鷹のスピードスター!本多雄一をもっと知るための3つのポイント

本多雄一選手は、福岡ソフトバンクホークスに所属するプロ野球選手です。球界を代表する俊足好守が魅力の選手で、過去には日本代表にも選出されました。本多雄一選手を、もっと知るための情報をまとめました。

本多雄一ってどんな選手?

本多雄一選手は、2005年大学、社会人ドラフト会議で5位で指名され福岡ソフトバンクホークスに入団しました。社会人野球の、三菱重工名古屋で都市対抗野球大会に出場して、最優秀新人賞を受賞するなど結果を残し、プロ野球に入ってからも即戦力として期待されていました。

その期待通りキャンプ、オープン戦でしっかり活躍して、順当に行けば開幕セカンドで出場が濃厚となっていました。しかしオープン戦で受けたデッドボールで骨折をしてしましい開幕は、2軍で迎える悔しい結果となってしまいました。

その後2軍で実践復帰して、走攻守で結果を残し8月に1軍昇格を果たすと37試合に出場しました。この年は、37試合と悔しい結果となりまたが当時のホークスは、絶対的なレギュラーの現千葉ロッテマリーンズ井口選手が、メジャーに移籍して以降セカンドが固定できずにいたので来期の本多選手のレギュラー獲得が期待されていました。

ではどうして首脳陣は、数いる選手の中から本多選手に白羽の矢を立てたのでしょうか。本多選手の1番の魅力は走塁にあります。50メートル5.9秒、1塁までの到達3.78秒はプロ野球の中でトップクラスの速さです。

アマチュア時代には、盗塁成功率100パーセント大会で記録するなど、走塁技術も高く評価されていました。また守備のうまさも高く評価されていて、実際にゴールデングラブ賞を受賞した年もありました。

プロ野球選手になる段階で足の速さと守備のセンスは高く評価される項目になります。走塁と守備に関しては、バッティングに比べスランプがなくプロに入っても前評判通りの活躍が見込めるためです。

走塁守備が評価されていると同時にバッティングで結果が残せるかが本多選手がレギュラーを取るための条件となっていました。

では、本多選手のバッティングの実力はどうなのでしょうか。本多選手のバッティングスタイルは、決して長打こそありませんが粘り強く、鋭い打球を放ちます。1番を任せられることも多かったので出塁率の高さと、足の速さがバッティング面でも活かされるスタイルとなっています。

課題の打撃でも、結果を残し2年目から本多選手はレギュラーに定着しました。レギュラーに定着すると、8年連続2桁盗塁、ゴールデングラブ賞受賞などが評価され、2013年にはWBC日本代表にメンバー入りするなど、球界を代表する選手となりました。

不動のレギュラーとなり、ホークスでは2012年に選手会長を務めプレイだけでなく、リーダーシップをとりチームを引っ張る姿勢も評価されています。

ポイント① 華麗な守備の秘密はグローブにあった

本多選手は、華麗な守備でチームを救い。ファンを魅了しています。その華麗な守備を可能にしているのが、商売道具のグローブへのこだわりです。本多選手のグローブのメーカは、久保田スラッガーです。

大阪に拠点がある正式名は、久保田運動具店で特にグローブ作りに力を入れていて、クオリティーも高くプロ野球選手でも多くの選手が愛用しています。全ての作業を手作業でおこない、湯もみ型付けという、グローブを約40度のお湯につけて型をつけることで、より早く実践で使えるグローブにする手法を発明したことでも有名です。

本多選手の守備は、球際に強くギリギリの球を必ずキャッチする印象があります。本多選手自身、球際は意識しており数年前にグローブの大きさを数ミリ大きし網の部分の高さも高くしたそうです。

数ミリ高くすることでギリギリのボールが取れる確率が増えます。ほんの数ミリですが年間144試合ある中で、1球でもグラブを大きくしたことにより捕れたボールがあれば、失点を防ぐことができ勝利に繋がることになります。

