大御所俳優 クリント・イーストウッドが手がけた映画6選!

大御所俳優クリント・イーストウッドの映画と言えば?渋い俳優さんであり監督をすれば凄い感動モノを連発しますよねぇ。カッコイイけど、若い時はちょっとニヒルでお茶目。そんな役柄が多かったんじゃないでしょうか?皆さんはどのタイトルを思い浮かべますか?

西部劇と言えば、クリントイーストウッド!

クリントイーストウッド映画と言えば、子供の頃、土曜のTV映画の定番でした!日本語吹き替えがルパン三世の山田康雄。それがニヒルで渋くて、カッコよく、どハマり声でした!

子供イメージは恐ろしく、今でもクリントイーストウッドの顔を見ると、ルパンの声が少々。。大人になってから、字幕版を観るようになって、肉声が違和感ないのが不思議でした!

一匹狼の早撃ちガンマンという役が多く、荒野の風景がまた超クール。出てくるだけで誰よりもカッコ良く、どんな大悪党よりも強く、荒廃の時代に無口だけれど背中で心を語る男

許されざる者

西部劇という一つのヒットシリーズが生まれ、俳優クリントイーストウッドのイメージも、西部劇のイメージも一人歩きをしだして久しい時代。突然この「許されざる者」は封切される。

もともとアメリカの古典的な西部劇作品で、それだけにエンターテインメント性の追求でアクションばかりの内容がボヤけた薄っぺらな西部劇とは違い、心を重要な物語の骨格にしている。

それだけに撃ち合い以外の様々なシーンや台詞や表情にも、ズシリと重みがある作品主人公と同じ年齢になるのを待って撮影に挑んだクリントイーストウッドの渾身の西部劇決定版!

クリントイーストウッドの厳選5作品!

大ヒット「ダーティーハリー」全5シリーズ!

舞台はサンフランシスコ。街にうごめく犯罪組織やチンピラには、やり過ぎの容赦無さで恐れられるハリー・キャラハン刑事役で出演。そんなハリーも署に戻ると始末書の山

署長の呼び出しは日常茶飯事。この映画で面白さの一つは、ハリー刑事のセリフ。なかなか本心を周りに見せない憎まれ口。これがカッコイイ。組織に居ながら誰にも媚びない。

悪党が大嫌いで天職のように行動するも、悪党より恐い。自分の信念が正しいと思えば、警察すら敵にまわし、いつでも警察を辞める覚悟を持っている刑事が、ダーティーハリー!

クリントイーストウッドと44マグナム



ゾウや北極グマや水牛も、一発で狩れるという44マグナムの威力は、まるで銃の形をしたライフル。なんでそんな銃をサンフランシスコの刑事が持ってるの?それを言ったら負け。

カッコイイからです!しかもハリー刑事は、いつも大体グレーのジャケットに、焦げ茶スウェード肘パッチが刺繍された、地味で大人しそうな格好でマグナムが火を吹きますから!

チンピラが見た目でナメた態度だと、こめかみに銃口押し付けちゃいますから。角ばったデカイだけの汚いアメ車がまた日常的でリアル。実際に居そうなアドリブ?ニヒルな台詞!

5シリーズ続いた魅力・台詞の面白さ

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ダーティーの由来「街のゴミ(悪党の事)ばかり掃除してるからだよ。」またよくあるのが、悪党に向かって言うタンカが凄い。「よく聞け。テメーは道端に落ちてる犬の糞だ。」「踏まれたり、蹴飛ばされたりするから、気をつけろ。」もちろん、言われた方はアタマにきますが、何にも手出しは出来ず「ぐぬぬぬ!」となるお決まりのシーンですが、毎回パターンが違います。また、殺人現場検証で同僚に「ムカつくのは、お前さんのホットドッグにガブリつく姿だよ!ガキじゃあるまいしケチャップベタベタ塗りたくりやがって!」こういう苛立ちがいちいち面白い訳です!

泣けるぜ・・・。

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これは、しょっちゅう口癖でしたね!イケイケの勝ち気なハリー刑事なので、動物など相手だと、ついこんな台詞が。本当は動物も嫌いじゃないけど可愛がり方が不器用で、無骨ゆえの面白さ。あの山田康雄さんのルパンの声で「ん泣けるぜぇ・・。」は、最高です!たいがいのシーンは、ブッた斬るパワーがありましたね。あとは、ハリー刑事に色仕掛けは全然効きませんでしたね。犯人側や、街の売春婦などがハリー刑事を色気で買収しようとしても、「ブタはゴメンだぜ。」当時のアメリカ警察の腐敗を皮肉ったテーマもありハリー刑事は超硬派で犯人検挙にしか興味無し!

