社会現象級アニメ『ラブライブ!』を知るための6つの魅力

2016年、東京ドーム2Daysを大きく揺らしたことも記憶に新しい、ラブライブ!という企画から生まれたμ's。9人の少女たちが青春の時間を煌めかせ、全速力で駆け抜けた物語は、TVアニメ、そして劇場版で展開され、その物語と、ライブユニットであるμ'sのリンクも大きな話題になりました。その奇跡ともいえる、東京ドームライブを開催するまでに至った軌跡をご紹介!

【学校で】ラブライブ!ってどんな話?【アイドル?】

ラブライブ!の始まり

主人公である高坂穂乃果音ノ木坂学院高校2年生。幼馴染の園田海未南ことりと共に2年生になったその日、自分たちの通う学校が廃校の危機にあることを初めて知ります。大好きな学校を無くさないために、自分たちは何ができる?この想いが物語のきっかけとなり、9人の少女青春の軌跡を描くアニメ、それが、ラブライブ!というアニメです。ともすれば萌えアニメの最たるものとみられがちな彼女達ですが、さにあらず。美少女たちは集まっているものの、物語を紐解けば、それは奇跡の物語でした。彼女たちは物語の中で、泣き笑い時にぶつかり合いながら、自分たちの青春を歌に乗せ、たった一年間の季節を駆け抜けていきます

【楽曲】ラブライブ!最大の魅力は歌にアリ!【紹介】

この曲は必須!という曲を6曲ピックアップ!

μ’s、そしてアニメ「ラブライブ!」を語るうえでこれは外せない!と思った曲を独断と偏見6曲セレクトしました!

僕らのLIVE 君とのLIFE


“ぼららら”とファンの間では親しまれる、1stシングル。μ’sはこの曲から始まりました。1stシーズン8話で、オープンスクールのライブで披露、そして、9人そろって初めて踊った曲として語られることになります。

おすすめポイント!!

なんといっても、この曲が始まり。この後、怒涛の勢いで9人の曲、派生ユニット曲が出てきますが、この曲があり、続く2ndシングルとのコントラストがあればこそ、この曲のフレッシュさが際立つと思っています。そのまま一音を響かせるのではなく、少しくぐもったギターから始まるイントロは、何度もリピートすると、これから盛り上げるためあえて選ばれた音だとよくわかります。
間奏部分にある「Hi!Hi!」と掛け声を上げる部分は、ライブにおいても大きく盛り上げる要素の一つです。もう全力で叫んじゃうレベルです。

歌詞は聴く人の背中を押すように一緒に歩こう!と、目の前に開く夢へ後押しするよ!とも言っているように聴こえます。μ’sがもつ輝きの原点がここにあります。

Snow Halation

https://www.youtube.com/watch?v=ogTlLfNuK3Q2017
年2月18日、NHKで放送された「アニソンベスト100 カウントダウンLIVE」にて、堂々一位を獲得した2ndシングルです。”スノハレ”と略称され、単独ライブでは必ず披露された曲の一つです。

おすすめポイント!!

とにかく聴いていただきたい曲の一つ。キャッチーなメロディ運びに載る歌詞は切ない恋心。ぼらららに劣らず鉄板のアイドルソングと言える曲でもあります。

冬を連想させるイントロのピアノは美しくその音を響かせ、続くAメロへと誘い、サビに向かうBメロはサビへ加速するような勢いをもって歌い上げられていきます。そして、間奏のギターソロから、大サビへ向かう盛り上がりは、μ’sの持つ曲の中でも屈指のものと言えるでしょう。

この曲の醍醐味は何といっても、ライブのパフォーマンス。間奏部から穂乃果ソロで入る瞬間に、ライブ会場は白からオレンジへ一気に変わります。その時の光景はもう筆舌に尽くしがたいほどに衝撃的で、現場で見たならば、相当の感動を得られるでしょう。現在ではディスクでみることしか出来ませんが、それでも、会場一面が一気に変わるシーンはとても印象的に映ります。

No Brand Girls


発表直後、ライブで披露されて以来、鉄板でライブのクライマックスに入ってきた曲です。
アニメ1stシーズン11話挿入歌。典型的なガールズロックの音を奏でるバックサウンドを従えて、
全力を超えたパフォーマンスで迫る一曲。全身全霊!など、テンポよく歌い継がれていく歌詞は、否が応にも聞いているこちらのテンションを引き上げ、活力を溢れんばかりに与えてくれます。そして何より忘れてはいけないのは、「Oh Yeah!」とコールアンドレスポンスを誘うシンガロング。こんな曲をライブでやられたら、自分の中にあるを思い切りステージにぶつけたくなってしまいます

