天元突破グレンラガンがアニオタを最も熱くしたアニメである3つの理由

2017年で放送開始から10周年を迎えるアニメ「天元突破グレンラガン」。今だからこそ、グレンラガンの魅力を3つの視点から熱く語る。いくぜ、ダチ公!

はじめに -「天元突破グレンラガン」とは?-

これは、ひとりの男の運命の物語

出典:https://www.amazon.co.jp

「天元突破グレンラガン」とは、ガイナックス(代表作・『新世紀エヴァンゲリオン』『トップをねらえ!』など)制作のオリジナルアニメーション。2007年4月から9月までテレビ放送され、2008年9月・2009年4月と2本の劇場映画もされた。OVAや各種コミカライズ・ゲームなど、様々なメディアで展開されている人気作。

監督を務めるのは、コミカルで挑戦的な内容で話題を博した「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」などで知られる今石洋之さん。シリーズ構成は、アツい学園モノ・そしてドリル!というグレンラガンエッセンスすら感じる「仮面ライダーフォーゼ」などを手がけた中島かずきさんである。ちなみに、このお二方は後にTVアニメ「キルラキル」でもタッグを組むことになる。

出典:https://www.amazon.co.jp

「天元突破グレンラガン」のジャンルは、いわゆる「熱血ロボットアニメ」。メインテーマが「ドリルは男のロマン」「お前のドリルで天を突け!」とあるように、当時多くの人気を集めていたSFロボットアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」や「交響詩篇エウレカセブン」などとは毛色の違う、ゲッターロボの血筋を色濃く受け継いだ「熱いスーパーロボットもの」として、多くの男性ファンの心を揺さぶった。

しかし、物語後半で展開される人間ドラマ・社会問題を描く、暗く鬱々としたストーリー展開は「熱さ」や「勢い」だけでは語りきれない重厚さがあり、放送開始から10年経った今でも根強いファンを持つ作品である。

「天元突破グレンラガン」のあらすじ

これは、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。

「天元突破グレンラガン」の物語の舞台は、獣と人を掛け合わせたような新人類「獣人」の台頭により人類が地下での生活を余儀なくされてしまった、遥か遠い未来。

地下にある辺境の村・ジーハ村に住む主人公のシモンは「穴掘りシモン」と呼ばれており、穴を掘ることだけにしか興味がなく、穴を掘らせたら右に出るもののいないような才能の持ち主であった。


そんなシモンの才能を認めていたのは、同じくジーハ村に住む青年・カミナただ一人。カミナはシモンのことを「魂の兄弟(ソウル・ブラザー)」と呼んで信頼をおき、そしてシモンもまたカミナの事を「アニキ」と呼ぶ。2人は強い絆で結ばれていた。

カミナは長い地下暮らしに嫌気がさしており、地下にあるジーハ村の「天井」を超えた先には、まだ見ぬ未知の世界「地上」があると信じ、未知の世界に思いを馳せ、地下暮らしから必ず脱出すると日々目論んでいた。

ある日、シモンがいつも通り穴掘りをしていると「小さなドリル」と「巨大なロボットのような顔」を発見する。

シモンはさっそくそれをカミナに見せようとするが、そのとき、村の天井をつきやぶり、突如「巨大な顔面型ロボット」と謎の美少女「ヨーコ」が村に落ちてくる。

謎の来訪者に天井をブチ壊された2人の男。この先待ち受けるものとは……

天元突破グレンラガンは全体で4部構成になっており、穴蔵から始まった物語は、宇宙へ、そして銀河まで広がっていく。ストーリーのスケールのデカさも魅力のひとつだ。

理由① 「天元突破グレンラガン」の登場人物が超魅力的

「主人公」シモン



アニメ「天元突破グレンラガン」の主人公。第1部では穴掘りにしか興味のない「穴掘りシモン」から、カミナの背中を追いかけて成長。第2部では、獣人から地上を取り戻すために結成された大グレン団のメンバーとして「螺旋王」ロージェノムを筆頭とする獣人軍を撃破し、地上を奪還する

それから7年後の第3部では、人々を統制する「新政府」の総司令として苦悩し、第4部では全宇宙スケールの敵・アンチスパイラルとの戦いに挑む姿が描かれる。

第1部〜第2部では、引っ込み思案で落ち込みやすく、弱気な少年のように見えるが、実は誰よりも強い意志と、前に進もうとする根性を持ち合わせており、シモンに背中を追われていたカミナもまた、「あの背中に笑われねえ男になる」とシモンに支えられていた。

