ハリーポッターの厳選呪文集!呪文に隠された意味に驚愕!

大人気ファンタジー「ハリーポッター」シリーズに登場する数々の呪文の意味や語源について、調べてみました!

呪文はそもそも何語?

国を問わず老若男女だれでも知っているベストセラー・ハリーポッター全シリーズにわたって、さまざまな呪文が登場し、物語を盛り上げ、彩ってきました。呪文のカッコよさ・強さに、思わずマネしてしまう人もいるでしょう。

しかし、そんな魔法の呪文は、聞きなれないような言葉ばかりです。どこか英語に似ているような、でも全く違うような,,,なんとなくモヤモヤしてしまいます。では実際何語なんでしょうか?

答えは、「いろいろ」です!ラテン語であったり、英語であったり、フランス語であったり,,,様々なヨーロッパ系の言語を組み合わせて、著者J・K・ローリングが作り出した「造語」なんです。

ただ、造語とはいえ、それぞれの呪文の意味はしっかりと表しています。続いてはその語源に迫っていきましょう!

呪文の語源に込められた意味に驚愕!

先程も述べたとおり、魔法の呪文は著者がいろんな言葉を組み合わせた造語です。その中には、一つの呪文そのものがある言語であるものもあれば、つの呪文の中に複数の言語が含まれているものもあります。

例えば、作中に登場する、「アクシオ」(Accio)という呪文は、離れたところにあるものを自分のところへと引き寄せる魔法の呪文ですが、その語源は、「呼び寄せる」という意味を持つラテン語の「accio」そのものです。

他には、物体を浮遊させる呪文「ウィンガーディアム・レヴィオーサ」(Wingardium Leviosa)は、英語の「wing(翼)」と、ラテン語の「arduus(高い、険しい)」、「levio(軽くする、持ち上げる)」という言葉を組み合わせています。

このように、ちゃんと意味を合わせつつ、いろんな言語を組み合わせて呪文を作っているんですね!

光を灯す『あの呪文』を解説!

作中何度も出てくる、杖の先に光を灯すあの呪文。「ルーモス、光よ」 この呪文の語源はいったい何なんでしょう?実はこの言葉、「光」を表すラテン語の「Lumos」そのものなんです。

けっこうラテン語由来の呪文が多いような気がしますね~。まあ魔法使いと言えば、古い時代のイメージがありますから、ヨーロッパ系の古い言語のラテン語がメインで使われているのは頷ける気がします。

ちなみに、ほとんどの呪文には反対の効果を持つ「反対呪文」が存在します。「ルーモス」の反対呪文は、「ノックス」です。この言葉も、「闇・夜」を表すラテン語の「Nox」そのものです。

では続いては、ハリーポッターシリーズの各映画について、代表的な呪文をご紹介していきます!

映画に登場する代表的な呪文を大紹介!

ここからは筆者が個人的好みと印象の深さをもとに、ハリーポッターシリーズの映画から、1つずつ代表的な呪文をご紹介していきます。

ハリーポッターと賢者の石「オキュラス・レパロ」

ホグワーツ行きの汽車の中で、ハリーとハーマイオニーが初めて出会ったときに、ハーマイオニーが唱えた呪文です。ハリーのひび割れたメガネを見て、それを直そうとこの呪文を使用しました。

オキュラス(Oculus)は、ラテン語の「目・眼球」を意味する言葉で、レパロ(Reparo)ポルトガル語の「修理」を意味する言葉です。この2つを組み合わせて、「眼鏡よ、直れ」という意味の呪文になっているんですね。

ハリーポッターと秘密の部屋「オブリビエイト」

ハリーポッターシリーズ第2作「秘密の部屋」で登場した、「闇の魔術に対する防衛術」の教授 ギルデロイ・ロックハートが得意とする「忘却術」。相手の記憶を消してしまう魔法です。

ラテン語で「忘却」を意味する「oblivio」と、英語動詞語尾の「ate」を組み合わせた造語です。そのまんまの意味ですね。この呪文を使って、ロックハートは他人の偉業を自分のものにして、有名人に成り上がる、というなんともずるい奴です!