とにかく前へ。”No brand”な自分たちには何もない、だから輝くためにただ壁を壊して、高くジャンプして次へ!μ’sのもつポジティブさの真骨頂ともいえる曲で、筆者のお気に入りの一つです。最高の自分たちを見てほしい!という話の流れから、1stシーズン11話で流れるこの曲は本当にインパクトのあるイントロでした。骨太に歪ませたギターは単純な音の進行ですが、だからこそ、そのエネルギーが際立って聴こえてきます。

それは僕たちの奇跡

https://www.youtube.com/watch?v=uyQwz6UyUtc2nd
シーズンOP曲です。初登場時、CD売り上げチャート週間3位になったことでも大きく話題に。
1stシーズンでは、μ’sが結成され、みんなでその青春を歌っていこう!という進行でしたが、2ndシーズンに入り、彼女たちが全員でステージに立てる時間には期限があること、3年生の卒業が視野に入ってきます。
この曲はまるで、それまでずっと続くはずと思っていた高校生活は限られていることを自覚した9人を歌っています。それでも、彼女らは前向きに、たとえ別れる日が来るとしても、その日までただただこの瞬間を大切に、青春という輝きを手にみんな走り抜けよう!と高らかに歌います。
2015年NHK紅白歌合戦で披露されたこの曲ですが、その紅白のデータチャンネルで、T.M.Revolutionの西川貴教さんが熱量溢れるコールを披露した曲でもあります。Bメロからサビへ展開するところで発せられるシンガロングとコーラスも力強く、この歌の勢いを後押しします。

僕らは今のなかで


アニメ1期OPであり、2期のエピソードでもあるタイミングで挿入歌として披露されます。やりたいことへまっすぐ突き進みたい!というエネルギーをぶつけてくる曲です。アニメのOPとしてこれ以上の曲に会うことはそうそうないのではないか?と全編観た後に思わされた曲です。OPは9人の可愛さが前面に溢れ、「スクールアイドルができる限り予算をかけずにPV作ったらこんな感じだろう」みたいなムービーになっています。
この曲には驚く仕掛けが用意されているのですが、ぜひアニメ全編ご覧になった後にもう一度1stシーズンをご覧ください。としか言えません。集まったこのメンバーだからこそ、輝きを見つけるために前進したい!と力強く歌います。
実際の楽曲としては、アニメOPの前奏よりも長い前奏が入るのですが、それも、これから起こる物語への期待を膨らませていくように、静かだけどもキラキラした音がちりばめられ、始まりへの期待を盛り上げていきます。
これまでのシングルカットされた曲と同様に、前向きな歌詞で、このメンバーだからこそ、夢に向かって進みたい!今ここで集まったからこそ、夢見た輝きを手にしたい!という思いを歌います。
間奏部からのCメロで”夢が大きくなるほど(試されるだろう)””無謀な賭け 勝ちに行こう!”と、その身からあふれ出た熱量を歌います。アイドルでありますが、その実熱いんです。
自分たちが思い描いた輝きを目指して、真っ直ぐ走り抜けようとする彼女たちのライブアクト見どころの一つです。

僕たちはひとつの光

https://youtu.be/ZuOiNiiIyLo?t=43m30s劇場版エンドロール曲であり、μ’s Finalライブの締めくくりに歌われた、ライブ披露最後の曲です。
引用した動画ですが、公式にあるシングルリリースのPV含め発見できなかったため、FinalライブBD/DVD試聴動画を引用しています。「僕たちは~」は、43:30あたりから流れます。

見出し下に書いたとおり、ライブで披露された最後の曲です。9人そろってのライブはもうこれっきり無い、という締めくくりに歌われたものでした。彼女らμ’sの18人(声優ユニット、キャラ含め)が、最期に歌ったμ’sの歌、とも言えます。ファイナルがこの曲のためにあったのか、それとも、この曲がファイナルのためにあったのか、などという禅問答じみた考えが浮かぶ楽曲ではありますが、ラストを締めくくるふさわしい曲です。

メンバーそれぞれの名前がはいり、1stシングルを彷彿させる歌詞少し切ないメロディーではあるけど、後ろ向きな別れじゃなく、それぞれの青春を分かち合ったこの時が最高なんだ!とこれまで一緒に駆け抜けてきたメンバー、ファンへの尊敬と感謝を丁寧に歌っている曲です。