第3部〜第4部では、人類をまとめる総司令役として業務をこなしつつも(まあ仕事はほぼ補佐のロシウがしていたが……)、カミナに似たのか自由人でどこか喧嘩っ早い性格の青年になった。しかし物語序盤の彼とは別人のように、自分の意志に従い行動し、堂々として自信を持った青年に成長している。

シモンの声を務める声優は、「弱虫ペダル」の東堂尽八役や「ブレイブルー」のジン=キサラギ役などで知られる柿原徹也さん。彼にとって、シモン役が出世作とも言えるのではないのだろうか。

「みんなのアニキ」カミナ

シモンと同じく、ジーハ村出身の青年。鍛えられた体と青い髪・赤いサングラスにマント・おまけにゲタというまさに「熱血ロボットアニメの主人公」な出で立ち。ジーハ村では一番のクセモノとして名が通っており、悪ガキ共を率いている。

前述した通り、村を襲う地震に日々怯える「穴ぐら生活」に嫌気がさしており、自分も地上に出ることで、同じく地上へ旅立った父の背中を追いたいと、あの手この手で村の「天井」をブチ破ろうとする。また、日本刀をいつでも腰に据えており、巨大なガンメンや、手練れの獣人であるヴィラル相手にもこの日本刀で立ち向かった。

まず特記すべきはその性格。自分の決めた道を気合いで突き進み、無理を通して道理を蹴飛ばすその無茶苦茶ぶりは、何度も言うが「熱血ロボットアニメの主人公」そのものだ。

堂々とした立ち振る舞いは多くの人々を動かす力を持っており、主人公のシモンからも「アニキ」と慕われている。そして、多くのグレンラガンファンもまた、カミナのことを「アニキ」と呼び慕う。

アニメの2話以降、地上に出てからは獣人から奪い取ったガンメンを「グレン」と名付けて搭乗。シモンが乗り込む「ラガン」と合体し、シモンと2人「グレンラガン」の操縦手として、地上を支配する「獣人軍」に立ち向かっていく。

カミナの声を担当した声優は、小西克幸さん。「シャーマンキング」の阿弥陀丸役や、「東京喰種」の亜門鋼太朗役で知られている。

「ナイスバディなおてんば娘」ヨーコ・リットナー


「天元突破グレンラガン」におけるヒロイン。赤髪ポニーテール・豊満なボディにビキニのような服装とホットパンツという、日曜の朝アニメに登場していたとは思えないセクシーな見た目のキャラクターだ。

第1話では、地上から「天井」をブチ破り、巨大なガンメンと共にシモン・カミナのいるジーハ村に現れる。(セクシーな体つきを初対面のカミナに「地上の女は違う」とイジられまくるが、自分も穴ぐら育ちであることを伝え、カミナに失望される。)

爆誕・スペースヨーコ

第1部、第2部の衣装だけでも十分刺激的なのに、第4部では「隠すべきところだけを隠した」ほぼ裸とも言える服(もはや服でもない)に身を包み(包めてない)、多くの視聴者を圧倒した。

この衣装は、ファンの間では「スペースヨーコ」と呼ばれており、劇場版「螺巌篇」ではさらに布が減って「これどうなってんの……」な服(?)になっている。男の子は必見。

ヨーコは銀河級の乙女キャラ!

出典:https://www.amazon.co.jp

ヨーコの性格は、第1部〜第2部では14歳という(体つきに似合わない)年相応の強気なおてんば娘。

無茶苦茶をするカミナと出会い、最初はぶつかっていたものの、共に獣人軍と立ち向かっていくうちに、その男らしさに次第に惹かれ、恋をしたり、登場人物の中で誰よりも乙女な心を持つ……他の登場人物は男か男臭い女か電波な娘だし、成長した第3部〜第4部に関してはもはや男勝りな性格だが……なキャラクターだ。

戦闘面では基本的にはロボットに搭乗しないものの、スナイパーとして相当の腕前を持っており、その驚異的な腕はカミナやシモン、そして大グレン団の危機を何度も救う。第4部では、戦車型ガンメン「スペースダヤッカイザー」に乗り込み、その間違いない射撃の腕で最終決戦へ挑んだ。

