恍惚!玉置浩二の高すぎる歌唱力が光る名曲TOP15

言わずと知れた日本が誇るアーティスト・玉置浩二。無限にあるその魅力の中から、今回はその卓越した歌唱力が光る名曲を厳選してランキング形式で紹介!

天才・玉置浩二の歌唱力に迫る!

出典:http://saltmoderate.com

プロが選ぶ上手いと思うヴォーカリスト第一位に選ばれたアーティスト・玉置浩二。安全地帯での活動の他にソロとしてもその名を世に轟かせており、アジア各国における玉置浩二の人気は絶大です。

彼の放つ様々な魅力の一つに、独特の歌声から紡ぎ出される歌唱力があります。誰が聴いても玉置浩二、いつ聴いても玉置浩二。囁く様なか細い声・・・かと思えばどこまでも響く張り上げた声等々。

今回はそれら玉置浩二の歌唱力的魅力が特に詰まった15曲をランキング形式でご紹介致します!

第15位 微笑みに乾杯


1988年にリリースされた安全地帯としてのシングル曲で、オリジナルアルバムには収録されていない珍しい作品です(ベストアルバム「安全地帯ベスト」には収録されています)。この曲は高音域も低音域もそれほど抜けている箇所はなく、カラオケでもとても歌い易い曲だと思います。

しかし歌う事自体は簡単なのですが、サビに行く前の「だけど思い出よりも~」の辺りが音程を取りづらく、ここから感動的なサビへとうまく流れるには玉置浩二の卓越した歌唱力が必須と言えます。

そしてサビ。のびやかなメロディで決して高い音階ではないのですが、あの何とも言えないせつない雰囲気は容易く出せる代物ではありません。シンプルだからこそ感じ取れる力量といったところでしょうか。

第14位 コール

玉置浩二さん❤︎*。 #安全地帯 #玉置浩二

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1993年にシングルとしてリリースされた玉置浩二ソロの作品で、この曲に必須なのは何と言っても声質の幅です。出だしは囁く様な歌い方(ただ小さい声で歌っているのとは違うので要注意)で、サビに入った途端にパーンと張り上げた声で歌う力量が求められます(これもただ大きい声で歌っているのとは違います)

特に最初の「眠れず窓の外」の「外」をハッキリと伝わる様に歌う事が難しいです。玉置浩二は高音域をそこまで出せるタイプではありませんが、低音域にかけては右に出る者がいないと言って良い程優れているので、その本領発揮と言える名曲です。

第13位 好きさ

1986年にリリースされた安全地帯としてのシングル曲で、アニメ「めぞん一刻」のオープニング曲にもなりました(個人的には違和感たっぷりでしたが)。この作品で特筆すべき歌唱力のポイントは2つあると思っています。

1つは頭から歌われているサビ「好きさ」の部分です。バラードではないのにややウィスパー調のサビという面白い歌なのですが、ウィスパー時の彼の声量が地声の部分と比べても落ちていません。やってみると分かるのですが、ウィスパーヴォイスで大きく歌おうとするとかなり息が辛くなります。

もう1つは「忘れられない」の部分です。「好きさ」の歌い方から急に張り上げ系にシフトして、しかもキチンとしたメロディのあてはめ方ではない、少し崩した感じの歌い方になっています。一瞬で多くのテクニックを駆使している実力の高さが窺える曲といえます。

第12位 デリカシー

1985年にリリースされたアルバム「安全地帯Ⅳ」の中の一曲で、シングルカットはされていないもののドラマの主題歌になっている作品です。こちらも「好きさ」と同様に、サビで声を張り上げずにウィスパーヴォイスで歌い切る、最近で言えばEXILE系の歌唱力が求められそうな曲です(タイプは違いますが)。

ただ、好きさよりもウィスパー要素が多く、しかも歌い方が何というか「ねちっこくエロい」雰囲気を醸し出しているんです。サビの終わりに「fu fu fu」というメロディがあるのですが、これなんかは玉置浩二だからこそ成立する部分ではないかと思います。

彼独特の歌唱力がかなり発揮された曲ということで12位にランクインさせました。

第11位 月に濡れたふたり

1988年にリリースされた安全地帯としてのシングル曲です。この曲、最初に聴いた時はピンとこなかったのですが(当時10代だったので当然と言えば当然ですが)、聴いていく内にどんどん好きになり、そしてその歌の難しさも感じる様になりました。

