【Fate/GO第6章ネタバレ】終局へと向かうストーリー解説!マシュに憑依した英霊の正体は?

人理修復の旅も佳境に入る第6特異点「神聖円卓領域キャメロット」。よくわからなかったあそこ、知らなかった裏話など、原作者奈須きのこ氏が直接担当した壮大で複雑なストーリーをネタバレ込みで徹底解説します!

まずはFate/GO第6章のあらすじをおさらい!



第6特異点の舞台は西暦1273年の聖地エルサレム。本来の歴史であれば第九次十字軍遠征により、エルサレム王国が地上から消えた直後の時代です。にも関わらずその地には「獅子王」を筆頭とした円卓の騎士たちにより、全く別の「聖都」が築かれていました。

すでに魔術王の人理焼却による影響に加え、獅子王たちによって人理定礎が破壊されており、世界から完全に切り離された特異点として人理定礎値はもはや計測不能のEX。

何もかもが規格外の第6特異点。そこには聖都を統べる獅子王たち、聖都奪還と獅子王の蹂躙に抗う「山の民」、そして領地ごと召喚され現在は静観を決め込む「エジプト領」という三つ巴の戦いがありました。主人公とマシュ、そして特異点の危険性を鑑みて同行したダ・ヴィンチちゃんたちはその渦中に飛び込んでいくのですが…。

6章「神聖円卓領域キャメロット」のキャラたちを紹介

カルデア勢と協力者たち

出典:https://www.amazon.co.jp

主人公とマシュのおなじみの顔ぶれの他、今回はダ・ヴィンチちゃんも初めてレイシフトに参加します。またこれまでの章と同じく、現地で出会い協力関係を結ぶサーヴァントたちも数多く登場します。

マシュ・キリエライト

出典: https://www.amazon.co.jp

デミサーヴァントとして数々の戦いを共にしてきた少女。6章では彼女がカルデアの英霊融合実験のために生み出されたデザイナーベビーであり、寿命が残り1,2年程度であることがDr.ロマンから主人公に告げられます。そして多くの犠牲者を出しながら唯一マシュだけが英霊との融合に成功し、カルデアの英霊召喚第二号となったことも。

しかし彼女に宿った英霊はその高潔さから非人道的なカルデアの実験を認めず、力を表さないままマシュの中に眠り続けていました。そしてレフによる破壊工作の最中、マシュを救うためにその力を渡して消滅。その正体は長らく謎でしたが、今回はついにその真名が明らかに!

ダ・ヴィンチちゃん

カルデアの英霊召喚第三号。普段は管制室からロマンと共に主人公とマシュのレイシフトをサポートしていましたが、今回の第六特異点の規格外の異常性を考慮し、初めて同行することに。

ルキウス(ベディヴィエール)



正体は円卓の騎士の一人である隻腕のベディヴィエール。本章の副題「輝けるアガートラム」は彼の宝具でもある義手を指した言葉。超人的な円卓の騎士たちの中にあって、唯一「人間」として王に仕えました。

イスカンダルやギルガメッシュが指摘したように「自己犠牲による完璧な統治」を目指すあまり騎士たちに畏れられたアーサー王でしたが、ベディヴィエールだけは畏怖ではなく「王の人間としての笑顔が見たい」との思いから忠義を貫いたのです。

Fate/stay nightでは、セイバー(アーサー王)の最期を看取った人物でもあります。本来のベディヴィエールはアーサー王の最後の命により、聖剣エクスカリバーを湖の妖精に返す役割を担いますが、Fate/GOではその役割を果たせなかったIfの可能性の人物として描かれます。

今回彼は宝具を使ってサーヴァントたちとも対等以上に渡り合いますが、実は彼はサーヴァントではなく「生きている人間」銀椀の義手は返せなかったエクスカリバーをマーリンが義手に加工した人工宝具で、彼は聖剣の力により老いることなく実に1500年の長きに渡って旅を続けていました。果たしてその度の結末は…?

