鬼才!映画監督ティム・バートンの奇妙な作品と異形への愛について

【シザーハンズ】【ナイトメアー・ビフォア・クリスマス】などで知られるティム・バートン監督!ダークファンタジーな世界を語らせたら右に出るものはいない鬼才です!そんなティム・バートンが今まで関わってきた名作と意外な作品を一挙公開!そして最新映画の紹介もあります!

ティム・バートンの映画の歴史…バットマンからホラー映画まで!

今ではダークファンタジーといったらティム・バートン!と名前があがるほど認知された映画監督のティム・バートン。今までに様々なジャンルの映画を世に輩出してきましたが、デビューとなった1985年に公開された【ピーウィーの大冒険】では、まずまずの成功を治めました!

バートンは、同時期に自身の作品の中でも思い入れのある【フランケンウィニー】の製作を終えます。そして、ここからが皆さんの知る映画監督ティム・バートンとしての華々しい活躍がはじまりです!

【シザーハンズ】で見られた純愛をテーマにした作品、アメコミを代表するダークヒーロー【バットマン】シリーズの発表!結末に恐怖した衝撃作【猿の惑星】のリ・イマジネーション!そして、根強い人気の【ナイトメアー・ビフォア・クリスマス】

などなど、紹介しきれない程有名な作品がありますね!今回様々な作品を紹介するなかで、ティム・バートン作品には異形のキャラクターが多く登場し、バートンの異常な愛が分かるかと思います。

【マレフィセント】の監督を離脱!その理由はいたってシンプル

ディズニーの長編アニメーション【眠れる森の美女】のヴィランズであるマレフィセントが主役の【マレフィセント】が大ヒットしましたね!斬新なストーリー展開とマレフィセントをアンジェリーナ・ジョリーが演じたという点で、公開前からかなり注目が集まっていました。

この【マレフィセント】の監督をティム・バートンが離脱した!とビックリなニュースがあり、少々ザワつきました。しかし、よく状況を確認して見ると、元々監督の候補の1人だったバートン

離脱というよりも『監督候補』という事から生じた早とちりなニュースだったことがわかりました(笑)そして、この件から噂されているディズニー側との確執ですが、信憑性もゴシップ程度!

決定的に確執を否定するように2018年5月公開予定のディズニー長編アニメーション【ダンボ】を再解釈した【Dumboの監督を担当する事が予定としてあげられています!まだまだ先の発表になりそうですが、楽しみですね!

大統領はヴァンパイアハンター!?【リンカーン/秘密の書】



セス・グレアム=スミス原作【ヴァンパイアハンター・リンカーン】を元にした2012年の映画【リンカーン/秘密の書】が公開されました!バートンの映画に負けない程、原作が奇抜すぎた話題作なので、タイトルのみ知っている…という方も多いのではないでしょうか?

筆者は、原作の小説を読んだ1人です。そしてバートンが映画権を獲得したというニュースに「まぁそうだろうな…」と、いう感想をもちました(笑)それほど、バートン向きの作品と感じるストーリーだったんです!

まず、リンカーンがヴァンパイアハンターというぶっ飛んだ設定が最高ですよね。面白いのは、リンカーンがいかに吸血鬼狩りをしていたか、現存するリンカーン関連の絵画から推測される暗黒面の一面(こじつけに近い)を力説してくれるところです。

しかし、この映画残念ながらそんなに話題になりませんでした。あまりにも設定がぶっ飛んでいたとかそういう事ではなく、同時期に【リンカーン】という真面目なほうの伝記映画が発表されたため話題を攫われてしまったんです…。

世間が選んだティム・バートンの映画ランキングにマニアは微妙な反応?



皆さんは、ティム・バートンというとまず、どんな作品が浮かびますか?大多数の方が【シザーハンズ】【ナイトメアー・ビフォア・クリスマス】【チャーリーとチョコレート工場】【アリス・イン・ワンダーランド】というものをあげるかと思います。

某レンタルショップなどで見かけるティム・バートン映画ランキングも、似たり寄ったりな作品をチョイスされています。確かに、バートンの作品はダークで人を選ぶ作品かポップすぎて突き抜けている作品二極のイメージがありますね。

しかし、そのどちらにも属さない作品もしっかりとあります!例えば史上最低の映画監督と言われたエド・ウッド監督を題材にした【エド・ウッド】1994年の映画ながらモノクロの作品です。エド・ウッドを演じるのはご存知ジョニー・デップ

しかし、ジョニー・デップが主演という意外にも、見る価値はあります。こんな映画監督がいたんだ…と、見終わった後はなんとも言えない気分になるでしょう。バートンはエド・ウッドのファンを公認しており、それゆえに深い作品となっています。

ちなみにエド・ウッド監督作品で、ある意味有名な映画は【死霊の盆踊り】【怪物の花嫁】などなど。

一般向けの毒が抑え気味作品VS趣味全開マニア向け作品

先程紹介した、一般的なランキングで上位に上がるバートン作品たち…。よくありがちな事ですが、人気が厚い作品ばかりあげてしまうと生粋のファン・マニアからは「全然分かっていない!にわかが!」と吠えられてる図をしばしば見かけます。

では、そんなマニア達は一体どんな作品がバートンの中でも至高だと挙げているかというと、ストップモーションアニメの短編映画【ヴィンセント】やバートンの新境地とも言われる親子の愛を描いた【ビッグ・フィッシュ】などが目立つように感じました。

勿論、不朽の名作【シザーハンズ】もあがります。様々な意見を見て分かるのは、バートンの作品は決して万人受けするものではありませんが、人を魅了する作品を絶えず制作している事。

大概大きなヒットを飛ばしたあとは、鳴かず飛ばずが続く…なんてことが多い世界だとは思いますが、新作が発表される度に注目を浴び成果を残し続ける事が出来るのはバートンの作品には不思議な魅力があるという事だと思います!