5シリーズ続いた魅力・脚本の面白さ

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誰がどう見たって有罪なのに、裁判で令状無しの違法捜査だったと、金の為なら何でもやる弁護士にひっくり返され、無罪・釈放になる犯人を、さらに追うハリー刑事なんていう話がありました。これも、当時の裁判や弁護士や警察、そんなものが少しずつ悪い方に変わって来た時代の出来事を、脚本に取り入れ人々の関心を惹いたのでしょう。また、映画ではサラッと触れて終わる事で。犯人の使っている銃やバイクが、ドイツ製と日本製にこだわってたりもし、政治的な匂いも発していたりします。毎回、毎回、犯人像が全く違うキャラクターで、全てがよく練られています!

感動!「パーフェクトワールド」の世界

どこか同じ心を持つ脱獄犯と少年の感動ロードムービー純粋とは何か?世の中にうまく馴染めず、大人にもなれず、少年にもなれずそんな二人だから親友になれたのだろうか?

だとしたら、あまりにも二人にとって、この世の中は悲しすぎやしないか?でも、だからこそ二人だけの車から流れる風景は美しく、一瞬でも楽しかったし、笑えたんだろう。

感動します。色んな事を考えさせられる映画です。クリントイーストウッドは監督で物語が最高。二人を追う保安官役ですが、罪を憎んで人を憎まずな、流石、いい味出してます!

泣ける「ミリオンダラーベイビー」!

何気なく観てしまった方がいい映画です。最初は都会のボクシング・ジムから、ストーリーは始まります。いわゆる看板プロを抱えたジムで、かたわら一般にも開放しているジム

その看板トレーナー役が、クリントイーストウッドで、最初はてっきり、そんな話かなぁと観ていると、ひょっこり女の子がエクササイズ・レベルで、ジムに来るようになりました。

そんな中、よそのジムに看板プロが買収され、こいつが酷い白状な奴でクリントイーストウッドに罵声を浴びせジムから消えてしまいます。あれれ?っていう前置きが実は始まり

ジムの片隅のさえない女の子

このさえない女の子は、エクササイズではなく、プロを目指してるからボクシングを本気で教えてくれと、失意の底で落胆しているトレーナー・クリントイーストウッドに懇願します。

最初は全く相手にされないんですが、雨の日も風の日も、来る日も来る日もジムに通ううち、筋の良さを発見され本気で二人はタッグを組みプロテストに合格。更に上を目指します。

ここからです。この映画のテーマは命の重さは勿論、生き甲斐、友情。こんな台詞があります。「人はいつかは死ぬが、チャンスが無かったとは言いたくない、どれだけやったかだ。」

最高傑作「グラントリノ」

西部劇でバンバン人を撃ちまくるのが映画であり、始まりだったクリントイーストウッドは、アクション俳優としてその後も銃を簡単にブッ放つ役柄が、多かった映画人生。

真逆です。この映画はまるでそういったエンターテインメント性は一切なし。やむおえない理由だとしても、人を撃つという現実の重みを超リアルに、心の苦しい葛藤を描いています。

銃社会が問題になっているアメリカで、言い残したメッセージがあると、こんな映画を創るアクション俳優がクリントイーストウッド。罪を償うあのガンマンの物語の様な人生。

こんな日もジャズを聴いてるかもしれない

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クリントイーストウッド監督の「バード」は、ジャズ・サックス奏者チャーリー・パーカーの半世を描いた映画でした。彼はマイルス・デイビスの師匠でもあり、ハード・バップの父です。マシンガンの様に駆け上がる魔法のような旋律芸術とアドリブその影には酒とドラッグの苦悩に満ちた日々があり、美化するようなものでもなく、道徳的な見解は抜きにして、命がけの芸術革命でした。そんなチャーリー・パーカーを、こよなく愛する一面が彼にはあります。その旋律に何を感じているのでしょう?興味のある方には、「バード」チャーリー・パーカーのレコードの方もお薦めです。

クリントイーストウッドという一人の男

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俳優業駆け出しの最初の映画は、B級映画の脇役しか貰えず、いわばクリントイーストウッドじゃなくても、誰でもいいような役柄で不遇の時代が大スターにもありました。

しかしその後、西部劇やアクションを中心に、人気を博し「ダーティーハリー」シリーズで、その人気を不動のものとし、人気俳優の仲間入りし、近年では監督業も手がけ集大成期ですね。

こよなく映画を愛する人物ですが、ジャズ好き熱い人情派。いい映画撮りますよねぇ。アメリカのどこかに居そうな心地良い哀愁を感じます。これからも、ならではの活躍に期待します!

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