人気女優・土屋太鳳の原点!出世作『まれ』を振り返る!

NHK連続テレビ小説『まれ』のヒロインを演じ、珍しい名前と共に一躍全国区に躍り出た土屋太鳳さん。パティシエの夢に向かって突き進む女の子を、好演しました。ここで、改めて『まれ』を振り返ってみます。

土屋太鳳作詞のオープニングがダンサブル

オープニングテーマ曲“希空〜まれぞら〜”

能登のまれ館?かな行ってきた #連続テレビ小説 #まれ #能登

まどかさん(@iwasako.aaa)が投稿した写真 –

「さぁ、翔けだそうよ、今すぐに~」の歌い出しで始まる、2015(平成27)年上半期のNHK連続テレビ小説第『まれ』のオープニングテーマ“希空〜まれぞら〜”は、土屋太鳳が1番の作詞を担当しています。

土屋のブログに「輪島塗を見ていたら、能登の夕日が見えた」の一文を見つけた『まれ』の演出担当者が、「詩的センスがある」と感じ、チーム全員で土屋に作詞を依頼。主題歌の作詞をヒロインが手掛けるのは、連続テレビ小説史上初の試みでした。

作曲は、アニメ戦国BASARA、ガンダムUC、進撃の巨人などを手掛けた澤野弘之が担当。澤野の特徴である打楽器を用いた重厚感のあるサウンドが、土屋の個性的な詩に躍動感を与え、連続テレビ小説のオープニングでは前例のない、ワールドミュージック風のダンサブルな合唱曲に仕上っています。

土屋太鳳のしなやかなダンスの秘密

オープニングは土屋太鳳作の即興ダンス!!

オープニングの映像は、主人公『まれ』役の土屋が、飛び越えるようにきれいにジャンプして、翔けだすシーンがあります。ドラマの舞台となる能登の自然の中を、のびやかに踊りながら走ります。

コンセプトは、能登の「まれびと信仰」という「よそから来た人を神として歓待する」風習を基に、人や文化が海から訪れるという考えと、まれが夢を叶えてパティシエなって大きなケーキを全身で作る姿の2つを表現しています。

当初、土屋には「オープニングで一回転、回ってもらう」程度の予定でしたが、撮影直前に「1分半、全身でケーキを作るイメージを“即興”で踊ってください」と急遽方針変更。土屋は撮影準備の30分でイメージを固め本番へ。能登の風景や海と土屋の踊りのハーモニーの凄さに現場は息をのみ、スタッフは感動の涙を流したと言います。

土屋太鳳は体育大で舞踏学専攻の変わり種



土屋は、2013年4月に日本女子体育大学体育学部運動科学科舞踊学専攻に入学しました。入学後の2014年に『花子とアン』で花子の妹・『もも』を演じ、出演中に『まれ』のオーディションに合格したためか、出席日数不足で4年間での卒業は逃したようです。舞踏専攻は一学年約90人の内、留年はごく僅かなので、とても残念ですね。

3歳から日本舞踊、クラシックバレエ、ヒップホップダンスを習い、大学でも学問としてのダンスを学ぼうとするとは、どれだけダンス好きなんでしょうか!?

ダンス関係者からも高い評価を受けている土屋ですが、オーストラリア人歌手Siaの「Alive」日本版ミュージック・ビデオでも、圧巻のコンテンポラリーダンスを披露しています。2016年大晦日の紅白歌合戦での郷ひろみとのコラボも、艶っぽかったですね。

『まれ』と『一子』の幼なじみがブログでヒートアップ!?

一子が“わんこ”になりすまし!?

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はるさん(@fh1726)が投稿した写真 –



幼なじみのまれと一子(いちこ/清水富美加)は、一人の男・圭太(山﨑賢人)を取り合った仲!?結局、圭太はまれと結婚しました。 しかも、モデルの夢破れた一子に対し、まれは横浜の「マ・シェリ・シュ・シュ」でパティシエの夢を叶えるため修行中。

普通のOL「わんこ」が安くておいしいスイーツを発信する人気ブロブ『わんこのスイーツ工房』で、「マ・シェリ・シュ・シュ」のケーキが「高いのに、たいしたことない」と酷評され、まれは「にゃんこ」と名乗って、「わんこ」ブロブに反論を書き込みますが、すぐにまれだとバレました。そして、「わんこ」は「ONE」+「こ」→「一」「子」でした。

一子は、幼い頃からの積もっていたまれへの複雑な想いを、大手企業を巻き込んでの『スイーツビジネス展開』に昇華させ、まれ潰しに?かかります。

とんだ結末~コンビニスイーツ対決~

まれは一子の挑発に乗せられ、ネット動画で公開スイーツ対決をすることに!大手コンビニチェーン「Cショップ」の販売権を賭けたカップスイーツ対決です。期間限定でどちらのスイーツが売れたかで勝敗が決まります。まれは、高級感溢れる350円の『ちょっぴりハレの日』を、一子はまれが初めてコンテストに応募した時のレシピの名前を盗用し、99円の『幸せ貧乏家族』を作りました。

