俺がゆゆ式難民になった理由~日向縁という天使の魅惑~

2013年春より放映され6月に終了すると、欠乏した要素を求め彷徨う存在、「難民」を世に強く知らしめることとなったアニメゆゆ式から、ハマれば依存度の高さから中毒性の半端ない日向縁ちゃんの深みにハマって逝ける魅力的な場面を厳選!

縁ちゃんで脳がとろけそう!ホント尊すぎて

難民アニメの金字塔「ゆゆ式」



2013年春より放映され、その6月には惜しまれながら終了を迎えたアニメ「ゆゆ式」。いわゆる日常系アニメでありながら、露骨な萌えを擁せず、また無意味な会話などを繰り広げる女子高生の日常を描いた作風にかなりの人気を博した。

その作風に向き不向きはあったようだが、向いた人達はその可愛い女の子達の普段を眺めるという一見難しいエンターテインメントに合致し哲学とも評される本作にとことんハマったのだ。

その要素は他に求めようにも見付からず、追い求め彷徨う者達を「難民」と呼ぶ。その言葉を強く知らしめ定着させたのが誰あろうこの「ゆゆ式」なのだ。2017年1月現在もMADと呼ばれる動画は作られ見られ、続きを渇望する者は少なくない。

日向縁ちゃん!



ゆゆ式にはメインとして3人の少女が存在する。唯にゆず子、そして縁(ゆかり)だ。男声的な所を見せる唯へゆず子と縁がガチの愛を垣間見せ百合っとした少女たちの普段を描いている作品だ。

しかし、唯の正妻を狙い合う二人ながらもゆず子と縁の仲は良く、三人それぞれお互いを愛し三人の空気を愛してる程親しいのである。常に一緒の親しい者三人が繰り広げる、逸れて発展しては意味を忘れる様な会話、まさに青春そのものだ。



さてそんな3人から今回注目するのは日向縁ちゃんだ。おっとりと天然で「ふうせんの様な頭の子」と揶揄される程ぼんやりな子だがその癒しオーラと可愛さは抜群で、種田梨沙さんには珍しいほわっとボイスは脳トロを加速させるのだ。

唯ちゃんとは小2からの仲故か誰よりも愛情深くサイコな一面も見せる程だが、嫉妬の余りゆずちゃんを排す訳でも無く愛してると大好きだと告げて輪に混ぜ、大事にするところはほっこりさせてくれる。

実家はどうやら富豪らしく、親戚などへの挨拶回りに駆り出される事も多い為か知識がオジサマ寄りの古さに偏りが見られたり、習い事などこれまで培われたもののおかげかどこか勘の鋭い所も見られ、ぼんやりしただけの子ではないそのポテンシャルがまた魅力的なのだ。



正直本編中から厳選するのも大変で、名シーンや面白いシーンなど高火力な場面ばかりだし、人物も人物でゆずちゃんも唯ちゃんもあいちゃんもおかあさんも誰もが素敵で好きでと選ぶに選べないのが本音ではある。

しかし今回は苦渋の決断ながら一撃一撃の威力がでかかった縁ちゃんに焦点を当ててそんな脳トロ不可避なシーンを厳選紹介していく。その破壊力に酔いしれ蕩け嵌まり込んでいこうではないか!

縁ちゃんの可愛くて尊いシーンを厳選!

あーたおれるーあーかべぶつかるー



第一話の冒頭、初めて縁ちゃんが登場するシーンだ!もうOP前のアバンでそれぞれ大体のキャラの感じは掴める様になっているのだが、天然でおっとりまろやかしてる感じが存分に溢れ出ているのだ。

豪邸っぽい家の門から「行ってきまーす」と出てくるのだが、もうそのゆったりおっとりとした一言だけで頬が緩む。天然素材の癒し効果とも言うんだろうか。寄りの画じゃないのにもう可愛い。

そして「ねむーいめんどーいあぁもう帰りたくなってきたー」からの「ぐねった!あーたおれるーあーかべぶつかるー」と思いつつそのままぶつかるこの感じ、わかるかなぁ。これで目が覚めた様で元気よく他の二人へ会いに行こう!と言ったところでOPへ行くこの完璧な入りだ

手をぺちぺちしたりモニターみょんみょんしたり



これは始まってすぐのいきなりの所ながらファンとしては何度も何度も繰り返してみてしまう場面だろう。場面の中ではモブの中ひっそりとしているのだが、縁ちゃんのキャラも掴めつつ癒しに溢れており、たまらない。

