【キングダム】漂の願いは信の想い!意外に謎多き親友に迫る

信の将軍へ進む道を切り開けたのは親友である票の存在があったからこそ。漂なくして【キングダム】の歴史は始まりません!今でも実は漂は生きているんじゃないかと考査するファンも多く、それほど魅力溢れるキャラクターなのが分かりますね!

漂は嬴政の影武者!【キングダム】の始まり

連載10週年を記念して実写映像の公開などで増々、話題にあがる【キングダム】の漂について、様々な考査を含め紹介したいと思います。今では懐かしい存在になっている漂ですが、元々は信と共に下僕だった過去があり、ひょんなことから昌文君にスカウトされた経歴の持ち主。

下僕の身から一気に王宮の士官の道が開き喜ぶも、仕官できるのは漂のみ…彼は信との夢、天下の大将軍へ一歩でも近づくため信にも駆け上ってくるよう告げ王宮へと向かいました。しかし、そこで漂を待ち受ける運命とは…。

戦災孤児の信と漂は大親友にして同じ夢をもつ2人!



【キングダム】を語るうえで欠かせないのが信と漂、2人の夢!親友という言葉では足りないほど強い絆で結ばれている2人の出会いは戦災孤児になった信が里典の家へ下僕としてやってきた際に、同じく孤児だった漂が先に働いていたのがきっかけで知り合います。

いわば漂は信の先輩・兄貴分という存在ですね!そこから2人は、剣で生計をたて天下の大将軍を夢見るようになりました。漂は下僕という立場ですが料理や力仕事などの面で里典たち家族から一目置かれており、村民からも人気が高い様子がうかがえます。

下僕の自分は将来、同じく下僕の女と結婚して生まれた子供も下僕になる…と、信に説き自分たちがどうすれば将軍へなれるかと冷静に先を見ていた面も…顔だけではなく、そういった先見の明も政と似ていたんですね。

信vs漂!?対戦歴は1253戦!剣の腕はどっちが強いのか

漂と信、気になるのは2人の実力…つまり、どちらが強いのかという点ですね!2人は、暇を見つけては剣の修行に明け暮れている描写があり将軍への熱意が伝わってきますね!しかし、修行というよりは実践戦に近い2人の戦いっぷり!

2人の様子を見た昌文君は、あまりの激しさに驚くと同時に練習用とは思えない木刀で1000戦以上を繰り返していたことに衝撃を感じていました。それもそのはず、漂と信はこのころはまだ少年…とてもじゃないですが、信じられる話ではなかったでしょう!

そして、剣といえばもう一つ…漂が最期に信に託した剣を覚えていますか?いつも信が背中に背負っている剣です。実はこれ、1巻の冒頭にもきっちり描かれていたんです!と、いうよりも読み返してみるといろいろな部分が明らかになってきます!

1巻の冒頭で『李信将軍!』『李将軍!』と歓声を浴びている人物…そう、後の信です!筆者も読み直して今更ですが、この若い将軍が信だということに気づきました!そして、見出し画像の一番下のコマをよく見てください。

これは、漂が託した剣に見えませんか?筆者が思うにこの剣は、漂が最期の力を振り絞り信へと「将軍の夢」と同時に託した剣ではないかと考えています。漂は、政に信の話をしたとき2人で剣をあわせた時は互角でも、自分では勝てない敵に信は勝てるとこたえていましたね。

そして、自身が倒れた時は信に頼る様にとも…漂が命をかけて託した剣は形見となってしまいましたが、信が剣を奮うたびに漂も天下の大将軍への同じ景色を見ているのではないでしょうか。

中性的な顔立ちをしている漂の性別は?

同じ下僕出身でも、漂と信の顔立ちって別の人種か?というくらい別物ですよね(笑)下僕を全身で表しているような信と比べて漂は、どこか高貴な雰囲気を感じさせてくれます。そして、中性的で男女ともに人気がありそうな顔…ここまで差がつくのは一体…。

同じ顔を持つ政にも言えることですが、美しすぎます!少年時代の漂を見てみると、あどけなさから少女にも見えなくない!そして、この事から漂って女の子?女性?と誤解する人も少なくなかったようです。しかし、成長してみると段々と筋肉質に(笑)

顔は相変わらず美しさが際立ちますが信との修行で両腕はめちゃくちゃ筋肉質になってましたね!しかし、それでもやっぱり漂は女の子なんじゃ…!そう夢を捨てきれない人がいる事に驚いています…確かに顔だけ見れば、最新刊の羌瘣と同じくらい美しい…。

残念ながら女性ではない!れっきとした男性

しかし!何度も言いますが漂は残念ながら男性…れっきとした男性です…。ちなみに女性関係はもちろんありませんが、将来についての考え方(結婚して…など)信いわく「漂は国一番の美女と結婚するんだ」と言っている事からごくごく普通の男の子という事もわかります。

後者はあくまでも信の願望に近いものでありますが(笑)もしも、漂が一命をとりとめていて【キングダム】のストーリーが始まったとしたら、羌瘣や河了貂など女性たちとのコンビネーションも見ることができ、そして国一番の美女と結婚するシーンも見れたかもしれませんね…。

ファンの中には、実は漂は生きている・今の政が実は漂なんじゃないか?と、考察する方もいるようですが、もしもそのような展開になったら非常に面白いと思います!今の時点では希望的観測になってしまいますが…。

漂を演じた声優は3人!それぞれ紹介!

