嫌われ女優・剛力彩芽を偏見ナシに再評価するための6つの事実

“はじけるギャル感”がいっぱいだった剛力ちゃんも、今年の8月で25歳になります。なぜか嫌われる事の多かった剛力彩芽の「ホントの実力」を、ここでプレイ・バックしてみましょう。新たな発見が必ずあるハズですよ!

新世代型嫌われ女優、剛力彩芽

容赦ないネット上での中傷は、露出の多さに対する嫉妬?

はじめに言っておきたいのは、確かに剛力彩芽は嫌われていましたよね。ネット上でのバッシングも酷いものでした。曰く「事務所のゴリ押し」、「顔もたいして良くない」云々。しかし、よ~く考えてみてください。それほど嫌われるという事は、それだけ目にする機会が多かったという事です。

彼女がモデルからタレント・女優・歌手へと転身した時の露出の多さには、確かに驚くモノがありました。しかし、人の好みなどは「千差万別」であり「十人十色」なのです。πが大きければ、それだけ嫌う人の数も増えてくると言うものでしょう。筆者などは、その逆で「見れば見る程、好きに」なっていったクチでしたけど。

そういったデビュー当初のバッシングも静まり、今こそ冷静に剛力彩芽の魅力を味わうべきだと思うのですが?

1980年代の前半、松田聖子は「ぶりっ娘」だと大バッシングを受けていました。しかし、歌い続ける事や結婚・出産・離婚と様々な経験を経て、“酸いも甘いも”嗅ぎ分けられる大歌手へと変貌していったのです。バッシングのされ方だけを取ると、剛力彩芽の方が遥かに多いです。ネットでの中傷や、その拡散の数が凄いという事なのでしょう。

だから、剛力彩芽も「将来的には、松田聖子みたいになれる!」と短絡思考するわけでは決してありませんが、アンチが多いという事はファンも多いという事です。

「新時代型嫌われ女優」の意の中には、期待も多分に含まれているのだと筆者は思います。ここでは、それらの誤解を解く鍵を、いくつか紹介していく事にしましょう。

事実①カメラ映りや髪型で過小評価されてるけど普通に可愛い!

いろいろな表情を見せてくれる“ショートヘアー”

剛力彩芽のトレードマークのひとつに、「爽やかなショートヘアー」が挙げられます。ただ、その髪型にばかり目が行ってしまい、彼女の目鼻立ちまで見られていないのが残念です(少年っぽさを演出しすぎて“わざとらしい”とのバッシングもあるくらいですから)。

しかし、よ~く見てみると、剛力彩芽の目元(瞳も)には人を惹きつけるモノがあるように思えるんです。ビートたけしが自身の番組で「あの目がイイよね。女優として、魅せられる“何か”を持ってる」と評していたのが、印象的です。

モデル然とした顔やふくれっ面などなど、役によって彼女はいろいろな表情を見せてくます。それぞれ、自然さが出ていて、そこがまたイイんですよね。

ここでは、やや煽り(注:下から上へとカメラを向ける事)気味のショット(写真)を1枚用意してみました。見ての通り煽りでも可愛いです。それに加えて、これはモデルとしても大きな武器でもありますが、剛力彩芽には「この角度からは撮らないで!」というNGカットがないんです。

つまり、カメラ・照明をきっちりと決めた、黄金時代の映画でも強みを発揮したと予想できます。今のデジタル全盛時代なら尚の事、自然な彼女の可愛いさが映っているのも当然の事です。あとは、『お水の花道』(テレビ朝日)の財前直美や『99.9%』(TBS)の榮倉奈々のような変顔を極めれば、もっともっと可愛いくなると思うのは、筆者のようなオジサンだけでしょうか(笑)。

キリっとした横顔も素敵!


あまりにショートヘアのイメージが強いので、そこばかりが論点にされがちですが、「レンタルの恋」(~2017年3月。TBS)では、女子高生役を演る回はロング、コスチュームの回では茶髪のボブと、いろいろな顔を見せてくれています。ショートにしても、作品によってボリュームを変えたり、ウェーブを変えたりと微妙に変化させている事は、お分かりですよね?

