【マラドーナ】神の手を信じさせた彼のハッタリ力を学ぶ!

ドラッグ、離婚騒動、記者に向けてエアーガン乱射を経て、メディアから姿を消した後に整形しておばさんみたいになって登場したマラドーナ。しかしかつてはただのハンドを神の手と世界中に信じさせるほどのハッタリ力を持った男だった。そんな彼の伝説からハッタリ力を学ぶ!

神の手事件の真相

マラドーナの神の手はハンドではなかったのか?

今でもあの真相はなんだったのかと話題になる神の手事件。あのゴールをきっかけにアルゼンチンはW杯を優勝したが、真相がなんであったのか知らない人も多いのではないだろうか。いったいハンドだったのか、それとも本当に神の手だったのか。

結論から言うと完全にハンドだった。当時のテレビ中継で観ると俯瞰しているのでヘッドをしていたように見えるのだが、残された写真を観ると完全にハンドをしていることがわかる。しかしその事実を知りながらも彼をあの事件から崇拝する者が後を絶たない。

なぜあのとき審判をはじめみんながハンドだと信じなかったのだろうか。実はあのときマラドーナはチームの仲間を自分の周りに呼び集めて喜び騒ぐ演出をさせていた。審判は疑心暗鬼になった。しかしそれだけではなく、マラドーナの凄さはもっとこの後にあったのだ。

当人から盗みをしたものは100年許される

当時取材などで「ただ神の手が触れただけだ」と名言を残していたが、後年彼は著書の中でハンドをしたことを明かしている。それどころかゴールの直後、とっさに閃いたハッタリの方法を生き生きと思い出している。

ハンドをしていることは当然キーパーやディフェンスは知っていたはずだ、チームの仲間もハンドと知っていたようだ。そんな仲間たちを自分の周りに呼び集めて、「盗人から盗みをしてものは100年許される」と語ったという。仲間たちは駆け込んできて喜ぶ演出をした。

実はこれ、かつて領土を奪ったイギリスの恨みを思い出させることばだった。マラドーナは自国民がどんなことばに反応し心を動かされるのかをよく知っていたのだ。審判は喜び騒ぐアルゼンチンチームを見てついに笛を吹けなかったのである。

本当にすごいのはここから



ゴールを決めた後もマラドーナのバッシングは止まなかった。そんな中で彼は4分後、なんと驚異の五人抜きをしてゴールを決めたのだ。イングランドは何も言えなくなったどころか、完全に屈辱を合わされた。

マラドーナは多分、実力でも自分はゴールをとれるんだぞという自尊心が生まれたのではないだろうか。自分で嘘をつきながら、真正面に嘘だと言われると逆ギレをするのが偉人のわがままだ。マラドーナは特に負けず嫌いであった。

マラドーナのハッタリの力は嘘を自分の実力で後からカバーしてしまうところにある。普通の人は嘘言ってみたからやるしかなくなったという状況を作ることはままある。しかしマラドーナはできるけど嘘を言ってみるという奇妙な気まぐれを起こす人間なのだ。

神の手に永遠に騙され続ける人々

彼を崇拝するマラドーナ教とは?



マラドーナ教という奇妙な団体をご存知だろうか?現在も全国60ヶ国以上に10万人を超える信者を持つマラドーナ教で、引退後もマラドーナはD10S(ディオス=神と背番号10番)として崇められている。

十戒はこうだ。汝はボールを汚してはならない、息子にはマラドーナの名前をつけよというやや身勝手な決まりである。ちょっとキリスト教的なパロディをわざと出しているのだろうが、その信念は至って真面目だ。

イングランドを聖敵とみなし、ベッカムはなんとサタンとして罵倒される存在だという。2002年ワールドカップでアルゼンチンを破った者を皆異端の徒として恨み続けるというのだからなんとも根深くしつこい。しかしそれほどアルゼンチンはサッカーを愛し、マラドーナを永遠に自国の英雄としているのである。