それは、お母さんとあだ名の付けられた担任の先生が教室に入ってきて、注目を集める為に手を鳴らした後の事だ。すごく大きく綺麗に音が鳴らせ、それに先生も感動してもう一度と試していると、内心ツッコんでる唯ちゃんの後ろで縁ちゃんがペチペチ練習しているのだ。

もうこれは可愛くて仕方がない。影響されて練習しちゃうところも可愛いが、ぽーっと口を開けぺちぺちやってるのがもう何とも可愛いのだ。その後先生は話を進めているもののもう一度カメラが唯ちゃんを映すとその後ろでまだ練習していて、その感じがまた可愛いのだ。

なお、この後0人だった部活「情報処理部」の部室へ行き、起動したPCの液晶をみょんみょんするのだが、もうみょんみょんしちゃうこの感じね、可愛すぎる。語彙が乏しくなる程の可愛さですね。一緒にみょんみょんしたい。

私が太陽系ならほとんどが太陽で… まさにコスモを燃やすね

さてその後テーマを「太陽」と決めて色々調べていく。太陽系は殆ど太陽とわかると縁ちゃんのワールドが展開されるのだ。宇宙っぽい謎の全裸空間で「私が太陽系なら殆どが太陽で(涙ボクロが黒点)木星が小指位?」と進むのだがその発想力と涙ボクロの活用法まで破壊力抜群である。

さてその後、地球は髪の毛一本位と話が移るとすかさず摘まんでいた毛が抜けてゆずちゃんと二人して「地球オワター」と号泣して悲壮にくれるのだが、そのノリが可愛い上に楽しくて個人的に何故か涙も出る始末だ。素晴らしい青春空間である。

その後マウンダー極小期へ話がいくと、ゆずちゃんが必殺技として発動するのだがもうそんな気の抜けた会話がどこか懐かしく可愛い。そこで縁ちゃんは周りに多いオジサマ達のせいなのかネタの古さを発揮し、「まさに小宇宙を燃やすね」と言うのだが、ネタが通じないのも合わせてなんか可愛い。

犬の十戒にズボシホスカ!



アニメ序盤でもっとも打ち抜かれる可愛いシーンと言えばここだろう。その日の部活で調べて駄弁るテーマは「犬」だった。その会話の中で「犬の十戒」という作品が挙がるのだが、十戒の内の一つを諳んじて、諳んじつつ泣くのだ。

感動的なシーンだったのだろう。泣ける場面だったのだろう。それを思い出して静かに目を潤ませながらも諳んじるその姿には胸を打たれる事間違いなく、犬好きほわほわ女子の可愛さに思い遣る優しさも相まってその破壊力に効果は抜群だ

さて、その直後に宇宙犬へ話が移るのだが「ズヴョズダチカ」という犬の名が挙がった途端ゆずちゃんに振られた縁ちゃんが3回早口で繰り返すのだが言えず噛み噛みになるシーンが来る。ここの可愛さたるや素晴らしく「ズボシホスカ」とさも言えたかのようなドヤ顔には魅入ってしまう。

私もスキ――



部活が始まると縁ちゃんが授業中に描いた落書きが上手く出来たと披露する。鳴き声や作画の独特さが相まってなんか可愛いのだが、二人には不評でゆずちゃんには茶化され唯ちゃんはそれに大受けする始末…。いじけた縁ちゃんは背を向けてボードに落書きを始めてしまう。

例のペンギンの様な謎の生き物を描き続ける縁ちゃんの気を引こうと二人して衝撃情報の発見を匂わせれば、見たいけどそっぽ向いた手前、と葛藤する縁ちゃん。拗ねた手前すんなり戻れず悩んじゃうの可愛い。

戻ってこない縁ちゃんに二人は大好きだよーと声をかける。唯ちゃんは特に珍しいシーンであるが、縁ちゃんは心の声で「知ってるよー」と返すと二人に見える位置に「私もスキ――」とボードに書いて答えるのだが、振り向いて言葉で答えるのではなく恥じらいながら書いちゃうのがもう可愛い。知ってても何度もここで死ねる。

め~ろ~りんっ♪どんどぅるま~ぁ♪

慣れてない人にはハードルが高いかもしれないシーンだが、ハマった人達はgifで切り取っていつまでも見ていられる、そんなシーンだ。その時のお題は「アイス」で、米国では乳脂肪6%以上、タンパク質2.7%以上のものはメロリンと称する事を知ったのだ。

するとトルコの伸びるアイスはドンドゥルマーと続け、それに対しあれか~と思い出す縁ちゃん。流石お金持ちさん。とその時「め~ろ~りんっ」と可愛くコテンと首を傾けつつ言うのだ。

その後はゆずちゃんが太めに熱くした声で「ドンドゥルマー」と続けたり可愛くさっきと同じ動作で「どんどぅるま~ぁ」と言ったりするなど、最強に癒しで可愛い最強空間が展開されるのだ。なお、縁みたいに可愛くならないと落ち込むゆずちゃんへ可愛い可愛いと褒めそやすのだがそれもまたgood!

