活用方法は無限大!?超人(パラミシア)系悪魔の実を3つのポイントから考察!

悪魔の実の中でも、最も多彩な能力を持っている超人(パラミシア)系悪魔の実。今回はその強さ、特徴、新たな可能性に至るまで考察し尽くしてみました!

曖昧なようで明確な区分?超人(パラミシア)系悪魔の実とは?

3種類に大別される悪魔の実

そもそも悪魔の実は、大きく3種類に分類されます。動物の力を得られる動物(ゾオン)系、自然現象や自然物そのものに変化する自然(ロギア)系、そして“それ以外”に分類される超人(パラミシア)系です。

動物(ゾオン)系や自然(ロギア)系は、名称が能力の質自体を表しているため、区別するのは簡単です。しかし、超人(パラミシア)系は“超人”という名前の通り、人間を超えてさえいればなんでもありな能力です。中には自然(ロギア)系と紛らわしいように思える能力もあります。ですが、そこには実に明確な区別が存在するのです。

超人(パラミシア)系と自然(ロギア)系の境目は?

結論から言ってしまえば、超人(パラミシア)系と自然(ロギア)系を分ける境界線は、曖昧なようでいて、実はかなり明確です。それは、能力者の実体があるか否か、です。

自然(ロギア)系は自然現象や、自然物そのものに変化できる能力です。例えば、炎や雷、マグマになってしまえば、覇気なしでは能力者の実体に触れることはできません。超人(パラミシア)系は能力発動中でも、能力者本人の実体はそのまま残っていますので、触れることが可能という違いがあります。

また、自然(ロギア)系は自然物に変化するのに対し、超人(パラミシア)系は人工物に変化するという特徴があります。ゴムや蝋燭、毒など自然由来のものもありますが、人間の手が加えられた場合は人工物に分類され、超人(パラミシア)系と分類されます。

ポイント①戦い方も個性派揃い!超人(パラミシア)系悪魔の実一覧!

超人(パラミシア)系は、自然(ロギア)と動物(ゾオン)以外の全てと言われるほど多様な種類があり、作中でも登場個数はぶっちぎりのトップです。筆者が調べた限りではその数なんと54種類!能力ごとの特性や特徴も一緒に紹介していきます。

ゴムゴムの実

ワンピースの主人公、我らがモンキー・D・ルフィの能力です。身体がゴムに変化する能力で、ゴムの伸縮によってリーチも長いですし、勢いがつくので攻撃の威力も高いです。ゴムなので打撃には強いですが、剣や棘による斬撃には弱いという弱点があります。また、絶縁体のため電撃は無効で、空島編ではゴロゴロの実の雷人間であるエネルの実体を覇気なしで捉えていました。

腕や脚だけではなく、骨や胃、心臓といった内臓なども全てゴムに変化しています。そのため、通常より早い血流にも耐えられますし、骨は空気を入れられると膨らみます。これを利用した戦闘方法が、エニエスロビー編から登場した“ギア2”“ギア3”です。

ルフィはドレスローザ編にて、覇気による新たな戦闘形態“ギア4”を披露しました。覇気によってゴムの伸び縮みを制御し、弾力を強化したこの形態は、ゴムなのに非常に硬く、今まで以上に自在に動きます。覇気の所為で時間制限があるのがネックですが、今後の成長が最も期待できる戦闘方法でしょう!

ハナハナの実

麦わらの一味の考古学者、ニコ・ロビンの能力です。身体の部位を視界の範囲になら、花のように自在に咲かせることが可能です。しかもそれぞれが自分の身体のように操ることが可能で、魚人島編では自分自身をもう一人咲かせるという大技を披露したりしていました。

使い道が非常に多い能力ですが、デメリットもあります。それは、咲かせた身体の部位全てが自分の身体と連動していることです。故に、咲かせた部位を傷つけられれば自分も傷つきます。扱いには充分な注意が必要です。非常に頭のよいロビンだからこそ、使いこなせている能力とも言えるでしょう。

ヨミヨミの実

麦わらの一味の音楽家、ブルックの能力です。元々は死んだら一度生き返れるというだけの能力でしたが、ブルックの場合は死んだ場所が悪く、自分の死体が白骨化するまで見つけることができませんでした。それでも、白骨状態で生き返ってしまったのですから、悪魔の実とは本当に恐ろしいですね……。

内臓も脳もない状態で生きていますが、ブルックの核となっているのは悪魔の実の影響を受けた“魂(テャマスィー)”であり、それ自体が非常に強いエネルギーを放っています。黄泉の冷気を剣戟から伝えたり、音楽を奏でれば相手の精神により強く働きかけるなど、ブルックならではの能力が目白押しです。

バラバラの実

今や七武海の一角となったバギーの能力です。身体をぶつ切り程度の大きさに分割することができ、足以外のパーツは空中を含むある程度の範囲を自在に動くことができます。元々バラバラなので、斬撃はほぼ一切が無効です。

スベスベの実

バギーの相棒であり、ルフィに異様な執着を示す女海賊、アルビダの能力です。肌が非常にスベスベになり、触れたものの摩擦をゼロにすることで肌の表面で滑らせてしまいます。大きな岩がぶつかっても、肌の表面でスリップしてしまうので、ダメージゼロです。バギーとは違い、打撃がほぼ無効の能力です。