ハリーポッターとアズカバンの囚人「エクスペクト・パトローナム」

シリーズ3作目「アズカバンの囚人」でとても印象的なのがこの呪文!吸魂鬼(ディメンター)の群れに襲われ、命の危機に瀕しているシリウスと自分自身を救うためにハリーが放った呪文です。

ラテン語で「期待する」という意味の「Expecto」「守護」を意味する「Patronum」をつなげた言葉で、個々に特有の姿をした守護霊を呼び出しディメンターを退ける呪文ですね。幸せな思い出で頭をいっぱいにしないと使えない、精神面に大きく関わる呪文です。

ダニエル・ラドクリフ演じる主人公ハリー・ポッターが、「エクスペクトォーー・パトローーナァァーーム!!!」と力強く叫んでいるところが特に印象に残っています!この場面が頭から離れません(笑)

ハリーポッターと炎のゴブレット「エクスペリアームス」

シリーズ4作目「炎のゴブレット」の墓場でヴォルデモートとハリーが戦った時に、ヴォルデモートの呪文に対してハリーが放った呪文です。武装解除、つまり相手の杖を奪う呪文です。この呪文の仕組みが後々の物語に深く関わってきますね。

ラテン語で「取り出す」を意味する「Expello」英語で「武器」を意味する「arms」を組み合わせた言葉です。この呪文が初めて出てきたのは、2作目「秘密の部屋」です。スネイプがロックハートとの模擬決闘のときに使用しました。

この呪文を使うと、武装解除された方は杖の所有権も奪われることになり、自分に所有権の無い杖ではうまく力を出せません。そのことが圧倒的に強いはずのヴォルデモートがハリーに敗れた秘密でもあり、面白いところです!

ハリーポッターと不死鳥の騎士団「ステューピファイ」

シリーズ5作目「不死鳥の騎士団」で魔法省・神秘部で死喰い人たちに襲われたハリーたちが、死喰い人に向けて放った呪文のうちの1つです。失神呪文で、相手を吹っ飛ばし、失神させます。

英語で「ぼーっとさせる、仰天させる」を意味する「Stupefy」そのものです。サッと唱えられますし、けっこう強力な呪文なので、ここぞ!というピンチの時によく使える魔法なんでしょう。

ハリーポッターと謎のプリンス「セクタム・センプラ」

シリーズ6作目「謎のプリンス」でドラコ・マルフォイに対してハリーが使った、切り裂き呪文です。「半純血のプリンス」を名乗るもの(その正体はセブルス・スネイプ)が編み出した呪文の1つです。

ラテン語で「切る」を意味する「Sectum」と、「いつも、常に」を意味する「Sempra」を組み合わせた言葉です。つまり、「常に切り裂く」という恐ろしい呪文です…こんな呪文まで自ら作り上げてしまうなんて、スネイプはすごいですね…

実際、この呪いを受けたマルフォイは、どんどん体が切り裂かれて、血だらけになっていました。ちなみに、このときスネイプがマルフォイの傷を治すために使っていた「ヴァルネラ・サネントゥール」は、反対呪文だと考えられています。

ハリーポッターと死の秘宝「ピエルトータム・ロコモーター」

シリーズ7作目「死の秘宝」でヴォルデモート率いる死喰い人たちからホグワーツを守ろうと、マクゴナガル先生が使った呪文。ホグワーツ中の石像を動かし、戦わせる呪文です。

英語で「石、石柱」を意味する「Pier」「動き、運動」を意味する「Locomotor」と、ラテン語で「全て」を意味する「totum」を組み合わせた言葉です。映画では、石像が動き出し戦うシーンがとてもカッコよかったですね!

また、この呪文は明らかに非常時しか使われないため、この呪文を唱えたときのマクゴナガル先生は、「この呪文、一度使ってみたくて!」とウキウキしていました(笑)

呪文博士のハーマイオニーがニガテな呪文って?

