バスケが変えた高校生活!あひるの空の名言・名シーンTOP20!

バスケを通じた主人公たちの成長と葛藤を細かく描いた『あひるの空』。そんな『あひるの空』の名言・名シーンはネットでも話題になるほどぐっと来るものが多いのです。そこで、その名言・名シーンを独断と偏見でランキング形式でまとめました。

目次

高校バスケを通じた成長と葛藤を描く『あひるの空』とは?

不良のたまり場だった弱小バスケ部がインターハイを目指すバスケットボール漫画『あひるの空』。王道スポーツ漫画でありながら、バスケシーンだけではなく、各キャラクターの日常における葛藤が描かれており、その名言や名シーンはネット上でも話題を呼んでいます。

特に、高校時代に部活動をやっていた人間からすると、『あひるの空』の名言や名シーンはぐっと来るものが多いのです!そんな『あひるの空』の名言・名シーンをランキング形式で紹介致します! 

第20位 「他人の時間を奪ってきた人間が、自分だけ有意義な時間を過ごせると思わないでね。」

霞川崎高校の新任監督がいじめをしてきた生徒に言い放った厳しい言葉。いじめの現場を捉えた監督が、いじめをしていた生徒に「雑用係として部に残るか、自主退部するか。」という厳しい選択を迫りました。結果的に、いじめをされていた牧野智宏は誰にも見つからずに陰の努力を続けており、いじめをしていたレギュラー5人を1on1で倒してしまいました。

昨今、ニュースでもよく見るいじめ。たくさんの人間が困らされているだけに、このように厳しく取り締まることができる先生がどれだけいるのか?と考えさせられたシーンでした。なんにせよ霞川崎の監督の処置といじめられてもバスケを続けた牧野の強い意志には感服ですね!

第19位 「俺は自分の為にココに戻ってきたんだ。」

一度はクズ高バスケ部を離れた五月先生が戻ってきた時の言葉。百春たちが起こした不祥事によって、バスケ部を離れざるを得なかった五月先生が戻ってきた時は部員全員が喜びを爆発させました! 

特に、不祥事を起こしたキャプテンである百春が背負った罪の苦渋から解放されて泣く姿は、大人になりかけた高校生の葛藤が垣間見えました。そして、五月先生も先生たちと戦いながらもバスケ部に戻ってきました。大人だって悩むんです

第18位 「戦わない奴らが、戦ってる奴らを笑うなよ。」

クズ高vs新丸子の練習試合で、途中から参加した千秋が新丸子の不良たちに吐き捨てた言葉。残り5分、ぼろ負けしているクズ高に対して、「もういい加減あきらめろよ!やめちまえ!」と蔑む連中に千秋がベンチを投げつけて言い放ちました。 

そもそも「クズ高の連中に恥をかかせる」という不純な動機で試合を見に来た不良たちへの制裁とも言える千秋の行動でした。でも、スポーツの試合でもこういう観客いますよね。このシーンを見て、少しでも見直してくれると嬉しいのですが・・・

第17位 「それで勝てるんなら、強くなれんならそうする。」

クズ高監督の智久から「今度の試合、シュートはしなくていい。リバウンドだけ拾ってくれ。」と言われた百春。それでも、シュート練習している自分の想いを押し殺して、躊躇なく出た言葉です。 

圧倒的にシュートが下手なことにコンプレックスを持つ百春。それでも、自分の存在価値を出すためなら何でもするという強い意志が垣間見えますね。インターハイを目指す彼らにとって、勝利に勝るものはないですね!百春の決断力に脱帽です!

