【ガンズ・アンド・ローゼズ】超個人的!要注目の代表曲TOP5

1990年代のロック界を牽引してきたガンズ・アンド・ローゼズは多くのミュージシャンに多大な影響を与えてきました。そんな彼らを代表する曲はたくさんあります。そんな中から個人的に注目したい作品を紹介したいです。

いまなお邁進する怪物バンド、ガンズ・アンド・ローゼズ

出典:https://www.amazon.co.jp

2008年に新作アルバム『チャイニーズ・デモクラシー』を発表して以来、また精力的に活動を始めているガンズ・アンド・ローゼズ。2012年にはロックの殿堂入りを果たしました。ロック・バントとして多くのアーティストに影響与えた彼らは、2000年代後半以降から新たな活躍を見せており、いまなお注目されているバンドです。

ガンズ・アンド・ローゼズはもともと1985年にアクセル・ローズイジー・ストラドリンと、トレイシー・ガンズらによって結成されました。しかし、すぐにガンズが脱退、その後、スラッシュらを招いて全盛期のメンバーとなります。

1987年にアルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション』を発表することでデビューしました。このアルバムにはすでに『Welcome to the Jungle』や『Pradise City』など、ガンズ・アンド・ローゼズの代表曲になる曲も含まれており、バンドとしての完成度の高さがうかがえます。

そんなガンズ・アンド・ローゼズ最大の魅力はロック・バンドとしての圧倒的な演奏力です。ギター、ベース、ドラム共に遜色しない演奏で、チームとしてまとまったプレイを聴かせてくれます。最高のロック・バンドです。

ガンズ・アンド・ローゼズの簡単なメンバー紹介

Thank you Bangkok! You were good to us… #GnFnR #NotInThisLifetime Tour 2017

Guns N' Rosesさん(@gunsnroses)がシェアした投稿 –

ヴォーカルのアクセル・ローズガンズ・アンド・ローゼズの顔といえます。独特な高い声はロバート・プラントを彷彿とされます。その力強い声の奥に繊細さを秘めた癖になる歌声です。ガンズ・アンド・ローゼズ創始者のひとりでもあります。

ギターのスラッシュガンズ・アンド・ローゼズのもうひとつの顔と言えます。卓越したギターテクニックと、洗礼された音はまさにロック・ギターリスト界を代表するひとりといえます。

ベースのダフ・マッケイガン縁の下の力持ち的存在です。一般的に地味といわれているベースギターですが、華やかなギターとヴォーカルの裏で、重要なリズムを刻んでくれます。

ドラムのスティーヴン・アドラーガンズ・アンド・ローゼズの全盛期に活躍していていました。ギターやベースの絡みで曲を盛り上げてくれます。単純ながら曲のイメージを崩さないフレーズは卓越したセンスによるものです。

『Welcome to the Jungle』シャナナナ、ニーズな曲


ガンズ・アンド・ローゼズの代表曲といえば、まっさきに思い浮かぶのがこの『Welcome to the Jungle』ではないでしょうか。ザ・ハードロックという感じのする曲です。ギターとベース、ドラミングに至るまで一体感があります。みんなが認めるほどで、個人的度は低いですが、紛れもない代表曲です。

デビュー・アルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション』のオープニング・ナンバーです。アルバム発表後にシングル・カットされたこの曲は当時の全米ビルボードチャートでは182位と芳しくないスタートでした。しかしMTVでビデオが流されると、翌年に最高7位まで浮上しています。

日本でも都会のことをコンクリ―ト・ジャングルというように、この曲は都会の喧騒や現代社会の対人関係など、狂った部分を歌っています。ほしいものを手に入れるため動物のような生き方を学ばなければいけない都会で生きることの狂気が一番のテーマです。

注目すべきはやはり、「シャナナナナナナナ、ニーズ、ニーズ」のフレーズです。アクセル・ローズの独特な高い声で、マシンガンのように繰り出されるこのフレーズがたまりません。またギター・ソロ後の、ベース、ドラム、ギター、3つの楽器が絡み合うように演奏されるパートも個人的にお勧めです。

『Sweet Child O’ Mine』スラッシュのギターが泣く!


Sweet Child o’ Mine』は当時アクセル・ローズが付き合っていた女性に捧げられた曲です。日本語訳の「愛しの我が子」が表す通り、自分の子供に子供時代の思い出を重ねる甘く美しい内容になっています。

こちらもデビュー・アルバムの『アペタイト・フォー・ディストラクション』からで、シングル・カットされると、Billboard Hot 100で1位を獲得しています。シェリル・クロウによるカヴァーがグラミー賞を獲得しました。

娘の笑顔に何もかもが新鮮だった日々や、美しい髪の毛に怖い雷から逃げた隠れ家の思い出が歌詞の内容にあります。子供の美しさに圧倒されながらも、過去のノスタルジー溢れる風景にその姿を重ねた曲です。

本作の注目すべき点は、なんといってもスラッシュのギターです。リフから美しい音色で聴かせてくれます。そして間奏でのギター・ソロは圧巻です。その後の曲の変転で、アクセル・ローズの声とギターの絡みが最高潮となっています。

『Paradise City』最後の畳みかけを聴け!