そのどれもがイイんですけど、やはり彼女は現時点ではショートが一番だと思います。正面からも笑顔がオーソドックスな可愛さがいっぱいですが、スーツを着こなしてキャリアウーマン風に決めた姿(写真)も、なかなかです。宝塚の男役というかキャスターの滝川クリステル風といか……。

つまりは、どのアングルからも「自然に可愛い」という事なんですね。将来が楽しみな女優の一人ではあります。

事実②剛力彩芽、姓名が超希少!

語源は「強力」か!?

出典:https://pixabay.com

「剛力」と聞くと、なにやら怪力の持ち主を連想しますよね。語源から辿ってみると、その昔、山伏や修験者が山篭りをする際に荷役としと運搬をしていた「強力」が変化して「剛力」になったいうのが定説です。

その慣習から現在でも登山者が山に入る時に、荷物を背負ってくれる人を“強力さん”と親しみを込めて呼んでいます。その流れからの苗字の可能性大で、今では10数世帯を残すのみとされています。彼女もこの姓は気に入っているらしく、何とか残したいんだとか。

ただ、あまりにゴツいため、名前は可愛らしくしようと、剛力母が「彩芽」と命名したそうです。彼女は1992年生まれで、神奈川県東部出身。元は丹沢あたりに修行に入る修験者の強力が源ではないかと、筆者は考えています。

事実③演技が棒?いいえ剛力彩芽は演技派です。



剛力彩芽は、『クロコーチ』や『黒執事』『ビブリア古書堂の事件帳』等々、いわゆる原作モノへの出演が多いです。原作本のファンなら誰しもが、その作品に対する思い入れがあり、そこで「剛力彩芽じゃ、イメージにあっていない!」という声が拡散していくのがパターンでした。

キャラに対する思い入れが深ければ深いほど、演者への風当たりが強くなっていくものです。そうした背景から、「棒」だ「大根」と言われてきたのだと思います。

原作と映画やテレビドラマは別モノと割り切って鑑賞すれば、それはそれで「楽しめるんじゃないかなぁ」と筆者は思うんですよね。その観点から検証すると、剛力彩芽は棒や大根ではない事が、おのずと見えてくるのでないでしょうか。

その剛力彩芽の演技力をはかる上でキーになりそうな番組が、この4月にスタートする『女囚セブン』(テレビ朝日)です。彼女は“冤罪で女囚となった芸奴”の役で出演します。木野 花や平岩 紙らのベテラン勢とトリンドル玲奈、橋本マナミらの若手の女囚(女優)陣に揉まれて、大きく成長するか否かも見もののひとつとなるでしょう。

そして、『女囚さそり』(東映)で人気を博した、梶芽衣子も剛力彩芽のいた置屋の女将役で出演します。映画『キル ビル』のクエンティン・タランティーノ監督が惚れ込んだ梶芽衣子との共演で、さらなる演技力のアップを期待していますよ。

それにしても、「女囚」と名の付く作品に梶芽衣子が出るとは、筆者を含むオールド邦画ファンには、たまらないキャスティングですね。

事実④デビュー曲「友達より大事な人」はカオスな歌詞で癖になるだろ!

プロペラダンスに目を奪われ、歌詞に心惹かれて…

https://www.youtube.com/watch?v=QR6Gj0MKcew2013
年7月10日、剛力彩芽は歌手としてのデビューも果たしました。タイトルは「友達より大事な人」(作詞/いしわたり淳治、作曲/Ryosuke“Dr.R”Sakai)です。この曲名から察するところ、筆者はストレートに「友達以上、恋人未満」な関係の使い古された語意だな、と勝手に解釈しました。そう思った人は、多かったと思います。

ところが何度か聴くうちに、「どうやら、そうではないな」と気づきました。「友達よりも大事」だから「秘密の涙はなし」にしたり、「毎日のメール」「毎晩の電話」を力に変えたりしているのに、結局は「いつまでも そばにいて」欲しかっりする「世界一」のMy Friendnaな二人なわけです。