余談ですが、悪魔の実の中には食べた人間に能力以外の副次的な効果をもたらすものがあります。スベスベの実もその一つで、初登場時には太ってそばかすだらけだったアルビダの容姿が、絶世の美女へと変貌していました。

ボムボムの実

バロックワークスのエージェント、Mr.5の能力です。身体を爆弾に変化させる能力で、その気になれば全身を爆発させることができます。しかも鼻くそや息など、自分の身体から排出されたものでも爆弾にすることができます

さらに特殊な能力として、火薬による攻撃が一切無効です。リトルガーデンではウソップの“火薬星”を飲み込み、腹の中で破裂させて平然としていました。それどころか、味の批評までする始末…………尤もそれを利用され、二発目ではタバスコを食べさせられていましたが。

キロキロの実

Mr.5とコンビを組む、ミス・バレンタインデーの能力です。“キロ”とは重さの単位である“キログラム”を示しており、体重を1kgから1万kgまで、自在に上下させることができます。空を飛ぶ際には1㎏、攻撃する際には1万㎏と、極端な体重移動が目立ちますが、10㎏や100㎏といった細かい体重の制御も可能です。

ドルドルの実

能力者はMr.3ことギャルディーノ、バロックワークスのエージェントですね。インペルダウン編や頂上戦争編でも、要所要所でルフィを助けるような立ち回りをしていた、隠れた重要人物です。“ドル”とは“キャンドル”のことを示し、身体から蝋燭を無限に出すことができる能力です。

蝋の形は自在に操れるため、牢屋や手錠の鍵なども自由に作れます。蝋自体は鉄のように硬いため、生半可な攻撃では砕けません。またインペルダウン編で発覚しましたが、毒液をしみこませないため、意外にもインペルダウンの当時の所長、マゼラン相手に相性がいい能力なのです。これには以前の上司であるクロコダイルも感服していました。

身体が蝋燭になっているため、炎や熱に弱いという弱点があります。インペルダウンで砂漠のようなエリアに移動した際は、蝋を上手く操れず、身体自体も融けかかっていました。とはいえ、彼は実体をちゃんと残しているため、自然(ロギア)系ではなく超人(パラミシア)系に分類されます。

バクバクの実

現在は悪ブラックドラム王国の国王で、世界会議(レヴェリー)への参加フラグも立っているワポルの能力です。どんなものでも食べることができる他、食べたもの同士を合体させたり、その日食べたものを自分に合成することができます。さらにはなんと、自分を食べることで身体改造することもできます。

なお、扉絵ではルフィとの戦いに敗れた後、ガラクタを食べておもちゃに変えて売っていましたが、そのおもちゃには“ワポメタル”という特殊合金が使われていることが判明しました。この“ワポメタル”はとても優れた金属のようで、フランキーも新兵器“フランキー将軍”の材料として使っていました

マネマネの実

バロックワークスのエージェントでしたが、紆余曲折の末に麦わらの一味と友情を結んだオカマ、Mr.2ボンクレーことベンサムの能力です。右手で触れた相手の身体的特徴を記憶し、自在に変身することができます。身体の一部分だけを変化させることも可能で、解除するには左手で顔に触れるだけでOKです。

顔マネが目立つ能力ですが、ナミに変身した際に胸をはだけると膨らみがあったり、マゼランに変身した際には身長が大きくなっていたりと、身体的な特徴を全てマネすることができる能力です。しかし、得意のオカマ拳法はMr.2ボンクレー自身の身体でないと繰り出せないようで、戦闘においては能力を使うことはほとんどないです。能力なしでも、このキャラは十分に強いのですが。

スパスパの実

バロックワークスのエージェントで、ルフィたちと共にエニエスロビーを脱獄したMr.1ことダズ・ボーネスの能力です。身体を刃物に変える能力で、刃物の種類は問わないようです。単純な刀のような刃物は勿論、腕からいくつもの丸鋸のような刃を出して回転させたりもしていました。

トゲトゲの実

Mr.1とコンビを組んでいたエージェント、ミス・ダブルフィンガーの能力です。身体を棘のように鋭く変化させる能力で、有効範囲は身体以外にも、身に着けている洋服などにも及びます。手袋や靴ごと棘に変化していたり、また髪の毛を棘にした際にはその棘を回転させたりもしていました

棘は針治療にも利用できるのか、作中では肩の近くに自分で棘を刺し、腕の形状をゴツゴツとした金棒のように変化させていました。その攻撃力は非常に高く、建物を一撃で叩き砕いていました。

オリオリの実

アラバスタ編の終盤、ルフィたちとMr.2ボンクレーの船を襲った海軍本部の海兵、ヒナの能力です。触れた者の動きを封じる枷のようなものを生み出し、相手を拘束することができます。その際、腕は不自然に変形していましたが、そのおかげで相手の身体の形に合わせた枷を作ることができます。

ノロノロの実

ロングリングロングランドにて、ルフィたちにデービーバックファイトを仕掛けてきた海賊、フォクシーの能力です。“ノロマ粒子”という未知の粒子を自在に放出できる能力で、この粒子に触れると物体はエネルギーを保ったまま、その動きが非常にノロくなってしまいます。フォクシーは相手の身体だけでなく、砲弾などの武器をノロくして、時間差で攻撃するトリッキーな戦術を得意としていました。なお、この“ノロマ粒子”の効果は30秒ほど持続し、また鏡には反射する特性を持っています。

