石田健大はハマの新エース!17年開幕投手は今年も大きく躍動なるか?

2017年シーズンが始まったか始まらないかという時期にラミレス監督が発表したのは今年度の開幕投手を石田に指名した事だった。プロ3年目ながら開幕投手にエースと大役を任された彼はどんな選手なのか。気になる所に迫る。

石田健大が気になる!ここ10年で10人目の開幕投手とは?



2017年シーズンが始まったか始まらないかという時期にラミレス監督が発表したのは、今年度の開幕投手を石田に指名したという事だった。プロ3年目ながら開幕投手にエースと大役を任された石田健大はどんな選手なのだろうか

横浜ベイスターズは寺原三浦ランドルフ山本高崎藤井三嶋久保井納そして石田とここ10年で10人の開幕投手を選出している。凄い事の様に聞こえるかもしれないがこれはシーズンのスタートダッシュを任せられる選手がいないと言う事に他ならない

エースで開幕投手と昨年指名されていた投手は気付けば大役を降りた上にオフには同リーグ別チームのファームへ移籍した。まだまだ3年目の左腕は大役への指名をどう受け止めたのか。そんな指名された選手はどんな選手でその大役に足る選手なのか、迫っていこうではないか。

石田健大への期待度を年俸から感じる!評価はお金。



石田健大は高校大学と目覚ましい活躍を見せるも左肩の故障に悩まされ、4年時には悪化した事で大きく成績と共に評価を落とす事となった。その為かドラフトでの優先順位は後退する事となったがDeNAが2位で獲得する。

2位での獲得ではあったが故障の影響からすぐの戦列に参加とはならず出遅れる事となり、プロ1年目は後半戦からの加入となった。11度先発して投球回数は無視するとしても全ての登板で5失点以上は無く、好投するも中々援護が貰えないというシーズンとなった。

ただ、そうは言っても多くの登板で6回前後を投げ通年で70イニング防御率2.89と十分戦力となる事を証明して見せた。その結果、半年のみの参戦で2勝6敗という成績ながら1.5倍の1800万を年俸として貰うになっている。



2年目の16年シーズンは新監督のラミレスの意向から85~100球に達すると交代させられておりそれが裏目に出て後続に勝ちを消されてしまう事もあったが、無理な消耗も無く通年ローテを守り続けて安定感をアピールして見せた

そんな2年目は25度の先発で153イニングに防御率3.12の9勝4敗という成績を修めた。防御率は3点と少しと前年より落ちたもののイニング数などが倍である以上気にする事も無く、勝ちパターンに繋げるだけのイニングを稼ぎ試合を作れる安定感も十分だと示した

その投球はCS進出及びCSで大きな力となり、その活躍を認められた結果2.5倍以上となる4800万を提示されている。十分以上の活躍で無い限りは倍増程度が通常であるが、新人で安い事を含めても早いイニングで降り2桁勝利をしていない事を鑑みればその功績と期待は大いに察せると言うモノだ。

石田健大の持ち球は果たして?どんな球を投げる?



大きな期待と大任を任された石田健大だが、どんな球を投げ操る投球スタイルなのだろうか。元々は最速150キロにも及ぶ速球にスライダー、カーブ、チェンジアップを駆使し高い奪三振率を誇る本格派左腕だった。

しかしプロ入り後は投球スタイルを変えざるを得なかった様でそれはインタビューに「球速で押せるのは大学までだなとプロに入って気づいたんです。速いボールに当てるバッターはプロにはいくらでもいますからね。」と答えている事からわかる。



それからは質や制球に重きを置くようにし、要求された所へどれだけキチンと投げられるかを意識していたと言う。16年からはフォークを習得し投球の幅を広げより活躍して見せた。

そんな石田は質にこだわった為か、回転が綺麗で回転数の多い球を投げる。これは差し込んで押し勝つことは出来る美点がある反面飛びやすい欠点もあり、本人が球速を捨て緩急で戦う分当てられる事は多くなる。

それが関係してかフライアウト率の高いフライボールピッチャーとなっている。また、16年からの今永の加入は大きかったようで、同じ即戦力大卒左腕という事で意見交換したりなど影響し合っているようだ。

今永へは追いかける手本として今永からは追われる者としての奮起を与え与えられている。そんな二人共の直球見逃し三振はとても気持ちよく、何度でもgifでも繰り返し見たい程だ。今年も期待である。

石田健大はドラ1級投手!DeNAになってドラフト当たりまくり!



DeNAに運営が変わってからベイスターズのドラフトは当たりまくりだ。その獲得選手の多くが現在の主力の多くを担うという成功振りである。ドラフトは順位が関係しペナント順位が低い程ドラフト1位2位は有力選手が取れるとは言え、モノになるかは蓋を開けてみないと分からない。

そんな中で上位から下位に至るまで当たりまくって成功を繰り返すDeNAのドラフトを振り返ってみたいと思う。DeNA初年度の12年ドラフトは白崎・三嶋・井納・赤堀・安部・宮崎と6人中4人が4シーズンで既に主力として欠かせない選手となっている。

翌年13年は柿田・平田・嶺井・三上・関根・山下、育成では砂田・萬谷と勝ちパターンや正捕手などに即戦力で名を上げた選手が多くいる。育成の砂田が実質ドラ1と言われるなど大きな活躍も見せているのも嬉しい誤算だったろう。