ティム・バートンマニアが推す、濃い世界観のおすすめ映画一覧!

ジャイアント・ピーチ

実写とバートン得意のストップモーションアニメを融合させた奇抜な作品。大きな桃に乗り時には桃を食べながら1人の少年と6匹の愉快な仲間とニューヨークを目指すアニメーション映画です!

あらすじ…9歳の少年ジェームズは両親を亡くし意地悪な叔母2人の元で毎日こき使われていた。そんなある日、謎の老人からもらった緑色の不思議な物体を誤って落としてしまう…そして不思議な物体は庭先の桃の中へ入り込み桃はどんどん大きく成長!

ジェームズはパパから聞いたニューヨークへの旅を、巨大桃に乗って決行する!目的はニューヨークのエンパイアーステートビル…!しかし、乗り込んだ巨大桃の中には先客がいて…

この映画には、色々と突き抜けた部分がありますが幾つか紹介すると『主人公ジェームズ少年の両親はサイに殺されたらしい』『後見人のおばさん2人がどう見てもおじさん』『超巨大化した桃を食べていくうちに身体がアニメーション化』『仲間のはずのミミズがカゴメの餌付けにされる』他にも色々とありますが、気になる方は是非本編をご覧ください!

ちなみにソフトには特典映像として実写の【フランケンウィニー】が収録されています。実写なのでちょっとエグいけど可愛いこちらもオススメ。

ビートルジュース

カルト的な人気を誇る【ビートルジュース】は、バートンの世界観をギュッと濃縮したような作品です!この作品で注目して欲しい部分があります。ビートルジュースを演じるマイケル・キートン…。

彼は、後にバートンが手がけた【バットマン】でブルース・ウェイン(バットマン)を演じているという衝撃(笑)ある種のクソ映画(褒め言葉)としても名高いビートルジュースは、内容よりも衣装の奇抜さで知られる映画かもしれません。

あらすじ…幸せの絶頂期を迎えていたアダムとバーバラ夫婦はある日、橋の落下事故で亡くなってしまう。亡霊となり自宅へ戻った2人は新人死者ハンドブックを見つけ、空き家となってしまった我が家へ引っ越してきた夫婦を追い出す為に奮闘する事に…。

全く怖がらす事ができない状況に『呼んではいけない』と死者ケースワーカーに注意されていた人物、ビートルジュースを召喚してしまい、2人は更なる地獄を見ることになる…。

バットマンリターンズ


現在知られるバットマンは【ダークナイト】のイメージが強いかと思いますが、バートンが手がけたバットマンシリーズは文句なしに本物のバットマンです!あくまでも鍛え抜いた身体のみを武器に戦うヒーロー・バットマンの姿がここにあります。

他のヒーローものとバットマンの違いは、バットマンはあくまでも普通の人間ですから色々な部分のあらが目立つヒーローだということ…バートンは悲しくも強いバットマンをかっこよく描きました!

【バットマンリターンズ】には魅力あふれる敵が登場します。1人はペンギンと名乗る異形の男…そしてもう一人はセリーナ・カイル扮するキャットウーマンです。シリーズの中でも哀れで悲しい敵として登場した2人にも注目していただきたいです。

あらすじ…我が子の誕生を待ちに待っていた夫婦…しかし生まれてきたのは醜く恐ろしい姿をした子供だった。夫婦は子供を捨て、成長した子供は愛を知らないモンスター『ペンギン』へと成長する。

そしてペンギンは後にゴッサムシティの脅威となる存在になりバットマンの前には謎のダークヒーローキャットウーマンが現れる。混沌とするゴッサムシティで最後に残るのは誰なのか…。

最新作は【ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち】予告から漂うダークな世界


 まだまだ紹介しきれないティム・バートンの世界!【マーズ・アタック!】【スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師】【スリーピー・ホロウ】なんかも人気が高いですね!

そんなバートンの新作は2017年2月3日から公開された【ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち】あらすじを見てみると、異能力者系のダークファンタジーの内容ですね!この映画の面白い部分は、タイトルにもある『奇妙な』という部分にあります。

奇妙な人・奇妙ではない人といった認識で登場するキャラクターの位置付けがされています。また、ダークファンタジーというジャンルですが、明人間になる子供・植物を操る子供・火を操る子供などが登場します。

【Xメン】【ファンタスティック・フォー】が好きな方にもおすすめしたい作品です!見終わった後の感想になってしまいますが、ティム・バートンの違う一面が見れたと思いました。ダーク色を少し控えめに、けれどバートン色は強く!まだ見ていない方は是非ごらんください、あっという間の2時間です!