No.1スラムダンカー ブレイク・グリフィン!怪物級の男を知る4つのポイント

現在のNBAで一番ホットなスラムダンカー、ブレイク・グリフィン。鍛え上げられたその強靭な肉体と臆することなく相手に立ち向かう姿勢から繰り出されるダンクショットは試合の雰囲気を一変させ力を持っている。そんな怪物ダンカーを知るための4つのポイントを紹介する!

No.1スラムダンカー ブレイク・グリフィン

ブレイク・グリフィンは208㎝114㎏、NBAロサンゼルス・クリッパーズに所属しているパワーフォワードで2009年NBAドラフト全体1位で入団している。オクラホマ大学出身で彼が付けていた背番号23番は永久欠番となっている。

大学時代は常にレギュラーとして活躍し、2年生時には22.7得点14.4リバウンドFG成功率が驚異の65.4%というとんでもない数字を残して、NBAドラフトにアーリーエントリーを表明し、3年生には進まずにNBA入りを果たした。

現在所属中のロサンゼルス・クリッパーズでもパワーフォワードとして先発出場し、リーグのドアマットチームだったクリッパーズを人気チームへと押し上げる重要な役割を担った選手として、爆発的な人気を誇るプレーヤーなのだ。

ポイント① なんといってもダンクが魅力!

彼を語るうえで外せないのが、何といってもダンクショットである。目の前に相手選手がいようがいまいが、ボールをつかんだらリングしか見えていないような勢いで決めるスラムダンクはNBAファンでなくとも一見の価値があると思う。まるで相手を襲っているかのようなダンクは『モンスターダンク』と呼ばれている程だ。

また同じチームの同僚ポイントガード、CP3ことクリス・ポールとのコンビで決めるアリウープも実に見事で、まさに阿吽の呼吸といったところだ。二人は『ロブ・シティ』と呼ばれ、かつての名選手ゲイリー・ペイトン、ショーン・ケンプ以来のコンビと目されている。こんなにも簡単にアリウープって出来てしまうのか、と勘違いしてしまう程二人のプレーは完成度が高いのだ
https://youtu.be/DugdlDlf0rsEnter your text …上の動画は特に印象的なグリフィンのダンクショットを紹介するものである。すべてのダンクについて先述した『モンスターダンク』(実況では“Monster JAM!”と叫んでいる)といわれる所以がわかると思う。

行くと決めたらとにかくまっしぐらに、相手の真上から決めてしまうダンクに敵も味方も観客も度肝を抜かれてしまう。日本でもプロバスケットボールリーグが発足し盛り上がっているが、さすがにこのようなプレーには中々お目にかかれないものだ。

マイケル・ジョーダンの時代から比べて、多くのプレーヤーが当時は誰もできなかったようなプレーや華麗なダンクショットを披露するようになった昨今、ダンクだけで客を呼べるプレーヤーはそういないものだ。ただグリフィンだけは別格で、彼のダンクなら見てみたいと思う程、頭一つ抜けたダンカーと言って過言ではないと思う。

ポイント② ものすごい身体能力がグリフィンのプレーを支えている

グリフィンの両親は父親がハイチ・アフリカ系の黒人、母親は白人で彼はその両方を兼ね備えている。現代のスポーツ界において黒人に比べて白人の身体能力が劣ってしまうと言われてはいるのだが、そこを凌駕してしまわんばかりの凄さを持っているのがグリフィンなのである。

NBAのドラフトにエントリーする選手はプレドラフトキャンプというものに参加する。いわば選手の見本市のような位置づけで、実際のスキルや基礎的な体力測定などを行って、チーム側はその働きぶりや数値化されたデータを、それまでのスカウティングと照らし合わせて指名選手を決めていくのだ。

そのキャンプでグリフィンが出したデータがある。垂直跳び助走なしで81.3cm、助走して90.2㎝というものだ。これは208㎝も身長のある白人系選手ではなかなか出せない数字だと思う。いかに彼にバネと跳躍力があるかということなのだ!

