徳永英明の「歌詞が沁みる」名曲10選!アダルティーな魅力全開!

唯一無二の音色で人々を魅了し続ける孤高のヴォーカリスト・徳永英明。彼の世界観に欠かす事の出来ない「歌詞」の素晴らしさを完全主観で10曲厳選!

徳永英明の「歌詞観」を共有しよう!

 徳永英明という人物を紐解いてみた時に浮かぶものとはどんな事でしょうか?先ずは特徴的な歌声の持ち主。そしてイケメンソロアーティストの先駆け的存在の彼。そして現在は大人の魅力をふんだんに放ちながら歌う彼等々・・・。

その中でも特に私が徳永英明に感じるものは、曲(メロディ)と歌詞の一体感です。このメロディにこの歌詞が浮かんだらそりゃあ売れるわ(笑)と思わざるを得ないくらいに、私の中で彼の歌詞とメロディが同時にインパクトを残しているのです。

そこで今回は単にアダルティーなだけではない、その独創性溢れる徳永英明の歌詞を是非感じてもらいたく、特に自分好みな10点を紹介したいと思います。

①最後の言い訳(1988年)

#徳永英明

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私が最初に徳永英明の作品をまともに聴いたのはベストアルバム「INTRO.Ⅱ」で、その1曲目に入っていたのがこの「最後の言い訳」でした。私は本来ラヴソングがあまり好きな方ではないのですが、この曲でガッチリ心を掴まれてしまい、泣く泣く(?)大好きになりました。

この曲の歌詞で注目すべきは何と言ってもサビでしょう。「一番大事なものが 一番遠くへいくよ」というフレーズがメロディとうまく混ざり合って、言いたくても言えない心の叫びを見事に表現しています。

また、「こんなに愛した僕のすべてが言い訳になる」という歌詞があります。私の解釈としては、主人公と恋人がすれ違いになり別れる事になるのですが、本当はまだ愛している気持ちがあって、今もその気持ちを伝えたいと思っているけど、それはもう遅すぎる話で言い訳にしかならないよね・・・といった感じです。

この曲は最近でも本人がよく歌っていて、アダルティー全開になった今の方がなぜかしっくり聴こえてくる不思議な作品です。。

②君の青(1989年)

徳ちゃ~~~ん♥.。.:*♡ 呼んだだけ*ˊᵕˋ* #徳永英明 #徳ちゃん #愛してる #사랑해. #会いたいよ

心沙美さん(@k.masami110783)がシェアした投稿 –

アルバム「REALIZE」の1曲目に収録されているナンバーで、これまたラヴソングです(笑)。がしかし、細かいフェチ的な話になるんですがこの歌詞はベッタベタのラヴソングではない(という個人的解釈)し、こういった未来へ思いを馳せる感じの歌詞は好みなんです。

この曲は素を出し合い始めたカップル(もしくは夫婦)の話かなあ、と思います。今まで少なからず気を使い合っていた二人が素を見せ合う事で、勿論多少のいざこざはあったもののそれらも認め合い愛する事で、心は5月の青空の様に晴れやかになるんだ、という感じです。

サビの英語部分「I’ll do what I can for lovin’ you」「愛するあなたの為なら何でもできる」くらいの意味かと思います(本来canの後にdoが付く様な気がしますが)。これはメロディラインを優先してこの様な歌詞になったのではないでしょうか。

そして最後の「If I keep on lovin’ you この胸は五月の青い空」「もしあなたとずっと愛し合えたなら~」の様な意味で考えると、まばゆい五月晴れを見上げながら幸せいっぱいの二人が瞳に浮かんできませんか?