ヨーコの声を演じる声優は、井上麻里奈さん。「みなみけ」シリーズの南夏奈や、「スマイルプリキュア!」の緑川なお、「ハヤテのごとく!」の橘ワタルなど、少年的な声を演じることに定評のある、大人気声優だ。

「まっすぐなお姫さま」ニア・テッペリン

出典:https://www.amazon.co.jp

谷に放棄されたいくつものコンテナの中からシモンが救出した謎の少女。「天元突破グレンラガン」におけるもうひとりのヒロイン。

ふわふわとした黄色と水色の髪の毛に、目の中にお花のような模様が入った、見た目通りのふわふわ系女の子。地上に出たことがないらしく、知らないことばかりで、「◯◯ってなんですか?」となんでも聞きたがる。

また、どこまでも透き通った宝石のような性格をしており、とある不幸により落ち込み引きこもってしまうシモンにただひとり寄り添ったり、「思ったことは口にする」「自分の正しいと思ったことは曲げない」という、まっすぐで優しい、どこかカミナに似た性格を持ち合わせている。

その正体は、人類を地下に押しやり地上を支配する「獣人軍」のトップである「螺旋王」ロージェノムの実の娘。

とある理由からロージェノムに捨てられたことを知らされるニアは、最愛の父に自分を捨てた理由・そして人間を地下へ押しやった理由を問いただすため、シモンをはじめとする大グレン団と、ロージェノムとの決戦に挑む。

謎多き少女

出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com

シモンは、落ち込んだ時に側にいてくれて励ましてくれた、まっすぐで正直なニアに惹かていく。そして第3部ではシモンからプロポーズをする。しかし、ニアの本当の正体がシモンの想いを引き裂く……

初登場の第2部から第4部、最終回にかけて非常に謎が多く、物語全体のカギを握るキャラクターでもある。

ニアの声を務める声優は福井裕佳梨さん。「天元突破グレンラガン」と同じガイナックス制作アニメ「トップをねらえ2!」のノノ、「キルラキル」の満艦飾好代など、「天元突破グレンラガン」に関連深い作品にも出演している。

理由② 「天元突破グレンラガン」の名言が心にブッ刺さる

物語を飾る「男の言葉」たち

出典:https://www.amazon.co.jp

天元突破グレンラガンの作中には「アツい言葉」がいくつも登場する。そのセリフの数々は、登場人物たちの背中を押すと同時に、「天元突破グレンラガン」視聴者の背中もまた「前を向くため」「前に進むため」後押していた。筆者が割愛に割愛に割愛に割愛を重ねた名言集を紹介しよう。

「お前を信じろ、お前が信じる俺でもない、俺が信じるお前でもない。お前が信じる、お前を信じろ」

もはや暗唱できるファンも多いのではないだろうか、グレンラガンといえばこのセリフ。屈指の名言。

第8話、敵の幹部・チミルフの猛攻に致命傷を負うカミナ。それを見て、これまで慕い続けたアニキを失うわけにはいけないと暴走してしまうシモン。

それを見たカミナは、文字通り必死の思いでシモンに殴りかかり、シモンが最も信頼するカミナ・そしてカミナ最も信頼を置くシモン自身のことを「俺の信じるお前を信じろ」という言葉で再起させる。

そしてチミルフとの激闘の後、カミナは静かに息を引き取る前に、シモンに対してこの言葉を残す。

「お前を信じろ、お前が信じる俺でもない、俺が信じるお前でもない。お前が信じる、お前を信じろ」

カミナもまた、シモンにとって自分の存在が大きくなりすぎていることに気づいていたのかもしれない。アニキの早すぎる死に、多くの視聴者が涙を流した。「あばよ、ダチ公」

「アニキは死んだ!もういない!」

こちらも間違いなく作品屈指の名言。最も信頼するカミナが死んでしまい、完全にふさぎこんでいたシモン。そんなネガティブなシモンを、大グレン団の仲間たちも次々と見限っていく。謎の少女・ニアを除いて。

「アニキがいないとダメ」とひきこもり続けるシモンを、ニアはいつまでも励まし続け、「シモンはシモンでいいと思います」と言葉をかける。そんな中、ニアをはじめとする大グレン団の面々は敵の幹部・グアームにより捕らえられてしまう。