TV版、劇場版、両方を通ってきた方ならば、この曲がμ’sの物語を締めくくるのにふさわしい、そう思うかもしれません。跳ねるようなピチカートストリングスの音から、イントロのストリングスへ音色が変わり、最高の今を歌い上げようとするμ’sの歌声後押しします。旅立つときが来たことはさみしいけれど、今この瞬間こそが最高に輝いてる瞬間だと歌い上げ、別れるとしても悲しい別れではなく、それぞれの道へ進むための一歩。この歌は前向きにこれまで一緒にいてくれたみんなへの感謝丁寧に紡いで出来上がったものと言えるでしょう。

【どこの】伝説の一端を作ったのはこんな人たち【スタッフ?】

ランティス、サンライズ、電撃G’s Magazineの三社合同企画のこのアニメのメインスタッフは……?

監督:京極尚彦

ラブライブ!をはじめとした3Dライブアニメの演出を得意とする監督です。μ’sのデビューシングルからずっと、PVの監督も勤め、演出を方向づけた方と言えます。

サンライズ D.I.Dに入社後、CGエフェクトを担当し、『陰陽大戦記』で担当したエフェクトが他の人よりひときわ派手だったことを監督の菱田正和に注目され[1]、2006年の『結界師』第4話「彼女の大事なもの」で菱田と共同で演出家デビュー、2011年の『プリティーリズム・オーロラドリーム』ではプリズムショーパート(ダンスとプリズムジャンプの両方を含む)の演出を担当し、第4クール目は副監督も担当していた。以後のプリティーリズムシリーズも、『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』の36話以降を除き、ほぼ全てのプリズムショーパートは彼が演出を担当した。

出典:https://ja.wikipedia.org

主にプリパラシリーズの演出担当をしていた京極尚彦氏。あとの引用でも説明がありますが、ラブライブ!(μ’sチーム分の)アニメPVからは監督を務め、劇場版ラブライブ!までの監督でした。派手な演出効果に定評があり、特に盛り上がることが必要なライブパートにおいてその手腕が磨かれていったようです。

『ラブライブ!』では2010年の1stPVからアニメーション監督を担当しテレビアニメ版、劇場版でも監督を担当し、全ての曲のライブパートの絵コンテと演出を担当した。TVシリーズ第2期1話の高坂穂乃果が雨を止ませる一連のシーンは、シナリオには存在しないものを彼が絵コンテで追加したものである[2]。

出典:https://ja.wikipedia.org

Enter your text …監督が力を入れたと思われるところで、特にみてもらいたいところは1stシーズン3話 。いよいよ初ライブ!というお話ですが、ここの盛り上がりからの転落っぷりすごい。そして、逆境があったにもかかわらず、それでも見つけた輝きの原石を主人公である穂乃果は見つけ出し、アイドル活動を続けよう!と意思を固めた大変重要なところです。ここはぜひ1話からご覧になったほうが、引き込まれる度合いは大きいと思います。
ライブパートでは、やはりアニメ2ndシーズン9話スノハレがベストと言えるでしょう。実際に開催されたライブからフィードバックされた演出は一見どころか、100回見ても飽きないです。(断言)

キャラクター原案 室田雄平

穂乃果、ことり、海未、真姫、花陽、凛、にこ、絵里、希の9人を文字通り形作った人物。

高校卒業後、一浪の後、美大に入学しプロダクトデザインを学んでいたが進路変更し、アニメーターを志す。サンライズの養成所である若木塾に入り、そのままサンライズに所属。(室田氏のTwitterより)

若木塾の同期に、森智子氏(室田氏のTwitterより)や飯田恵理子氏がいる。

出典:https://www18.atwiki.jp

 全体的にまるっこい感じの絵柄が多いアニメーターさんです。ラブライブ!の要所原画を担当されています。氏のTwitterアカウントを多くのラブライバーがフォローしているため、アニメーターとしては相当のフォロー数になっています。
2ndシーズンOPのラスト、いわゆるほのクロール原画担当さんでもあります。

キャラクター原案/デザインコンセプト/シングルジャケットデザイン 西田亜沙子

シングルジャケットデザインを多く手掛けてきたアニメーターさんです。AS姐の愛称で親しまれ、多くのアニメのキャラデザインを手掛けている方です。2ndシーズン最終話にてラブライブチームから卒業(脱退)されました