上の写真は彼がダンクコンテストで決めた”エルボー・ダンク”というものである。これはかつて名スラム・ダンカーである、ビンス・カーターが同じくダンクコンテストで決めたことのあるダンクで、観客が軽く引いてしまう程どよめいていたのを覚えている。

ただよく考えてほしいのは、肘でリングにぶら下がるということは、すなわち肘の高さをリングよりも高い位置までもっていかないと、そこまで高く飛ばないと完成することができないダンクなのだ!

ビンス・カーターへのオマージュとして披露したダンクなのであろうが、それと同時に俺にだってできるんだ!皆に知らしめたとも言えるのではないだろうか。それはグリフィンが極めて高い身体能力を持っているという証なのである。

ポイント③ 度重なる怪我を克服!強い精神力の持ち主

これほどの身体能力を持つグリフィン。そんな彼にはやはり怪我が付きまとうのである。学生時代から怪我を繰り返し、特に右膝にはすでにメスを入れている状態だ。その復帰戦でもプレイ中の衝突で脳震盪を起こすなど何かと欠場が多い。

グリフィンの場合は様々な怪我を抱えながらも、身体を鍛えなおし強い精神力でリハビリを克服して戻って、また以前と変わらないプレーを今も見せてくれているので、今のところは安心なのだが、怪我でキャリアを棒に振った選手をこれまでにたくさん見てきているので、そうならないように願うしかないのである。

ちなみに彼のNBAのキャリアはルーキーシーズンから大怪我との闘いだったのだ。プレシーズンマッチの最終戦で右脚に重傷を負い、ルーキーシーズンは全休してしまう、というところから始まっているのだ。

彼の凄いところはしっかりと足を治し、翌シーズンから復帰してそのパワフルなプレイで瞬く間にスター選手へと駆け上がったところである。時間がかかると精神的な負担が大きくなるものだが、彼は一年間休んで怪我を治すこと、以前のパフォーマンスに戻すことに真正面から取り組み、克服したのである。

彼のプレーぶりや豪快なダンクを期待するファンは、筆者も含めて多いのは間違いない。ただそのプレーを少しでも長く見ていたいのがファンの気持ちだと思う。プレーと比例するように身体への負担も高くなるのは当然だと思うのだが、何とか大きな怪我なくキャリアを全うしてほしいものだ。

ポイント④ “ダンカー”が履くバッシュは納得のあのブランド!

ブレイク・グリフィンのように派手なプレーで人気のプレーヤーなら着用しているバッシュも同様に人気が出るものである。以前はナイキ製のシューズを着用しており、ハイパーダンク2011などは日本でも人気のあったモデルで、スポーツショップでも見かけることができた。

そして近年グリフィンが着用するのがあのマイケル・ジョーダンのジョーダンブランドなのである。そしてブレイク・グリフィンのシグネチャーモデル第5弾として、JORDAN SUPERFLY5が登場している!

ジョーダンブランドはナイキの別部門ブランドであるので、搭載されているクッションは反発性の強いズームエアとなっている。軽量性に優れグリフィンのスピードを支えるとともに、サポート性も高くパワフルなプレーにも対応できるように設計されたハイエンドモデルである。

派手さの中にある謙虚な性格はスタープレーヤーの証!

インサイドでの強さと巧みなボールハンドリングも持ち合わせるグリフィンにだって苦手としていることがある。彼の場合、それはフリースローであったり、ミドルレンジのショットだったりする。

グリフィンがダンクだけしてれば客が喜んでくれる!と利己的な性格だったらそこ止まりの選手なのだが、実際のグリフィンはかなり真面目で謙虚だという評判である。あくなき向上心を持ち、今より明日がよりうまくなりたいと常に考えながらプレーしているとのことだ。

事実、苦手のフリースローもミドルレンジでのショットも練習の上、大幅な改善を見せ得点力をアップさせたのだから大したものである。派手なプレーの裏には常に上を目指して現状に満足しないハングリー精神があったのだ。きっとグリフィンは今よりも明日、今年よりも来年により成長した姿を見せ続けてくれるのだろうと、筆者は考えている。