ドアドアの実

CP9の一人、ブルーノの能力です。触れた壁をドアにすることができ、ドアを閉じれば元の壁に戻すことができます。どんな場所にでも、自分だけでなく一緒にいる相手も入り込むことができるため、諜報活動には最適の能力と言えます。さらには空間自体にドアを作り、亜空間へ移動することもできます。壁だけでなく、生物相手にもドアを作ることができ、ルフィとの戦いでは目の辺りを回転ドアにして視界を封じるなどの技を見せました。

アワアワの実

CP9の一人、カリファの能力です。自らを“石鹸人間”と称していましたが、その名の通り身体から泡を発し、汚れを落とすことができます。さらに、人間相手に使うと相手の身体の凹凸を失くし、上手く動けなくしてしまいます。泡に触れると力が汚れのように洗い落とされてしまい、力が入らなくなります。

ベリベリの実

エニエスロビーで発令されたバスターコールによって駆け付けた海軍本部の海兵、ベリーグッドの能力です。“ベリ”とはブドウなどの“Berry”のことで、身体を果物のように粒状に分割することができます。バラバラの実と似たような能力ですが、登場回数が少ないため、詳細は不明です。

サビサビの実

ベリーグッドと同じく、バスターコールによってエニエスロビーに集結した海兵、シュウの能力です。触れたものを錆びつかせることができる能力で、エニエスロビーではゾロの刀“雪走”を錆びで壊していました。人間をも錆びさせることができるならかなり強力な能力ですが、残念ながら詳細は不明です。

シャリシャリの実

ベリーグッド、シュウと同じようにして登場した、シャリングルという海兵の能力です。肩の辺りが回転鋸となっていましたが、それ以上は残念ながら不明です。スパスパの実を、鋸に特化させた亜種ではないかと、筆者は予想しています。

カゲカゲの実

スリラーバークの支配者で元七武海の一人、ゲッコー・モリアの能力です。自分の影を自在に操って攻撃できるほか、影を使った分身と自在に一を入れ替えるなど、トリッキーな能力を持っています。

さらに、相手の影を切り取り、死体などに入れ替えることで意のままに操れるゾンビに変えることができます。影を切り取られた人間は鏡に映らなくなり、日光を浴びると灰になって消えてしまいます。まるで吸血鬼ですね。

ホロホロの実

スリラーバークのゴーストクイーン、ペローナの能力です。幽体を放出して操ることができ、“ネガティブ・ホロウ”と呼ばれるそれが身体を通り抜けると、気が落ち込んでしまい、動けなくなってしまいます。とはいえ、元よりネガティブだったウソップには効かず、ウソップに放った際は本体であるペローナ自身にも影響がありました。

また、自分自身も幽体離脱することができ、幽体でいる間は身体の大きさなども自在に操れます。とはいえ、抜け殻となった身体は動くこともできず隙だらけなので、使いどころの難しい能力だと言えるでしょう。

スケスケの実

スリラーバーク編で登場した、アブサロムの能力です。自分自身や触れたものを透明にすることができ、相手の目に映らないようにできます。透明にできる範囲はかなり広いようで、バーソロミュー・くまの手から逃れるために船に乗り込んで脱出した際、モリアの巨体や船丸ごとを透明にしていました

ニキュニキュの実

七武海の一人にして革命軍の幹部、バーソロミュー・くまの能力です。手の平に肉球があり、その肉球に触れればどんなものでも弾き飛ばせる能力です。人や物は勿論、空気や、目に見えない蓄積したダメージなども弾き出すことができます。弾く方向や場所などは自在で、シャボンディ諸島ではルフィたちをそれぞれに見合った修行場所へと吹き飛ばすことで逃がしていました。

メロメロの実

女禍島の皇帝であり、七武海の一角であるボア・ハンコックの能力です。その美しさに心を奪われた相手を石化することができます。その石化能力はただ放出するだけでなく、投げキッスに乗せて飛ばすことなども可能で、非常に応用範囲の広い能力です。

余談ですが、ハンコックは妹にサンダーソニアとマリーゴールドがいます。しかしこの2人とは、ハンコックは似ても似つかない美しい容姿をしています。過去の描写がないためはっきりとは分かりませんが、メロメロの実には、スベスベの実と同じように食べたものの容姿を変化させる副次的な効果があったのではと考えられます。

ドクドクの実

インペルダウンの元所長にして、現在も副所長を務めるマゼランの能力です。あらゆる種類の毒を生み出し、それを放出することができます。放出方法も様々で、液状のものから空気に毒ガスとして散布するものなど、手段を問いません。

毒そのものにも強い耐性があるようで、毒が大好物だと発言しているほどです。しかし、何故だか毒を食べると下痢を起こすらしいので、単に毒を無効化するというよりは、毒を以て毒を制するという言葉通り、毒同士である程度中和させているのだと考えられます。

ホルホルの実

カマバッカ帝国の女王にして革命軍の幹部、エンポリオ・イワンコフの能力です。性ホルモンや治癒ホルモンなど、人体に様々な影響を及ぼすホルモンを自在に生成し、爪先を変化させた注射から相手や自分に打ち込むことができます。既存のホルモンだけではなく、顔面巨大化ホルモンなど独自のホルモンも作ることができ、後述のオペオペの実におけるホルモン特化のものとも言えます。