横浜と能登で「どうして一子はこじらせ女になったんだ」と、心配する幼なじみたち。まれは圭太から、「真正面から戦う事で、何か伝わるんじゃないか」と言われ、真剣勝負の決意を固めます。

本番前中に、代理店から出来レースで、一子が勝つ」と告げられた一子は、あろうことか対決を放棄してしまいます。一子のブログ書籍化やCM出演が手のひらからすり抜けました。

こじらせの修復

一子のまれへの嫌悪感から多くの関係者を巻き込んでの大騒動は、やれやれといった感じですが、「あいつ嫌い」とか「憎い」といった負の感情が、「負けるもんか」、「絶対に見返してやる」というモチベーションになり、ポジティブな結果をもたらすことって、ありますよね。

一子は、恋も夢も破れ、勝手に「ふるさととは縁を切った」と意地を張っていましたが、スイーツ対決の結果、まれに対して「大っ嫌いだけど、大好き」と告白!?しています。「もう…こじれ過ぎて、自分でもどうしたらいいか分からい」と泣きながら(笑)

また、まれの母親・藍子(常盤貴子)の一子へのひとことが、胸を打ちました。「ふるさとに帰るのに、何か持って帰る必要はない。何者にもならなくても、何も持たなくても帰れるところがふるさとじゃないか」と。泣けてきます。

『まれ』と父『徹』再会のきっかけはブログ!!

父『徹』が失踪!?

@taotsuchiya_03が投稿した写真



まれの父・徹(大泉洋)は、2度自己破産しています。1度目は、自己破産の末、夜逃げ同然で一家で東京から能登に移住してきたドラマ冒頭。その後、東京へ出稼ぎに行き、横浜ではまれと同居しながら事業を立上げ、ネットビジネスが軌道に乗った矢先に、融資保証人が粉飾決算で逮捕されたたことで資金繰りがつかなくなり、自己破産。

能登に戻り、家族との生活を取り戻した徹の姿は、横浜時代の元部下から反感を買い脅迫を受ける結果に。元部下やその家族を不幸にしたことに気づいた徹は、失踪して行方知れずになりますが、徹の残した手紙と「まれのケーキ店開業企画書」から、父の想いを知ったまれは能登に自分のケーキ店「プチ・ソルシエール」を開業します。

ブログで『徹』の生存確認



徹の失踪から7年ほどたった頃、所沢市で清掃員をしているとの目撃証言の後、再び徹は行方不明になりました。まれの弟・一徹(葉山奨之)が上京して懸命に徹を探しますが、全く手がかりがつかめません。

能登に戻った一徹は、「徹が必ずみているハズ」と「プチ・ソルシエール」のブログを頻繁に更新して、まれたちの情報を発信し続けます。ついに、徹が「貝殻おじさん」のハンドルネームを使ってブログに書込みをしてきました。まれたちは、長年消息がつかめなかった徹の生存をやっと確認できました。

土屋太鳳の“長文ブログ”人気の秘密

”更新されなかった“ことがニュースになるほど人気!!



土屋のブログ“たおのSparkling day”は、2010年5月からスタートしています。一般的に、「今日は、〇〇に来ています」、「△△食べてます」といった直接的表現が多いと思うのですが、土屋のブログは、「詩的センス」が感じられます。

多い日には、2,000文字超えのこともあるブログですが、携帯の機種変更をきっかけにInstaglamも始めています。波状雲の画像のコメントは「大切な人たちに会いに行った時の空^ ^ どの場面を生きていても、願いは、ただただひとつです。」と。言葉選びにセンスを感じます。

2013年12月から毎日更新していましたが、まれで幼なじみの洋一郎役で共演した高畑裕太が、2016年8月に起こした事件(同年9月に不起訴処分で釈放)の時、更新記録が途切れたことが、当時話題となりました。

『まれ』後の土屋太鳳の活躍に期待!!

いかがだったでしょうか。土屋太鳳を漢字一文字で表現すると「躍」ではないかと思います。「高くはね上がる」、「勢いよく動き回る」を意味する「躍」は、土屋のしなやかなカラダの動きと躍動感を表していると思います。

ダンスは、言葉のいらない世界共通のコミュニケーションツールだと思います。土屋太鳳には、ダンスという武器があります。それも、日本の女優さんのたしなみとして必須の日本舞踊やジャズダンス、タップダンス、ヒップホップ等とは一線を画した、コンテンポラリーダンス、そして即興の創作ダンスを作って踊れるのも、土屋太鳳の強みです。舞踊力をひっさげて、是非世界を相手に活躍していただきたいです。

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