しかしグローブを大きくしたことが、リスクとなることがあります。本多選手の守るセカンドは、細かく素早い動きが要求されます。細かい動きに対応した小さく機能性の優れたグローブが、セカンド用グローブの特徴なので数ミリであれ大きくしたことが、機能性という面でリスクを背負うことになります。

本多選手はそれを補うためより多く守備練習に力を入れグローブに慣れることでリスクを補おうとしました。ゴールデングラブ賞を受賞する華麗な守備は、数ミリ単位のこだわりと人一倍の努力からできていることが伺えます。

ポイント② ライバルの台頭でここ数年は悔しい成績に

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2007年のレギュラー定着から2013年まで8年連続2桁盗塁や、2度の盗塁王獲得ゴールデングラブ賞受賞など球界を代表する選手へと成長しました。課題となっていたバッティングでも主に1,2番を務め2011年には、打率3割を達成しました。

しかし2014年の怪我とライバルの台頭から出場機会が徐々に減っていきます。本多選手は2013年から骨折や首痛などで毎年戦線離脱する時期がありました。本多選手が抜けたセカンドで明石選手と川島選手が試合に出るようになりました。

明石選手は、どこでも守れるユーティリティプレイヤーでバッティングセンスに定評があり、俊足巧打の選手です。今では球界を代表するショートに定着した今宮選手とレギュラー争いをして、開幕ショートを奪ったこともあり実力と実績もある選手です。

川島選手はヤクルトからトレードで移籍してきた選手です。明石選手と同じくどこでも守れるユーティリティープレイヤーで、本多選手の離脱が続きセカンドの穴埋めに適した選手としてホークスにやって来ました。

ライバル2人の台頭があり2014年には、ルーキー以来となる出場試合100試合をきりました。続く2015年も怪我と不調もあり、出場試合は61試合まで激減し8年連続2桁盗塁も途絶えました。

2016年は3年ぶりに100試合出場を果たしましたが、今シーズンもレギュラーは明石選手か本多選手のどちらかとなりそうです。本多選手も明石選手も素晴らしい選手ですが、オープン戦でどれだけ結果を残せるかがポイントとなってきます。

2人を比較すると走力に関しては互角ですが守備に関しては本多選手に軍配があがると思います。一方バッティング面では明石選手が勝負強いバッティングが評価されていると思います。

本多選手がレギュラーを獲得するためにはバッティングでどれだけ結果が残せるかがポイントになってきます。

ポイント③ FA権を獲得!出場機会を求め移籍の可能性は?

本多選手は2015年シーズンにFA権を獲得し、契約が満了する2016年オフにFA権を行使するかが注目されました。近年はホークスでレギュラーという立場ではなくなっていたため、環境を変え心機一転や、出場機会を持てめて移籍する可能性も十分にあると予想されていました。

移籍か残留か注目された本多選手ですが、FA権は行使せずにホークスに残留という道を選びました。レギュラーと言える立場ではなくなっていましたが、それは近年悩まされてきた怪我の影響もありました。

3年ぶりに100試合出場を果たした2016年シーズンの後半は体の状態もよくスタメン起用が増えたため怪我さえしなければホークスでスタメンで出れる自信がついたためだと思います。

愛着のあるホークスで復活を遂げたいという思いが残留を決断し2017年レギュラー獲得への決意が伺えました。

復活を目指す2017年シーズンに注目

本多選手にとって2017年シーズンは復活を誓うシーズンとなります。明石選手をはじめライバルはたくさんいますが過去の実績や経験から言えば、怪我なくプレーできれば本多選手が一番スタメンで起用される可能性は高いと予想されます。

本多選手自身も試合に出場することはもちろん、もう一度盗塁王を獲得したいと意気込んでおり今年への決意と自信が伺えます。本多選手の2017年シーズンに注目です。