あぁ毒だぁもう絶対に死ぬしかないやつだぁ~ぁ



夏休みに入り、家族で海外へ旅行へ行く縁ちゃんだが、その旅路をメールでゆずちゃんと唯ちゃんへ伝えている。それを二人で眺めている時にやたら海外のカラフルな虫が映っているの発見し帰国して唯家へ遊びに来た縁に伝えるのだがその後が堪らない。

そのメールを見せられた後に謎の音を発した後に泣き崩れ、「あぁ毒だぁもう絶対に死ぬしかないやつだぁ死んだらごめんねぇ骨とかもらってねぇ…」と二人に告げるのだがその流れの滑らかさに発想と泣き崩れ方が堪らない訳だ。

すげぇ可愛いなぁと浸っていると二人が縁を慰めその流れで、仲良くなったあいちゃんへメールを送ったりそこで寝顔送ったとか嘘を吐いたりとじゃれつくのだが、そんなゆずちゃんと唯ちゃんを見て「日本楽しー」と呟く、縁ちゃんの見守る感じや温かい優しさが堪らない場面だ。

タオルタオルすきすき



お昼のごはん時だ。レタスサンドが好きと食べた時に良い感じのレタスが落ちてしまい落ち込むゆずちゃんに「いいものがあるよ~」とふかふかのタオルを差し出すのだ。そして「顔にぎゅっとするとイライラが吹き飛ぶよ~」と続けるのだ。

その優しさやリフレッシュ方法のかわいらしさに頬が緩む緩む。そうして見ているとタオル地が好きだなと言われた後に「うん好き!スキスキ」と答えるのだ。その語感の可愛さや良さにみんなで繰り返すのだが可愛くてほんわかでのんびりで楽しくなってくる

そんな中、ゆずちゃんが「タオルタオル」と一石を投じる。そこに流石深く仲の良い縁ちゃんだ。乗っかって「タオルタオルすきすき」と続けるのだ。もうその発想も言い方も雰囲気も可愛くて仕方ない訳で、その後に「ぎゅうにゅぎゅうにゅすきすき」と続くのだが至福の時間であった。

唯ちゃんには私もらう方だ~



さてゆゆ式の中では非常に珍しいロリ縁ちゃんである。日常系作品だと中々過去回というのは少なかったりそうでもなかったりまちまちと思うがゆゆ式はロリで1話使うでもなく会話の過去エピソード相当のが幾つかある程度だ。

そんな貴重なロリ縁ちゃんだが昔はタオルケットが好きだったらしく、頭から被ってくるまる座敷童感溢れるのがもう可愛くて仕方がない。他にも小さい生き物に沢山たかられる母性と愛くるしさ溢れる話も存在する。また遠足でのロリ唯ちゃんとの話がキーなのだ。

遠足で遠巻きにお菓子を見ていた唯ちゃんにあげようと駆け寄る縁ちゃんだったがこけて落としてしまう。そこに唯ちゃんが逆にお菓子をあげるのだった。いつも人にあげるのが普通だった縁ちゃんは「唯ちゃんには私もらう方だ~」と最初そんなで好きになったと語るのだ。

(なんかふうせんみたいな頭の子だ)



さて貴重なロリ縁ちゃんだが僅かではあるがとても印象に残るエピソードを披露している。放課後帰りがてら雪が降ってたことから話が雪へ移るのだが、雪と言えば?と言うお題に唯ちゃんは「雪だるま」と答えたものの縁ちゃんが「風船!」と答えるのだ。

誰もが「何をする気だっ!?」と驚愕した事だろう。縁ちゃんは子供の頃、風船の上にどれだけ雪が積もったら浮かなくなるか試してみたと言うのだ。必死に上がろうとする風船に雪を積もらせ浮けなくさせる、まさに道楽遊びで鬼畜の所業、癖の業の深さのルーツが見える様だ…。

実際どれくらいかを確かめようにも、他の遊びをしている内に失くしてしまい、結果3つ4つ失くすまで繰り返してたと言うのだから、誰も彼も二人と同じく「ふうせんみたいな頭の子」と思った事だろう。縁ちゃんはポンコツ可愛い。

ちなみに唯ちゃんは「空から降って来る雪には死んだ動物の記憶みたいのが入ってて、たくさん浴びるとおかしくなる」と思っていた模様。

ねぇねぇ唯ちゃん?愛してるよ~、ずーっと!