第16位 「バスケってのはできるかできねぇかじゃねぇ。やるかやらねぇかだ。」

インターハイ予選決勝リーグ、横浜大栄vs新丸子でのタイムアウトのシーン横浜大栄監督の酒巻呼人がミスマッチな指示に対して文句を言った選手に言い放った言葉です。挑戦をしない奴はいらないと言わんばかりの厳しい言葉ですね。 

それでも、選手ができると思っているからこその指示に見えますね。「自分の限界を自分で決めるな!」と言われているようで、なぜか筆者は身を引き締められました(笑)結果的に、言われた選手も10cm以上のミスマッチをモノともせず、張り合っていましたね。選手のポテンシャルを引き出す、奥が深い言葉です。

第15位 「これは誰の足だ?俺の足だ。誰の意志で動く?俺の意志だ。走らされるな!!!」

里見西の2年生・日高誠が強くなりたい一心で、周りからの反発も厭わずに監督の厳しい練習指示に従って走るシーン。「自分の代から強いチームに生まれ変わるんだ。」と強い意志を持った彼の自主的な行動力を表した言葉ですね! 

その直後に里見西の監督が「この世界にはね、『やらされてる』なんて言葉はないんだよ。」と部員全員に言い放ちました。全ての行動には全て自分の意志が伴っていることを忘れるなということですね!これがきっかけで、日高は里見西のフロアリーダーへと成長していきます。

第14位 「何やってたんだ・・俺!!!!!」

ま、大栄で練習してりゃ嫌でも上手くなる。」と思っていた横浜大栄の1年生・峯田圭介が限界を感じて退部を決意。そして、退部前に部室で見つけた壊れたバッシュの山。最新のモデルのバッシュが壊れていることや普段サボっているように見える選手のバッシュまでボロボロになっているところを見て、自身の努力の足りなさを思い知らされた峯田が再起を志すシーンです。 

みんなと同じように練習してても上手くならない。上手くなるための努力の大切さが身に染みますね。横浜大栄のエース・白石静が「いるだけで上手くなるんなら誰も苦労しないぜ。」と峯田に言い放った言葉にその全てが集約されていますね!強豪校の日常は毎日が戦いです!

第13位 「チームに必要かどうかは自分で決める。」

私は皆にとって必要な存在になってるのかなぁって・・・・」というマネージャー・七尾奈緒がチームのエース・トビに悩みを打ち明けた後に、トビが奈緒に言い放つ言葉。ヒザの怪我をしている自分だって治さなきゃ価値がないものだと言うトビ。 

それでも、チームにとって必要かどうかは自分の努力次第であるのだという強い意思を持った彼の強さにはほとほと感心しますね。「必要かどうかを決めるのは往々にして他人のことの方が多い。」という奈緒でしたが、トビの言葉の影響を受けて、“マネージャー兼監督”という自分の頑張れる場所を守るために一生懸命になる、スポーツ漫画には珍しいマネージャーの葛藤シーンでした。

第12位 創部メンバー・チャッキーの退部

試合での自分の役割を見出すことができなかったチャッキーが智久に葛藤を打ち明けるシーン仲間であるヤスやナベがミスしてホッとしている自分を否定したかったというチャッキーはついに退部を決意してしまいます。 

試合に出たいあまり、仲間の活躍を妬ましく思ってしまった自分に嫌気が差してしまったチャッキーですが、実は周りが1番上手くなっているのはチャッキーだと認めるほど頑張っていました。妬みなどのネガティブな感情が人を動かすことも多いですが、それを続けるにはチャッキーは優しすぎたのかもしれませんね。 

その後、河川敷でチャッキーと退部のことを話したヤスとナベが「また明日な」と言って帰るシーンがなんとも切ないのです・・・。部活にはよくある話ですが、それだけで気まずくなって、今までの関係性が崩れがちになっちゃうのも辛いところですね。

第11位 「だから言ったじゃん。無駄だってさ。」

クズ高女子チームのエース・薮内円が負けた瞬間に、目標としていた兵頭新から言われたような錯覚に陥ったシーン。以前に、兵頭新率いる里見西にぼろ負けした後、兵頭新に「無駄だと思うけど。」と吐き捨てられたのが相当トラウマになっていたんですね。 

一生懸命追っかけていた目標を前に去らなきゃいけない絶望感を感じさせる1シーンですね。その後の「終わりって、そーゆうことなんだ。」という円の言葉には、負けるということへの辛さや怖さが込められている気がします。

