鋼の錬金術師が更に好きになる!声優さんを一期と二期で比較してわかったこと!

「月刊少年ガンガン」にて連載された漫画「鋼の錬金術師」。アニメ化もされた大人気作品ですが、結末は違えど同じストーリー構成の第二期が制作されるという異例のケースに・・・。何故そのような事が起きたのか、内容や声優さんを比較しながら紐解いていきたいと思います!

不朽の名作漫画「鋼の錬金術師」とは?

初めましての方は初めまして!ハガレンは私の青春でした。2001年から「月刊少年ガンガン」にて連載が始まった「鋼の錬金術師」。全108話、約9年間に渡り展開されることになります。

荒川弘先生により制作されたこの作品は単行本にして全27巻、累計発行部数は6100万部を記録し、スクウェア・コミックス発行のコミックスの最高記録となりました。

当時中学生だった私の周りでもハガレン旋風は巻き起こっており、両手を胸の前に合わせるポーズをすると「何か錬成するの?」と総ツッコミをされるくらいには流行っていました(笑)「等価交換」や「人体錬成」など、ちょっと響きのかっこいい言葉を使いたくなる時期がありましたね。

錬金術が存在する架空の世界で繰り広げられるダークファンタジー19世紀の産業革命期のヨーロッパをモチーフに制作されていると言われています。ダークファンタジーというジャンルではありますが、あまり暗い印象は受けませんでした。

有名な錬金術師ヴァン・ホーエンハイムを父親に持ったエドワード・エルリックという少年が本作の主人公。弟のアルフォンス・エルリックと共に父の血を受け継ぎ、錬金術師としての才能を開花させていきます。

金髪の三つ編みをした小柄な少年と、全身金属の大きな少年(?)というビジュアルに惹かれ軽い気持ちで手を出した私ですが、ストーリーがあまりにも重くて衝撃を受けた作品でもありますね。

エドの右腕と左脚はオートメイルという機械鎧で作られています。幼いころから才能があった2人は、失ってしまった母親を蘇らせよう「人体錬成」と呼ばれる禁忌を犯してしまいました。

それが原因でエドは左脚、アルは身体すべてを失ってしまいます。アルを失うことを恐れたエドは、自分の右腕を代価に父がコレクションしていた甲冑にアルの魂を定着させることに成功。

生きる目的を失ってしまったエドでしたが、ある日家に訪ねてきた国家錬金術師ロイ・マスタング大佐の言葉をきっかけに、「元の身体を取り戻す為、軍の狗として生きる」ことを決意します。

主人公エドを演じる朴路美さんのこだわり

かっこいい少年ボイスに定評がある朴路美さん。私も大好きな声優さんです!父親が在日韓国人2世、母親は韓国人で、もともと演劇の世界に興味があったわけではなく、先輩に誘われたことがきっかけだったようです。朴さんを誘った先輩グッジョブ!

代表作はハガレンのエドをはじめ「うえきの法則」植木耕助「BLEACH」日番谷冬獅郎「進撃の巨人」ハンジ・ゾエなどさまざまな有名作品に出演しています。

ラジオやイベントなどでは比較的ハイテンションで、「路美姐さん」と呼ばれ後輩声優たちからも慕われている姿をよく見かけますね。ルックスもお美しいです・・・。

朴さんはエドを演じるにあたり、「よりハスキーな声」を意識したんだとか!もともと十分ハスキーで素敵な声だと思うのですが、エドのあの声を出すには足りなかったようです。

そこで、朴さんが収録前に実践していたことがなんと「カラオケで6時間以上ぶっ通しで歌うこと」。舞台経験も多い方ですから、丈夫な喉を枯らすにはそこまでしないといけないのですね・・・。これぞプロ。

原作者の荒川先生からは「息子を託します」とエドの役を渡されたらしく、朴さん自身も「エドは養子のような存在」と特別な思い入れがあったようです。役者さんのこういった素敵エピソードはいいですよね!

ハガレンのキャスト変更はなぜ起こったのか?

原作大ヒットの末アニメ化されたわけですが、2003年版2009年版ではキャスト陣の半分近くが変更、または役の移動をしています。なぜそのようなことが起こったのか・・・。

最終的な判断を下したのは音響監督三間雅文さんです。2003年版から継続でスタッフをされているので、両方のキャスティングに関わっていたことになりますね。主役は変わらなかったものの、ロイ・マスタングリザ・ホークアイのキャスト変更には反響も大きかったそうです。

変更に至った大きな理由としては、ストーリーの着地点の違いにあるかと思います。マスタングに関しては、一期と二期で性格も考え方も異なる部分があるので、変わったおかげでしっかり切り替えて視聴できたのかなとも思いました。

一期と二期の声優さんを比較してみた

豊口めぐみ→高本めぐみ

エドに想いを寄せる専属オートメイル技工士の女性、ウィンリィ・ロックベル。少々泣き虫なところがありますが、エドを支えるという決意のもとに辛いことがあっても負けない強い一面も持っています。

豊口さんのウィンリィは元気で明るく、高木さんのウィンリィは少し大人っぽい印象を受けましたね。一期では最後のエドのプロポーズのシーンがないので、二期はそのラストシーンへ向けて一歩ずつ大人になっていく女性の姿を表現するためのキャスティングかなと思いました。

大川透→三木眞一郎

国家錬金術師で大佐を務める男性ロイ・マスタング「焔の錬金術師」と呼ばれ、発火具となる特殊な手袋を使い炎を自在に操る力を持っています。雨の日は無能呼ばわりされてしまう情けないところも・・・。

大川さんのマスタングは貫禄があり、三木さんのマスタングは少々若い役作りとなっていました。二期でストーリーが進むにつれて、マスタングよりも上の階級の人がたくさん登場する事から、バランスに配慮した結果のキャスティングですね。

根谷美智子→折川富美子

マスタング大佐と同じく国家錬金術師で、マスタングの下で戦っている女性、リザ・ホークアイ。ホークアイの名前の通り、銃の腕はピカイチ。キツそうな顔をしていますが、実は母性あふれる優しい女性です。

ホークアイのキャスティングに関しては、マスタングの声に合わせたものかと思います。一期の方が貫禄がありますね。二期の方が優しくより女性らしい役作りになっている印象でした。

違いがあっても楽しみ方は人それぞれ!

一期の制作が完了した時、二期の製作が発表された時、キャストが発表された時、新しく展開されるたび反響が大きかった「鋼の錬金術師」。それだけファンのみんなに愛されているということですね!

途中までは同じストーリー構成でありながら、迎える結末の違いで全く違う作品にも見えました。キャラの心情の変化や成長速度、そこに至るまでの過程を見据えながら演じてくれたキャスト陣の力が大きなポイントになっていたと思います。

もちろん賛否両論ありますが、私はどっちのキャストもそれぞれの魅力があって好きです!それでは、またどこかでお会いしましょう1ありがとうございました!!

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