唯ちゃんと縁ちゃんが二人の幼き頃の思い出を語った後、その思い出して盛り上がる二人を見て羨ましく思ったゆず子が「私もそういうの欲しい~!」と寂しさを露わにする。それにポッと照れた唯ちゃんを見た縁ちゃんはゆずちゃんに耳打ちで何かを教えるのだった。

すると、泣いてる唯ちゃんが見たいと言い出し、唯とゆずちゃんの掛け合い・じゃれつきが始まるのだが、ふと何か思い出したのだろう。抑えきれないほどの愛が込み上げ溢れ出たのだろう。

おもむろに唯ちゃんへ声を掛け注意を向けさせると、「愛してるよ~ずーっと!」と告げるのだ。もう死んだね。死にました。巻き戻しては再生を繰り返していつでもどこでも再生が可能な程だ。視覚聴覚を刺激し空気感という語感を超える何から何まで完璧です、本当にありがとうございました!

頭なでなでで頭の中に幸せ成分注入して前の記憶出しちゃう



ある日のお昼休み、唐突に縁ちゃんがゆるい記憶喪失になりたいと言い出すのだ。と言うのも、昨日観た映画がどんでん返しが素晴らしくまっさらな状態でもう一度観たいからだそうだ。

じゃあ、とゆずちゃんが試される実験台になろうとし唯ちゃんは棒を探し始めたりと一下りあるのだが縁ちゃんがやはり唐突に頭なでなでして欲しいと唯ちゃんにねだるのだ。どうやら幸せ成分を注入して前の記憶を出しちゃうと言う作戦のようである。

その突飛ながらどこかファンタジーと言うかファンシーというか可愛らしい発想に萌える事は必至である。撫でられてたれる姿も出ちゃう所もgoodだ。その後なでなでじゃ足りないとハァハァしながら唯ちゃんへ二人して迫るのだがご愛嬌、良いオチである。

じゃあ私たち、ずっと一緒だったら不死身だね!



お風呂の話になった時の事だ。急に鼻血が出て2時間位止まらず、誰かに相談しても怖い事言われるのが怖いと誰にも言えず、止まってそうな所で寝たと言うのだ。怖い事言われそうで相談出来ないのがもう可愛い上に寝る時「明日生きてますように」と祈るのだがそれももう可愛い。

生きててよかったと会話が進んでいく所にポツリと「死んでたら泣いた?」と投げかけるのだった。泣くと当然の如く答えが返ってくるとえへへと嬉しそうにするのだ。わかりきった答えやノリでもやはり嬉しいようでその笑顔も無邪気で素晴らしいのだ。

死ぬ死なないの話が存外多かったようで、その日の帰りにそう話す3人が描かれるのだが、「死ぬ時って私達一緒にいるかな?」と縁ちゃんが切り出す。会話が進む中で唯ちゃんが死ぬまで死なないと縁ちゃんが告げるとゆずちゃんも乗っかり、縁ちゃんが最後「じゃあ私たち、ずっと一緒だったら不死身だね!」としめるのだ。

そんな三人の仲の良さと、思春期独特の発想や会話にどこか羨ましさを覚えたり込み上げるものがあったのでは無いだろうか。愛情の向きでは唯ちゃんが中心ながら三人の中心は縁ちゃんだと思わせるシーンだ。愛らしく素敵な縁ちゃんに夕日の映える、そんな美しい場面に魅入られたものである。

ギュッとされればされるほどギュッと出来なくなっちゃうんだ…



部活でのテーマが「水」に決まった時の事である。水の名前がオキシダンだったり一酸化二水素だったりで様々な妄想を膨らませ盛り上がった後に、氷に圧力をかけると溶けて水になると言う話へ移る。

これは、水が固体よりも液体の方が体積が小さいという異常液体だから起きる事だと言うのだが、それを知ると「ギュッとされればされるほどギュッと出来なくなっちゃうんだ…」と机にあごを乗せたれながら呟く縁ちゃん。

その目じりには涙が浮かんでおり、どこかもの悲しげで切ない雰囲気が立ち込める。圧力がかかるのを「ギュっとする」と言う所やギュッと出来なくなるその発想に、どこか水になったように「ごめんよ」と口走りたくなるもので、そんな優しさ溢れる素敵シーンである。

ゆずちゃんっ。愛してるよっ!