玄奘三蔵



イベントで先行登場したキャスターのサーヴァント。6章では聖都・エジプト領・山の民のどの勢力にも属さずに、あるはずもない特異点の外の天竺を目指す旅をしていました。その途中で遭難していたところを主人公たちに助けられ、以後行動をともにすることに。

俵藤太



特異点をさまよっていたはぐれサーヴァント。主人公たちと会うより前に玄奘三蔵から強制的に弟子認定を受け、コンビとして行動しています。自身と同じアーチャークラスのサーヴァントであるアーラシュに対しては、彼の宝具の文字通り命をかけた一撃を見届け、武人として賞賛を贈りました

アーラシュ

山の民と難民が寄り添って暮らす村をハサンと共に外敵から守っていたはぐれサーヴァント。ゲーム上は散々な言われ方をする宝具ですが、6章での「流星一条」を見ればきっと彼の見方も変わるはず。

山の民

出典:https://www.amazon.co.jp

聖都を囲む山岳地帯に暮らす人々と、彼らを守るまとめ役であるハサン達。獅子王が表れて聖都が築かれてからは、土地を追われた人々が難民として彼らの村に身を寄せています。

ハサンたち

冬木の聖杯戦争でアサシンとして召喚されることが決まっている英霊たち。暗殺集団の長として代々「ハサン」の名を受け継いでいます。6章では冷酷な暗殺者というよりも、人々を守る人格者としての側面が強調されており、これまでとは違った印象を受けるでしょう。

今回はFate/Zeroで言峰綺礼のサーヴァントだった「百貌のハサン」だけでなく、原作Heaven’s feelルートに登場する「真アサシン」こと「呪椀のハサン」など、様々な二つ名と能力を持つハサン達が登場します。

“山の翁”

「アズライールの聖廟」に居ると伝えられる、初代にして最後のハサン。歴代のハサン達が暗殺者としての道を誤ったときに現れ、その首を刎ねるという「暗殺者を暗殺する」存在。

戦力不足を解消するためにハサン達の提案によって主人公たちが協力を仰ぎに行きます。与えた試練をクリアしたことでその力を貸すことを約束し、その約束通り終盤ではガウェインを相手に圧倒的な実力を見せつけてくれます。

また魔術王ソロモンと同格の「グランドサーヴァント」の一騎であることが仄めかされていますが…?

円卓の騎士

出典:https://www.amazon.co.jp

かつてアーサー王に仕えた超人的な英雄たち。今回は獅子王の理想たる聖都キャメロットを守るため、再び召喚・集結しました。各人が獅子王から「ギフト」と呼ばれる強大な能力を与えられており、数々のマスターに苦戦を強いました。

ガウェイン



聖都の正門を守る門番として最初に主人公たちに立ちふさがる騎士。エクスカリバーの姉妹剣「ガラティーン」を携え、日中は力が3倍になる能力を持っています。与えられたギフトは「不夜」。日中無敵の力夜を昼にするギフトを組み合わせ、マシュ達だけでなく、多くのプレイヤーの心を折りに来ます。

モードレッド



アーサー王の嫡子にして王自身に討たれた叛逆の騎士。4章のロンドンでは味方として戦ってくれますが、今回はその記憶を共有しておらず完全に敵対関係に。

トリスタン



「王は人の心が分からない」と言った張本人。6章では獅子王の獣としての覚悟から自ら目を潰し、「反転」のギフトを授かりました。ギフトの影響は性格や在り方にも及び、無抵抗な難民を一方的に虐殺するなど、残酷な人物に変貌しています。

ランスロット



Fata/Zeroではバーサーカーとして召喚され、最終盤でセイバーの心を折った英霊。今回は狂化状態のない、本来のセイバークラスとして現界しています。獅子王の目的や真意を理解しながらも、人道を重んじる自らの性格から苦悩し迷いながらも、王の獣としての忠義を貫こうとしますが…。

アーサー王の妻ギネヴィアとの不貞はキャメロット崩壊の原因のひとつでもあり、その結果生まれた息子であるギャラハッドとの関係は険悪そのもの。

アグラヴェイン



戦闘員ではなく王の副官として使える騎士。ランスロットの不貞を告発し斬り殺されたことで円卓が崩壊した逸話もあり、ランスロットとは犬猿の中。6章でもお互い露骨に憎み合う様が見て取れます。

