歴代の映画「美女と野獣」を比較!あなたが好きなベルはどれ?

2017年「なぜベルは野獣を愛したのか」をキャッチに、あの名作が実写で映し出されます。日本でも人気が高い、美人女優エマ・ワトソン!透明感あふれる歌声にも注目です。今回は、今までの「美女と野獣」を振り返ってみましょう。

ディズニー版「美女と野獣」アニメ映画は意外と新しい!?

何度もボツになった「美女と野獣」

今まで童話を元にしたアニメを、ウォルト・ディズニー・カンパニーでは、数多く制作してきました。「ピーターパン」「不思議の国のアリス」「ピノキオ」「人魚姫」「シンデレラ」「白雪姫」など。

まだまだありますが、その中でも「美女と野獣」は、1991年公開なので、比較的新しい作品ですね。なぜ、こんなに待たせたのでしょうか?

実は、ディズニーでは1950年代の時点で「美女と野獣」の映画化を試みています。ですが、その時に聞こえたのがクリエーターたちの「映画化に向いていない。」との声。

作り手からの声を、とても大切にしているウォルト・ディズニーは、泣く泣くボツにしたといいます。なぜ映画化に向いていないのでしょうか?そして映画化になった理由は?

グリム版「美女と野獣」

―「早く起きなさい!お父様が行ってしまうわ。」せっかくいい気持で寝ていたのに、お姉さまの声で起こされてしまった。ガウンを着こみながら「こんなに寒いのに、もう出かけるの?」と、階下のお父様に不満をぶつけます。―

冬の寒い朝ですが、商人は仕入れのために街へ出かけなければいけません。商人は、娘たちに問いかけます。「2~3日、戻れないから、なにかお土産を買ってこよう。何がいいかな?

1番上の姉は「きれいな服を」。2番目の姉は「きれいな靴を」。起こされて機嫌が悪い末娘は「バラの花がいいわ」…。

街へ着いた商人は仕入れの仕事も済み、きれいな服ときれいな靴も手に入れることが出来ました。残るは、末娘の「バラの花」だけです。この寒い冬にバラの花なんて、どこにあるのか…。

姉たちは、凍えるほど寒い冬に仕事へ行く父を思いやり「仕入れ先の街で、簡単に手に入るもの」をお土産としてリクエストしました。末娘は、愛情を確かめるために、手に入りにくい「冬のバラ」をおねだりしたのです。―

ひねくれ者の末娘

出典:https://www.pakutaso.com

あれ?私たちが知っている「美女と野獣」とは、ちょっと違いますよね。それもそのはず、この童話はグリム童話「夏の庭と冬の庭というお話です。

末娘の名前も「ベル」ではなく、ただ「末娘」なのです。母親がいた頃は、3人仲良し姉妹でした。母親がいなくなった家では、忙しい父親の帰りを待つだけの、寂しい家庭になってしまいました。

末娘は、姉2人に可愛がられ、父親には甘やかされて、それでも愛情を確かめずにいられない。面倒くさい少女になってしまっています。

ディズニー版「美女と野獣」では、ベルは心優しい少女なのですが、どうして違ってしまったのでしょうか。ここに映画化がボツになった理由がありそうですね

ヴィルヌーヴ版「美女と野獣」

―ある商人が、街からの帰り森に差し掛かかりました。早く帰りたい商人は、森を通り抜け自宅へ向かっていたが、うっそうと茂る森の中で迷子になってしまいます

そこに突然、大きな屋敷が見えたので、体を温めようと助けを求めました。商人は手厚いもてなしを受け、疲れた体も回復し、そろそろお暇しようと立ち上がります。

その時に見えた、咲き誇るバラの花。「そうだベルがバラを欲しがっていたな。ついでに頂いて行こう。」と庭のバラを折りました

ヴィルヌーヴ版では、最初に登場するのは、方向音痴のお父さんです(笑) 方向音痴の上に、図々しく描かれているので、困り者の役をお父さんに押し付けられます。

このことによって、これから出てくるベルの純真さ、清純さを描くことができるようになってきます。ディズニー版が取り入れたのは、このヴィルヌーヴ版でした

フランス版「美女と野獣」は、映像で魅せるコクトー映画

1946年公開:「美女と野獣」

詩人・小説家・評論家・劇作家・画家・映画監督いろいろな顔を持つジャン・コクトー。非凡な才能で作り上げた映画「美女と野獣」は、当時の恋愛ファンタジーとして絶賛されています

もちろんこの時代の映画なので、全編白黒。それが余計に、想像力を掻き立てています。テレビ番組で、昔の白黒写真に色付けを施した映像を、見たことはないですか?あのような感覚で、「美女と野獣」を見ていくうちに、少しずつ色付けがなされるんです。脳内補正されているのでしょうか?不思議な感覚で、新鮮ですよ。

この映画が面白いのは、主人公が野獣になっているところ。美しい心を持っていても、醜い姿であるばかりに愛しておらえない。苦しい心の叫びが、とても良く伝わってきます。

ディズニー映画とは結末も違いますが、このフランス映画独読なシュールさが良いです。野獣の館内部の装飾品が、不気味なのも素敵です。モノクロであることが、一層この映画を引き立てていますね

「美女と野獣」を映画館で見なければいけない訳とは!?