特に何かお題を話し合うでもなく、ゆずちゃんが色んな部活から何かを借りてきては何か披露したり遊んだりする中で美術部のデッサン人形を壊してしまうのだ。再度借りるや否や壊したかと思えば「すり替えておいた」と胸を張るゆずちゃん。

悲しいかな二人とも素っ気無く、「時々本当によくわかんない」と言われてしまうのだった。ショックのゆずちゃんは縁ちゃんと分かり合えるはずと確認しようとするもすれ違いショックを受けた体でノリが続いていく。

そんな中、先生がやってきて巻き込んだ末に終わるのだがどうもゆずちゃんが上手く中に戻れてない事を察した縁ちゃんが「ゆずちゃんっ。愛してるよっ!」と告げるのだ。人知れずすぐに良く察してはこれ以上ない程の言動を駆使する所にはさぞグッと来ることだろう。

なお、この後のアイキャッチではキスしかけの様な一コマが描かれるのだが、もうこれには「キマシタワー!」と愛の塔を建てた人も少なくないはずである。

それでも唯ちゃんとゆずちゃんに会いたい一心でめんどいを倒して来ました…



さて今度は縁ちゃんらしい一幕で、フラッフラのだるっだるな感じで歩いている所から始まる。唯ちゃんへ追いつくと「私は起きた途端めんどうくさいという魔物に襲われダメになりそうでした…」と切り出す。

そして「それでも唯ちゃんとゆずちゃんに会いたい一心でめんどいを倒して来ました…」と続けると「だからゆずちゃんにあったらもう帰る…」としめるのだが、もう可愛い。ほわっとした部分の縁ちゃんが凝縮されたような一幕だ。

頭の上に乗る偽なもりと呼ばれる(非公式)めんどいをそのままに会話を続けるのだがほわっとしてめんどくさがりでその極致ながら唯ちゃんとゆずちゃんへの愛が勝る辺り縁ちゃんで、と濃いながらもハマればどんどん好きになっていけるそんな一幕なのだ。

意外とさっきみたいな思いつきで決めちゃってもアリなのかなーって



ある会話の流れで、髪キレイだから説得力ある美容師になれると言われた事で「将来なにするとかってそんな感じで決めていいのか~」と答える縁ちゃん。その縁ちゃんの夢は「お嫁さん」とぽいなぁと思っていると深い理由があったようなのだ。

それは、兄が名を栄太と言って家を太く栄えさせ、自身が縁を強くして兄妹仲良くすれば家族皆がずっと安泰という意図があったようで、将来何になるかを考えた事が無かったと言うのだ。

いーとこのお嬢様であるが故の境遇でどこか重くそれでも暗くは無いながら根幹に関わる話に視聴者も二人もポカンと圧倒された。どこかただ可愛らしくほわっとしてるだけではなく真面目な部分しっかりした部分を見せられそのギャップには勝てなかった事だろう。

自分で先を決められる周りに対して凄いと言う思いを抱く縁ちゃんもさることながら、思いつきで決めちゃうのもアリかなと呟いた所に、「じゃあ今、縁ちゃんの未来が広がったね!」と声を掛けるゆずちゃんである。ほほえましくまた素晴らしいやり取りでどこか輝いていたかの様だった。

それでね~、日本はね~!唯ちゃんとゆずちゃんがいるよ~



なんといっても最終回である。と言いつつ何か特別な演出も話もある訳ではなくこれまで通りに日常が描かれるのだが、二度目の夏休みで海に行った時の話である。水着に着替えテンションの上がる三人、もうその挙動が微笑ましく頬が緩んで仕方ない。

じゃれあう唯ちゃんとゆずちゃんを眺める縁ちゃんという珍しめな状況が落ち着き、ゆずちゃんがふと日本と海外の海の違いを縁ちゃんへ尋ねるのだ。縁ちゃんは「海外の海はね~、砂が真っ白で、透き通ってる!水色で!」と答える。

そして、「それでね~、日本はね~!」と言ってからタメてから微笑んで「唯ちゃんとゆずちゃんがいるよ~」と続けるのだ。これにやられずにいられるだろうか。否、無理な話だ。二人同様「ワーーオ!」とアガる事必至だ。



素直に本音の愛を口に出せる、そんな素敵な縁ちゃんの最後の最後に思い切り破壊力のある一言がとてつもない感動を胸に抱かされる。感極まった涙を浮かべていると画面ではテンポの良いノリへ続き、夕焼けの帰り道へとクールダウンしていくのだ。

これ以上ない素晴らしい最終回と言い切れ、その最大の山場を飾る最高のシーンである。

縁ちゃんの可愛くて尊くもクレイジーサイコレズなシーン集めてみた!