ウィスパーと地声の移り変わりがなかなか多く、サビ前の「つらくなるほど」がまたメロディを掴みにくい編曲になっていて、ここでずれたら他を歌えても様にならないと言えるくらいのキーポイントです。

そしてサビがまた秀逸で、「強く抱きしめても」の「めても」の部分は急に音階が下がるのでかなり高難度なんですが、玉置浩二は毎回あっさりと歌ってのけます。やはりここでもさすが玉置浩二と唸らされますね。

第10位 悲しきコヨーテ

1988年にリリースされたアルバム「安全地帯Ⅵ~月に濡れたふたり」に収録されている曲で、元BARBEE BOYSの杏子がレコーディングに参加しています。この作品における玉置浩二の凄さは「シャウト」と「ウィスパーの引き出し」です。

後半のサビの「このままじゃBABY」と最後の「BABY BABY・・・」はさっきまでウィスパーヴォイスで歌っていた人が出せる歌声じゃないものです。ライヴだと即興で演奏しながらガンガン叫びまくるので、きっと彼にしてみればお手のものなのでしょう。

そしてウィスパーの中にまた違った一面を見せてきます。今回は本能を解き放ったかの様な攻撃的なウィスパーヴォイスで「野生」を表現しているのではないかと感じ取れるのですが、このバリエーションの豊富さにはもはやため息しか出ません。

第9位 夢のつづき

あと3日したら徳島帰ります #安全地帯#miass#日本武道館#玉置浩二#1988

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アルバム「安全地帯Ⅳ」の1曲目に収録されている作品で、アルバムの1曲目としては結構珍しいのではないかと思われる、完全なるバラードです。ここでもまた玉置浩二の異なる歌唱力が披露されています。

今回の特徴は何と言っても裏声です。サビの前半が殆ど裏声で構成されていて、「今でもまぶしいから」の「ぶ」はなかなか高い音域まで出ています。そして玉置浩二の更に凄いところは、低い裏声も巧みに操る能力です。

裏声を出すに当たって、高音域で出すことは当然ながら決して難しくはありませんが、比較的簡単に地声で歌える音域を裏声で出すというのは意外と難しいんです。そういう意味では先程の「今でも~」の「ら」なんかは、優れた歌唱力の持ち主だからこその歌い方である証明だと思います。

第8位 恋の予感

1984年にリリースされた安全地帯としてのシングル曲で、アルバム「安全地帯Ⅲ」他、多数のアルバムに収録されている名曲です。この曲をカラオケで歌う方も結構多いのではないでしょうか?

この曲で歌唱力が特に問われる部分は、サビ前の「見つめてくれないの」の「くれないの」です。安全地帯の曲には時々こういう感じの編曲があるのですが、歌唱力がしっかりしていないとヘンテコに聴こえてしまう様な、わざとフワフワさせた緻密な演奏。それによってヴォーカルが際立ちます。

そしてサビの最後「駆け抜けるだけ」の「駆け」は玉置浩二の中でも結構高音域で、「抜けるだけ」は一気に下がっていくというかなり音程の取りづらい部分です。これらをかなり若い時からすでに歌いこなしていたんですから驚きですよね・・・。

第7位 朝の陽ざしに君がいて

https://m.youtube.com/watch?v=gJoALEVeLNY 這才叫做歌ㄚ #玉置浩二 #李香蘭

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1991年に発売されたアルバム「安全地帯Ⅷ~太陽」に収録されている曲で、当時CMにも起用されています。これは後に発売される「元気な町」や「田園」などの、生きる事の喜びを率直に表現する玉置浩二ワールドの先駆けと言ってもいい様な、温かさに包まれた曲です。

これはほぼ全編低音域のウィスパー調で展開されるのですが、仮にそこら辺の歌自慢が歌ってもずっとボソボソ言って終わりになってしまう様な、難易度の高い作品です。これにバッチリ抑揚を付けて感情を持たせた歌い方ができるのは、もしかしたら彼だけかも知れません。

サビが特に高い音域になるわけでもないので自分の力量でどうにかするしかない、かなり試される曲だと言えます。

第6位 エネルギー

この曲も「朝の陽ざしに君がいて」と同じアルバム「安全地帯Ⅷ~太陽」に収められてる作品で、全体的にかなり挑戦的というか意欲的な構成になっていて、個人的にかなり好きな楽曲です。

特徴的なのはメロディパターンが結構細かく分かれていて、にも拘わらずそれらを上手く交差させているところが注目ポイントです。メロディパターンを複雑にする事は作り手としては好奇心に溢れて楽しい作業に成り得ますが、そこに実力が伴わなければただの自己陶酔で終わってしまいます。

