世紀末最強は誰だ!北斗の拳の強さランキングTOP20!

愛と哀しみで漢たちは強くなる・・・!未だ関連作品が怒涛のリリースを続けている漫画「北斗の拳」において、誰が一番愛を貫き、誰が一番哀しみを背負い、誰が一番それ故に強いのか?を独自のランキングで考察してみたいと思います!

強さとは・・・?武力に隠された要素にも注目!

出典:http://www.hokuto-no-ken.jp

週刊少年ジャンプ全盛期に連載されていた数々の名作たち。その中でも取り分け異彩を放っていたのが、原作・武論尊漫画・原哲夫による世紀末格闘漫画「北斗の拳」(因みに、武論尊は「ぶろんそん」と読みます。ハードボイルド俳優のチャールズ・ブロンソンが元ネタです)。

格闘系漫画と言えば、〇〇流奥義とか〇〇拳等といった類は本作以前も多く使われていたと思いますが、一つ一つの流派が持つ宿命というものにここまでスポットを当てた作品はなかったのではないでしょうか。

そして、単に修行をすればレベルアップしていくわけではなく、深く激しい愛憎と哀しみこそが男たちを人ならぬ強さへと導くという物語が、幼いながらも多くの少年の中に眠る「男の美学」を掻き立てたのだと思います。

ここで私がランキングとして発表させていただくのは、その様な強さの裏に隠れている愛や哀しみも加味したTOP20の漢たちです。それではご覧ください!

第20漢 北斗神拳落第生・ジャギ

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もしかするともっと下位の可能性もありますが、とは言え北斗神拳伝承者候補のベスト4である事を考慮して20位にランクインさせました。

北斗神拳伝承者候補と言えば、一番上の兄弟子からラオウ、トキ、ジャギ、そして末弟がケンシロウなのですが、ジャギは自分を除く3人が強過ぎて到底敵いそうもない事、更には自分よりも下(弟)のケンシロウが伝承者になった事で完全に性格が歪み、悪の道へ突っ走りだします。

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南斗六聖拳の一人・シンとケンシロウを争わせるよう画策したり、自らをケンシロウと名乗り悪行を重ねる事でケンシロウの評判をガタ落ちさせたりと、姑息な手段を迷いもなく遂行する他、含み針等の飛び道具も活用してくる卑劣漢。

北斗神拳の使い手でありながら南斗聖拳も使える珍しい人物でありますが、どちらも中途半端な為にトップランカーたちの足元にも及びません。

第19漢 賞金稼ぎのケンカ拳法・アイン

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この辺りの順位は、同じくらいと考えられる強さの人物がひしめき合っていて選定が難しいのですが、深い愛と哀しみを考慮してアインをランクインさせました。

一人娘のアスカ(実の娘ではないですが)に全ての愛を注ぐ賞金稼ぎ。異常とも言えるこの溺愛ぶりには、過去に自分の命を救ってくれた一人の女性が深く関わっています。

とある闘いで瀕死の重傷を負ったアインは、介抱してくれた女性(名前出ず)と女性の連れ子・アスカの3人で幸せに暮らしていましたが、追手の賊たちが村を襲い、その際その女性は殺されてしまいます。

その後アインはアスカを父親として育て守っていく決意をしたわけですが、強さとしては超人クラスには遠く及びません。しかし、作中における彼の活躍っぷりはトップクラスと言って良いでしょう。

第18漢 泰山流鞭術の使い手・ウイグル獄長

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彼の役割は、ラオウに逆らった者たちを収監する監獄島「カサンドラ」の獄長で、つまりはラオウ率いる拳王軍のメンバーになります。

2本の鞭を操る「泰山流双条鞭」や全身全霊のタックル「蒙古覇極道」という技でケンシロウに結構なダメージを負わせます。拳王軍の中において、ケンシロウをここまで傷付ける事に成功した人物はいないと思うので(ラオウは除く)、18位にしておきます。

第17漢 南斗白鷺拳・シュウ

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南斗における流派の数は北斗や元斗に比べて多岐にわたり、総計108派もあります(煩悩の数と一緒の謎は解き明かされていません)。その南斗界で頂点に位置する六つの流派を「南斗六聖拳」と呼び、シュウはその中の一つである「南斗白鷺(ハクロ)拳」の使い手です。

彼の両目は閉じていてもはや見えていません。失明した時の傷跡がくっきりと残っていますが、これはとある過去にケンシロウの命を守る為に自分でやったものです。

サウザーという怪物の圧政に立ち向かうべく、反乱軍を率いて挑むも敗北。シュウはその責を負い、サウザーによって過酷な労働を課されてしまいます。このシーンは北斗の拳の中でも屈指の名シーンです。