獅子王



十字軍を滅ぼし、エルサレム跡地に聖都を築いた王。その正体はFateシリーズのメインキャラであるアルトリア(セイバー)の「もしも」。今際の際にベディヴィエールが聖剣を妖精に返せなかったことにより、死ぬことも理想郷(アヴァロン)にも行くことができずに彷徨う亡霊となってしまった姿。

エクスカリバーに並ぶ武器である「聖槍ロンゴミニアド」を長い間持ち続けたことで英霊よりも神霊に近い存在・内面に変質しています。そのため忠臣であったベディヴィエールのことすら忘れてしまっているほか、性格もFateシリーズのアルトリア(セイバー)とは大きく異なります。

自らの聖槍をもって魔術王の人理焼却から人間を救うとし、「聖抜」によって絶対的に清く正しい人間だけを聖都に保護します。

エジプト領

出典:https://www.amazon.co.jp

英霊単位ではなく紀元前の時空ごと召喚されてしまったエジプトの土地と、そこに座す二人のファラオ。獅子王とは敵対関係にありますが、はじめは静観に徹しています。

オジマンディアス

ラムセス2世とも呼ばれるエジプトのファラオ。ギルガメッシュを思わせる圧倒的な存在感を放つサーヴァント。十字軍が持っていた魔術王の聖杯を奪い取り、実はそれによって聖杯による人理焼却は食い止められていました。しかし第6特異点を脅かすのは聖杯だけではなかったのです。

同じく特異点に居る獅子王が独自の方法で人類を人理焼却から守る計画をはじめたことで敵対しますが、当初は不可侵条約を結び静観に徹しています。

物語終盤では主人公たちとの交渉に応じて援護を引き受け、聖都攻略に助力してくれます。

ニトクリス



史実では存在が不確かなエジプト女王。6章ではオジマンディアスに仕え、エジプト領周辺の砂漠の防衛役に。砂漠にレイシフトしてきた主人公たちとストーリー序盤で出会います。ファラオらしく尊大に振る舞おうとしますが、根はお人好しの世話焼きでおまけにドジっ子。

その他の重要サーヴァント



「カルデア」「円卓」「エジプト」「山の民」の勢力に属する以外にも、ストーリー上重要なサーヴァントが登場!6章以降のストーリーにも関わる重要人物たちです。

シャーロック・ホームズ

‘山の翁’の助言で真実を求めて向かったアトラス院で出会ったサーヴァント。主人公たちが真相を知る手助けをしてくれますが、本人は全く違う目的で行動しているとのこと。

マーリン

5章でチラッと登場した魔術師。アーサー王を王として育て上げた「キングメイカー」として名高い人物です。現在は理想郷であるアヴァロンに引きこもったまま、魔術によってたまに外界を観察しています。

アバンタイトルでルキウスことベディヴィエールと話しているのは、実はマーリン。そしてベディヴィエールの覚悟への餞別として、聖剣をアガートラムに加工し、義手として渡します。

Fate/GO史上最大のボリュームを誇るストーリーを解説!

6章ではついにFate原作者である奈須きのこ氏が直接シナリオを手掛けたこともあり、かつてないボリュームと密度、そしてクオリティのストーリーに!それゆえに複雑で一周しただけでは掴みきれないところもあるはず。ここからは各節ごとにFate/GO6章「神聖円卓領域キャメロット」のストーリーを解説していきます!