ズバリ「歌」です!「音楽」ですアリアナ・グランデジョン・レジェンドがデュエットする美しい「美女と野獣」。宝石箱を開いたときに鳴るオルゴールのように、心にスーっと入ってくる歌声が素晴らしい!

今風でもなければ、クラッシックでもない。ディズニー色のファンタジーソング!これを、歌姫・アリアナとソウルシンガー・ジョンがドラマティックに盛り上げています。これは「Let It Go」に続くヒットになるのでは!?

主題歌だけでなく、今回はエマ・ワトソンの歌声も劇中で流れています。公開されているのは、一部分だけですが、可憐で澄んだ歌声ですね。日本でのタイトルは「愛の芽生え」というタイトルで発表されています。

ベルと野獣の心の距離が縮まったかな?という微妙なシーンで流れる曲です。見せ場の一つでもあるので、エマちゃんの歌唱力にもこうご期待ですよ!

映画「美女と野獣」予告では個性的な仲間の姿も!

可愛いキャラクターも健在

2017年4月公開の実写映画「美女と野獣」では、ディズニーの真骨頂ともいえる楽しいキャラクターの登場が楽しめます。メイド頭でティーポットの「ポット夫人」。その息子でコップ姿の「チップ」。親子で一揃いなんですね。

執事で置時計の「コグスワース」。PS2の「キングダム・ハーツ」にも出演しています。生真面目な、仕切りたがり屋さんです。誰もいう事を聞いてくれませんが(笑)

給仕頭で燭台の「ルミエール」。実写でも、女好きな面は見られるのでしょうか?恋人の「フェザーダスター」は真っ白な羽で登場です。

素顔が見たい!ダン・スティーヴンス

Dan Stevens. #danstevens #downtonabbey #legion #davidhaller #theguest #beautyandthebeast

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野獣役にはダン・スティーヴンスが登場します。「ナイトミュージアム・エジプト王の秘密」で、博物館にある展示物でありながら、重厚な鎧を着て歩き回っていたランスロットです。

海外ドラマファンなら「ダウントン・アビー」のマシュー・クローリー役で、おなじみですね。引き込まれそうになるあの碧い目、サラサラとしたねこっ毛のような髪。すらりとしたモデル体型。

残念ながら、「美女と野獣」では見られないようです。野獣ですから(笑) ディズニー映画では、最後に王子様へ戻るシーンがあるので、そこで見られるかな?と期待しています。

「美女と野獣」映画の吹き替えでは、ミュージカル俳優が勢揃い!

エマ・ワトソン演じるベルに抜擢されているのは、ミュージカル女優:昆夏美さん。12歳から児童劇団「大きな夢」で主役を取り続けた経歴を持つ実力者です。

2011年に「ロミオ&ジュリエット」で見事ヒロイン:ジュリエット役をゲット!それからは、プロの道で数々の大舞台を踏んでいます。キャストの発表会では、ベルがきていた黄色いドレスで登場しました。

ダン・スティーヴンス演じる野獣役には、山崎育三郎さん。安倍なつみさんの旦那様と言ったら、分かるでしょうか?こちらもミュージカル俳優さんです。声優としては「おじゃる丸」の星野役でもあります。ほとんどしゃべりませんが(笑)

テレビドラマでも活躍しているんですよ。「下町ロケット」や「突然ですが、明日結婚します」などで、顔を拝見できます。

お2人とも、ミュージカル舞台でのキャリアは証明済!ディズニー映画とくれば、歌ですよね。吹き替えなので、声と歌声だけの出演ですが、いずれはミュージカルをこの2人で実現出来たらステキですよね!

満足度が高い「美女と野獣」

今まで、ディズニーアニメ「美女と野獣不満だったのが、野獣の体系です。小さい頃、小説で読んだ「美女と野獣」。私の中でベルは、美人で可愛らしい女の子。野獣は、体の大きい毛むくじゃらの怪獣。

ディズニーアニメでは、顔が大きく、お尻が小さく短足。まるでライオンのような引き締まった体格ですよね。私のイメージでは、ムックかモンスターズ・インクのサリーの体系がしっくりきます。

それが、今回の実写版では多少近寄ってきたかな。といった印象です。だって、呪いをかけるなら、だらしない体系でみっともない姿にしてやろう!と思うじゃないですか!あっ、サリーとムックが、だらしない体系とかじゃなくて…

人気の高さをうかがわせる出来事も!

才能にあふれ、進歩的な考え方を持ち、閉鎖的な村人たちになじめず、読書ばかりしている。…いえいえ、ハーマイオニーではありません。「美女と野獣」のベルです。

才能にあふれ、本好きなんてエマ・ワトソンにも共通していますね。可憐な少女役なんてピッタリじゃないですか!フランスで生まれた彼女が、フランス作家:ガブリエル・ド・ヴィルヌーヴの手がけた「美女と野獣」を演じる。運命的ですよね。

実写の予告が公開されてから、「美女と野獣」実写版とアニメ版を比較した動画が、5,000万回の再生を超えたそうです。左半分にアニメ、右には予告映像をうまく組み合わせて、比較しています。これは、ディズニーの再現力が良く分かる面白い動画でした!早く、本編を見に行きたいです!

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