14年も素晴らしい出来だろう。山崎・石田・倉本・福地・山下・百瀬・飯塚と下位は控えや代打で戦力となっているが何より上から歴代記録樹立の抑えに開幕投手でエース、守備の花形ショートレギュラーとこの辺りで大きく戦力が固まってきた所がある。

そしてCS進出へ大きく力となった15年だ。今永・熊原・柴田・戸柱・綾部・青柳・野川と多くが育成型の選手でゆとりを持ちつつエース候補の左腕に大きく計算を上方修正させた正捕手を獲得する当たりドラフトとなっている。



毎年レギュラーというより勝ちに携わるレベルの選手を複数獲得するだけではなく、代わりとしてなんとか役を担える選手も獲得できている。近年は育成型として将来を期待できる選手も獲得できているのが何より楽しみだろう。

16年ドラフトも早速開幕ローテに中継ぎ、代打の切り札と1軍レベル複数に、将来の中軸候補など期待の素材も獲得が出来た。キャンプを追うだけでもかなり楽しかったわけだが、今後のドラフトも獲得選手の成長も楽しみなばかりである

石田健大から鯉心を感じる?カープとの意外な縁!



石田健大から鯉心を感じる時がある。というのも、そもそも彼が広島出身で祖母と一緒に市民球場へ足を運んでは佐々岡や黒田への憧れを募らせていたと言うのだからそれなりのものだろう。月日は流れ彼が進学したのが広島県立広島工業高等学校だ。

この学校は広島カープの大スター選手新井貴浩を輩出した学校だ。そんな石田の高校生活は良いようで悪かったと言える。県大会でノーヒッターを達成はしたが肩の故障でプロへは行かず大学で再挑戦の道を選んだのだ。



そして進学した法政大学で1年秋から登板し始めるとぐんぐん頭角を現し、大学BIG3とも呼ばれドラ1有力選手にまで上り詰めたが前述の通り故障でドラ2となった。この故障が無かったらどうだろうか

FAで出て行かれない様に地元が近い選手を獲得するのは大きな戦略となりつつある。広島カープは有力な候補としてリストアップしていたと聞くだけに、怪我が無ければ横浜には来なかったのではないかと思うと実に怖くなる。

ただまだ怖い事はある訳だ。意中の球団を相手とする試合を「就活」と呼ぶ場合がある。何が怖いかと言うと獲得する事で自身の球団との試合で活躍する選手を手中に収める為に負けを減らせると言う狙いからの戦略があるからだ。

これがなぜ怖いかと言うと、広島相手の成績が良いのである。5度の先発で31イニングを防御率2.61で2勝無敗、三振は33個に被打率は.185の援護率は8.44となっている。他の球団との対戦成績と比べると圧巻の投球内容で相性の良さがわかる

優勝チーム相手にこれだけ戦える力量があり、打たれない上に味方は点を取ってくれるという選手だ削げるものなら削ぎたいというのは普通の発想だろう。活躍してほしいと思う反面、余り頑張られると万が一が怖すぎるという恐怖のジレンマだ。

広島のカープファンは球団愛が強いという面を持っているだけに、同校の先輩の如く“辛い”決断だけは取らないでくれる事を願うばかりである。

De石田から始まるペナントレース!今年もCS進出なるか?



近年エース候補と呼ばれる選手は属しながらもエース不在というチーム事情を続けてきたベイスターズだが、DeNAのドラフトが成功するにつれてエース大国、投手王国、それらの土台は築かれつつあるのでは無いかと思えてきた

昨年、エースだと言われ横浜を代表するはずだった投手は離脱を繰り返すもチームトップの11勝を拾い上げてくれたが移籍した。その穴は大きいと思われたが浮いた分で助っ人を4人と未来ある若手を一人獲得するに至った。

この功績は非常に大きく、中継ぎを厚くしローテに悩む開幕前でも多少の落ち着きを得られている。もし移籍が無かったと仮定すると、頼りの戦力が3億弱を手にしながら肩痛とインフルで出遅れたばかりか助っ人も足りないか格落ちだったかと思うとその度に恐ろしさから震えて眠れない



横浜のエースと言われるとその後がパッとしなかったり何かの拍子に外へ出たりなどあまり良い印象にもならないかもしれないが、ようやくそれを吹き飛ばしてくれる選手が現れたと言って良いだろう。安定感に勝てるだけの資質を持ち、大卒3年目でまだ若く出ていく心配もない

順調に育っている事で経験値リセットの心配が無い事も出る喜びを知らなくて良さそうなのもポイントが高い。願わくば星の煌めきを感じさせ続けてくれて鯉心を感じさせないで欲しい所だ。



昨年レギュラーに定着し打撃を期待される選手が複数打撃で上がってこない事やローテを担うに足る素質はありながら活躍できるかが不透明な助っ人に新人と不安は挙げれば挙げるだけ尽きない。

それだけにやはりスタートダッシュというのはとても大事なものとなってくる。ここをキッチリ勝つことで勢いがつけば他の選手も乗ってくるしギリギリの所が勝ちに傾く事もあるだろう。

長く投げるかどうかではなく勝つ試合を作れる選手をエースと呼ぶラミレス監督がそれに指名したのが石田健大だ。安定感や勝てる試合を作れることは証明できている。更にエースへ成長しチームを優勝まで引っ張って欲しい

3月31日、神宮でのアウェー開幕戦ではあるが、物ともせず戦ってくれるだろう。楽しみで仕方がない。