(アバンタイトル)とある騎士の旅とマシュの出自の真実

物語のはじまりは「ルキウス」と誰か(ある魔術師)の会話。ルキウスは「彼」から、これ以上旅を続けることで確実に死ぬだけでなく、輪廻の輪から外れて完全に消滅することを告げられます。しかしルキウスの覚悟はなお揺るがず、「彼」はそんなルキウスにあるものを渡します。

気づけば荒廃した地に立っていたルキウスは、「この手で我が王を殺す」と決意を新たにします。

一方カルデアでは主人公がDrロマンから前章ラストで突如倒れたマシュについて、その出自を知らされます。マシュはカルデアが作り出したデザイナーベビーであり、その目的は人間とサーヴァントの融合実験であったこと、そして彼女の寿命がもうすぐ尽きてしまうこと。

ほどなく管制室にマシュが到着し、ブリーフィングを受けたのちにレイシフトが開始されました。

(砂の洗礼)砂漠の洗礼とファラオとの遭遇

レイシフトした先は一面の砂嵐。カルデアとの連絡も取れないなか、スフィンクスを筆頭にした未知の敵と戦いながら進むマシュ達は女性を捕らえた一行と遭遇。。

彼らをを率いていたのはFate/Zeroにも登場した「百貌のハサン」だったのです。ダ・ヴィンチちゃんが戦闘のどさくさに紛れて捕われた女性を助け出し、スフィンクスたちも戻ってきてしまったことからハサン一行は捨て台詞とともに退散。

一方ハサン一行に捕われていたのはファラオのひとり、ニトクリスでした。不敬を責めるニトクリスはマシュたちに戦いを強いますが、そこに突如「ルキウス」が助太刀に入り、彼の説得もあってニトクリスは矛を収めます。

(太陽王の晩餐)エジプト領と太陽王



ルキウスと別れたマシュ達はニトクリスに太陽王の神殿へと招かれます。その道すがら彼女は特異点の現状を語り始めました。英霊どころか紀元前の時空ごと召喚された「エジプト領」この地に古くから暮らす「山の民」、そして「聖都」の三つ巴の戦場。

神殿でオジマンディアスに謁見した思わず言葉を失いました。カルデアの目的である魔術王の聖杯ははじめ十字軍が持っており、オジマンディアスは一行が来る以前に十字軍から聖杯を奪っていたのです。つまり聖杯による人理崩壊は図らずもオジマンディアスによって解決されていたということになります。

オジマンディアスは困惑するマシュたちに、現在この特異点の人理崩壊の原因となっているのは聖都を統べる「獅子王」だと告げます。一行はその言葉を受け、ダ・ヴィンチちゃん謹製のバギーに乗って東の聖都を目指します。

(東へ〜聖都)直面する聖都の実態



人理焼却の影響か、人が生きられないほど焼け爛れた大地を通りながら進む一行。そこで目にしたのは取引で自らの首を代償に連れていた難民たちを守ろうとした煙酔のハサンと、にもかかわらず難民を残虐に殺すトリスタンでした。一行はハサンと犠牲者たちを弔い、残った難民たちを護衛しながら聖都へ向かいます。

夜になり辿り着いた聖都。その正門前には受け入れ審査である「聖抜」を待つ難民たちで溢れんばかり。闇夜に紛れる一行でしたが、現れたガウェインのギフトにより突然夜が昼に。ガウェインは聖都こそが最後の希望と言い、難民たちは歓喜します。

そして城壁の上に獅子王が現れ、「聖抜」が始まります。そこでは獅子王が善き人間だと認めたたった三人のみが都市に入ることを許され残りの難民たちは「聖罰」として聖都の騎士たちに次々と処刑されていきます。マシュ達は難民を逃がすために粛清騎士たちに向かっていきました。

(聖都〜敗走)「生きていたらまた会おう」


いくらかの難民を逃がすことには成功しましたが、一行の前には聖都正門を守るガウェインが立ちはだかります。窮地に陥ったマシュたちの前に再びルキウス=ベディヴィエールが現れて自らの宝具で隙を作り、皆は辛くも逃げ延びます。

粛清騎士の追撃を受けながらも難民を連れて逃げるカルデア一行。加えて聖都が差し向けたランスロットの部隊が迫りつつありました。獅子王に与えられたギフトにより通常の英霊を超える力を持った円卓の騎士。絶望的な状況は、爆弾を積んだバギーによるダ・ヴィンチちゃんの自爆特攻によってなんとか切り抜けることができました。しかしダ・ヴィンチちゃんを喪ったことを悲しむ暇などありません。

