グラミー賞も2回受賞していて、数々のアルバムもリリースすれば、すぐにヒット!映画に出演すれば、興行収入ランキング入りし、娘や息子も才能を引き継ぎ活躍しています。まさに天才ですね

ウィル・スミスの百面相が炸裂する映画6選!

メン・イン・ブラック

1997・2002・2012年公開:日本で、ウィル・スミスの名前を一気に広めた作品でしょう。缶コーヒーのCMで、宇宙人役をしているトミー・リー・ジョーンズとの共演作です。

アメリカでは都市伝説とされている、メン・イン・ブラック(MIB)という組織が元になっているSFコメディーです。黒いスーツにサングラス。まるでブルース・ブラザーズのようですね。

レイバンのサングラスや、全体的にブラックユーモアをちりばめたストーリー。こういったところからも、ブルース・ブラザーズへのオマージュを感じさせます

※ブルース・ブラザーズとは1980年に公開された、ミュージカルあり、ドタバタありのコメディー映画です。豪華キャストも話題になり、主演の二人は実際にR&Bのバンドとして活躍もしています。

ニューヨーク市警察で、敏腕刑事だったジェームズ・エドワーズ。ある事件で犯人を追跡中、奇妙なものを目にします。男が瞬きをする時に、まぶたが2枚あらわれたのです。自分が見たものを、解釈できずにフリーズするジェームズ。

そこに現れた黒スーツの男から、地球上のエイリアンを監視する組織の存在を知らされ、完全にパニック。しかもその組織(MIB)へとスカウトされます。

地球上には、多数のエイリアンが姿を変え生活している事を教えられますが信じられません。MIB局内で、実際に多数のエイリアンを目撃したジェームズは、刑事を辞めてMIBの新人エージェントになることを決めます。

相棒は、ジェームズをスカウトした“K”(トミー・リー・ジョーンズ)。ジェームズが存在していた記録はすべて抹消され、エージェント“J”としての活動が始まります

この作品が公開される前年に「インデペンデス・デイ」でウィル・スミスはエイリアンと戦っています。公開のタイミングが近かった事もあり「えーと、パイロットとしてエイリアンと戦った後に、エージェントになって…」と混乱する人は多かったはずです。私もその一人ですが(笑)

いたるところに笑いどころがあり、アメリカ人が大好きな陰謀説や、都市伝説を真実として“K”が真顔で語っているところが、いいんです。やっぱりエルビス・プレスリーは、生きていたんですね!(笑)もしかすると、中学校時代のちょっと変わった数学の先生もエイリアンだったかも!なんて考えていた思い出があります。

ウィル・スミスの手に渡された小さい銃や、緊急移動装置として使用された水洗トイレ(?)、トンネルの天井を駆け抜ける自動車。実際に使ってみたい小道具がたくさん!

相棒のトミー・リー・ジョーンズの寡黙な姿が、ウィル・スミスの滑稽さを引き立てていて、何度見ても飽きない作品です

ハンコック



2008年公開:不死身のダメヒーロー。だけど悲しい結末が…。

特殊能力を持つヒーローものは、数多く書かれていますが、ここまでのダメヒーローはいなかったでしょう。酒浸りの自堕落な男ハンコック。事件が起きるとすぐ駆けつけ解決してくれますが、解決方法が乱雑で、迷惑。

ある広告マンと出会ってから、自分を見直して、感謝される快感を知ります。その事柄と並行して、自分の過去が明らかになってきますが、悲しく切ない結末が待っていました。

この作品でのウィル・スミスは、怪力人間というだけあって、アクションが見ものです。車をグッと持ち上げるときに、シャツからのぞく二頭筋。厚すぎない胸板。惚れ惚れしてしまいす。

この肉体美を維持するためのメニューもすごいんです。体の部位によって毎日違うメニューをこなし、ミリタリープレスでしっかり仕上げる。努力がないと、あの肉体美は手に入れられないんですね。

幸せのちから



2006年公開:実在の人物クリス・ガードナーを描いた映画。波乱万丈の人生を歩んだ男のヒューマンストーリーです。ウィル・スミスの愛息・ジェイデン君との親子共演も話題になりました。

ホームレスから億万長者へ、まさにアメリカンドリームの王道のようなお話ですね。この作品でのウィル・スミスは肉体美で魅せることを封印し、演技派としての顔を見せています。

とはいえ、ジェイデン君を見守る目は、ちゃんと父親の目をしていますよね。これは演技では出来ない、本物の父親の目です。バスの中で二人でじゃれあうシーンが、可愛いですよね。こんなに可愛かったジェイデン君が、数年であんな風に成長してしまうなんて(笑)