王を囲う人々

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1984年、セリエAに巨額の移籍金で移籍したマラドーナに当然ナポリのマフィアが麻薬を売りに集まった。マフィアの多い実にナポリらしい恐ろしさだが、本当の恐ろしさは選手も監督もみんなその事実を知っているというとこにある。そしてクラブはそれを隠した。

麻薬問題隠蔽はサッカー協会から追放されてもおかしくないほどの大事件である。どうして一選手を匿ったりしたのだろうか。それはマラドーナが一選手どころか弱小ナポリを三年で優勝に導いき、しかもほぼ彼一人の力だけで成し遂げてしまったからである。

カリスマ経営者がつぶれそうな会社に入って一流企業にするというような感じだろうか。いやマラドーナが入ったことで彼の移籍金の何倍もの金が戻りナポリは大フィーバー。彼をナポリ王として、背番号の10番を永久欠番にしたほどなのだ。

俺のしたドーピングは努力だけだ

94年ワールドカップでドーピング疑惑が出たことに対し、「俺のしたドーピングは努力だけだ」と高らかに言って見せたマラドーナ。英雄は名言の力も持っている、彼の言葉で誰もが本当にそうなのだろうと信じた。しかし実際に検査をしてみるとあっさり陽性反応。彼は素直にドーピングを認めた。

一体何で検査することがわかってるのにそんな嘘をついてしまったのだと言いたくなる。しかしまた彼は自分の嘘の肯定を始めた。ギリシャ戦、ナイジェリア戦で得点を決めるなど好プレーを連発。試合に出れば点を取る、飛ぶ鳥落とす勢いでドーピング事件を忘れさせた。

しかも彼がいなくなってからチームは突然不調。彼がどれだけ彼一人の力でチームを引っ張っていることがわかるだろう。相手チームも同じで、またあの五人抜きをされたらたまらないと四人がかりで徹底マークをするほどなのだ。

消えない力



薬物事件から引退を表明してからしばらく姿を見せなかったマラドーナ。ブランクがあるとすぐに世代交代の波に飲まれて消えていってしまう人も数多い。消えないものなどいないのだ、いないとすればそれは人々の心に宿る神様だけだろう。

マラドーナを探してくれと国民の願いが殺到したのは彼が神様だったからではないだろうか。そしてその声に動かされたのは国家。彼の自宅をつきとめでてきたマラドーナ、よかった生きてた、と思った矢先に記者に向かってエアーガンを乱射。

当時テレビを見て友達と爆笑したのを思い出す。薬物常習犯が再び代表選に出るなんて日本では考えられないだろう。しかし彼ならやってくれるはずだと国民や監督が感じるのだ。そう思わせ続ける彼はまさに神ではないだろうか。

名言に隠された英雄たる所以

限りなくハッタリに近い名言

#車に #マラドーナ #やっぱり家の車の #神様 #彼しかいない

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『ナポリの貧しい子供達のアイドルになりたい。彼らはブエノスアイレスに住んでいた頃の自分のようだから』そう言い残したのは彼がナポリ入団の時である。クラブ優勝を果たし実際にナポリの英雄になる。グッツが売れ、彼のユニフォームを着た子供達が町中に溢れかえった。

しかしちょっと待ってほしい。確かに彼は子供達のアイドルになった。彼を憧れてサッカー選手になった人は驚くほど多い。しかしナポリで散々巻き起こした麻薬問題は子供達に教えられない事実である。金持ちで浮かれたサッカー選手という代名詞を作ってしまったのも事実であろう。

貧しかった彼がサッカーで立身出世を果たし20歳で大金を得たことに由来するのだろうが、その天狗的な行動は後を絶たなかった。スタッフを蹴り、記者の足を車でひいた事実を子供達は忘れてはいけない。

素直に納得出来る名言もあるのが悔しい

『本当のプレッシャーはゴール前やピッチにはない。いつ貧困になるかという不安、そしてアルゼンチン代表としてのプレシャー、それだけだ』これは彼の人生を知っているものなら誰でも納得出来る名言ではないだろうか。