サビと思われる部分の「愛だけがエネルギー」もかなり歌いづらいメロディになっていますし、途中の「絡みつく運命だって」のところは張り上げ系の歌い方だし・・・と、よくもまあこんなメロディを創り出したなあと驚嘆する曲です。

第5位 I’m Dandy

1989年リリースの玉置浩二ソロとしてのシングル曲で、本人主演の映画「右曲がりのダンディー」の主題歌にもなっています。かなりパワフルな歌唱力が求められる、玉置浩二の中でもややレア度の高い作品となっています。

これもまたサビ前のメロディが厄介でして、「傷つき方ばっかりうまくて」の「うまくて」は失速を誘っているかの様に音域が下がり、「We’re alone」はこんなにウィスパーで歌っているのにどうしてサビへの雰囲気が盛り上がるのか不思議でなりません。

そしてサビはずっと張り上げ系の歌い方で、後半はそれが延々と続きます。力任せに歌おうものならすぐに枯れてしまうであろうこの曲・・・ここでも玉置浩二の底なしの実力が感じられます。

第4位 悲しみにさよなら

やっと開演… #goldtour2014 #玉置浩二 #安全地帯 #wowow

Kanno Tatsuyaさん(@tatuyakanno)がシェアした投稿 –

1985年にリリースされた安全地帯としてのシングル曲で、「安全地帯Ⅳ」他、多くのアルバムに収録されている初期の名曲の1つです。様々なアーティストがカヴァーしているので、この原曲を知らなくてもどこか別のシチュエーションで聴いた事がある方もいるかと思います。

この曲におけるヴォーカルの凄みはたった一つ、低いという事だけです。特に「恋は壊れやすくて」とその後に続く「抱きしめる」はえげつない低音域で、これを原音キーできちんと人に聴かせられる事ができるのはもしかしたら玉置浩二だけなのではないかと思うくらいです。

第3位 あの頃へ

1992年にリリースされた安全地帯としてのシングル曲で、オリジナルアルバムには収録されていない作品です。個人的に、この歌が安全地帯と玉置浩二ソロを含めた中で一番好きです。格好良すぎます。

これだけ素晴らしい曲にはやはり素晴らしい歌唱力がセットになっています。先ず出だしの「雪が降る」の「ゆ~」ですが、ここで「あの頃へ」が名曲決定になったと言って良い程に大事なポイントだと思います。

そしてサビの「あの空は」の「あ」も重要で、この切ないというか、郷愁を感じさせる様な声の入り方が出来るかどうかで、サビのクオリティが決まるというくらいの非常に繊細な歌唱力を玉置浩二は持ち合わせているのです。

第2位 氷点

1989年にリリースされた玉置浩二ソロのシングル曲で、当時のテレビドラマスペシャルの主題歌になった作品です。これはあまり説明は必要ないと思います。歌えるもんなら歌ってみろ!っていうくらいの難易度です。

もちろんただ歌う分には多少自信がある人ならいけると思いますが、問題はクオリティの話で、これをシングル曲として出せるレベルの人が果たして何人いるか?という部分での難易度は途方もなく高いと思います。

第1位 メロディ

1996年にリリースされた玉置浩二ソロのシングル曲で、ドラマの主題歌にもなっています。これは2位の氷点とは違う意味で「歌えるもんなら歌ってみろ!」の塊だと個人的には思っているので、1位とさせていただきました。

この曲はとにかく歌い易いです。殆どの男性が原曲キーで歌えるのではないかと思うくらいの音域の狭さですね。ただ、実際に歌ってみると分かりますが、実力のない人がこれを歌うと、まあこれほどつまらない曲はないというくらい単調なまま終わるんです。

この狭い音域の中でしっかりと抑揚をつけて、張るところをちゃんと張って作品として完成させる事ができるのは玉置浩二しかいないと思っています。

玉置浩二の歌唱力は更なる高みへ!

いかがだったでしょうか?このランキングは歌唱力というものの捉え方でかなり上下するとは思いますが、少なからず彼を追い続けてきた私なりの見解を表現できていると思います。

数年前に香港でコンサートを行った際のVTRで、「最近やっと歌に気持ちが込められる様になってきた」と話していた玉置浩二。現在58歳の彼は、我々の知りえない次元で更なる高みへと突き進んでいる様です。

玉置浩二 ソングス
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