チョキチョキの実

イワンコフと共にカマバッカ帝国へと帰っていった革命家、イナズマの能力です。手をハサミのように変化させ、石や錠などを切り裂いて紙のように扱うことができます。しかし、切った後も硬度はまったく変わらないようで、頂上戦争では処刑台まで続く道を作っていましたが、ガープによって砕かれた際には明らかに石の高度を持った状態で壊されていました。紙のように扱えるのは、切った直後の一瞬のみなのだと考えられます。

グラグラの実

かつて四皇と呼ばれた大海賊、白ひげことエドワード・ニューゲートの能力です。数ある超人系でも最強と言われており、震動を操ることで地震や津波を引き起こすことができます。自然(ロギア)系でないにも関わらず自然現象を操るという意味では、確かに超人(パラミシア)系離れした圧倒的なスケールを持っていますね。

青キジに凍らされてもすぐに氷を砕いていましたが、白ひげ自身が震動だというわけではなく、震動を自在に発生させられるが故に氷を砕けたのです。その他、能力を発動しながらの攻撃は地震のエネルギーを纏った攻撃ですので、一撃で地形さえ変えかねない強さを持っています。

ウォシュウォシュの実

海軍本部の大参謀、つるの能力です。どんなものでも洗濯物のように洗って干すことができる能力ですが、これで悪人を洗うと悪の心が少しだけ薄れるという効果があります。頂上戦争で一体何人の海賊が強制的に改心させられたのか……!

余談ですが、名前の由来は英語で洗うという意味のWashから取られています。名前で言うと、動物(ゾオン)系の亜種である“モデル○○”という表記を除けば、これまでに登場した悪魔の実の中で、名前が最も長い悪魔の実でもあります。

マトマトの実

魚人島編に登場したネコザメの魚人、バンダー・デッケン九世の能力です。触れた相手を、自分が投げたものが追いかけるようにすることができますが、ターゲットにできるのは手の平につき一つだけになります。故に、デッケンは昔しらほし姫に触れた手の平に手袋をし、洗うことすらしていませんでした。

オペオペの実

最悪の世代の一人であり、ルフィたちと同盟を結んだハートの海賊団船長、トラファルガー・ローの能力です。使いこなすには医療の知識が必須ですが、医療に関係することなら大抵のことを生身一つで行えるという、応用範囲が全悪魔の実の中でもトップクラスに広い能力です。

能力を発動するには、“ROOM”と呼ばれる空間を広げる必要があります。この空間内ならば、能力を自在に行使できます。“ROOM”の広さはある程度自在にできますが、あまりに大きなものを展開すると、命が削られてしまいます。

素手で心臓を切り取ることもできますが、それだけでは相手が死ぬことはありません。また人格をシャッフルさせるなど、トリッキーな能力も使えます。さらには命を犠牲にすることで、他者に不老手術を施すこともできます。

イトイトの実

元七武海にして、元ドレスローザの国王、ドンキホーテ・ドフラミンゴの能力です。身体から糸を放出し、段々と狭まっていく鳥かごを造ったり、人に糸を絡みつけていのままに操ったりすることができます。また細く撓る糸は切断系の攻撃に優れ、ローの腕を糸鋸の要領で切り落としていました。

体内で糸を生成することもでき、ローの攻撃で内臓を損傷した際には、糸で臓器を応急処置して動いていました。さらには“覚醒”した効果で、町中の建物なども糸に変えて攻撃してきました。糸という、一見か細く頼りない能力ですが、使い方次第で非常に強力になるという好例ですね。

ヒラヒラの実

ドンキホーテファミリーの幹部の一人、コロシアムの英雄ことディアマンテの能力です。触れたものや自分の身体を、旗のようにひらひらと薄く軽いものに変えてしまうことができます。ヒラヒラになっても元の特性を失うことはなく、鉄でできたマントを不意に固めて防御するなどの戦法も可能です。

ベタベタの実

ドンキホーテファミリーの幹部にして参謀、トレーボルの能力です。身体から粘着性と可燃性を併せ持つベタベタの粘着液を分泌することができます。戦闘描写は多くありませんでしたが、ベタベタで相手を捉えた後、火をつけて爆発させるのが常套手段だと思われます。

イシイシの実

ドンキホーテファミリーの幹部、ピーカの能力です。名前的に身体を石に変える自然(ロギア)系の悪魔の実みたいですが、実態は岩の中に入り込み、その岩石を自在に操るという能力です。その気になれば地盤そのものを操ることもできる、非常に強力な能力です。

ドレスローザではリク王を殺そうと、巨大な石の怪物となって襲い掛かってきました。しかし、石を切断されると、そのどれか一欠片にしかいられないという弱点をゾロに悟られ、空中で斬られてしまいました。

スイスイの実

ドンキホーテファミリーの一人で、コミックスでは表紙のど真ん中を飾った伊達男、セニョール・ピンクの能力です。地面だろうが壁だろうが自由に泳ぐことができ、高いところから落下しても水への飛び込みのように地面へ潜ることができます。その能力を活かし、後ろに回り込んで相手を投げ飛ばすスープレックスが彼の得意技です。

トントンの実

ドンキホーテファミリーの一人、マッハ・バイスの能力です。キロキロの実の上位互換になり、体重を1万トンまで操作することができます。その超体重を活かしたフライングボディプレスは、巨人族さえ一時圧倒しました。

しかし、この能力は体重の下限が不明です。キロキロの実は爆風に乗れるほどに軽い1kgまで体重を操作できましたが、マッハ・バイスも空中にふよふよと浮かんでいる描写があります。単に単位を入れ替えただけだと、マッハ・バイスの体重の下限は1トンとなり、到底浮ける体重ではありません。