ベディヴィエールは難民たちに彼らと縁のある「山の民」との仲介を頼み、マシュ達は山の民の村へ向かうことになります。

(東の村の冒険〜宴、西の村)山の民との出会いと襲撃



山の民の村に着いた一行は村を取り仕切る呪腕のハサンアーラシュと出会い対話の末に共闘関係を結びます。

休息も束の間、別の村が円卓の騎士モードレッドの襲撃を受けているとの知らせを受け、迎撃に向かう一行。ギフトを持つモードレッドに苦戦を強いられますが、「どうせ聖都に来るなら次はそこで必ず倒す」と言い残し、彼女は去っていきました。

難を逃れた村で一行は呪腕のハサンから仲間である別のハサンが円卓の拠点の一つに捕われていることを聞き、救出へ向かうことに。道すがら出会った玄奘三蔵と拠点に先行していた俵藤太と共に、城内の敵や乗り込んできたアグラヴェイン達を退け、捕われていた「静謐のハサン」を助け出します。

村に戻った一行は俵藤太の無尽蔵の食糧を取り出すという宝具を使い、盛大な宴で労をねぎらい合います。

(死を告げる晩鐘)’山の翁’の試練



宴の翌日一行は今後の作戦を話し合いますが、オジマンディアスの動向も読めない現状、戦力不足は否めないという認識は共通していました。そこでハサンたちとベディヴィエールは「アズライールの聖廟」に居るとされる初代ハサン’山の翁’の力を借りることに思い至り、ハサン達の先導によって一行はアズライールの聖廟を目指します。

聖廟では‘山の翁’が静謐のハサンに憑依し、静謐を殺すことで力示せと言うのです。当然殺すことなどできずに峰打ち程度に収めたのですが、’山の翁’はそれを合格と見做しついに姿を見せました。そして特異点の中にあるさらなる異界、砂漠のアトラス院に行き、そこで人理焼却のすべての真相を知ることを条件に助力を約束してくれます。

(炎の村)流星一条



東の村に帰った一行が見たのは一面の炎。静謐の救出のときに尾行され村の位置を特定されており、粛清騎士を伴ったトリスタンの襲撃を受けていたのでした。やはりギフトを持つトリスタンに全員掛かりでも歯は立ちません。

その最中、反対側にある西の村に光の柱が落ちるのを全員が見ます。それは獅子王の宝具である聖槍ロンゴミニアドによる砲撃。Drロマンの観測によればマシュ達のいる東の村の上空にも同じものが迫っているとのことでした。

全員が対処を模索するなか、外敵との戦闘によって消滅寸前まで傷を負ったアーラシュが戻ってきます。彼はその場の全員を逃し、自らの命と引き換えに発動する宝具「流星一条(ステラ)」を放ち、聖槍の光を相殺して村を救ったのです。

(アトラスの砂漠へ〜秘匿の研究)真実を求めてアトラス院へ



アトラス院と言えば型月ファンにはピンとくる人も多いはず。時計塔と並ぶ魔術協会の一部門であり、主に錬金術の研究を行っています。Fate/GOではカルデアのメインコンピュータであるトリスメギストスとはじめとして、多くの技術提供を行っていたことが明らかに。

マシュ達は保安装置を倒しながら迷宮のような内部を進んでいくうちに、シャーロック・ホームズを名乗るサーヴァントに遭遇します。彼は人類史上かつてない規模の殺人事件として「人理焼却事件」の真相を暴くために来たと言います。

彼の導きによってアトラス院最大の演算記録装置トライヘルメスにたどり着き、そこで獅子王の目的、人理焼却とはそもそも何なのか、そしてマシュに力を与えた英霊の正体(後述)と対面するのです。

(秘匿の研究)発端と真相



トライヘルメスを起動したホームズは、まずすべての発端であるという「2004年の聖杯戦争」すなわち特異点Fについて語ります。FGOにおける聖杯戦争の勝者は、原作と異なり本物の願望機としての聖杯を手に入れたと記録されていました。その勝者とはカルデアの前所長マリスビリー・アニムスフィア。

マリスビリーが聖杯をどう使ったのは定かではありませんが、ひとつ明らかなのは聖杯戦争時、彼は助手としてDr.ロマンを連れていたという事実。そして2004年以前のロマンの情報は万象を記録するトライヘルメスにすら存在しないということ。ホームズはこのことからロマンに対して疑念を抱いていると言います。

また続いて明かされたシールダーの真名は後ほど詳しく触れます。

獅子王の持つ聖槍ロンゴミニアドとは何なのか?