前述の可愛くて尊いとは少し趣向を変えてみようと思う。縁ちゃんは唯ちゃんの事が好きなのが良く伝わってくるのだが、その愛の深さ故かディープな嗜好や癖が垣間見える事がある。

それはそれでとてつもない魅力であるのは間違いないのだが、そのあまりのクレイジーサイコなレズさに印象が変わる者もいる事だろう。そんな面も含めてより好きになって欲しい訳で、さぁ僅かばかりではあるが紹介させて頂こう。

ちょっと噛んで良い?後縛ってみたい



始まりはゆず子の一言だった。「唯ちゃん叩かせて」この一言からゆず子がやってみたSM診断で自身はSだったと続いて確かめたいから唯ちゃんを叩いてみたいと説明に入るのだった。

そこで興味が行ったのかどうやらMっぽいとゆず子と縁に言われつつ診断を唯が行うと、その結果はM度75%というものだった。結果を見るや否や、二人は興奮のあまり表情が崩れ、叩かせてと迫るのだが、そのギャグで崩れた興奮顔すら可愛い。

そしてこの時の縁の台詞が「ちょっと噛んで良い?後縛ってみたい」である。レベルが高い!愛が深いがそれ以上に業が深いのだ。これが一話にあるもんだから試された者も少なくないだろうが、そのぶっ飛んだところも変に下ネタやってる風も無く楽しめるのだから素晴らしい。

パジャマ着ないと死ぬウイルス流行ってるんだよ でも唯ちゃんちょっと汗臭いよー



これは唯の家にゆず子と縁の二人がお泊りにくる話でのことだ。夜も更けてじゃあ寝ようかと話を持っていき、好意を向ける唯ちゃんの寝間着姿が見れると、寝ようと言ってるにも拘らずテンションの高い二人がいた。

そんな期待を向けられた唯はパジャマじゃなくてTシャツとかだからと素気無い返しをすると残念がる余り飛び出すのが「パジャマ着ないと死ぬウイルス流行ってるんだよ」の一言。執念が凄い事この上ない訳で、涙目で訴えるのだからとんでもない訳である。

更に風呂にはもう入ったと告げられると、二人してお風呂イベもパジャマもダメと残念がるが、縁ちゃんは諦めないのだ。目からハイライトを消し、「でも唯ちゃんちょっと汗臭いよー」と告げるのだが、そこまでするかという執念にハイライト消えるほどの絶望、愛と業の深さが伺える。

あれに唯ちゃんの手てろ~んってしてもらっていい?



三人だけの部活で、チョコの話を扱っていた時の事である。チョコフォンデュへ話が移るとすかさず縁ちゃんだ。「あれに唯ちゃんの手、てろ~んってしてもらっていい?」である。流石縁ちゃんと言わんばかりの着眼点だ。

ゆず子がそれに乗って「小指行っていい?」と続くと「じゃあ私薬指と中指!」と2本要求する抜かりのなさに迷いない指のチョイスである。チョコからフォンデュに移った途端に指をコーティングする事を挙げるのだから凄まじい。

ゆず子がその後トイレに離席すると、先ほど頂こうとしていた薬指と中指をぷにぷに弄ぶ縁ちゃんの姿があった。もうなんという可愛さかと思いつつ、「あ、これシミュレーションしてるんやな」と思えばその本気さにゾクゾク来ることだろう。

痛くないけど右手駄目になるのはー?



ある子が体育で聞き手を怪我した時の事だ。箸が持てず友達に「あーん」されているのを見たゆず子がそれを羨ましがる余り「右手駄目にして良い?」と聞くのだ。

「あーん」したいが為にダメにしようとする時点で中々にアレな感じではあるのだが、縁ちゃんは超えて来る。「ダメにしたらダメです」と素気無く返されてしまったその後である。「じゃあ痛くないけど右手ダメになるのは~?」と告げるのである。

この時目からハイライトを消すこのマジ感と業の深さである。怖い怖いwwと思いつつ「脳からの!?」というツッコミでギャグになって流れると良いなぁって2人の想いが聞こえてくるような迫真の一言だった。堪らないね

唯ちゃんそっくりの犬の世話



そういえばアルバイトをしたことが無いという話になった時の事だ。高2になり思う所も出てきたのか高校生活で一度はしておきたいと会話を続けている。そんな中ボケなのか本気なのかゆず子が「唯ちゃんそっくりの小学生の家庭教師のバイトとか知らない?」と口火を切る。

ゆず子の唯ちゃんへの愛が良くわかりつつ雰囲気に合ったボケで場が明るくなる。可愛いポイントだが、流石縁ちゃんである。そこにノって「唯ちゃんそっくりな犬の世話とか知らない~?」と告げるのだ。