唯一自分を信じてくれていたニアまでも失ってしまいそうになるシモン。カミナが死んでしまってもなお、カミナに頼りすぎていた自分を力強く振り切る。

「アニキは死んだ、もういない!だけど、俺の背中に、この胸に ひとつになって生き続ける!穴を掘るなら天を突く、墓穴掘っても掘り抜けて、突き抜けたなら俺の勝ち!俺を誰だと思ってる!俺はカミナの兄貴じゃない、俺は俺だ、穴掘りシモンだ!」

この名乗り口上中に流れる、中川翔子さんによる挿入歌「happily ever after」はこの物語の内容にもリンクした名曲。必聴である。

「いけ、シモン。『もし』とか『たら』とか『れば』とか、そんな思いに惑わされんな。」

第4部、最強最大の敵・アンチスパイラルの罠により多元宇宙迷宮に飲み込まれたシモンを待っていたのは、死んだはずのカミナであった。

多元宇宙迷宮とは、対象者を「もしこの時この選択をしていなければ…」「もしこの時このように動いていたら…」というパラレルワールドに閉じ込めて脱出できなくさせる迷宮のこと。

シモンは多元宇宙迷宮で死んだはずのカミナと出会うが、そのカミナは盗みをはたらき、盗みがバレたら反省もなく謝り倒し、そして地上も目指さない。「全く前に進もうとしない」、シモンが憧れた「アニキ」とはかけ離れたカミナであった。

確かに、カミナと一緒に地上を目指さなければ、アンチスパイラルという強大すぎる敵に立ち向かう必要もなく、多くの仲間を失うこともなく、そしてカミナを失うことはなかった。

多元宇宙迷宮にて、「偽カミナ」と行動を共にするシモンの前に、本物のカミナが突如現れる。「アニキが2人!?」と困惑するシモン。本物のカミナは「好きな方を選べ」と告げる。

「俺のドリルは天を衝くドリルだ!」と本物のカミナを選び、偽カミナを殴り飛ばすシモン。本当の道を、前に進む未来を選び取ったシモンに、カミナは声をかける。

「いけ、シモン。『もし』とか『たら』とか『れば』とか、そんな思いに惑わされんな。お前の選んだ1つのことが、お前の宇宙の真実だ。忘れんな、俺の宇宙も、そこにある宇宙だ。」

理由③ 「天元突破グレンラガン」のメカニックが常軌を逸している

どこをとっても「異質」なロボットたち

出典:http://www.gurren-lagann.net

「天元突破グレンラガン」を語るにあたって外せないのが、メカニック。1部〜2部の物語において主に登場するのは、名前の通り顔面に手と足が付いただけようなロボ「ガンメン」

敵の幹部クラスになると、頭身が伸びスマートな見た目になるが、やはりそのデザインは他のロボットアニメと比べて「異質」といって差し支えないだろう。

アニメのタイトルにもなっているグレンラガンは、簡単に言ってしまえば「でかい顔(グレン)の上に小さい顔(ラガン)がくっついたロボット」で、これもまた異質だ。

グレンラガンと螺旋力について

出典:http://www.gurren-lagann.net

シモンとカミナをはじめ、シモンとロシウ、シモンとヴィラルなど、様々なタッグにより操縦されたグレンラガン。2人1組で戦うその姿は、さながら同ガイナックス作品の「トップをねらえ!」に登場する巨大ロボット・ガンバスターのよう。

基本的に、グレンラガン(グレンとラガン)をはじめとするガンメンは、操縦手の「螺旋力」を動力源にしている。螺旋力というのは、主に人間に備わっている「進化しようとする力」「前に進もうとする力」のこと。

よって、螺旋力を持たない獣人ではガンメンの本領を発揮できなかったり、操縦手の心の乱れなどにより螺旋力が安定しないとうまく動かなかったりもする。

また、螺旋力というのは、言ってしまえば「心の力」なので、どこまでも「前に進もうとする」なら無限のエネルギーとなって放出される。この無限のパワーを使って、要するに「気合い」でなんとかできるのがグレンラガンという作品の特徴のひとつだ。

この螺旋力をうまく使用すれば、例えば確率を捻じ曲げたり、運命を変化させたりと、まあ説明するのがバカバカしくなってしまうほどトンデモなことを実現することができるのだ。