比較的珍しい脚技主体の流派であり、昔のケンシロウにも条件付きとはいえ白星を挙げている事からも、この辺りにランクインして何ら不思議ではないと思います。

第16漢 南斗紅鶴拳・ユダ

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南斗六聖拳にはそれぞれ宿星(しゅくせい)と呼ばれる運命の星が付きまとっていて、このユダは妖星という裏切りの性質を持つ星を背負っていますが、本人は「美と知略の星」とポジティブに呼んでいます。

とにかく美しいものに執着し、その中でも自分が最も美しい存在であると信じて止まなかったある日、南斗水鳥拳・レイの技に見とれてしまった事に逆上し(簡単に言うと嫉妬です)、レイを深く憎む様になります。当時ハッキリとは言っていませんでしたが、十中八九オカマちゃんでしょう。

白髪レイVSユダ ずっとやりたかったー! 白髪レイが戦うのなんてユダしかいないのに何故か白髪レイは出てリボルテックで出されなかったユダ。。。 南斗六聖拳で唯一リボルテック化されなかったユダ。。。 嫌われてるのか?まぁゲス野郎ではありますが(笑) ユダは15年くらい前のセガかなんかのプライズ なのでクオリティはお察し(笑) 原型はリボルテックと同じく海洋堂らしいです(*´∀`) #北斗の拳#北斗の拳revolution#海洋堂#リボルテック#南斗六聖拳#南斗水鳥拳#南斗紅鶴拳#ユダ#レイ #hokutonoken#kaiyodo#revoltech#sega#toyslagram#toyphotography

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レイを醜く無様に殺す決意をしたユダ。彼の流派である南斗紅鶴拳(こうかくけん)の奥義・伝衝裂波(でんしょうれっぱ)という技は高速の拳により生み出される衝撃波で、遠くの相手にもダメージを与えられるかなり厄介なものです(後にケンシロウも使用しています)。

ユダvsレイの一騎打ちは脇役同士でありながらも屈指の名勝負で、なおかつ、闘いの果てに辿り着くシーンもこれまた衝撃的で、十中八九を十にまで押し上げます。

第15漢 元斗皇拳・紫のソリア

北斗神拳を凌ぐ力があるとされている暗殺拳・元斗皇拳の使い手で、隻眼が特徴的です。この片目は同じ元斗皇拳の使い手であるファルコとの闘いによって奪われたのですが、何故だかソリアはその後ファルコに絶対の忠誠を誓っています。

あまり知られていない人物と思いますが、恐らく元斗ナンバー2の実力を持っています。天帝編の序盤にてケンシロウをそれなりに追い詰めた程の強敵である為、この順位にきてもおかしくないと思います。

第14漢 北斗琉拳四人目の使い手・シャチ

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北斗琉拳(りゅうけん)とは、中国における三国時代に北斗神拳より派生した「北斗劉家拳(りゅうかけん)」が始まりとされている拳法で、これを極めし者は「魔界」に堕ち、悪魔のような力を手に入れる代わりに、人間としての善の感情が消えてしまうという恐ろしい拳法です。

父親の赤鯱(あかしゃち)と共に「修羅の国」と呼ばれる、悪鬼羅刹による群雄割拠の大陸へ攻め入った事がきっかけで修羅の国の住人になったシャチは、その後レイアという恋人ができ、彼女をこの国の脅威から守る為に北斗琉拳を学び始めたのです。

北斗琉拳の使い手たちは幼い頃から「修羅の国」と呼ばれる大陸で修行を繰り返し、それぞれの技を体得していきましたが、シャチは彼等とは違い、言わば途中入社の形で師・ジュウケイに教えを乞いました。

いい面魂。 面魂!? #北斗の拳 #赤鯱 #北斗琉拳

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その意味ではシャチの天賦の才はかなり高く、わずか数年で北斗琉拳を使えるようになった事になります(これもやはり深い愛の成せる業なのでしょう)。修羅の国で幅を利かせていた他の猛者をあっさりと倒している為、実力も申し分ありません。

ただ、北斗琉拳トップ3の前では赤子同然とも言える差があったので、残念ながら14位どまりです。

第13漢 北斗宗家拳・黒夜叉

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北斗宗家(簡単に言うと北斗一族の大元)より、ケンシロウに仕える従者として任命された人物。北斗琉拳の先代であるジュウケイよりも強いと言われていますが、現・北斗琉拳ナンバー2のヒョウには劣勢を強いられていて、真の強さは正直疑わしいところです。