小学生という可愛さ+好きな唯ちゃんという手を出さない訳が無い案件であるものの、まさかの犬で超えて来るこのポテンシャルの高さ。流石縁ちゃんである。愛する余りその相手そっくりの愛玩動物の世話をしたいというこの感じ、唯ちゃんを飼いたいという心の表れなのだろうか。

我々難民はゆゆ式によって生かされているのかもしれない

縁ちゃん縁ちゃん好き好き



どうだっただろうか。好きなシーンはあっただろうか。思い出して脳が蕩けただろうか。あまり見てなかった人達や知らなかった人達は人達で再確認や興味を持ってみたり、改めて射止められてくれただろうか。

今回縁ちゃんに限定した理由としては、視聴を止めたり前向きでなかった人達の発言に多く見られたのが縁ちゃんへのネガティブな発言だったからだ。例えば、その目の高さからビジュアルが受け入れがたいというものは多く見受けられた。

だからこその縁ちゃんである。純粋にその可愛さや脳が蕩けそうになる癒しの雰囲気にヤられてしまった面も少なくないが、払拭と紹介と共感による好転及び盛り上がりを期待した事は間違いないのである。



さて件の縁ちゃんだが、アニメでビジュアル面でのハードルは確かに高いのかもしれない。アニメをそこそこ見て感覚の鈍った私としては気になるところなど微塵も無い訳であるが、そこはまず超えて貰うしかない。次第に可愛く思えてくるだろう。

名が大きく知れる種田梨沙さんが声を当てており、彼女にしては珍しくおっとりほわほわした声なだけにこれだけを目当てに観始めてくれてもいいだろう。キャラにどこまでも合っており耳から癒されることは間違いない

そして、唯ちゃんへ向ける深い愛情とゆず子含め三人での友情の無限大さだ。慈愛のこもった眼差しで眺める事もあればボケたり絡んだりもする。愛を向けられる唯が中心と思いきや、どこか核になるのは縁だと思わせるその奥深さは、他二人に「部長」と認定されるに値するのだろう。



自身の金銭感覚を矯正してくれたり、ずっと一緒で同じ目線で居てくれた唯ちゃんへ惜しまない愛を精一杯表現し、どこまでも優しく可愛さの光るところはどこまでもその姿に在り方に魅入られる。

愛情深く、すこし行き過ぎた癖を溢れ出させてしまうそんな静かに情熱的な所も隠れた魅力で強烈なアピールポイントだろう。唯ちゃんとのいーとこの遊びを満喫する所なんて何度妄想した事だろう。百合へさほど明るくないながら扉を開きそうになるものだ。

その二人の間に入り、唯ちゃんを奪い合う?と思わせておきながら二人でもボケあったりノっては唯ちゃんへ絡むのも空気感がどこか清純で美しい。ゆず子のボケに大笑いするところやネタバラシの罪悪感からそのゆず子が滑ったネタをやって泥を一緒に被るなど友情への深さにもときめいてしまうのだ。

それぞれに深い感情を向けながら3人での時間も大切にするそんな情に溢れた所も見せる縁ちゃんの魅力は果てしないのだ。

究極の日常系アニメ、それ即ちゆゆ式



さて、そんな縁ちゃんのいるゆゆ式、本作は「難民」という言葉が強く定着し、その存在を力強く根強く存在させている、まさに金字塔というべきまでのアニメである。その証拠として、ニコニコではコメント文化の一部や素材ジャンルの1つとして未だ熱を感じられるのだ。

様々な曲にアニメの素材を切り貼りして制作されるMADは2017年1月現在でも投稿されており、再生数の伸びも放映時と比べても悪くない。また、他のアニメなどでも「由々しき」「パン」と言った単語に反応してはアニメでのセリフや「難民救済」と言ったものがコメントで流れるのである。

ただゆゆ式に渇望する者たちはゆゆ式でしか救済されないのだ。アイスの木の棒をいつまでもしゃぶれどもいつかは味が薄くなって新しきを望む者も出てくるだろう。間を繋ごうと別の味を渡り歩く者もいる事だろう。だが満たされないのだ。心から二期を欲する訳である。

ところで、ゆゆ式を見ないで日常系が好きという人達は別にそれはそれで良いと思いはするが、何の為に日常系を見ているのか。何を目的にして日常系を見ているのか。日常系アニメの可愛い女の子たちにブヒる為なのだろうか。

そういう者らは日常系が好きと言うのではなく、日常系の女の子が好きだと言って欲しいもので、そういう人らがゆゆ式を否定したり否認するのだとすると許しがたい憤りを覚える。それはゆゆ式こそが究極の日常系アニメだからだ。

意味の無い会話や哲学と言われるようなふと気になった言葉で会話をつなげていく感じこそ、日常だと言えるだろう。仲が良くてちょっと百合っぽい雰囲気だってあるだろう。そのどれもがぎゅっと濃密に凝縮されている。しかしそれでいてあざとさや媚びを感じないのがこのゆゆ式なのだ。

訂正しよう。日常系の究極であるからして最早これは「日常のアニメ」と言ってしまえば、前述の例には当て嵌まらないかもしれない。非礼を詫びさせていただこうと思う。申し訳ない。

ノーイベント・グッドライフ!