ロンゴミニアドの真の姿は世界の果てに立つ塔獅子王の持つ聖槍はいわばその子機のようなものです。「最果ての塔」は人間の世界を星に縫い付ける役割があり、仮にその表層が剥がれてしまうと世界は神代まで逆戻りしてしまうといいます。

ホームズとトライヘルメスによれば現在の聖都は聖槍そのものであり、聖抜によって都市に入れられた人々は決して保護されたのではなく、「最果ての塔から逃さないように閉じ込めた」というのが真相でした。

塔としての聖槍には500人が収納できるといいますが、それは生命として生き続けるのではなく、獅子王の思う「善き人間のサンプル」として管理されることを意味します。

今はまだ聖槍は完全に塔として機能していませんが、完成には一刻の猶予もありません。

(神王オジマンディアス)太陽王オジマンディアスとの邂逅

1.ランスロットとの遭遇

アトラスから地上に出た一行はランスロットの率いる部隊に遭遇が、アトラスで得たマシュの真相によりランスロットを懐柔することに成功します。一行はランスロットに連れられ、彼が秘密裏に匿っていた難民たちのキャンプに着きます。

2.ダ・ヴィンチちゃん再び

キャンプで一行を出迎えたのは特攻で散ったはずのダ・ヴィンチちゃん。実は爆発のとき咄嗟にランスロットが美女の姿をしているダ・ヴィンチちゃんを庇っていたのでした。ランスロットの女好きによって助かったのも事実ですが、マシュには激しく罵倒されます。

マシュはアトラスで得た聖槍の真実をダ・ヴィンチちゃんに伝えます。ダ・ヴィンチちゃんはホームズの推理をさらに発展させ、獅子王は聖槍を人理焼却に耐えられる「宇宙コロニー」として使うのだ、と分析します。あらかじめ獅子王から真意を伝えられていたランスロットもそれを肯定したことから、獅子王の目的がここで判明しました。

それでも懸案事項は戦力不足。ここで主人公は皆にオジマンディアスへの協力要請を提案します。皆は反対しますが、ランスロットはオジマンディアスは勝算のある方に付くと分析し、一行は再び太陽王の神殿へと向かうことになります。

3.太陽王との交渉

玉座に辿り着いた一行の目的を知るオジマンディアスはそれを空想だと笑い飛ばします。しかしはぐれサーヴァントとして特異点を旅してきた三蔵ちゃんは、オジマンディアスは獅子王とは違い真に民を尊ぶ王であると見抜いていました。そして神王なら民だけでなく世界ぐらい救ったらどうかとも。

オジマンディアスはその諫言を聞き一行が世界救済に足る者かを試すと言って、聖杯に血を注ぎ、自ら魔神柱アモン・ラーに変身します。

魔神柱を下した主人公たちは、最後の試練としてサーヴァントの姿のオジマンディアスと戦うことに。そして力を示した一行に対し、オジマンディアスは褒美として聖杯を渡し、共闘に合意します。

(決戦前夜)聖徒攻略戦へ

カルデア勢・ハサン達と’山の翁’・ランスロットの部隊・そこにオジマンディアスも加わり、戦力はついに整いました。決戦前夜の山の民の村では各々が明日の聖都攻略に向けてそれぞれの胸の内を語り合いながら夜を明かします。

