本田圭佑はミランから外される?その評価に隠された真相とは?

選手でありながらオーストラリアのクラブオーナーとして経営者の顔を持つ本田圭佑。しかし一方ビックマウスが災いしてチームや監督、サポーターに嫌われるという現状も。ミランでも彼はそんな性格のためにバッシングを受け試合にも出れていない。今後彼が選手としてミランで活躍することはできるのだろうか。

ウディネーゼ戦逆転負け!なぜ本田圭佑を出さないのか

本田はミランで試合に出れていない。

セリエAミランVSウディネーゼ戦、試合開始早々ボナベンティーラが先制点を取った。しかし後半ミランのミスが目立ち始める。ザッケローニなどの優秀な指導者を作ってきたウディネーゼの監督はそれを見逃さなかった。

すかさずパスミスからのカウンターでウディネーゼに同点ゴールを決められる。それに加え後半のディフェンスミスでミランはウディネーゼに逆転負けしてしまった。今シーズン90分しかまだ試合に出ていない本田はウィングで出る機会があったのにどうして出されなかったのか。

日本でもなぜ本田を出さないという声が起こった。思えばミラン移籍当初10番を背負った期待はなんだったのか。本田圭佑はどうしてこんなにイタリアからの評価が低くなったのだろうか。

本田圭佑はなぜミランからの評価が低いのか?

本田圭佑がミランで評価の低い理由は?



ミランの選手でありながらオーストラリアのクラブチームを経営する本田圭佑はサッカー選手として新しいタイプだ。2016年にはカンボジアのチームの経営を始めた。関西生まれで商人肌なのか彼の起こす行動力や自己演出には驚かされるばかりである。プレイスタイルも精神力を生かして激しいボディプレイは海外レベルと評価されてきた。

しかし彼は自分を鼓舞するためかややビックマウスに思える発言が多々ある。日本にいるときはそれが誇らしく見えることもあった。確かに中田英寿を彷彿させる司令塔としての立ち回りは彼以外にできなかったからだ。

しかしイタリアでそれが通用しているとは言い難い。本田圭佑を揶揄する声はメディアを始めイタリア国民にも広まっている。イタリアでは本田圭佑のビックマウスはただの大口を叩いてるに過ぎなくなりつつあるのだ。

イタリアという結果至上主義国



イタリアという国がどれだけ結果にこだわるか、多分サッカーファンなら誰でも知っているだろう。イタリアのスポーツ記者に選手をいたわるという言葉は存在しないのかもしれない。「刀のない侍」という悪評を堂々と提示することができるのは、記者もサポーターの一人であるからだろう。

ミランでは本田圭佑のビックマウスは格好の悪評の種になっている。ゴール前でうまく機能できなかった本田圭佑はすぐにこんな見出しで酷評された。「広告の豚」とまで言われたのサッカー以外での活動を非難してのことだろう。

本田圭佑はこの頃ミランで結果を出せず、試合にも出れない日々が続いていた。にもかかわらず経営者のような立場でミランを批判するコメントを出し続けるのだ。「俺を出さないから」これが本田のミランへの思いのようだ。

批判の理由に英雄ロナウドの影

「なんで本田はロナウドのドリブルができないんだ!」これが ミランのサポーターの意見なのだ。ミランのサポーターは今でもチームを低迷から救った元ブラジル代表ロナウドの影を追っている。

背番号10番を背負った以上同じ背番号で結果を出したロナウドのようにプレイをして欲しいと考えるのがミランの本音だ。ドリブル、これが本田を怒らせた。本田圭佑にとってドリブルがどれほど心に刺さる言葉だかご存じだろうか。彼は小学校の頃からスピードが遅いことで何度もチームを外された過去があるのだ。

「メッシやロナウドと張り合おうと思ったら毎日鬱ですよ」とつぶやく本田はハナからドリブルのようなスターのプレイで勝負しようと考えている選手ではないのだ。

「ミッションインポッシブルに挑戦する!」

自らを凡人と自称する本田圭佑はそれでも背番号10番の役割を果たしたいと考えていた。しかしそれがどんな形なのか彼にもわかっていただろうか?多分自分でも模索していたのではないだろうか。それで彼は「過去の栄光にすがるな!」と強がりを言ってみたのかもしれない。