全体的な曲の完成度が高いのがこの『Pradise City』です。静かなメロディー・ラインをもつリフから入ってサビから始まる歌い出しから、ワクワクさせてくれます。そしてラストに向かうにつれてテンションが上がって行く構成が最高です。

デビュー・アルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション』から。Billboard Hot 100で5位を飾っています。評論家の受けも非常によく、演奏家としてのガンズ・アンド・ローゼズの名を知らしめることになりました。

歌詞の内容はサビの部分では緑が生い茂り可愛い女の子たちがいる楽園へと連れてってくれと歌っています。その反面でヴァ―スの部分では、アメリカン・ドリームを掴み損ねた男が描かれました。

やっぱり注目すべき点は最後の畳みかけ部分です。アクセル・ローズの声、スラッシュのギター、ベース、ドラムのすべてが絡み合い、うねりを生み出しています。ハード・ロックとは何か知りたければ、この曲を聴けと言いたくなるくらいの完成度の高さです。

『Knocking on Heaven’s Door』死にゆく男の心情を歌った歌

出典:https://www.amazon.co.jp

ボブ・ディランが作詞作曲したKnocking on Heven’s Door』は多くの名だたる人たちによってカヴァーされました。ガンズ・アンド・ローゼズもそのひとつです。ソフトロックとして消化しており、曲の違った一面が楽しめます。

ボブ・ディランによりオリジナルは映画『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯』のために1973年に書き下ろされたものです。ビルボード Hot 100では12位を記録しています。ガンズ・アンド・ローゼズの他にもエリック・クラプトンや他のアーティストたちにカヴァーされました。

曲は死にゆく男の心情が表されています。銃もバッヂも使えなくなり、視界が暗くなっていく様子を「まるで天国の扉を叩くようだ」と表現した歌です。物悲しいメロディが良い雰囲気を醸し出します。

ガンズ・アンド・ローゼズのヴァージョンもロックながらこの物悲しさを崩していません。アクセル・ローズも比較的柔らかい歌いかたをしています。演奏もロックらしさと原曲の寂しさがあって良い感じです。オリジナルにはない「yeah, yeah, yeah」のリズムも味があります。

『Patience』違った音が楽しめる曲


アコースティック・ギターの音が鳴り響くPatience』は物静かながら、力強さの感じられる曲です。忍耐を意味するタイトルですが、いまは心がこちらに向いていない意中の相手が振り向いてくれるのを待つ忍耐が表現されています。

セカンド・アルバム『GN’Rライズ』に収録されています。アルバムの中で唯一シングル・カットされた曲です。発売された1989年に全米第4位に輝いています。ハード・ロック・バンドが演奏するバラードです。

アクセル・ローズが高い声を封印しているのも見どころならぬ、聴きどころです。まるで別人のような低い声で歌っています。スラッシュイジー・ストラドリンによるアコースティック・ギターの絡みが美しいです。バラード曲ですが、ハード・ロックらしい力強さも兼ね備えています。

『Since I Don’t Have You』ブルースはロックの基本


こちらもロック・バラード曲となっていますが、『Since I Don’t Have You』はエレキ・サウンドで構成されています。オリジナルはザ・スカイライナーズが1958年に発表した曲で、多くのアーティストによってカヴァーされてきました。君が側にいない自分には何もないのだと歌っている曲です。

この曲の注目すべき点はロック・バラードの中にブルースの基礎が入っているという点です。ベースラインやドラムのフレーズがいかにもブルースの情緒を持っています。そこにスラッシュのギターが美しく、最高の曲に昇華している点も魅力です。

『Live and Let Die』007のオープニング曲のカヴァー

https://www.youtube.com/watch?v=6D9vAItORgE007
のオープニング曲をカヴァーした『Live and Let Die』は映画『007』も好きで、オリジナルを歌ったポール・マッカートニーも好きで、もちろんガンズ・アンド・ローゼズも好きと言う完全に個人的な理由により選びました。

歌の内容は「自分は生きて、敵は殺せ」といういかにも007映画らしい曲です。殺しのライセンスを持ち、自分の仕事に打ち込むジェームズ・ボンドの危険な状況と心情が表現されています。

とにかくアクセル・ローズの声とスラッシュによるギター・サウンドのアレンジがカッコいいです。原曲の間奏はブラスバンドで荘厳ですが、これがギターになるとシャープでクールになります。原曲もそうですが、歌と演奏が一体になった大作になっているのも魅力です。さすがはポール・マッカートニー作曲と言いたくなるほどで、個人的にこのカヴァーをガンズ・アンド・ローゼズの代表曲として推したいです。

これからも活躍し続けるガンズ・アンド・ローゼズ

Just a little patience, Melbourne… #GnFnR #NotInThisLifetime Tour 2017 smarturl.it/GnFnR2017

Guns N' Rosesさん(@gunsnroses)がシェアした投稿 –

殿堂入りも果たし、ロックの伝説として元気を走り続けるガンズ・アンド・ローゼズ。近年での積極的な活動により、現在のロック界に大きく貢献しています。メンバー全員が高いロックスキルを兼ね備えており、まさに怪物バンドです。

今回ご紹介した曲はどれもガンズ・アンド・ローゼズの特徴を良く知ることのできる内容になっています。世界が認める超王道の代表作から、個人的な理由が大きい作品まで色々な角度を持った曲を選びましたが、どれもガンズ・アンド・ローゼズというバンドの魅力がたっぷりと詰まっています。

ウェルカム・トゥ・ザ・ビデオ [DVD]
ユニバーサル ミュージック (2017-03-08)
売り上げランキング: 17,520
ユーズ・ユア・イリュージョンI
ガンズ・アンド・ローゼズ
USMジャパン (2011-11-09)
売り上げランキング: 8,366