少年期:ルルーシュ役で知られる福山潤!

漂を演じた声優は3人!その中でも、印象に残っているのは作中でも殆どの部分を演じた福山潤の少年期の漂だと思います。福山潤といえば【コードギアス反逆のルルーシュ】で主人公のルルーシュを演じる人気の高い声優の1人!

ルルーシュ以前は低い声での演技は少なかったという印象の福山潤ですが、漂の時の演技は少年さも残しながら力強さも感じる演技でしたね!そして漂だけではなく政の声も担当している福山潤ですが、顔は一緒でも政と漂では何かが違う…。

そう感じたファンの方も少なくはないはず!漂は表情豊かなキャラクター、かたや政は感情を押し殺した印象があるキャラクター…この2人の違いからくる演技では、やはりというべきか同じ声優が演じていても全く別という印象が持てます。声優さんってすごいですね…!

幼少期:【LINE TOWN】コニー役の金田アキ

続いて、信の回想の中での幼少期の2人…その時に漂を演じたのは、多種多様なキャラクターを演じることで知られる金田アキ!見た目の年齢は6歳~くらいかな?と思わせる漂と信。少年期と比べると、高いですが凛々しさのある少年ボイス!

アニメ1話で、幼少期の頃の漂を見ることができますが、後にやってきた信に剣の修行をしないか?と誘っていたのも漂だった事がわかります!見た目的な変化は髪の毛がオカッパだったくらいですが、漂は小さい頃から可愛かったのがよくわかります。

そして、こんなに小さなころから下僕として生き下僕と死ぬ運命だという事を知り、戦で武勲をあげれば剣で生きていけると将来のビジョンを見据えていました…この漂の言葉がなかったら信の夢もなかった事になるので短いシーンですが重要なポイントですよね!

VOMIC:【ドリフターズ】那須与一役の斎賀みつき

そして、VOMICで漂を演じたのはイケメン声優で知られる斎賀みつき!女性でありながら、かなりの低音ボイスで知られる声優ですね!個人的には斎賀みつき演じる漂が1番、漂らしいな~という感じました!

アニメではないものの迫力ある演技で、とても印象に残ったのを覚えています。VOMICで【キングダム】を見たことがないという方が多いと思いますが、漂ファンであれば一度はVOMICで斎賀みつき演じる漂を見てほしい!

本当に女性が演じてるのか?と、思う方も多いと思いますが同時にメチャクチャいい…と、思わずにはいられない…そんな演技が魅力です!また、アニメでは政と漂の声は福山潤が同一で演じましたがVOMIC上で政を演じるのは【鋼の錬金術師】エド役で知られる朴路美!2人の違いなども面白いVOMIC、おすすめです!

漂は実在の人物?それともオリジナル?

ここまで読んで下さった方はお分かりでしょうが、漂は残念ながら史実上存在しない人物…つまりオリジナルのキャラクターになります。キングダムは史実に沿い描いているという作者の原泰久が言及していますので当然といえば当然の事になります…。

しかし、史実に沿うと言っても小さな違いやオリジナリティがあります!それが、漂という存在であるのも事実!冒頭でも記しましたが【キングダム】のストーリーは漂がいなければ始まらないものとなっています。漂の存在がなければ信が将軍になる事もないのです!

漂が『俺を天下に連れて行ってくれ』と残した言葉を胸に信が成長する姿は泣けます…そして、気になっている方も多いと思いますが信は漂の墓参りには行ったのか?という部分について。

漂は里典に自身の亡骸は、行き倒れて死んだという事に…と残します…しかし、里典は漂の亡骸を手厚く弔い墓を建てたとのこと。この件に関して、あの里典が…というニュアンスで後に信に伝わっている事ですが、漂の人徳が厚かったのがわかる一面ですね。

信は、漂の墓が作られた事を知らず、逆に葬式に出なかったことを問われる結果に…墓参りに行かないのか?と言われた際には、それを拒否してしまいます…後にその理由が明らかになりますが、それはなぜか?理由はとてもシンプルで漂も納得するもの。

その理由とは、漂の墓参りに行くときは2人の夢が叶ってから…すなわち、天下の大将軍になってからという意味!熱いですね、熱すぎます!今後、漂が登場するとしても回想シーンのみになってしまう事は寂しいですが信が笑顔で墓参りに訪れる展開を心待ちにしましょう。

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原 泰久
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