(第17節)レプリカ

1.開戦

‘山の翁’の力と思しき砂嵐を味方に、反聖都連合軍は進撃を開始。
時を同じくして砂嵐で太陽が隠れた聖都正門では、ランスロットの前に現れ戦闘を始めます。

聖都軍の混乱に乗じて三蔵ちゃんが宝具で正門を破壊し、マシュ達は一気に市街地へ進軍。

それを見届けた玄奘三蔵は魔力を使い果たし、俵藤太に看取られながら英霊の座へと還っていきました。

2.最果ての塔

聖都の敵を倒しながら進撃を続けるマシュ達連合軍でしたが、玉座では獅子王がついに聖槍の起動を始めてしまいました。

浮足立つ一行の前に「約束通り」再びモードレッドが現れます。激戦の末ベディヴィエールは「王の戦力には弱すぎた自分」と、「王の嫡子として焦がれながら拒絶される」モードレッドを重ね合わせ、王に憎まれたまま王に仕えるという彼女の生き方を賞賛し、引導を渡しました。

3.ファラオの裁き

モードレッドを倒しても聖槍の起動は止まりません。万策尽きたと思われたとき、ついに太陽王の神殿でオジマンディアスが動きます。神殿から砲撃を繰り返し、聖槍の外郭を破壊しようとします。攻撃を受けた聖都は聖槍による反撃を行いますが、ニトリクスが自身の宝具でもある冥界の鏡で防ぎます。

ニトリクス作った好機をオジマンディアスは見逃さず、宝具「光輝の大複合神殿」を聖槍に対して発動EXランクの宝具威力によって聖槍の外郭は吹き飛びますが、同時に大きすぎる負荷によってオジマンディアスとニトリクスもまた、消滅していきました。

4.呪腕のハサン

獅子王を倒し聖槍を完全に停止させるためさらに進軍を続ける一行。しかし突如トリスタンが襲いかかります。村人たちを惨殺した仇敵として一行は戦いますが、トリスタンは聖槍起動までの時間稼ぎのためにのらりくらりと攻撃をかわすだけ。

そこに駆けつけたのは呪腕をはじめとしたハサン達。一行はハサン達にその場を任せ、さらに先の玉座を目指します。

5.女神ロンゴミニアド

王城を駆け抜けついに玉座に辿り着いたマシュ達。眼前には獅子王アルトリア・ペンドラゴンが待っていました。彼女は聖槍を開放し、玉座の背後に広がる「世界の果て」を皆に見せつけます。

獅子王は推測通り聖槍を最果ての塔として使い、人理焼却後も「善き人間の資料」を保存することが目的でした。聖槍を長く持ちすぎた彼女の思考はすでに神に近いものになっており、人間を愛するがゆえに失うことが耐え難く、ゆえに聖槍に封じ固定し保存する。それが彼女の真意でした。

生命を停止させることで永遠を与えるという獅子王をマシュは真っ向から否定します。これまでの旅で見てきた人間たちの死=終わりは決して無価値なものではないのだと。

6.白亜の城と忠義の騎士

獅子王の宝具「最果てにて輝ける槍」を自身の宝具で受け止めるマシュ。しかし圧倒的な威力に徐々に押されていきます。主人公は 特異点Fのセイバーオルタ戦のように、マシュとともに盾を支えようとしますが、ベディヴィエールがそれを制しました。

主人公の代わりにマシュと盾を支えるベディヴィエールは、白亜の城たる彼女の宝具のあり方を説きます。ガウェインの守っていた正門と同じように、持ち主の心に一切の迷いがなければ決して崩れない城壁となる。それがマシュ=ギャラハッドの宝具の本質。

ベディヴィエールの言動を訝しむ獅子王に対し、彼はアガートラムの輝きを見せつけます。獅子王を含めた全員はそれが聖剣エクスカリバーであることに気づき、同時にベディヴィエールがサーヴァントではなく「ただの人間」であることをロマンが看破します。

すべての真相が明らかになり、ついに最後の戦いが始まりました。

第6章最終節タイトル「レプリカ」の意味とは?