そして審査基準である愛や哀しみも語られていない事も含めてのトップ10外とさせていただきました。

第12漢 南斗水鳥拳・レイ

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南斗六聖拳の一つ、「南斗水鳥拳(すいちょうけん)」の伝承者で、人の為に生きる運命を背負った義星がレイの宿星です。北斗の拳の比較的初期から登場し、ケンシロウの善き仲間として活躍しました。

マミヤという女性に恋をしていましたが、哀しい事にマミヤはケンシロウに想いを寄せていて(ケンシロウはユリアという女性を愛し抜いていましたが)、結局この恋が実る事はありませんでした。それでもケンシロウとの友情は最期まで変わらずにいたのは、やはり義星の漢だったからではないでしょうか。



南斗水鳥拳の特徴は、10本の指先で相手の身体を切り刻むその鋭さと、技に至るまでの動作の美しさにあります。先程登場したユダがその技に何度も見とれているシーンがありますが、それと同時に水鳥拳を封じる方法を思いつき、一騎打ちの際にレイはだいぶ苦しめられます。

ラオウとの闘いもなかなかの名シーンですが、実質的な功績はそこまでないと言えるので、12位で落ち着きました。

第11漢 南斗弧鷲拳・シン

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南斗六聖拳の一つ「南斗孤鷲拳(こしゅうけん)」の伝承者で、愛に己の命を捧げる運命の殉星を宿星に持つ漢。序盤におけるケンシロウ最大の強敵(「とも」と本作では呼んでいます)と言える人物です。

ケンシロウの恋人・ユリアを巡って争った過去があり、結果はシンの勝利(当時のケンシロウはまだ怒りや哀しみを多く背負っておらず、ナヨっていた事もありますが)。その際ケンシロウの胸に七つの傷を付け、ユリアをさらって自分の居城に住まわせます。



その後、ユリアを求めて見違えるほど逞しくなったケンシロウと再び相見える事になります・・・。本来そんなに悪い人間ではないのですが、北斗神拳一のワル・ジャギのそそのかしに始まるユリアへの愛の暴走が、シンの隠れた一面を引き出してしまったのでしょう。

一人の女性をかけた漢の闘いは、私の周りでは特に女性からの支持が多かった記憶があります。因みに、南斗孤鷲拳という名前は連載時に登場しておらず、後に出版されたガイドブックにて初お目見えとなっています。

第10漢 北斗琉拳第三の羅将・ハン

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この辺からまた順位付けが難しくなってきます。修羅の国にて子供の頃からカイオウ、ヒョウと共に北斗琉拳を学んだ強者。そのライフスタイルは狂気染みており、常に部下に自分の命を狙わせるといった、まさに修羅の如き漢。

高速の拳を操りケンシロウと互角の闘いを繰り広げましたが、原作内で彼の愛や哀しみに関するエピソードが見られなかった事もあり、残念ながら10位に留まりました。

第9漢 南斗五車星・フドウ

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南斗六聖拳の一人「南斗最後の将」を守る運命を背負った五人を「南斗五車星(ごしゃせい)」と呼び、その中の一人であるフドウは通称・山のフドウと言われています。その名称通り、身長が225センチ、体重270キロと、本作中でもかなりの巨躯を誇ります。

気は優しくて力持ちという言葉がピッタリのフドウですが、かつてはリアル「若い時は俺も無茶したよ」な無法者でした。その暴れっぷりはと呼ばれる程で、当時のラオウが恐怖を感じたというエピソードが残っています。

そんなワルフドウにユリアが命の尊さを諭し改心、その後はユリアに仕えながら孤児たちを養うという振り幅の広さをみせています。しかし、決して弱くなったわけではなく、その後のラオウとの闘いにおいては、ラオウが自らに課した「超えれば敗北を意味するデッドライン」を超えさせ勝利します。

ユリアからもらった愛する心、哀しむ心がこの勝利の大きな要因と言えるでしょう。

第8漢 南斗五車星・ジュウザ

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南斗五車星の一人で、通称・雲のジュウザ。その名の通り自由気ままに人生を謳歌しており、五車星としての任務も半ば放棄気味という、かなり他の面子とはキャラが異なる漢です。

ただ、このフワフワしたライフスタイルには哀しき理由がありまして、かつてジュウザは幼馴染だったユリアに想いを寄せていたのですが、実は二人は母違いの兄妹である事が発覚してしまいます。打ちのめされてしまったジュウザは半ばヤケになって雲の様な生き方を選んだのです。

しかしその強さは本物。格闘の才能は最高クラスとまで言われており、ラオウは実際にその才能を恐れていました。本人は真面目に修行をせず、我流の戦い方しか知らなかったにも拘らずラオウを出し抜くような闘いっぷりを見せています。