③輝きながら…(1987年)

徳永英明の中でも初期の作品で、複数のCMにも使われている名曲です。実は作詞作曲は本人が手掛けていないという事もあってか、このヒットを心から喜べない一面も持っている様ですが、彼の歌声あってのこの曲なので、やはり徳永英明の名曲と言っていいと思います。

この曲は十中八九卒業ソングです。ただ歌詞の中に二人だけの思い出を匂わす箇所が幾つかあるので、本来は違う意図で作られた可能性もあるのかな?と推察します。まあそれはとりあえず置いておいて、秀逸だと思う歌詞の技術を見てみたいと思います。

頭からサビという構成になっているのですが、ここで凄いと思わされたのが「素顔にメロディ焼きつけて君は今」を先頭に持ってきたところです。私の感覚で並べるなら、後に出てくる「駆け出す君の場面を見守るから」を先頭に持ってくるのが普通と感じるのですが・・・。

そもそも「素顔にメロディ」ってどういった発想なんでしょうか。ただただ唸らされるばかりです。

④永遠の果てに(1994年)



このシングルが発売される約一年前に「Nostalgia」というアルバムをリリースしているのですが、その時期の徳永は心身の状態がかなり悪く(詳細は分かりませんが、後に発症したモヤモヤ病の前触れではないかと勝手に思っています)、一年後のこの曲で立ち直ったというエピソードがあります。

今回は歌詞がメインなので多くは言いませんが、イントロが素晴らしいです。徳永英明ここにあり!という感じですね。そして最初の歌詞「答を聞かせて」は、まるで当時の悩める自分自身を投影させている様な重みを感じさせます。

そして特徴的なのが「その旅の終わりに」とか「すべて終わる日に」とか、何やら死を連想させるフレーズが出てくる半面、「僕らが生まれるのは哀しみのせいじゃない」と少なからずポジティヴな印象で締めくくっていているところです。

全体的な曲の雰囲気が素晴らしい事と、本人の「死生観」が表現されている歌詞は個人的に好きなジャンルなので取り上げてみました。

⑤夢を信じて(1990年)



この曲はアニメ「ドラゴンクエスト」のエンディングテーマという事もあり、世代によってはこれが徳永英明史上最も有名な曲かも知れません。私は彼の「青臭い」系の歌詞が大好物で(本人を青臭いと思っているわけではありませんよ)、なんでしょう、歌声と異常にマッチするんですよね。

今回の歌詞で真っ先に思ったのは「~だろう」の数が多いという事です。最初から出てくるのですが、「いくつの街を越えてゆくのだろう」に始まり、2コーラス目では「自分の空を越えてゆくのだろう」と続き、諸々含めて5回登場します。



その「だろう5」中のサビ「夢を信じて生きてゆけばいいさと君は叫んだだろう」の意味なのですが、2通り考えられると思います。1つは「もし君ならそう叫んだだろう」、もう1つは「君は前にそうやって叫んだだろう?」の意味です。

おそらく後者と私は推察しますが、この青臭い歌詞を今のアダルティー徳永英明が歌うとまた一段と魅力的なんですよね。

④Myself~風になりたい~(1989年)

今年の紅白 徳永英明さん出ないんですね(*_*) 残念です… #徳永英明

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これは夢を持って生きてきた人にはビンビン伝わる歌詞ではないでしょうか。今作が初めて恋愛以外をテーマにしたシングル曲の様で、ここでもやはり徳永英明の真骨頂であるサビのメロディと歌詞の一体感が遺憾なく発揮されています。

その中でも一番好きなのは2コーラス目のサビ「心に架かる虹は束の間でも」の部分です。そうです、いつだって心が晴れやかになったり満たされたりするのは束の間ですよね。またすぐに日々の辛さや過去の悲しみに連れ戻されたりします。

それでもまた虹が架かる事を信じて生きていこうという、僅かでも確かな光を射してくれるとてもいい歌詞ではないでしょうか。

⑦JUSTICE(1990年)

まじか こんな時期が・・・ #徳永英明 #KDMTっぽさが・・・

Takumi Matsuzawaさん(@discohustler)がシェアした投稿 –

この曲は同名のアルバム「JUSTICE」の最後に収録されていて、あの超有名曲「壊れかけのRadio」も収録されている為、一度はこの曲を耳にしたという方もいるかも知れません。この歌詞で面白いのがどこにもJUSTICEが入っていないところですね。

勿論それだけではなくて、内容自体が自分好みの歌詞になっています。特に秀逸だと思う部分はAメロの後半「素直な自分が恋しくて 都会のネオンに透かしたら 時代に向けた服を選んだ大人になっていた」ですね。

流されながらも、自分の中にある「このままじゃいけない」という気持ちをJUSTICEと呼んでいるのではないでしょうか。この曲も今の徳永英明が歌う事で、昔よりも説得力を持つように感じます。