考えられる可能性として、体重の増減をトントンの実は1kgから1万トンまで操ることができるというものがあります。というのも、悪魔の実の上位互換・下位互換の関係性は、後述のブキブキの実とスパスパの実が最も顕著なのですが、上位の実が下位の実の能力を包括しているのです。そのため、キロキロの実で操れる体重の範囲を、トントンの実が全て含んでいる可能性は高いのです。

アトアトの実

ドンキホーテファミリーの一人、ジョーラの能力です。対象物を芸術的に変えてしまい、本来の機能を失わせることができます。また人間が能力の対象になると、段々と意識が薄れてしまう様子が描写されています。長時間この能力にさらされていると、生きるという本来の機能が失われ、死亡するのかもしれません。そう考えると、かなり恐ろしい能力ですね。

ホビホビの実

ドンキホーテファミリーの一人、シュガーの能力です。触れた人間をおもちゃに変え、強制的に命令を聞かせることができます。またおもちゃにされた人間は全世界レベルで存在を認識されなくなり、人々の記憶からも消えてしまいます。恐ろしいことこの上ない能力ですが、能力者が気絶すればその効力は消えてしまいます。

スベスベの実と同じく、この悪魔の実にも副次的な効果があります。それは、この実を食べた瞬間から歳を取らなくなるということです。しかし、歳を取らない=死なない、なのかは、現時点では不明です。

ブキブキの実

ドンキホーテファミリーの一人、ですが何故か戦いの後には八宝水軍の長となったサイの恋人に収まった、ベビー5の能力です。全身を鎌や銃、果てはミサイルにまで変身させることができます。ミサイルになって爆発した後は、欠片が集まってベビー5の形に戻ります。

Mr.1のスパスパの実の上位互換にあたりますが、スパスパの実は刃物にしかなれませんが、ブキブキの実は刃物を含む武器全般に変身できます。上位の悪魔の実は、下位の悪魔の実の能力を包括するという好例になっています。

グルグルの実

ドンキホーテファミリーでベビー5とコンビを組んでいた、バッファローの能力です。全身のあらゆる箇所を回転させることができ、主に手足や髪をプロペラ代わりに空を飛んでの任務に就くことが多いです。

パムパムの実

ドンキホーテファミリーの一人、グラディウスの能力で、触れた無機物や自分自身を破裂させることができます。ボムボムの実の上位互換と言われていますが、ボムボムの実では爆炎が発生するのに対し、こちらではあくまで破裂による衝撃のみです。悪魔の実の上位下位のルールからは、やや外れる存在のようですね。

ナギナギの実

ドフラミンゴの弟で、海兵でもあったコラソンことドンキホーテ・ロシナンテの能力です。“ナギ”とは“凪”を表し、無風の静かな状態を示します。ナギナギの実は、そんな凪のような無音の状態を作り出すことができる能力で、能力者の行動によって出る筈だった音は全て消えてしまいます

ギロギロの実

ドンキホーテファミリーに囚われていたドレスローザの王女の一人、ヴァイオレットことヴィオラの能力です。周囲千里、つまり約4000kmを壁などの障害物の有無に拘わらず自在に見渡すことができ、また涙を使って物理的な攻撃を行うことができます。さらに、集中してみることで相手の心の中までも見通すことができます。

バリバリの実

メラメラの実を賭けた戦いで、コロシアムに出場した海賊の一人、人食いと称されるバルトロメオの能力です。指を結んでいる間だけ、どんな攻撃も通さない無敵のバリアを張ることができます。バリアを一度に出せる面積は決まっていますが、その範囲内であれば自在に動かしたり、形を変えることも可能です。

ジャケジャケの実

バルトロメオと同じく、コロシアムに参加した一人、ケリー・ファンクの能力です。自分をジャケットに変身させることができ、それを誰かに着せることによって身体を乗っ取ることができます。

チユチユの実

ドレスローザに住まう小人族、トンタッタ族の姫であるマンシェリーの能力です。涙や、能力によって出現する魔法のジョーロによって、他人の怪我や疲労を治すことができます。また、治癒力をたんぽぽの種のように飛ばす“チユポポ”や、命を削ることで物質をも再生することができる能力を持っています。

シロシロの実

最悪の世代の一角、カポネ・“ギャング”・ベッジの能力です。体内が城のような構造になっており、城内の空間や装飾は自在に操ることが可能です。また他者を自分の体内に入れることも可能ですが、体内はやはりデリケートらしく、サンジが煙草を落とした際には慌てて消していました。

体内の自分と本来の自分とを同時に行動させることも可能ですが、集中力を割いてしまう分、細かいことはできないようです。また、体内以外でも城の要素は現出できるようで、キャタピラを脚に出して移動したりもしていました。

ソルソルの実

四皇の一角であるビッグマムこと、シャーロット・リンリンの能力です。“ソル”とは“魂(ソウル)”のことを指し、相手の魂や寿命を自在に抜き取ることができます。抜き取った魂は樹や動物、中には太陽や雷雲にいれることで、それらの物体や動物は意思を持ち、言葉を喋るようになります。そうしてできたビッグマムの部下たちは、“ホーミーズ”と呼ばれています。