この曲について剛力本人は「究極の友情ソング」「聴いた人が元気になれる曲」と評していました。

出典:https://www.amazon.co.jp

結局、詞については聴くほどに迷宮に入り込んでしまい、オジサン(筆者)には“何となく理解”はしたものの、カオスな感じが付きまとっていたのを覚えています。それならばと、同年6月14から再生をスタートして、暮れの12月11日にはYouTubeの再生回数が約1200万回に達したMVを見直してみました。

そうすると今度は、彼女のキレッキレのダンスに目を奪われてしまい、単に「剛力ちゃんのダンスに見とれて」しまっておしまいです(笑)。“プロペラダンス”を始めとした彼女の動きは抜群にイイです。

カオスな歌詞とダンスと歌声とが、ひとつになった感じ。これがクセになる秘密だったのでしょうか?不思議な詞なのは確かです。

事実⑤舞台にも出演する剛力彩芽のバイタリティ

明治座の舞台に上がる事の意義

剛力彩芽は2016年に明治座(東京都中央区)11月公演に出演しました。演目は1936年に名監督・溝口健二が原作を書き、メガフォンを取った「祇園の姉妹」です。この作品が彼女の初舞台となりましたが、W主演の壇 れいと堂々と渡りあっていました。ちなみに、壇 れいも明治座には初お目見えで、初々しい二人の共演に、舞台は一層きらびやかさが増したかと思えるほどでした。

筆者が思うに、剛力彩芽にとって大舞台に上がるという事は、新たなる可能性の模索と自身の演技力を磨くための機会と捉えていたのではないでしょうか。脇を固めた松平 建や山本陽子、葛山慎吾らとの張り詰めた緊張感やチームワークも彼女の財産になった事でしょう。

新たなる挑戦が、次のステップを生む!

剛力彩芽に限らず、未知の世界に飛び込んで行くのには勇気と覚悟がいります。ましてや、明治座の舞台でいきなり主演(W主演でしたが)を務めたのですから、そのバイタリティには脱帽ものです。姉妹役で同じく主演を張った壇 れいとの息もピッタリだったようですし、彼女には「輪に溶け込む力」が自然と備わっているのかもしれません。

千穐楽を終えた時は、安堵感でいっぱいだったのでしょうか?筆者は、安堵よりも“新しい道筋”が見えた実感と手応えで身震いでもしていたんじゃないかと思います。先述した新番組『女囚セブン』では、さっそく芸妓の役をするそうです。大舞台で鍛え上げた、より本物に近い芸妓姿が観られると思うと、今から楽しみで待ちきれません。

事実⑥剛力彩芽はアロマテラピーアドバイザーの資格を持つ才女だった!

リラクシングと癒しのために

出典:http://www.irasutoya.com

あまり知られていませんが、剛力彩芽はちょっと変わった資格を持っています。それが、「アロマテラピーアドバイザー」です。アロマテラピーは、元来、「香り・精油」で心身ともにリラックスを促して、そこから更に“癒し”の効果をもたらしていくものです。

仕事で忙しい時とか、時間に追われて神経が磨り減った時などには、効果大が見込めます(注:あくjまで個人差はありますが)。

この資格は、(社)日本アロマ環境協会に入会して、同会のアロマテラピーアドバイザー認定講習会を受講しなければ取得できません。忙しい日常の中での資格取得、ポジティブ度がハンパではない証です。

加えて、2級小型船舶免許も持っており、活動的な面は見た目通りでカッコイイです!

美少女から“大人の女優”へ

全ては自分の成長のために!

剛力彩芽の現在の立ち位置は微妙であると言えるでしょう。快活な美少女が“大人の女優”へと変わっていく時期です。同じ可愛いさでも、そこに“大人の可愛いさ”がなければ、底の浅いモノになってしまう危険性さえあります。ただ、彼女を見ている限り、今のところは順調に成長しているようです。

『クロコーチ』(2013年、TBS)あたりから、演技も格段に上手くなっているように見えます。あとは、内面を充実させ、個々の才能を伸ばしていって欲しいと思う次第です。

ミュージカルもやってほしいし、アクションにも挑んで欲しいです。微妙な立ち位置を乗り越えて「剛力彩芽」という個を強化していけば、おのずと可能性は広がっていくでしょう。