あらゆる呪文に精通し、数ある魔法の中でニガテなのは飛行と占い学のみ、というハーマイオニーですが、ただ1つだけ、ニガテで、みんなに後れを取った呪文があります。映画中でも少しだけそのニガテさが描かれていました。

その呪文は、「エクスペクト・パトローナム」、つまり、守護霊の呪文です!先程も少し言っていましたが、守護霊の呪文はただ唱えるだけではダメで、幸福な思い出で頭をいっぱいにしながら、強い気持ちで唱えなければいけません。

ハーマイオニーは普段は冷静で知的なんですが、意外と精神的に弱く、ディメンターに襲われるようなピンチでは、パニックに陥ってしまいます。頭が良いせいで、いろいろ考えてしまうんでしょうか?

なので、守護霊の呪文はマスターするのに時間がかかっていました。結局マスターするんですが。(笑)どんな優秀な人でも、必ず弱点があるんですね~

禁止された闇の魔術の秘密に迫る!

さて、ここからは、魔法の中でも凶悪で、その闇の深さから禁止されている呪文について、ご紹介していきます!特に禁術として挙げられる闇の魔術は、3つあります。では見ていきましょう!

服従の呪文・インペリオ

服従の呪文で、この呪いを受けたものはまるでフワフワ浮いているかのような気分になり、呪文を唱えた人の言う通りに、どんなことでも従ってしまいます。ヴォルデモート率いる死食い人たちはこれを使い、魔法使いたちを操っていました。

語源は、ラテン語で「従わせる、命令する」をいみする「Imperium」です。この呪文にかかっているかどうかを見分けることは非常に難しいらしく、魔法省の人ですら、操られている人がいたくらいでした。

禁じられた闇の魔術ですが、なんとハリーも使用しています!「死の秘宝」でハリーたちが、ヴォルデモートの分霊箱を隠してあるグリンゴッツ魔法銀行のベラトリックス・レストレンジの金庫に忍び込むときに、ゴブリンにかけていました。

そんなことしていいのか?!と思いますが、ヴォルデモートを倒すために仕方なく使用したので、良しとしましょう(笑)

磔(はりつけ)の呪文・クルーシオ

激しい苦痛を与える呪いで、拷問に使用されます。ネビル・ロングボトムの両親は、レストレンジ家の死食い人たちにこの呪いで拷問を受け、そのあまりの苦しさに気が狂ってしまいました。

語源は、ラテン語で「拷問する」を意味する「Crucio」です。日本語の「苦しむ」からきているという説もありますが、これは間違いです。確かに似ていますが、著者J・K・ローリング曰く、ラテン語から取っているそうです。

この呪文はただ唱えるだけではダメで、本気で相手を痛めつけようとする意思と、苦しめることを楽しむ気持ちが無ければ効果が無いようです。「不死鳥の騎士団」ではベラトリックスに対してハリーが使用していますが、あまり効果がありませんでした。

死の呪い・アバダ・ケダブラ

禁じられた魔術の中でも特に恐ろしいのが、この死の呪い緑色の閃光が見えたかと思ったら、一瞬で傷もなく死んでしまう。しかも対処法もなく、盾の呪文も効かない、チート的な呪文。そんな恐ろしい呪いです。

語源は、アラム語で「この言葉のようにいなくなれ」という意味を持つ「アバダ・ケダブラ」(Abhadda Kedhabhra)であると言われています。この呪文を唱えたら一瞬で死ぬんですから、たしかにこの語源通りですね。

実はこの呪文の使用には強い魔力が必要で、未熟者が使っても何も起きないようです。このことからも、死の呪いを連発するヴォルデモートはどんだけ強いんだ!という感じですね。

これであなたも魔法使いの一員に!



代表的な呪文を中心に数々の呪文とその語源を見てきましたが、いかがでしたか?「あ、そうだったのか!」と気づくものも多かったことでしょう!著者J・K・ローリングはいろんな工夫を凝らして呪文を考えていたんですね。

これだけ呪文やその意味を知ったあなたは、もうすでにかけだしの魔法使いのようなものです!杖を振りながら呪文を唱えたら何か起こるかもしれませんね(笑)

ハリーポッターシリーズを本で読んだことがあったり、映画で見た人も多いでしょうが、呪文の語源と意味を知った今、改めて見直してみるとまた違った面白さがあります!

一度も見たことが無い人も、何回も見ている人も、どちらも映画、または本をぜひ見てみてください!

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