寿命を抜き取る能力は、相手がどれだけの寿命を持っているかまで分かってしまう恐ろしいもので、実の息子たちにさえ恐れられています。また魂にも質があるようで、魂そのものに干渉できるブルックの演奏さえ、ビッグマム本人の魂を分け与えたゼウスたちには効果がありませんでした。

ペロペロの実

シャーロット家の長男であるシャーロット・ペロスペローの能力です。が、能力自体をまだ見せていないため、詳細は不明です。どうやらキャンディでどんなものでも造れてしまうらしく、パンクハザードにあったシーザーの研究所も、飴細工のように再現していました。また、シーザーへの台詞を鑑みるに、人間をキャンディのようにできるか、或いは飴に閉じ込めてしまえる能力だと思われます。

ミラミラの実

誘惑の森で遭遇したビッグマムの娘の一人、シャーロット・ブリュレの能力です。鏡の世界“鏡世界(ミロワールド)”に自在に入り込むことができる他、鏡に映したものの姿を変えることができます。それは自分でも、相手に対してでも可能です。さらに、鏡に映り込んだものを飛び出させることもできるようで、キャロットの攻撃には鏡でカウンターを見せていました。

ビスビスの実

誘惑の森で遭遇したビッグマムの息子の一人、シャーロット・クラッカーの能力です。ビスケットを無限に生成することができ、加えてビスケットでどんなものでも造ることができます。クラッカー自身も、普段はビスケットでできた鎧の中に潜んでおり、自ら戦うことはめったにないと言います。

ビスケットは非常に硬く、ギア3で攻撃してやっと壊れるほどの高い硬度を誇っています。しかし、雨や水で濡れてしまうとルフィが食べられるくらいに柔らかくなってしまう弱点を突かれ、敗北してしまいました。

メモメモの実

サンジの政略結婚の相手である、シャーロット・プリンの能力です。人の頭の中にある記憶のフィルムを抜き取り、改竄することができる能力です。例えば会話そのものをなかったことにしたり、怪我をした理由を別の事象に張り替えたりと、その自由度はかなり高いようです。

特定は困難……でも予想せずにはいられない!

未だになんの能力か分からない、しかしその強さは悪魔の実の能力によるものだと予想されるキャラクターは非常に多いです。今回はその中から、筆者が特に気になるキャラクター3人をピックアップして考察していきます。

一人目は現在の四皇編で登場したシャーロット・オペラです。生クリームの甘さを武器としている彼は、流れ出した生クリームによって相手を燃やすことができます。しかし、生クリームと炎との関連性が不明なため、単純にクリクリの実のクリーム人間だと断ずるのは、やや性急なようにも思えます。

そこで、オペラの台詞に着目してみると、クリームよりも甘みの方に重点を置いているようにも思えます。甘い…………つまり、甘みによって蕩けてしまうということでしょうか。炎によって焼かれると、人間は皮膚が剥がれ、さらに高熱になればとろけるようにして燃えてしまいます。もしかすると、オペラの能力はアマアマの実の甘味人間なのかもしれません。

二人目は、白ひげ海賊団の二番隊隊長、ジョズです。彼は突進の際、半身をダイヤモンドのように煌めかせることから、ダイヤモンド・ジョズという通り名があります。しかし、通常の覇気では鋼鉄のように黒くなる描写はあっても、ダイヤモンドのように光る描写はありません。これは、ジョズの覇気が他のキャラクターより強いということでしょうか?

しかし、ジョズは覇気を纏っていても青キジ相手に敗北を喫しています。それどころか、覇気を纏っていた筈の腕を凍らされ、切断されてしまっています。相手が相手なので断定はできませんが、他のキャラより跳びぬけて覇気が強い、という訳ではないのではないでしょうか。となると、このダイヤモンドのような描写も、悪魔の実の産物かもしれません。となると、名前はキラキラの実とか、“カラット”という単位から取ってカラカラの実、或いはジュエジュエの実とかでしょうか。想像が広がりますね。

三人目はルフィの実父であり、世界最悪の犯罪者と名高い革命家、モンキー・D・ドラゴンです。戦闘シーンどころか、物語のバックボーンには常にいながらその姿をなかなか現さないドラゴンですが、それでもイワンコフやバーソロミュー・くま、サボなどの実力者を束ねるキャラクターです。相応の実力は持っているでしょう。

ドラゴンの初登場は“偉大なる航路(グランドライン)”突入寸前のローグタウンでした。そこでドラゴンは、ルフィを捕らえていたスモーカーに話しかけ、直後に突風が吹いてルフィは逃げることに成功しました。同時に、スモーカーはドラゴンに対し、何故ルフィを逃がすのかと問いかけています。まるで、その突風が、ドラゴンの起こしたものであるかのように

スモーカーがなぜドラゴンの能力を知っているのか、という疑問は残りますが、しかしドラゴンが風を操る能力者である可能性はあります。しかし、カゼカゼの実だと自然(ロギア)系っぽいですし、筆者はドラゴンの出生地であるゴア王国、フーシャ村にかけて、クルクルの実の風車人間ではないかと予想します。

ポイント②まるで連想ゲーム!?超人(パラミシア)系の能力!