もしジュウザが本気で拳を磨いていたら、南斗で勝てる者はいなかったのではないでしょうか・・・いや、強制される事でむしろ弱くなってしまうかも知れませんね。

第7漢 北斗琉拳第二の将・ヒョウ

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ケンシロウの実の兄で、北斗宗家の長男(嫡男)・・・という事は北斗神拳伝承者筆頭である筈ですが、資質がないと見なされ修羅の国にて北斗琉拳を学ぶ事となった可哀想な人物です。

カイオウに記憶を操作されて師・ジュウケイを殺したり、カイオウに婚約者のサヤカを殺された挙句「サヤカの死はケンシロウの仕業」と騙されて怒りのあまり魔界に入り込み、従順だった部下たちを殺しまくるという、もう人生をカイオウに滅茶苦茶にされた感があります。

ケンシロウとの兄弟対決ではヒョウが劣勢になっていましたが、それはケンシロウが一度カイオウと闘っていてヒョウより上位の琉拳を身体で知っていたからと考えると、この辺りになると思います。

第6漢 南斗鳳凰拳・サウザー

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南斗六聖拳の一つ「南斗鳳凰拳(ほうおうけん)」の伝承者で、独裁の運命を持つ将星がサウザーの宿星。本人いわく「帝王の拳」と称する通り、南斗においてこの鳳凰拳に勝る拳法はないと言われています。

ラオウに相互不可侵の契約を結ばせる程の実力者で、なおかつ極悪非道という近寄りたくないキャラ。子供をさらってきては自軍の権力誇示の象徴とも言えるピラミッド(聖帝十字陵)を造る為に強制労働をさせておいて眉一つ動かしません。

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しかし、そんなサウザーにも鬼畜になるきっかけがありました。南斗鳳凰拳伝承をかけた「継承の儀」において、サウザーは師・オウガイをそれと分からず手にかけてしまいます(師を殺さないと伝承されない為、オウガイが敢えてそうしたのですが)。

ひどく哀しみに暮れたサウザーの出した結論は「こんなに苦しいなら愛や情けなんか要らない!」というもので、ここから彼のエンペラー・ロードが始まったと言えるでしょう。

そして、彼の特異体質も述べておかなければいけません。サウザーは生まれながらにして心臓と秘孔(突かれると心身に異常をきたすツボの様なもの)の位置が逆に付いており、これが原因でケンシロウは一度倒されています。

第5漢 元斗皇拳伝承者・ファルコ

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元斗皇拳伝承者で、金色のオーラをその身にまとっています。ラオウ率いる拳王軍がファルコの住む村に侵攻した際、自分の右脚を差し出し、代わりに侵攻を止めるよう願い出た事があり、以来ファルコの右脚は義足が付いています。

私はファミコン「北斗の拳2」で初めて元斗の世界を知った為、敵キャラで出てくるファルコは悪い奴なのだとばかり思っていたのですが、その後原作を読んでみたら、これがまあ大きな間違いでした。



天帝(世に平和をもたらす英雄)・ルイの命を激弱の帝都総督・ジャコウに握られている為に、ファルコはジャコウの傀儡となって反対勢力討伐に駆り出されてしまいます。しかし周辺の者たちはファルコへの敬意を忘れずに接している事からも、彼の人望が伝わってきます。

「ラオウ一人なら相討ちにできる」と自信をのぞかせていた事と、ケンシロウと引き分けた事等を考慮、更に天帝の為にしたくもない闘いを続けた哀しみも加えて、ギリギリ5位にランクインとなりました。

第4漢 北斗琉拳伝承者・カイオウ

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北斗琉拳第一の将で、修羅の国を己の拳で統治している豪傑。ラオウ、トキの実兄でありながら自分が北斗神拳伝承者候補に選ばれなかった事をひどく根に持っており、北斗宗家そのものに対して激しい憎悪を抱いています。

更にカイオウが子供の頃、ケンシロウとヒョウが火事に見舞われているところをカイオウの母が救ったのですが、その際にカイオウの母は命を引き取っており、それが原因で全ての情や愛を完全否定している哀しき過去があります。

幼少期から拳才は随一だったのですが、北斗宗家の血を引くヒョウをたてる様に言われ続け、仕舞いにはラオウとトキを人質にとられた為に止むを得ずそれに従ったという過去も、カイオウの宗家に対する怒りの源となっていました。しかし、実はカイオウも宗家の血が通っている事が後に判明します。残念です。