西田 亜沙子(にしだ あさこ、12月2日 – )はフリーの女性アニメーター、キャラクターデザイナー。大阪府出身。

大阪市立工芸高等学校図案科(現・ビジュアルデザイン科)卒業。妖艶かつ扇情的な絵柄で知られている。夫は同じくアニメーターの中谷誠一。AS(アズ)、中谷 亜沙子(なかたに あさこ)という別名義を使うこともある。

元スタジオ・ムー所属。山本佐和子に師事して腕を磨いた後、フリーとなって上京したが、2003年には夫と共に大阪へ居を戻している。日本アニメーター・演出協会(JAniCA)会員

出典:https://ja.wikipedia.org

西田女史の原画で特徴的なのは、その髪と唇描き方にあると筆者は感じました。上で引用した画像もそうですが、ラブライブ!1stシーズン2集のパッケージにある海未ちゃんの髪、その豊かな髪の流れ。筆者としては非常に心惹かれるものがあります。

シリーズ構成 花田十輝

ラブライブ!シリーズ全部を通して参加しているライター。ラブライブ!以外では艦これ響け!ユーフォニアムのシリーズ構成もしています。

日本のアニメ脚本家、ライトノベル作家。

祖父は作家・文芸評論家の花田清輝。小山高生主宰の脚本家集団・ぶらざあのっぽ(アニメシナリオハウス)出身。

現在は株式会社「SATZ」所属。

出典:https://ja.wikipedia.org

【みんなで叶えた】ファンのパワーもハンパじゃない!【物語】

サンシャインの声優さんとのやり取りだけども

ミラクルあいな、とは小原鞠莉役鈴木愛奈さんが声優パラダイスで勤める連載のこと。関連でお渡し会やった時の一幕。ラブライブ!が本当に好きなんだなあ、と思わせてくれる一言。μ’sからAqoursのファンにもなった方のツイート。現場にいたらかなりグッとくると思います。また、鈴木愛奈さん自身も自分で最近夢をかなえた一人でもありますし、そういった経緯を知ると、感動的な場面です。

気持ちはよくわかる

2ndシーズン、最終話の一幕で「愛してるばんざーい!」が歌われるのですが、この使い方はズルい(誉め言葉)。捨て曲は無いといっていいのがμ’sの楽曲ですが、この場面にこの歌を持ってこられると本当に卒業するんだ……と泣けてきます。でも、μ’sを愛してるばんざーい!と声を大にして歌いたいと思わせてくれる場面の一つでもあります。

多くのファンがあの日を思い出す

実は筆者もFinal LoveLive!に現地参戦したのですが、季節の変わり目、というだけでなく、夢のような2日間であり、メモリアル、と言って差し支えない時間でした。映像作品化されましたが、何度見てもラストは泣いてしまいます
これが最期なんだ、と。μ’sが表立ってライブを披露した最後の日を、ラブライブ!というコンテンツをずっと追いかけてきた人たちはみんな、胸に刻んでいると思います。それだけ、大きい力を与える存在μ’sはなっていたんです。

そして、劇場版地上波放送日に起きた出来事……

Eテレでラブライブ!The School Idol Movieが放映された際の出来事。多くの人が注目し、映画を見た結果、ツイッター世界トレンド一位をハッシュタグ「#lovelive」がもぎ取る快挙。本当にファンに愛されてきたことを表すかのようです。その物語自体が、まるでライブユニットであるμ’sのファイナルライブに至るまでの軌跡と重なるという奇跡としか言いようのない経緯もあり、その物語があったからこそ、社会現象と言えるレベルまで大きくなったといえるでしょう。
仕事があったおかげでこのビッグウェーブに筆者は乗れてないのは秘密です。

【海外でも】映画は興行収入28億越え!【アイドル!】

封切初週、ファンミーティングツアーでも披露されましたが、当日からリピートする人続出フィルムプレゼント、といった特典があったというのも手伝っている側面は否定しませんが、それでも、劇場版のストーリーそのものや、初めて出てきた楽曲などに高い評価が集まりました。

2015年6月13日、同年6月14日の両日で25万1811人の動員、4億23万5800円の興行収入を上げ、同日公開された『海街diary』と比べて公開初週の上映館数が半分未満だったにもかかわらず[注 6]、動員・興行収入ともにランキング1位を記録した[16]。これは、深夜アニメの劇場版の初日2日間の興行収入としては過去最高であった『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』の4億3,600円を上回るスタートであった[17]。