マラドーナの生まれたのはラシーヌという貧困街。父は工場労働者で8人の子供を育てた。当時サッカーは子供達にとって立身出世の唯一の手段。10歳で天才と呼ばれ始めたマラドーナはサッカーで金を稼ぐために学校をやめて働きながらサッカーに打ち込んだ。

20歳で700万ドルの移籍金がかけられたことが彼の人生の転機だったのだろう。彼の純粋なサッカー愛に反して金に溺れていく姿は素直な金の亡者だ。しかしいつも幼少期の不安に苛まれている英雄というのも人々の共感を呼ぶ彼の人間らしさなのだろう。

マラドーナの娘は意外な人物と結婚していた?

娘の結婚相手

A cuartos de final! Vamos City!//Off to the quarterfinals! C'mon, City! #cityvhudd 5-1 #facup #mancity

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2014年クロアチアに滞在していたマラドーナがクラブの前で自分の国の選手を罵倒していると報道がされた。またマラドーナの騒ぎかと呆れさせたが、その相手がアルゼンチン代表アエグロだということで話題になった。

イケメンでありながらマラドーナの最年少出場記録を抜いた人物でもあるアエグロ。実は彼の奥さんはマラドーナの次女ジャンニーナであった。娘の婚約者に敵対心を抱いて臆病者を罵ったのはいかなる理由によるものか。

なんでもアエグロは妻との間にもうけた子供がありながら離婚をしてしまったそうだ。これは娘の離婚問題ではない、マラドーナに対する侮辱だととったのだろう、そんな気がして仕方がない。しかしマラドーナの娘と結婚するアエグロの勇気もなかなかのものだと思うが。

メッシとマラドーナはどっちがうまいのか?

マラドーナとの声が多数!

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マラドーナ二世として崇められるアルゼンチン代表メッシは、一番マラドーナに比較されがちな選手である。それは背番号10番、体格、利き足、プレイスタイルなど様々な特徴が似ている。メッシはマラドーナのDNAを受け継いでいるのだろうか。

思い出して欲しい、たとえ技術的な面で全く同じだとしても一人でチームを牽引したのはマラドーナだ。試合に負けてもファンを失わず、いろんなチームでも必ず勝利を与えた。彼にはバイタリティーがある。

クラブでずっと育ってきたメッシにその能力があるとは言い難い。日本の選手、世界の選手たちもこの対決にマラドーナのフラグを上げるものが圧倒的に多い。それはきっと分かりやすいほど彼が英雄らしいからではないだろうか。

監督になってからも輝き続ける英雄

監督後も英雄というハッタリを持ち続ける

仙台ハーフのエントリーに成功したときのワタクシ。 ・ ・ あ、皆さん明けましてお久しぶりです。昨年は大変お世話になりましたし、今年もお世話になりますし、お寿司。 寒波来てるけど、こんな日に走ったら強くなれるよね、って思いながら走ります。 昨年はバタバタし過ぎてリレーマラソンにも出らんなかったし、今年は出たいな。 仙台ハーフにエントリーされた方、一緒に頑張りましょーね。箱根駅伝勢に勝負挑んで華麗に散りたい… ・ ・ #ランニング#running#仙台国際ハーフマラソン#マラソン#マラドーナ#股間にタグ付け#歓喜#今年もよろしくお願いします#元気ですか?#元気です

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思えば英雄や神様として崇められることが一番のハッタリではないだろうか。彼の監督としての成果よりグランドに立つ太った姿やリンゴをかじる姿、90分一度もベンチに座らない姿勢など、ファンサービスのようなことの方が印象深い。

それでも監督年収ランキング2位に位置し、13億ももらっていた。何度か監督を辞めさせられたが彼を欲しいチームはいくらも現れた。それはなぜか?それはきっと彼が未だ英雄というハッタリで幅を利かせているからだろう。

ずっとマラドーナの姿を見たい、そう思わせ続ける彼のハッタリ力。選手たちとじゃれ合う姿やメディアを喜ばすギャグのセンス、この英雄であり英雄らしくない気さくさが彼のハッタリ力の正体ではないだろうか。

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