ただ、螺旋力は増大し続けると最終的に宇宙をも滅ぼす「スパイラル・ネメシス」という現象を発生させてしまう。実は「天元突破グレンラガン」のラスボス・アンチスパイラルが人類を殲滅しようとしている理由も、この人類の止まらない螺旋力を制止するためだったりする。

グレンラガンの「大きさ」が異質すぎる

出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com

そして、グレンラガンというロボットはその「大きさ」にも注目が集まりがち。まず、グレンラガンの最初の形態である「グレンラガン」は、公式のムック本などの発表だと大きさは5m(本来ははもっと大きいようには見えるが……)

さて、問題はここからである。グレンラガンの頭部分であるラガンは、ドリルによって他のガンメンに自分の螺旋力を流し込み、ガンメンを乗っ取ることができるという特殊な能力がある。これによって、グレンラガンは様々なガンメンと合体してどんどん巨大化していくのだが、特に第3部以降の「サイズのインフレ」が、正直言って狂っている。

出典:http://www.gurren-lagann.net

まず第3部に登場した超巨大なガンメン、超弩級戦艦アークグレンとグレンラガンが合体した「アークグレンラガン」は、グレンラガンと比べて一気にサイズが上がり全長5km

しかし、当然まだまだこんなものじゃない。第4部にてアンチスパイラルの兵器として月に擬態していたカテドラル・テラとグレンラガンが合体した「超銀河グレンラガン」は全長5000kmと、「もう頭おかしい」「数字聞いても想像できない」としか言えないサイズに。

これに止まらず、テレビ放送の最終回に登場した最終形態「天元突破グレンラガン」については50000000000000000000000kmという大きさ。これは約52.8億光年というサイズで、銀河の約3倍

ラスボスのアンチスパイラルが乗り込む「グランゼボーマ」も同じようなサイズで、お互いに銀河をフリスビーのように投げて戦ったりする。なんのこっちゃ。

そして極め付けは、劇場版の「螺巌編」にのみ登場した、グレンラガンの究極形態「超天元突破グレンラガン」。サイズは1500000000000000000000000km約1500億光年。ガイナックスの皆さんは一体なにを目指しているのか。

ちなみにこの「超天元突破グレンラガン」の大きさは、日本ロボット界、いや、世界ロボット界でもダントツ1位。当然ですね。おめでとうございます。

ただ、「天元突破グレンラガン」以降はアンチスパイラルが作り出した「多元宇宙」の中での存在であること、そしてほぼロボットとしての形を保っておらず、「螺旋力」の塊としての存在となっているので、その気になればまだまだ無限にサイズを大きくできるはずなのだ。

螺旋力、恐るべし……。アンチスパイラルが必死こいて螺旋族を殲滅しようとするのも頷けるかも。

まとめ -天の光は全て星-

出典:https://www.amazon.co.jp

「天元突破グレンラガン」の魅力は、地下から銀河へ向かう物語のスケールのデカさ、登場人物による心に刺さるようなまっすぐなセリフの数々、ロボットアニメだからできるメカニックによる大胆さ、それでいて複雑な社会問題を取り込む物語の濃厚さ……挙げたらキリがないが、何といっても物語全体にある「燃えたぎるようなアツさ」だろう。

今から視聴する皆さんにおいては、本編であるテレビシリーズ全27話はもちろんのこと、ストーリーの展開が大幅に変わっていたり、追加シーンもふんだんに盛り込まれた劇場版2作も必見である。

出典:https://www.amazon.co.jp

2017年現在、放送から10周年となる「天元突破グレンラガン」。

2013年には、テレビシリーズ・劇場版・OVA・サントラCDまでもが完全封入された「天元突破グレンラガン」の超決定版「天元突破グレンラガン COMPLETE Blu-ray BOX」も発売され、大グレン団の新たな一歩にも、まだまだ期待が高まる。

筆者自身も、何度でも観返したくなる名作「天元突破グレンラガン」。この記事で、その魅力が少しでも伝われば本望である。

「天の光は全て星だ。螺旋の友が待つ星々だ。」

天元突破グレンラガン COMPLETE Blu-ray BOX(完全生産限定版)
アニプレックス (2013-06-26)
売り上げランキング: 15,191

劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇 【完全生産限定版】 [DVD]
アニプレックス (2010-01-27)
売り上げランキング: 17,070