⑧もう一度あの日のように(1993年)

タイトルにも表れていますが、この曲は徳永英明本人の原点回帰への思いが込められていて、「真夏に濡れた白いシャツのように」という歌詞は、自分の実際の少年時代を反映させたものの様です。

これは「ザ・徳永英明」とでも言うべき曲だと思います。Bメロの「大人の大人の慰めだけを待って」の辺りなんかは、以前から彼の中にある「その夢は口先だけになっていないか」的な思いが込められている様に感じます。

#徳永英明

あぽさん(@apo109109109)がシェアした投稿 –

そして個人的に凄いと思ったのが、サビの「AH 培った夢は」の部分です。かつてサビに「培(つちか)った」なんてフレーズが入った事ありますかね(あったらすいません)?それを違和感なく持ってこれる徳永の懐の広さに驚かされた記憶が鮮明に残っています。

⑨壊れかけのRadio(1990年)

#徳永英明 #壊れかけのradio 昼過ぎに聞き良いメロディー。

フン君さん(@liveinkrjp)がシェアした投稿 –



これはベタすぎて正直取り上げたくはなかったんですが、抵抗したところで結局は好きな曲なので正直になる事にしました。おそらく徳永英明の最も有名な曲ではないかと思われますが、これぞ私の好きな「青臭い」ソングの代表格と言えます。

何と言ってもサビでしょう。「思春期に少年から大人に変わる」・・・。この世に「そりゃそうだ」と思える言葉を堂々とサビに持ってくるケースは数知れませんが、このインパクトは他の追随を許さない程のオリジナリティある「そりゃそうだ」ですよね。

#徳永英明

あぽさん(@apo109109109)がシェアした投稿 –



後は「本当の幸せ教えてよ」という部分がありますが、確かに思春期の頃って複雑な事はともかく「本物」とか「本当」とかを求めていた様な気がします。ただどうすれば手に入るのかなんて全く分からないそのじれったさが、とても繊細に表現されていると思います。

何故これを今のアダルティー徳永が歌ってもしっくりくるのか・・・これこそ彼が唯一無二の存在であるという事なんでしょう。

⑩魂の願い(1993年)

#徳永英明#いけとる

あぽさん(@apo109109109)がシェアした投稿 –

これはどうしても入れておきたかった曲です。前述しましたが、この時期の徳永は心身が疲弊しきっていた様で、元々この歌詞はとある女性の生き方に対する気持ちから発展させたものなのですが、それが実は翻って当時の自分に向けての思いが詰まった歌詞になっていたと後に気付かされたという作品なのです。

絶望している気持ちを慰めつつ、過去や未来ではなく今をしっかり、でもどこか楽観的に見ていればそんなに落ち込む必要なんかないって事が分かるよという様なメッセージが随所に出てきて、徳永本人も這い上がろうとしているのではないか、という印象を受けます。

#徳永英明#hideakitokunaga 寒いですね⛄ 久しぶりのアップです(*^^*)

MeMeさん(@d1sk_meme)がシェアした投稿 –

そして、最後に捲し立ててくる怒涛の「頑張れ」。この曲のタイトルでもある「魂の願い」がここに集約されているのではないかと思います。ライヴでこの歌を披露している動画を観ましたが、凄まじい気迫でこのラストの部分を歌い切っていました。

そう言えば中島みゆきの「ファイト」という名曲がありますが、これはその徳永英明ヴァージョンとも言うべき応援ソングではないでしょうか。ふと思い出したのでついでに書いておきます。

徳永英明にしかできないアダルティーな青春?にも期待

今までのラインナップを見てもらえると分かる様に、私はカヴァーをし始めて以降の徳永を選んでいません。個人的にカヴァー曲をあまり聴く気になれないので、連続でカヴァーアルバムをリリースした辺りからちゃんと追いかけていないので、歌詞が少しあやふやになっているからです。

年齢を重ねてアダルティーな魅力が増した事もあってか、大人な感じが存分に発揮された曲が最近多い様に感じるのですが、ここらでもう一丁、しびれる様な青臭さをついつい求めてしまうのは私だけでしょうか?

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