出典:https://www.amazon.co.jp

最終節のタイトルである「レプリカ」。唐突に出てきた意味深なワードには様々な考察がなされました。

Ifの存在の「女神ロンゴミニアド」を指して「アルトリアのレプリカ」、聖槍に収納される善き人間の標本を指して「人間のレプリカ」など、人によって捉え方は多様です。

実際はFate/GOの主題歌「色彩」を歌う坂本真綾さんの曲「レプリカ」が由来であることが原作者奈須きのこ氏によって明かされています。その歌詞はFGOのストーリーや6章でのベディヴィエールを強く連想させるもので、きのこ氏はこの曲をライブで聞いて衝撃を受け、6章のシナリオを書き直したということでした。

ネタバレ注意!マシュに憑依した英霊の真名とは?



マシュに憑依したシールダーのサーヴァント。その真名は「ギャラハッド」ランスロットの息子にして円卓の騎士の中で唯一聖杯探索を成功させた英霊です。マシュが6章でキャメロットに関する様々な事柄に違和感を覚え、また相対した円卓の騎士たちが意味深な発言をしていたのはすべてこの伏線。

そしてマシュの持つ十字の盾は、ギャラハッド召喚の触媒となった「円卓」そのものだったのです。円卓である盾はあらゆる「英雄」を召喚する触媒として機能し、主人公がFate他作品では考えられないほど多くのサーヴァントと契約出来るのもこの盾のおかげでした。

圧巻の演出の新宝具



これまでは「仮想宝具 擬似展開/人理の礎(ロード・カルデアス)」だった宝具も、真名が判明してからはギャラハッド本人の宝具である「いまは遥か理想の城(ロード・キャメロット)」に変化・強化されています。

「いまは遥か理想の城(ロード・キャメロット)」はFGO内では初めて正面からのカメラ視点を使った宝具演出になっており、盾を構えたマシュを中心にキャメロットの城壁が展開していく様はまさに圧巻。また宝具と同時にスキルも強化されたため、これを機にマシュはゲーム的にも高レアサーヴァントに匹敵する強力な戦力に。

銀腕の騎士の忠義と贖罪!感動のラストと最後の聖杯

真の忠臣ベディヴィエール



6章の主役はベディヴィエールといっても過言ではありません。彼はアーサー王を失いたくない思いから聖剣の返還ができず、結果としてアルトリアを女神ロンゴミニアドへと変貌させてしまいました。彼はエクスカリバーを抱えながら王を探し聖剣を返すため、本編に至るまでの1500年間たったひとりで贖罪の旅を続けていたのです。

エクスカリバーは持ち主の老化を止めますが、魂と精神の劣化まではとまりません。しかしベディヴィエールは王への思いと執念のみで肉体を動かし続け、アヴァロンへ、そして第6特異点へ至ります。
クライマックスではついに聖剣を獅子王に帰し、それによって獅子王はアルトリアとしての記憶を取り戻してベディヴィエールへ労いの言葉を掛けます。

その言葉を聞いたベディヴィエールは、不老を与えていた聖剣の返還により穏やかな笑顔で朽ちていきました。第6章はベディヴィエールの長い贖罪の旅が完結した大団円ですが、その過程には多くの犠牲や痛みが会ったことを思うと切なさを感じずにはいられません。

最後の聖杯はどこに?

神に近い、魔術王と同等の視界を得た獅子王は、魔術王の居城は正常な時間の外にあると言います。そしてその座標を示すものは第七の最後の聖杯であることも。最後の聖杯だけは魔術王が自ら、自分の生きたより前の時代に送ったもので、これこそが人理焼却の土台となるものだと言います。

カルデアへ帰還したマシュ達に、獅子王からの情報を元にロマンが第七特異点が特定できたことを告げます。それは紀元前2600年の古代ウルク。Fateシリーズでは神代と呼ばれる時代で、かのギルガメッシュが生きた時代でもあります。

魔獣や神が当たり前に闊歩する神代で相対する「最大の悪」とは果たして…?
Fate/GOの物語もついに終局へ向かいます。

レプリカ
レプリカ
posted with amazlet at 17.04.20
坂本真綾
flying DOG (2014-08-20)
売り上げランキング: 73,625