出典:https://ja.wikipedia.org

劇場版あらすじ

第2回ラブライブ!の大会で、優勝という最高の結果を残したμ’s。3年生メンバーがいよいよ卒業……というところで、舞い込んできた海外からの招へい今後のスクールアイドルの盛り上がりのために、ということで依頼を快諾し、9人は海外へ初めて触れる空気戸惑いはするがライブをすることになった街は、自分たちのホームグラウンドである秋葉原同じ空気であると感じ取り堂々披露したアクトは見事に高評価を得る。

海外から戻った彼女らを迎えたのは、海外のライブを成功させたアイドルに対し送られた賛辞であった。「スクールアイドルの一つ、μ’s」としてではなく、「アイドル、μ’s」に対して送られている声援に戸惑い、迷うことになるメンバー。このまま期待に応えて、μ’sを存続するべきか、それとも、「スクールアイドルである」ことを貫き、3年生の卒業を以て解散とするか。揺れるメンバーの気持ちと同様、穂乃果葛藤を抱える。その葛藤の時間を経てμ’sのリーダーである穂乃果が出した答えは……?

筆者の感想

新曲!ウオオオオ!とかなりましたが、映画で示されたのはこの人気絶頂ともいえるタイミングでの終わりでした。5th LoveLive!の後にも思った事ですが、この人気絶頂にある時期に解散、とするのが、このグループにとって一番きれいな終わり方になるだろう、と思っていました。そして、彼女らは、3年生の卒業をもってμ’sとしての活動を終えます。それはとても残酷に思える振る舞いと取られかねない決断ですが、それでも、彼女たちに一番ふさわしい終わり方になったのではないかな、と今でも思っています。「今が最高!」と歌った彼女たちの歌は、ずっとこの心の中に繰り返し流れ続ける

μ’sがμ’sとして表立って出てこなくても、私たちの中にその思い残り続けることができるのです。ここが終わりじゃなく、また次へのスタート、そう理解もできる物語でした。本当に可愛らしさ全開で、
そして、回りを巻き込んで一つの大きなライブを成功させた彼女らの溌溂さは、ずっと、映画の物語の一幕にあります。これから見る方には、μ’sの一挙手一投足注目してご覧いただきたい作品です。

【今も】これからのシリーズ展開に寄せて【最高!】

μ’sは果たして「いなくなった」のか

一ファンとして言わせてもらえれば、「今でもいる」と言います。もちろん、新譜を出さなくなったりライブユニットは事実上活動しないことが暗示されてますので、そういった側面では、「居なくなった」という表現はできるでしょう。しかし、ファイナルライブにおいて、リーダー高坂穂乃果役である新田恵海さんは「私たちはずっとμ’sです。」と、絢瀬絵里役南條愛乃さんは「きっとどこかで彼女たちなりの生活をしている」と。メタ的な解釈ではありますが、でも、私たちが見たのは、彼女らが生きている世界の、ほんの数ページ分。そのあとに続くページにはどんなことが書かれているか。それを想像すると、これからライブなどで会うことは出来なくても映像作品や、楽曲で彼女たちに触れることはできるのです。

彼女たちが残したものは、ただ思い出や、語り継がれるものだけではありません。ファイナルライブが開催される直前新プロジェクトの立ち上げが発表されます。「ラブライブ!サンシャイン!!」がそれです。

そして新しい物語はAqoursへ

μ’sが紡いできた光を見て、あこがれた9人の少女たち、Aqours。彼女たちもスクールアイドルとして、自分たちの輝きを見つけるため、奮闘の日々を踏み出していきます。詳しくは、ラブライブ!サンシャイン!!テレビシリーズをみれば、高海千歌が、そしてAqoursの9人自分たちの輝き方をどう見つけたか追体験できるでしょう。ラブライブ!アニメだけではなく、スマホゲームをはじめとした各種ゲーム、電撃G’sマガジン誌上の連載企画で展開され、その入り口は広く存在しています。それだけの入り口を作りファンを取り込んでいったμ’sの功績は、アニメコンテンツとしてその名を歴史に残せるだけの活動をして、Aqoursバトンを渡しました。そう、スクールアイドルとして貫いてきたものを、彼女たちは、本当に、「輝きを見つける方法」現実に見せつけてくれたのです。

終わりに

駆け足でラブライブ!が、μ’sが残したその功績を追ってきました。先にも述べた通り、筆者の中には、いまだにファイナルライブの時の、カーテンコールとなったμ’sコール残っています最後の最後までみんなが愛していると、この空間を、素敵な音楽の時間をくれたμ’sの18人に対する最大の賞賛が、あの時のファンの声だったと思っています。これからラブライブ!を知ることになる人たちに、少しでも当時の熱が伝わることを祈って、この記事の終わりにします。