第10位 「自分で選んだんだろ?迷うなよ。」

一緒に新城東和高校に行くという約束した仲間を裏切り、後ろめたさを感じて九頭龍高校に入学するも、いまだバスケ部に顔を出していなかった五十嵐行太。そんな中、新城東和高校の憧れの先輩・高橋克己からもらった言葉がこれ。 

絶対空と一緒にバスケしたかったから来たんでしょー!」とは思っていましたが、高校生にとっては仲間と憧れの先輩は本当に大事なものはないですよね。そんな葛藤がありつつも、「空を超える!」という行太の野心がプレーにも表れていますね!そして、新城東和でプレーしてほしかったと思いつつ、クズ高に行った行太の気持ちを組んであげる高橋の優しさに惚れました☆

第9位 「俺のバスケット人生を今ここで賭けさせてくれ・・!」

コミックス10巻に描かれているインターハイ予選1回戦での1シーン。徐々に勢いが出てきて差をつけ始める九頭龍高校。それに危機を感じ、試合に出ようとする新城東和の児島幸成の言葉。実は、児島は試合前に靭帯を怪我していて出れない状態でしたが、「痛みよりも 何もしないでつったってるほうが 百倍ツレェ」と言い放ち、今ここでバスケ人生が途切れても構わないという勝ちに対する執念が表れています。 

高校バスケに賭ける想いが伝わるこのシーン。靭帯を怪我したことがある筆者もこの辛さはよくわかりますが、児島にとって新城東和での3年間がどれだけ大切なものだったか。勝って少しでも長く高校バスケを味わいたいという凄みを感じます。そういった選手のプレーほど怖いものはないですね。

第8位 「自分の努力の足りなさを別の何かのせいにはするな。」

クズ高の監督・車谷智久が「もう走れません。」と言った選手に対して、叱った一言。「人が“もうダメだ”っていう限界ギリギリのラインなんてこんなもんじゃない。」という智久の経験から来る言葉なんでしょうね。まだまだ甘いクズ高の連中に喝が入りました。試合の結果がまだ出ていない選手からすると、ただただ辛いだけだったのかもしれませんが、それだけに勝ちを知っている智久の言葉は重いものなはずです。

スポーツをやっている誰もが経験する“負け”。そこに対して、「『自分には才能がないから。』などと理由をつけると楽だから、理由をつけて現実から逃げるな!」という智久の精神論が全面に出た言葉ですね。とはいえ、厳しすぎる(笑)

第7位 「今動かずに、いつ動けっていうんだっ!!」

150cmと小さい空の活躍に感化された横浜大栄高校の1年生・上木鷹山が、監督に「試合に出してくれ。」と頼んだシーン。横浜大栄の監督に「自分で動き出さなきゃ、そこで朽ちていくだけだぜ。」と言われたことに影響を受けている鷹山が意を決してのお願いをしました。 

普通、ベンチ外の選手が監督に「試合を出してくれ。」とお願いできるなんてそうそうありません。しかも、体育館の2階からコートに飛び降りる奇想天外っぷり(笑)それでも、勇気を出してお願いしに来た勇気、そして試合で結果を出す彼の実力には大拍手ですね!

第6位 「残りの1分でオマエラの現在地を教えてやろうか」

クズ高がインターハイを狙っていると聞いた横浜大栄のエース・白石静が、クズ高との練習試合終盤に千秋に対して言い放った言葉。その後、その1分間で16得点という驚異的なスコアリングを決める白石。「全国レベルとの違いを見せてやる。」と言わんばかりの白石の猛攻は、その後の千秋にトラウマとも言えるレベルのダメージを与えました。 

実は筆者が結構好きなこのシーン。もはやイヤミ(?)とも言える白石のやり方ですが、やはり現実というものは厳しいもの。「この敗北を糧に這い上がってこい。」なのか、「オマエラなんぞにはインターハイは無理だ。」なのか。白石の真意は測りかねますが、とにかくさすがは強豪校のエースといったところですね。