物語後半のケンシロウを圧倒的な強さで一度負かしている事から考えても1位の資格は十分にありますが、やはり愛や哀しみを悪の方向へ持って行ってしまった点を差し引いて、4位にさせていただきました。

第3漢 拳王・ラオウ

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北斗神拳四兄弟の長兄(正確には兄弟子)で、トキの実兄、カイオウの実弟に当たり、自らを「世紀末覇者・拳王」と名乗る強者。修行時代から圧倒的な強さを見せていたものの、結局その野心の高さが災いして伝承者から落選してしまいます。

ケンシロウが伝承者になった後もラオウの世界制覇の夢は揺るがず、それを危惧した師であり養父のリュウケンと相見えるもラオウが勝利し、リュウケンは亡くなってしまいます。ここから自分の意にそぐわない者を力でねじ伏せるラオウの覇道が始まりました。

兄のカイオウと性格が似ていて、「世界最強を目指す者に愛や情は必要ない」という信念を持っていたのですが、弟・トキとの闘いや、ユリアが不治の病に冒されている事を知った事で涙を流し、ラオウ唯一の欠点であった愛と哀しみを手に入れ、更なる高みへ上っていきました。

ケンシロウとの最終決戦で残した「我が生涯に一片の悔いなし!」の名台詞は、恐らくカイオウには吐けない言葉だったのではないでしょうか。やはり愛や哀しみを背負った分、ラオウを上位にさせていただきました。

第2漢 北斗神拳伝承者・ケンシロウ

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北斗の拳の主人公であり、第64代北斗神拳伝承者。個人的見解で言えば、この伝承は「ケンシロウしかいない」と言ったものではなく、弱腰の消去法で決められた感が否めません。トキは病を抱えてしまい、ラオウは世界制覇の野望があるし・・・ジャギは20位だし(笑)。

実際、伝承者になった直後のケンシロウは恋人のユリアとの幸せな日々に現を抜かしており、危うくシンに殺されるところだったのです(しかもそれを免れたのはユリアのおかげという・・・)。これは北斗神拳の長い歴史に終止符を打ちかねない出来事です。

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しかし、その後は強敵(とも)たちとの闘い、また仲間たちや恩義ある人たちとの別れを経て見る見るうちに強くなっていきました。カイオウは「俺は自分より弱い者としか闘ってこなかった」と言っていましたが、ラオウやケンシロウは幾度か敗北を喫しています。

それを考えると、きっと彼等は「敗北を知って人は強くなる」を体現したのではないかと思います。これは器の大きさも含めた強さですが、ケンシロウはより多く敗北を知っている分大きく、強くなったのだと思います(敗北イコール死の世界で生き残る事自体が難しいのですが)。

第1漢 北斗神拳・トキ

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栄えある1位は北斗神拳伝承者候補の次兄であり、カイオウ、ラオウの実弟に当たるトキです。第8位のジュウザの時も「もし彼が本気で拳法に打ち込んでいたら・・・」と思っていましたが、トキはその比ではない程に無念の残る人物なのです。

そもそも北斗の拳は核戦争後の世界を舞台にしているのですが、その核戦争中、ケンシロウとユリアをかばう為に死の灰を浴びてしまい、不治の病に冒されてしまうのです(最近リリースされた「トキ伝」によれば、それ以前に別件で死の病に冒されていた様ですが)。

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病気さえなければ恐らく伝承者になっていたと言われている程の強さです。病後は伝承を諦めて北斗神拳を「生」の方に活かすべく医療の道に邁進しますが、その武の才能は衰えを見せず、サウザーの特異体質をすぐに見破っています。

ラオウによって余命僅かにされたレイが、あと少しだけ生きたいと願えば延命の秘孔を突いたり、とにかく最初から最期まで愛に満ちた漢でした。ラオウとの一騎打ちも万全だったら勝っただろうに・・・と思わざるを得ませんが、この闘いによってラオウは捨てた筈の情愛が芽生え始め、涙を流すのでした。

・・・これは、ある意味トキの勝利と言えるのではないでしょうか。

終わらない世紀末・・・正統続編にも期待!

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いかがだったでしょうか?北斗の拳をガッチリ読んでいる方々の中には「こことここの順位は逆じゃないかな」と思われた方もいらっしゃるとは思いますが、そういった賛否も含めて楽しんでいただけたらと思っています。

北斗の拳は今もなお熱い支持を得ており、外伝が次々とリリースされている他、コラボキャンペーンも目まぐるしく展開しています。しかし私としては、知られざるエピソードも勿論魅力的なのですが、何よりも原作北斗の拳のその後を見たい・・・見たい!と願っています。

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