例えばルフィで考える、能力からの連想の連鎖

ルフィの能力といえば、先述したようにゴムゴムの実のゴム人間です。ゴムの特性を生かし、自由に伸び縮みすることが可能で、内臓や血管に至るまでゴムになっています。さて、このゴムという単語から、連想を始めてみます。

身近なゴム製品というと、輪ゴムの他には、ゴム風船があるでしょう。ルフィも、自分の骨を風船に見立て、息を入れて膨らませています。エニエスロビー編で初登場した“ギア3”です。しかもこの戦闘方法、当初は時間制限があり、それを過ぎると空気が抜けて元の身体より縮んでしまっていました。これも、空気が抜けるとしぼんでしまうゴム風船と同じですね。

風船というと、水風船というものも思い浮かびますが、ルフィはアラバスタ編で一度水風船になっています。それが、水をお腹いっぱいに溜めた“水ルフィ”という姿です。直前に腹を刺されているので、水漏れをしていますが……。

さらに、ゴム風船に似たものではゴムボールがあります。これは、ガインガインと跳ね続ける“ギア4 弾む男(バウンドマン)”とそっくりではないでしょうか。弾み続けるほどの弾力をルフィにも加えた結果が、ギア4ではないでしょうか。

主人公補正という訳ではない!他のキャラでも連想ゲーム!

ルフィはワンピースの主人公ですし、特別に能力が優遇されているんじゃ…………という訳で、他の能力者でも連想を試みてみます。まず取り上げるのは、カゲカゲの実の能力者、ゲッコー・モリアです。

カゲカゲの実の能力は、影を操ることです。そこで、影といってまず初めに思い浮かんだのは、幽霊や吸血鬼には影がないという設定です。その連想通り、カゲカゲの実は他人の影を奪い、影を奪われた人間は日光に当たると灰になってしまうという吸血鬼のような症状に見舞われます。

次に思い浮かんだのは、影法師です。特に筆者は、『ちぃちゃんの影ぼうし』という物語を思い出しました。この話では最後、ちぃちゃんは空に浮かんだ影法師と入れ替わるようにして、天に昇っていってしまいます。モリアも同様に、自分の影と場所を入れ替わることができるのです。

能力の鍵は連想?想像力の数だけ能力がある!

超人(パラミシア)系の悪魔の実は、実の名前からは想像できないような奇抜な能力を持つものが多いです。例を挙げるなら、先述のカゲカゲの実、食べたもの同士を合体させられるバクバクの実、医療の知識を生身で再現できるオペオペの実などです。

しかし、基本的な能力から連想することで、様々な発想の能力に辿り着くことができます。そんな多彩な能力があるのも、ワンピースの面白さの一つですね。多くの考察、都市伝説が生まれる要因にもなっているのでしょう。

ポイント③筆者の考える、意外な活用法がありそうな超人(パラミシア)系TOP10

先述の通り、超人(パラミシア)系悪魔の実は名前を見るだけでなく、そこから連想することで辿り着ける能力が多く、その活用法は一つの実だけでも非常に多彩と言えます。そこで、筆者は『僕の考えた最強の悪魔の実』ならぬ、『筆者の考える最強の悪魔の実の活用法』を作ってみました。

10位 オリオリの実

身体を通り過ぎたものをロックしてしまうオリオリの実ですが、頂上戦争では檻を身体の前方に展開し、より広範囲の敵を施錠できる新技を披露し、中距離戦でも戦うことができるのを見せつけてくれました。

ロックしない状態の鉄檻を身体から切り離すことができるようになれば、その鉄檻を銃に装填し、相手に打ち込むことで遠距離の敵でもロックできるようになるのではないでしょうか。近・中距離での確保に遠距離への有効手段を得るようになれば、ヒナはいずれ大将レベルの地位になれるかもですね。

9位 パムパムの実

ボムボムの実の上位互換であるパムパムの実ですが、攻撃手段はボムボムの実ほど種類を見せてくれませんでした。さて、下位互換となるボムボムの実ですが、能力者であるMr.5は自身の起爆する息を用いて、銃によって見えない爆弾を射出するという技を見せました。

グラディウスの息も、Mr.5と同じように起爆するのでしょうか。“空気”が強大な武器となりうるのは、バーソロミュー・くまが実証済みです。とはいえ、グラディウスの能力を活かすには、銃よりも自ら膨らませた風船の方が効果がありそうですね。小さくても威力のある爆弾と比べ、空気を破裂させると考えるなら、対象は大きい方がダメージが大きそうですね。

8位 カゲカゲの実

ゲッコー・モリアの能力であるカゲカゲの実は、基本である自分の影を操る能力も恐ろしいですが、真に恐ろしいのは他者の影を切り取ってしまうことでしょう。影を失くした人は、太陽光を浴びると灰になって消えてしまいます

これを、人間や動物以外に応用はできないのでしょうか。もし木や岩、島の影でさえ切り取ることができるなら、晴れている間にそれを行ってしまえば、どんな物でも瞬時に灰と化して消し去れる、協力無比な能力になるでしょう。

7位 バネバネの実

ベラミーの能力ですが、ベラミー自身はこの能力をもっぱら攻撃に使っていました。確かに、バネの反動による攻撃は非常に強力ですし、ドレスローザ編では移動だけでなく、パンチにバネの能力を利用する一面も見えました。

しかし、筆者はバネバネの真価は防御力にあると考えます。相手の物理攻撃に合わせてバネを展開し、跳ね返すことが訓練次第でできるのではないでしょうか。ルッチの見せた“鉄塊 空木”のようなカウンター技を会得できれば、ベラミーはさらに強くなれるのではと、筆者は考えています。