第5位 「これからは自分の足でコートに立つんだ・・!!」

長い間重宝していた母のバッシュから卒業した空の言葉。今までは母のおさがりバッシュを履いていたクズ高の空。そんな空は、母の死をきっかけに新しいバッシュを購入しました。それは、彼がようやく親離れができた証拠なのかもしれません。ここから空の急激な成長が見られるようになります。

それ以前は、彼自身、どうしてもプロバスケ選手だった母にすがっているという印象を受けていました。それだけにこの決別は、プレーヤーとして、そして、人間としての彼の成長に他ならないと思います。この1シーンは、新たな空の誕生と捉えてもいいくらい、このストーリーで重要なファクターだったのではないでしょうか?

第4位 北住吉戦でのナベの逆転ブザービーター

北住吉との練習試合、残り2秒からの大逆転劇を成し遂げたクズ高。その立役者は素人のナベ!シューターとしての役割を得てばっかで最後に大事な場面を任され、見事に応えたナベの表情がなんとも言えませんね! このシーンからナベはチーム内での信頼をどんどん得ることになります。

アシストをした空から「信頼してましたから。」と言われ、感無量の表情をするナベにぐっときますね。試合を決定づけるシュートを決めるなんて、そうそう経験できるものではありません。勝負を決めた経験は成長を加速度に上げていきますから、今後のナベの活躍に期待ですね!

第3位 「そんなやせ我慢をコートの隅に置いて去るんだ。」

インターハイ予選決勝リーグ、横浜大栄vs新丸子の試合後に新丸子のキャプテンである千葉がアリーナ廊下で悔しがるシーン。「やるこた全てやった。悔いはねぇ!」と後輩の前では言いつつも、裏では負けた悔しさがどうしてもにじみ出ている千葉が印象的です。 

『あひるの空』では、理想のキャプテン像として、千葉の大きい後ろ姿が使われることが結構多い中、勝ち負けの中で生まれる葛藤が印象的なシーンでした。負けて悔しくない人なんていませんからね。千葉の存在と負けの経験が、次期キャプテンの常盤の思考に大きな影響を与えていくことになります。

第2位 「母さんにありがとうって言いたかったんだ・・!!」

インターハイ予選終了後、空の母が死ぬ直前のシーンでの言葉。「大っきく産んであげられなくて、ゴメンね。」と謝る母に、「小さかったからここまで頑張ってもこれたんだ。」という自負がある空は謝ってほしくなかったんですね。 

空への申し訳ない気持ちで涙を流す母と、母の死を間近に感じてながらも母への感謝で涙を流す空。コンプレックスを抱えながらも強く生きてきた二人の別れのシーンに涙必至です。

第1位 ついに破った宿敵・丸高!

クズ高バスケ部初めての練習試合相手だった丸高。その時はインターハイ予選4位という強豪だった丸高に22-146というぼろ負けしたクズ高でしたが、1年経って成長した彼らが丸高を破ったのは胸を熱くしてくれました!

このシーン、筆者にとってはすごく意外だったのです。というのも、この勝利シーンの前に、すでにインターハイに行けなかったことが発覚していたのです。百春のフリースローシーンで止まってから引退後のシーンだったので、正直負けたと思っていました・・・百春はシュート苦手だし。 

とにもかくにも勝ててよかった!辛い合宿や部員の退部など、さまざまな苦難を乗り越えた空たちの努力と根性がようやく報われた瞬間ですね!

壮絶な敗北へと繋がっていく・・・まだまだ繰り広げられる空たちの熱戦!

現在、地区予選から神奈川県予選に移行し、3回戦まで進んでいる『あひるの空』。実は、既にインターハイに出られないことがわかっているクズ高一体どこで負けるのか?横浜大栄との試合はどういう勝負になったのか?まだまだ予測がつきません。 

『あひるの空』は、王道スポーツ漫画には珍しく、主人公たちがよく“負ける”ストーリーです。それだけに、各キャラクターの人間模様がよく描かれています。今後も、負けに繋がるまでの壮絶なストーリーや人間模様を彩る名言に期待したいですね!

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