忙しい生活を送るハリウットスター、ウィル・スミスにとって、ジェイデン君と一緒にいる時間が出来たことは、幸せだったでしょう。ウィル・スミスにとっても、幸せのちからになったはずです。

ALI アリ

2001年公開:伝説のプロボクサー、モハメド・アリ。ウィル・スミスはアカデミー主演男優賞を受賞しています。

蝶のように舞い、蜂のように刺す。当時の世界ヘビー級チャンピオン。ボクシングに疎い人でも、名前を聞いたことがない人はいないでしょう。今なおアメリカ国民から尊敬をもって受け入れられている人物です。

「ボクシング映画か、ではやっぱりウィル・スミスのアクション映画なんじゃないの?」なんて思ってはいけません。もちろん鍛え抜かれた肉体美は披露していますが、この映画の根底にあるのは差別問題です。黒人差別・宗教差別。

様々な差別問題に苦しんだ一人の人物を、ウィル・スミスが拳をもって演じています。いや、演じるというより、抗議活動の一環としてみるのもいいのかもしれません。

ボクシングシーンでは体重をヘビー級まで増やし、重量感あるカットになっていて、見ごたえあるファイトが味わえます。その場の熱気と迫力が十分伝わってきますよ。

2016年6月に亡くなったモハメド・アリさんの葬儀では、ウィル・スミスが棺の付添人になりました。アリさんの生前から、その生き方に感銘を受けていたウィル・スミスの友情の証でしょうね。

アイ,ロボット

2004年公開:アイザック・アシモフの思想を引き継いだ物語。皆さんはアイザック・アシモフの三原則をご存知でしょうか?簡単に説明すると「ロボットは人間に危害を与えてはならない。そして命令に従うこと。その中でできる限り、自分を守りなさい。」というのが三原則です。ロボットは絶対に守らなくてはならないお約束です。

ロボットは、この三原則を絶対に守っている。といった思い込みから、事件は複雑化されます。その捜査を行うのが、ロボット嫌いのスプーナー刑事(ウィル・スミス)。

根底にA.Iの暴走や、それを止めようとした科学者の意図がありますが、ロボット(サミー)との友情をもっとクローズアップして欲しかったなと、思います。サミーとスプーナー刑事のサスペンス映画としては、楽しめたかな。

それにしても、ウィル・スミスのアクションは、何を見てもすごいですよね。CGも、もちろん使っているでしょうが、あの引き締まった筋肉が、柔軟性のあるゴムのようにしなる。吹っ飛ばされても、すぐ復活するようなアクションシーン。うーん。凄いです。

7つの贈り物

2008年公開:一つ忠告するなら「絶対に最後まで見てください」という事です。序盤は、ありきたりな物語なので「何が贈り物なんだ?」と不思議に思うでしょう。途中でストーリーが見えてしまっても、絶対に最後まで見ることをお勧めします。

いつものウィル・スミスのお茶目さは見られませんが、何かを決意している静かな感情。あきらめたような視線。心が決まった時の優しい表情。すばらしい演技です。切なさが伝わってきます。

少しずつヒントを出しながら、進んでいくストーリー。最後には、裏切られた!と思う人もいるでしょう。これは、ウィル・スミスの演技によるミスリードが上手く効いている結果じゃないでしょうか?

あの小さい顔から、にじみ出てくる切なさは、胸を締め付けられます。もう一度見たくなります。事実私は3回見ました(笑)ティム(ウィル・スミス)の行動は、間違っていたのか?!考えさせられる作品です。

まとめ

サービス精神旺盛の親日家。子煩悩な筋肉マン。凄腕ラッパー。本当にいろいろな顔を持っているスーパーマンです。ここまで見ていただいた皆さんに伝えたい事があります!ウィル・スミスは、ただの天才ではなく、努力の人だという事

実は、ADHD(注意欠陥・多動性障害)を公言し、難読症や失読症の症状もあったそうです。日本では公表を控える発達障害ですが、アメリカでは個性として受け入れられていますよね。

ウィル・スミスさんも障害を抱えながら、第一線で活躍し続けられるのは、周りの理解と本人のすっごい努力のたまものでしょう。自分の障害と向き合いながら、周りを観察してきたおかげで、演技の幅が広がってきたのではないでしょうか?

結論!ウィル・スミスは天才でありながら、努力を続けているスーパースターなのです。

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