さて本アニメ制作にあたってプロデューサーは幾度となく電車で女子高生を観察したとも言う。どうあっても我々には得られる事の出来無い、女子高生たちの正にただの日常を描いている。

その為か何度となくトイレに行くシーンが描かれる。これは女の子を神聖視して製作される他のアニメではここまでされないだろう。ゆゆ式も漏れず神聖視された世界ではあるもののやはり日常を正しく描いていると言え、尊い夢を見せるのだろう。

その証に、ED前に流れるBGMを耳にする度にもう一話が終わるのか与えられている彼女らの日常の一つが終わろうとしているのかと絶望し「うわああああああああああああ」と嘆く事だろう。ニコニコでの一挙では特にそれは顕著に表れるのだから、皆同じなのだろうと思う。



お話、物語として画面越しに女の子達を眺めているから時に平坦気味な物語にネガティブな思いを感じるのだろう。どこまでも合わない人は合わないと思われてしまうだけに悲しいがそういう事もあるだろうから仕方ない。

ところがアニメアニメしてないからこそどなたでも興味を持ってほしいとも思えるのだ。余程でなければ実写で上手くやって興味を与える幅を広げてみたい気もする。金に寄られての爆発が恐ろしすぎるのでもあるが…w

閑話休題。何が言いたかったかと言うと、彼女らの日常へ溶け込むのだ。意識してすることは無い。ただ彼女らの日常を何もせず享受すればいいだけなのだ。気付けば無になり溶け込んで楽しんでおり、さながら夢のようで、あっという間に24分が終わる。そしてED前のBGMに起こされるのだ。


一噛みするだけでは中々全てを味わう事なぞ出来ないだろう。だから何度も噛んで、噛んで噛んで味わってみてほしい。噛めば噛むほど味わい深く、その奥深さにハマる事だろう。何度も見返したくなるのだ。

だがこの旨味は数多く放映されるアニメの中に埋まり、「日常系」のアニメであったからしてインパクトが薄く、並みの売り上げ=評価に留まっている。なんとも由々しき事態なわけである。

なんとかOVAにこじつけた今、是非購入にて力を送り、あの日々の続きそう二期が訪れる事を願わんばかりである。加えて、縁役の種田梨沙さんにおかれましても早期の回復を願うばかりであり、彼女の中では珍しいおっとりのんびりな癒しの声を再度聞かせて欲しいと望むばかりである。

なお、その新作エピソードのOVA「困らせたり、困らされたり」は2017年2月22日に発売だ。描き下ろしのケースや特殊パッケージ、ブックレットだけでなく縮刷台本に新録ドラマCDまで初回限定盤にはついてくる。

ゆゆ式、愛してるよ~ずーっと!



重ねて言おう!まだ見たことない人はぜひこのアニメを見て欲しい。キービジュアルやキャラデザで苦手と言う人や、時に盛り上がりが平坦に思えると切ってしまった人もいる事だろう。だが見て欲しい、そう似たような予想してたであろう「まどマギ」を切ってた人らは後の盛り上がりに乗り遅れたと後悔したのではなかっただろうか。

まずはレンタルで良い。何かを得ようとしなくていい。ブヒる事を考えなくてもいい。ただ、のんびりまったり眺めているだけでいいのだ。見てる内にお酒の肴になってるかもしれない。

そんな感じで繰り返し味わってみたいと思ったならば、BOXとOVAをぜひ買って欲しい。そして好きな時に幾らでも彼女らの日常を眺め噛みしめ味わう日々を続けようではないか。アニメ最終話は夏休みの終わりと共に物語を閉めている。我々は新たに始まる二学期を待ち続けているのである。

さてそろそろ筆を置かせていただこう。こうしてる今も、もうゆゆ式が見直したくて仕方がないのだ。OVAの発売が待ち遠しくて仕方がないのだ。あぁ、ゆゆ式ゆゆ式すきすき。

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ゆゆ式 1巻
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