あえて自分みたいな人間がメッシやロナウドのような選手たちと張り合う、ミッションインポッシブルに挑戦するんだと本田は意気込む。常に自分が下からの挑戦だということが大前提に彼の中にある。しかしそれはイタリアに伝わっていないだろう。

伝わっていたとしても本田の評判が回復するだろうか。その可能性は低そうだ、なぜならイタリアで評価を得るにはとにかく結果を出すことだからだ。彼はミランで長らく結果を出せていない。

本田圭佑はミラン移籍から結果を出せていない?

ミラン移籍当初の成績は?



モスクワに移籍した時は移籍金が12億だったが、ミランに入った時は移籍金が0で3年半の契約だった。しかし自ら希望し、小学校からの夢だった背番号10番をもらうことができた。移籍から一ヶ月目で初ゴールを決めてスタートは上々に見えた。

しかし足の捻挫などによりうまく成績を残せず不完全燃焼で一年目を終えてしまった。同じ頃インテルに移籍した長友は活躍を見せはじめていた。10番エースでこの成績はチームの低迷期とはいえよくない結果に間違いない。

二年目からはインザーギに監督が代わったこともあり、ゴールやアシストに本田らしいプレイを見せてくれた。しかしここから再びミラン全体に負のスパイラルに入ってしまう。

ついに本田圭佑ベンチ入りに



今では入団会見の発言が懐かしい。エースの10番で入ったのに2015年からベンチ入りするようになった。監督がコロコロと変わるミランのせいも確かにある。OBのマルディーニは本田圭佑を実力不足と評している。しかし一方イタリアの記者は彼を「孤独」という言葉で批評した。

本田圭佑の悪評はコミュニケーションがうまく取れていないからだと思う。彼はイタリア語を話せない。イタリアからの不人気は語学力が遅れているせいではないだろうか。これはイタリア人にとってかなり大きな問題だ。

かつてセビーリャの会見で覚えたてのイタリア語を話して見せた中田英寿に向けられたイタリア人の満面の笑みを思い出す。仲間意識の強い国だからこそ、仲間には優しいがそうでないものにはとてっも厳しいのだ。

本田圭佑は実際ミランでどれくらいの選手なのか?

現在の本田の実力は?



2016年−2017年の本田圭佑の成績はなんと出場時間わずか90分。どうした本田、本当に試合に出してくれなくなってしまったのか?現在本田圭佑はチームでどのようなポジションかというと、30を過ぎていることもあり若手選手に押されているのが現状だ。

その若手選手の中でも一番株で本田をベンチに追いやった張本人、同じ左利きのスソが最も大きな存在だ。今シーズンからジェノアからレンタル移籍してきた23歳スソだが、彼のウィングとしての役割は好調だ。何より現行のモンテッラ監督が若手の選手を使いたがっていることもあり期待がでかい。

ベンチから出れない状況は増した。イタリア記者は今度は本田を「パンキナーロ」とあだ名した。これはベンチ要因という言葉である。厳しい状況はまだまだ続く。

これから選手として本田圭佑はミランで評価を得られるのか?

本田はミラン退団決定か?

熱い男本田圭佑の成り上がり計画はミランを退団して終わってしまうのだろうか。いや彼のヒロイックな性格はきっとこんな状態も試練の一つと考えているに違いない。では現実的な話をして彼が生き延びる方法はあるだろうか。

方法は多分一つ、わずかにもらえるかもしれない出場機会で結果を残すことだ。モンテッラ監督はおそらく本田を出すことはもうないだろう。その理由は試合に出さないくせに本田をやたらと評価していることだ。多分ベンチでおとなしくしていてほしいのだろう。

真面目で元気発剌な若い選手を育成しようと考えるモンテッラ監督に本田も合わせて静かにしている今日この頃である。それならば試合に出た時にわずかな望みをかけて頑張ってほしい、それ以外にきっとセリエAのこれからの勢いについていけないだろう。