6位 バクバクの実

現在連載中の四皇編では、ビッグマムの息子であるシャーロット・クラッカーとルフィが激戦を繰り広げました。その際、ビスビスの実の能力に対し、ルフィはビスケットをナミの雨で柔らかくしてもらい、ひたすらに食べることで戦況を拮抗させていました。この作戦を、ナミの雨もなく、しかも満腹になることなく実行できる能力があります。ワポルのバクバクの実です

ワポルは作中、船や家、大砲、雪、人間など、様々なものを食べてしまっています。本人の性格も相俟ってギャグめいた能力になっていますが、例えば相手の攻撃を全て食べてしまえるなら、究極の防御手段となるのではないでしょうか。流石にソルソルの実による寿命奪取などは防げないので、能力同士の相性が重要になる防御手段にはなるでしょうが。

5位 スベスベの実

肌の摩擦をゼロにできるスベスベの実ですが、防御手段として非常に優秀なのは言うまでもありません。しかし、筆者が真に恐ろしいと思うのは、この能力がドフラミンゴのように“覚醒”した時です。

悪魔の実の“覚醒”は、超人(パラミシア)系では自分以外の周囲にまで能力の対象を広げられるのが確認しています。つまり、スベスベの実が“覚醒”すれば、自分の立っている地面そのものが摩擦ゼロの状態となり、相手は立つことさえ困難になります。こちらから攻撃する能力はありませんが、相手を行動不能にできるだけでもかなり強力な能力ではないでしょうか。

4位 バリバリの実

無敵のバリアを出現させるだけでもかなり強力で、防御力においては作中トップクラスと思われるバリバリの実ですが、バリアを出せる面積は決められています。また、指を結んでいないとバリアを出すことはできません。

しかし、枚数規定については特に情報がありません。バリアの面積が決められているという欠点も、逆に言えば面積以内ならば好きな枚数のバリアを張れるということにもなります。小さなバリアを大量に出し、それを飛ばすという戦法も取れるのではないでしょうか。その内“バリア流星群”なんて技を編み出してくれたら、ウソップリスペクトっぽくて面白いですね。

3位 マネマネの実

Mr.2ボンクレーの能力ですが、国家転覆を狙った秘密結社バロックワークスのエージェントらしく、諜報活動や情報の攪乱に非常に優れた能力です。しかしその分、一見すると戦闘向きではないように見えます。実際、アラバスタでもインペルダウンでも、戦闘において能力を使うことはありませんでした。寧ろ能力を使ってナミの姿になった際は、オカマ拳法を繰り出すことができませんでした

しかし逆に言えば、マネマネの実は顔だけでなく、体格なども全てマネできるということになります。対象と同様の鍛錬を積み、動きを熟知していれば、どんな人間の戦い方でもマネできるのではないでしょうか。情報がないので定かではありませんが、悪魔の実の能力までマネできたら、最早最強ですね。

2位 グルグルの実

身体の部位を自在にぐるぐる回転させられるグルグルの実ですが、正直、いまいち地味な印象ですよね。能力者であるバッファローも、ドレスローザ編では割と早々に退場しており、能力の真価を見せる機会には恵まれませんでした。

しかしこの能力、“覚醒”すると恐ろしいことになるのではと、筆者は考えています。自分以外のものにまで回転の力が加わるとなると、建物や地盤、果ては地球の自転に至るまで、自在に回転させられる可能性が出てきます。もしそんな能力が“覚醒”したら、バッファローは一気に最強クラスの一角に名を連ねることでしょう。

1位 オペオペの実

1位は、意外なというより、未だ登場していない使い道が大量にあるであろうオペオペの実です。医療技術を生身で自在に行えるという能力だけでもかなりチート級ですが、能力を分析すると、チートっぷりがより鮮明になります。

例えば心臓を抜き取るのは外科手術。精神を入れ替えるのは精神科や心療内科の領域ですし、人格が脳に宿ると考えるならば脳外科の領域にもなります。パンクハザードに上陸した海兵たちの電伝虫を奪った能力は、CTスキャンなどの医療器具の能力になります。しかし、まだまだローが出していない能力は数多くあると考えられます。眼科や内科、耳鼻咽喉科、整形外科などにまつわる能力を、ローは未だ使っていないのです。これからどんな能力が登場するのか、想像するだけで非常に楽しみですね。

最強の悪魔の実はない?どんな能力も使い方次第!

今回は超人(パラミシア)系の悪魔の実について紹介・考察を行ってきましたが、実は筆者は、特にポイント③において、なるべくメジャーどころを避け、マイナーといえるような悪魔の実について考察を行ってきました。理由ですが、主人公ルフィのゴムゴムの実や、強敵だったドフラミンゴのイトイトの実が強いというのは誰でも納得できることでしょう。しかし、筆者は最強の悪魔の実、というものは、存在しないと考えているのです。

かつてクロコダイルやルッチなどの強敵が、どんな悪魔の実も使い方次第、と言っていました。超人(パラミシア)系は能力が多彩な分、その言が一層沁みるのです。加えて、ドクドクとドルドルのように、意外な相性の善し悪しが多いのも特徴です。

これから先も、超人(パラミシア)系悪魔の実は多種多様なものが登場することでしょう。しかし、どれもが最強という訳ではありません。相性や、意表を突くような弱点があるかもしれません。そこをついていくか、或いは更なる意外な能力の活用法で突破していくのか。ルフィたちのこれからの戦いは、悪魔の実の能力から見ても、決して目を離せないものになっていくでしょう。

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